ドラマ「そして誰もいなくなった」のあらすじ・キャストは?渡瀬恒彦さん遺作と「9係」の行方
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2時間サスペンスの「十津川警部シリーズ」や「タクシードライバーの推理日誌」をはじめ、「おみやさん」などでお馴染の渡瀬恒彦さん。2017年3月14日、72歳という若さでお亡くなりになりました。
揺るぎない正義感とあたたかな人情をにじませる、独特の存在感。比類なき俳優さんでした。とてもさびしいですね。
4月から出演予定であった【警視庁捜査一課9係】は主演を失っていったいどうなるのか?
また注目が集まるのが、渡瀬さんの遺作となるドラマスペシャル【そして誰もいなくなった】(3月25・26日二夜連続放映)。ミステリー作家・アガサクリスティの代表作を日本で初めて映像化した作品には、渡瀬さんをはじめ豪華なキャストが集結! あらすじ、キャスト、見どころについてご紹介します。
4月スタートの【警視庁捜査一課9係】。渡瀬さん演じる主役・加納係長を失っていったいどうなるの?
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2006年から始まり、今年で12年めの新シリーズを迎える【9係】。ドラマの要はもちろん、渡瀬恒彦=加納倫太郎係長。イノッチこと井ノ原快彦演じる浅輪巡査部長をはじめ、小宮山(羽田美智子)や村瀬(津田寛治)ら、ひとクセもふたクセもある刑事たちが、事件を解決していきます。昼行灯だなんていわれつつも、肝心なところではしっかりみんなをまとめていた人情味あふれる係長がいなくなってしまったら、【9係】はいったいどうなるのでしょうか?
今季は、法医学の権威・黛に竹中直人、加納係長の天敵・早乙女に野際陽子を迎え、イノッチ浅間刑事のかつての恋敵!? 中村俊介も出現し、ますます面白くなりそうだったのですが、物語の行方がどうなるかが気になります。
生前、渡瀬さんは【9係】について、こんなコメントを寄せていたそうです。
とっても思い入れのあるドラマだったんですね。
倫太郎の役作りといっても、作っていない部分もありますから(笑)。自然と役には入っていけますね。12年目を迎える「9係」は僕にとって、「やらせてください、やりたいんです!」と言いたい作品。そういう存在です。
娘役の中越(典子)さんの妊娠を聞いて、改めて僕は親は娘に対して何も出来ない存在だな、と思いましたね。娘が“こうしたい”と言うと、ああ、そうかなと。やめなさい、と言える人は少ないと思うんです。最終的に決めるのは本人、その本人が幸せになるのがベストだと。そんな気持ちになりました。
今回のみどころは竹中(直人)さんが入ったり、中村(俊介)さんが出演することでイノッチと中越さんの関係がどうなるのか、というところでしょうか。竹中さんとは…会いたくないですよ(笑)。それは冗談ですが、これまで2、3回共演したことがあります。彼は彼ならではのお芝居をする方なので、今回も共演がとても楽しみです。
「9係」は野際(陽子)さん、里見(浩太朗)さん、伊東(四朗)さんといったベテランの方が出演することをとても楽しみにしてくださる。それが僕にとってもうれしいですね。
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撮影途中の【9係】はどうなる?
渡瀬恒彦さんの訃報が報じられた3月16日、テレビ朝日の公式発表がなかなか発表されなくてずっとヤキモキさせられましたが、夕方になってやっと“【9係】は予定通り、4月から放映する”旨の発表がありました!!
あー、よかった! でもストーリーはそのままってわけにはいかないですよね? 加納係長がどこかに行っている設定で仕切り直すのでしょうか?
そしてなんと渡瀬さんは、お亡くなりになる前日も【9係】の打ち合わせをしていたそうです。その後容体が急変したとか…。無念でしょうね。でも加納係長! 浅間くんと倫子さんのことは、われわれ【9係】ファンが代わりに見守りますので安心してください!
