【CRISIS】かなり【MOZU】感満載 【SP】【BORDER】にも似てる? 徹底比較
最近、低迷が続いて迷走している様子のフジテレビ。
起死回生のドラマとして投入したのが【CRISIS 公安機動捜査隊特捜班】。
しかし、放送が始まるやいなや過去のドラマに似ていると、SNSでは大騒ぎ。
その過去のドラマとは、【MOZU】。
つい最近まで、スペシャルドラマや映画が上映された【MOZU】なので、イメージは残っていますが、西島秀俊さんの存在が、それを半端なく漂わせているのです。
そして、石田ゆり子さんまで登場となると、制作スタッフはそのあたりを考えなかったのでしょうか?
それとも、敢えて【MOZU】に挑んだのでしょうか?
そこで、【CRISIS】【MOZU】【SP】【BORDER】を比較してみました。
【CRISIS】かなり【MOZU】感満載! 【SP】【BORDER】にも似てる?
【CRISIS】に登場する公安機動捜査隊とは?
現存する組織です。警視庁にしか存在しません。
警視庁公安部に所属する組織で、公安部の執行隊として設立されています。
メインは、爆発物等などのテロ事件の捜査や活動、化学兵器のテロの研究などを担当。
また、公機捜は警視庁きっての「エリートインテリ頭脳」の集団。捜査のほかに化学兵器テロに関する研究や、それに対応する機材の開発も行う。海外派遣や外国製の機材を扱うため、相当な英語能力が必須。
【MOZU】に登場する警視庁公安部って?
公安警察を担当する警視庁の部署。(【CRISIS】の公安機動捜査隊が属する上の組織。)
「公共の安全と秩序」を維持することを目的としており、主に国家体制を脅かす事案に対応。
公安捜査は、公安警察官のみで行い、いつもは、監視対象団体の集会の視察や構成員をおっています。(新興宗教などの偵察とかですね。)また、公安警察官は、他部門の警察官が同じ事件を扱っていたとしても、情報交換をせず秘密主義的。
ということは、基本的に爆発物&化学兵器を扱うテロ対策部署で、かなり「賢い」方で、秘密を守れない方でないといけません。
【BORDER】は警視庁刑事部
主人公の石川安吾(小栗旬)は、警視庁刑事部捜査一課第二強行犯捜査・殺人犯捜査第4係第一班の刑事。階級は巡査部長。
ある事件で頭に銃撃を受けた事により、その時から死者と交信する能力が発生。ただ、弾丸は摘出されず脳内に留まったままだ。
【SP 警視庁警備部警護課第四係】
主人公の井上薫(岡田准一)は、警視庁警備部警護第四係機動警護班に所属する、特殊な能力を備えたSP(セキュリティポリス)。
シークレットサービス(Secret Service)は「SS」なので、セキュリティポリス(Security Police)なので「SP」。
「Security Police」は、英語だと「公安警察」の意味になる。
国会に議席を有する日本共産党以外の政党の代表者、来日する要人等、警護対象者が自宅を出てから帰宅するまでの、身辺警護が専門。部隊は近接保護部隊と先着警護部隊の2つからなり、公安警察や所轄警察署と連携を取りながら警備をする。
ということで、【CRISIS】と【MOZU】が公安、【BORDER】は刑事、【SP】は要人警護と、重なるドラマが2つ。
う〜ん、どうしても似通ってしまうのでしょうか…
原作・脚本・スタッフなどを見てみましょう。
CRISIS MOZU BORDER SP
原作 原案・金城一紀 逢坂剛
原案・金城一紀 原案・金城一紀
脚本 金城一紀 仁志光佑 金城一紀 金城一紀
監督 羽住英一郎
橋本一
波多野貴文
本広克行
演出
鈴木浩介
白木啓一郎
波多野貴文
藤本周
プロデューサー 笠置高引
津村昭夫
牧野力
松本基弘 高井一郎
制作 カンテレ TBS・WOWOW テレビ朝日 フジテレビ
出演者
小栗旬
西島秀俊
西島秀俊
香川照之
小栗旬
青木崇高
岡田准一
真木よう子
田中哲司
野間口徹
真木よう子
池松壮亮
波瑠
遠藤憲一
堤真一
松尾諭
石田ゆり子
長塚京三
長谷川博己
小日向文世
野間口徹
浜野謙太
神尾佑
野間口徹
※【MOZU】に関しては、シーズン1&2の制作陣。スペシャルドラマ・劇場版に関しては、メインの制作陣は同じです。
こうして見ると【MOZU】以外は、見事に『原案・金城一紀』さんとなっています。原作がなく原案となっているので、演出的に似てくるのも仕方がないかもしれません。ただ正直なところ、【BORDER】に関しては、あまり似ているとは感じませんでした。設定が異なるためかと思います。
【CRISIS】&【MOZU】のデジャヴ
原作が異なり、監督も異なる2つのドラマが似ていると感じるのは、以下の点でしょう。
- 出演者が重なっている(西島秀俊、石田ゆり子)
- 公安が舞台
- アクションが多い
【CRISIS】&【SP】のデジャヴ
- 原案が同じ
- アクションにカリ・シラットという武術を取り入れている
アクションに関しては、フィリピンの国技「カリ」と、東南アジアの伝統的武術「シラット」を組み合わせた武術のトレーニングを重ね、ドラマに取り入れています。
これが取り入れられたのは、原案の金城一紀さんが習得されていらっしゃるから。
どちらも、素手はもちろんですが、棒やナイフ、紐といった武器も使用し、アメリカの機関でも取り入れている実践的なものです。
そりゃ、似てきますよねぇ〜
出演者に関しても、公安&西島秀俊さんでは、どうしても【MOZU】になってしまいます。
物静かなキャラ設定、セリフの少なさ、石田ゆり子さん…わざわざ【MOZU】を意識しているのか、狙っているのかと勘ぐりたくなります。
SNSでは
BORDERの野間口さんが、CRISISでランクアップされててうれしい
この小栗旬は
#BORDER を超えている気がするBORDERでは宇田川姓の登場は第7話、警察官が犯人は第4話 なんだなぁ
小栗旬の人間性がBORDERに見えて仕方がない
野間口さんSPもBORDERもCRISISも出てる
『CRISIS』は『BORDER』の金城一紀。『BORDER』やってた小栗旬と『MOZU』やってた西島秀俊が共演なんだね。 面白くなって当然だろう
CRISISは、BORDERの脚本の人だったから見てみたけど、期待通りで面白い
SP、BORDER、CRISIS 金城さんの作品ってあり得ない設定だけど、この緊張感がいいんだよね
CRISISに岡田くんがいそうでいないのが、本当に残念でたまらない…
岡田くんとハセヒロはいつから出て来るの? ワクワクする!
小栗くんと野間口さんといえば、BORDER思い出す!
西島さんの相手が石田さんって。やっぱりMOZUを彷彿とさせる。長谷川さんも香川さんも出てきて欲しい
長谷川博己が、いつ「チャオ〜クラキ〜」って出てくるのかなぁ
やはり、同じような反応ばかりなんですよね。
【MOZU】の原作である「百舌シリーズ」を読破し、すべてを見た人にとっては、とても微妙〜なドラマなのです。中途半端な【MOZU】感が、どうしても微妙…
いつ、どこで、どういった違いを見せてくれるのか、金城一紀さん、期待してます!
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