【おんな城主直虎】14話の視聴率とあらすじ!直虎と政次の策戦!後見になれる?なれない?
【おんな城主直虎】の14話が4/9に放送されました。
今回のお話では、直虎と方久・政次と禰宜の知恵の出し合いが描かれ「どこを改善するのか」により、勝敗を分けることとなりました。
一難去ってまた一難…。
次回も直虎に「おんな大名」との戦いが襲い掛かります!
ここでは【おんな城主直虎】14話の視聴率とあらすじをご紹介します。
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【おんな城主直虎】14話の視聴率
【おんな城主直虎】14話の視聴率は12.9%。
政次「百姓たちの不満を収める」
直虎「井伊谷の民たちが潤うことを目指す」
この策の違いによって結果が大きく変わることとなりました。
【おんな城主直虎】14話のあらすじ
方久(ムロツヨシ)を家臣に迎え入れるという策を提示し、他の家臣たちから反発を買ってしまった直虎。
井伊の百姓たちは今川に徳政令を求め、蜂前神社の禰宜(ダンカン)と相談して直訴を申し出た。
今川から徳政令が出れば百姓たちは今川の支配を望み、瀬戸・祝田村が今川のものに。
そうなれば誰が治めるのか…?
「民の狼狽えを隠れ蓑にした小野の乗っ取りでは?」と直虎・方久は疑った。
政次は、しの・なつ、新野の長女・あやめ(光浦靖子)に所領の件を説明。
井伊は借金のため、方久に強く言えないのだと伝え、自分に後見をさせてもらえたら必ず土地を返すと約束した。
そして三河の一向一揆で家来までもが家康(阿部サダヲ)に刃を向けたことで、味方に刃を向けられるのは恐ろしいことだと怪しい笑みを浮かべるのだった。
直虎と方久の策とは…?
直虎は和尚の元へと行き、ある策を見せ力になってほしいと話した。
直虎と方久は、仮名目録にある今川のある掟に起死回生の策を見出したのだ。
小野に乗っ取られる前に、と意気込んでいた。
翌朝、井伊家に政次・直之・六左衛門・方久が集まった。
「瀬戸・祝田両村を返し、方久を家臣から外す。でなければ後見は任せられない」これが新野・中野両家の総意であった。
では誰が後見に?
「頼りになる但馬に頼む」と、直虎不在の場で色々な話が進んでいることに直虎は不満を隠せなかった。
そして政次から、今川よりの命を渡された。
そこには高利貸しに苦しむ民の為に徳政令を発布せよ、という内容が書かれていた。
「発布…。発布したいのだが…」と渋る直虎。
方久が「土地を寄進した」と話すと困惑、今川の掟にある「寺領は守護不人」という寺社の特権を利用した。
これには政次も驚き、「駿府に返事をしておく」と怒りを見せ去った。
直之・六左衛門にも「なぜそのようなことをしたのか!」と問いつめられるが、政次がこれまでどのようなことをしてきたのか考え、土地も返しては貰えず但馬のものになると決まっていると話した。
これからの井伊のために方久に土地を預ける。
井伊には金も人もない。
成り上がってきた方久のような、新しいやり方が必要なのだ!と訴えかけた。
百姓たちを動かす禰宜の指示
政次は蜂前神社へと文を出し、それを受け取った禰宜は神社に集まっていた百姓たちへ「井伊に命じた徳政令が骨抜きにされた」と報告。
「商人に売られたのだ!」と百姓たちは大騒ぎ。
何か手立てはないのか?と禰宜に相談し…。
その頃、直虎は書物などを読み漁り新野の娘たちに渡せる領地がないか調べていた。
母・千賀の化粧料地はどうであろうかと相談し、千賀は困惑した。
そこへ「今川の徳政令を受け入れると記したものを示せ。方久の命はない」と下手くそな字で書かれた文が届き、方久が連れ去られていた。
誰かが入れ知恵している、と察した直虎は屋敷を飛び出した。
そこへ、直虎の「井伊の為に新しいやり方が必要」という言葉が気になっていた六左衛門が直虎を訪ねてくるが、瀬戸村に1人で行ってしまったと聞いて心配する。
直之に相談するが相手にされなかった。
直虎はまず瀬戸村へと向かったが、村には誰もおらず隠れてしまったのだと悟る。
祝田村にも行ってみるが、人っ子一人おらず駆け回りボロボロになった。
「逃散」という抗議行動をされてしまったのだ。
雨も降ってきて、悔しい思いをする直虎。
要求を受け入れる覚悟をした。
直虎を救う、謎の「亀」
蜂前神社へと向かった直虎は徳政令の発布をすると書き示すが、その時風が吹き鈴の音が鳴る。
ふと横を見ると、どこからか「亀」が現れ書いていた紙の上に居座ってしまう。
「かめ…?」
直虎は、直親が「喜びが続くよう井伊を守る。井伊の姫に捧げる」と約束してくれたことを思い出す。
「これは違うか?亀?我も違うと思う」と新たな決意をし、神社を後にした。
動かなかった亀もゆっくりとその場を去るのであった。
直虎の提案
瀬戸村へと戻った直虎は、田植えを待つ稲の苗を発見。
傑山が現れ、頼みがあると言い「瀬戸村を取り返す!田植えをしなければ!」と意気込んだ。
僧侶たちに手伝ってもらえるよう頼みに行き、苗が育ちすぎると百姓には命取りである・出てきたところを一気に捕らえる、として瀬戸村へ舞い戻った。
その頃、隠れている百姓たちはもうやめ時なのでは?だがここで戻ったら、方久を誘拐してしまったことはどうなるのかと心配していた。
苗の心配をする者もいたが、足元を見られるだけだと制されてしまう。
この状況に政次は2.3日粘ろうと提案するが、禰宜から百姓の中に不安が広がってきていること・田植えのころで戻りたいものもいると聞かされる。
そして、直虎が僧侶たちを連れて瀬戸村へと向かっている知らせが届いた。
百姓の一人が苗を心配して村へと戻ると、直虎たちが到着したところで何を始めるのか観察した。
急いで隠れ家へと戻り、他の百姓たちにその話をしみんなで様子を見に行くことに。
そこには田植をしている直虎たちの姿が。
百姓たちを見つけた直虎は「稲が育たないとこちらも困る」と話した。
だが「借金の為に村を売った、こんなことをされても許さない」と言う百姓たち。
直虎は「借金を無くすためだけでなく、村の返済のため」と訴えかけた。
「目先の話ばかりしていてはダメ。徳政令が出れば借金は無くなるが、その先人もいないでどうするのだ。」
「禰宜とどちらを信じる!?」
「方久は何を考えているか分からない。しかし、金を生み出す意地のため必ず村を潤すと信じている」
「清風払明月 明月払清風」
「風と月は諍うのではなく、一体。みんなとそうでありたい。そういう井伊を作りたい。そう思ってくれないか」
これを聞いた百姓たちは泣き、みんな田植えをやりだす。
瀬戸村の百姓で仕切っていた甚兵衛(山本學)は直虎の前に跪き、「今日の事は生涯忘れない。老いぼれだが村が潤うよう力を尽くす」と泣いた。
心配でずっと見守っていた六左衛門は直虎に感化され、田植えを手伝うことに。
いきなり田んぼで転び、心配する直虎に「某は武術はからっきし。それに馬も下手で、父からは愛想をつかされた出来損ない。井伊の為にせめて苗の植え方を覚えたい。教えてほしい、殿!」と泣きながら頼んだ。
村人との和解、しかし…
その様子を見ていた政次と禰宜。
「厄介な相手だ」
「昔から知っている…」と政次は複雑だった。
田植えが終わり、村からの望みを聞く直虎。
「字を教えてほしい」と言う要求に、届いたてがみの字の下手さを思い出す。
そして「方久は!?」とみんなに忘れられているのだった…。
母・千賀は、しの・なつ・あやめを集め、新野に千賀の化粧料地・しのに川名の土地を与えると、これが井伊の精一杯であると話す。
あやめは満足げに納得するも、しのは「祝田でなければ意味がない。返してもらえないなら後見とは認めない」と去ってしまう。
直虎は和尚に起こった出来事を報告。
竜宮小僧が亀を放ってくれたのでは?と言われる。
「また助けてほしい。一番厄介なことが残っている」と困り顔。
そしてその頃、駿府・今川では寿桂尼が小野からの報告を受けていた。
今回の事で怒った寿桂尼は、「謀反の可能性がある。申し開きに来させよ」と直虎を呼び出すのだった…。
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