3月28日(火)、テレビ朝日の早河会長が【9係】の今後について言及したというニュースが報じられました。season12は1クール放送するということで、よかったです。係長不在の設定をどう調整するのか詳細は、ドラマを見てのお楽しみですね。
「テレビ朝日のドラマ全体に貢献していただいた」と渡瀬さんの偉業を称えた早河会長。4月から新シリーズもスタートする「―9係」については「9係の台本を最後まで手放さなかったと聞いています。気持ちを大事にして、今回の9係は主人公は不在という設定になりますが、5人のレギュラーに頑張っていただいて、1クール放送する予定です」とした。
文春さんから続報が! Season12の放送はいよいよ来週。回想シーンで渡瀬さん=加納係長が出演するので、絶対見逃せませんね!
「4月12日から放送される『9係』は『シーンによって過去の渡瀬さんの映像を使用させていただきます』と発表がありました。ドラマ内では渡瀬が異動したという設定にして、今後もシリーズを継続するようです。共演のV6・井ノ原快彦(40)を昇格させるという手もあるが、年齢的に難しい。『相棒』の水谷豊(64)の相手役のように、異動してきた新任を据える手法を取ると見られています。人気シリーズの『おみやさん』も同じ形になるとの見方です」(前出・テレビ誌記者)
出典:文春オンライン
4/12に放送された第1話では、別の任務を請け負うシーンと、回想シーンで渡瀬恒彦さん=加納係長の姿が!!
これからもストーリーにムリのない形で係長を出演させてほしいですね!
【警視庁捜査一課9係】は、2018年春ドラマから【特捜9】として生まれ変わります!
イノッチほかいつものメンバーに、新班長・寺尾聡が登場します!
渡瀬さん遺作ドラマ【そして誰もいなくなった】のあらすじ・キャスト・見どころ
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一方、3月25・26日に二夜連続で放映されるドラマスペシャル【そして誰もいなくなった】は、すでに撮影が終わっていました。渡瀬さんの遺作として、絶対に見逃せませんね!
【そして誰もいなくなった】は、ミステリーの女王アガサ・クリスティの代表作のひとつ。絶海の孤島に招かれた10人の客が、「10人のインディアン」の童謡の内容に合わせるようにひとり、またひとりと殺されていく奇妙で凄惨な連続殺人事件。残った者が犯人のはずだが、最後には全員死んでしまい、そして誰もいなくなった…。
この傑作のオマージュドラマは日本でもいろいろありましたが、原作の映像化としては、意外にもこのドラマが日本初なんです!
それでは、ドラマ【そして誰もいなくなった】の基本情報、あらすじ、キャスト、見どころについてご紹介します。
ドラマ【そして誰もいなくなった】の基本情報
放送日時:第一夜 3月25日(土)よる9時〜 第二夜 3月26日(日)よる9時〜
4月9日(日)19時まで無料動画配信サイト「テレ朝キャッチアップ」で配信中!
テレ朝キャッチアップ公式サイトはこちら!
放送局:テレビ朝日系
原作:アガサ・クリスティ「そして誰もいなくなった」
脚本:長坂秀佳
プロデューサー:五十嵐文郎、内山聖子ほか
監督:和泉聖治
制作:テレビ朝日
制作協力:ジャンゴフィルム
ドラマ【そして誰もいなくなった】の豪華キャスト
仲間由紀恵(役:白峰涼)
登場人物
白峰涼…家庭教師。元水泳選手で10年前に世界水泳の金メダリストという栄光を手にしたが、後に引退した。
過去の罪:5年前、教え子をプールで溺死させた
キャスト
仲間由紀恵…「TRICK」シリーズや「ごくせん」など数々の民放ドラマ、NHK朝ドラ「花子とアン」での活躍も印象的な、国民的女優のひとり。公式HPによれば、趣味はドライブとスキューバダイビング。水泳とダイビングは違うといえば違いますが、元世界水泳メダリストの役はさほど遠い存在ではないのかも。今回は、自身初の“殺される役”を演じるということでも注目。
向井 理(役:五明 卓)
登場人物
五明 卓…人気の新進ミステリー作家。
過去の罪:アマチュアボクサーだった5年前にサラリーマンを殺した。
キャスト
向井 理…バーテンダー時代にスカウト、デビュー。2010年のNHK連ドラ「ゲゲゲの女房」の漫画家・水木しげる役(役名は村井しげる)で大ブレイクし、国民的俳優となる。「ハングリー」「S -最後の警官-」「サマーレスキュー〜天空の診療所〜」「神の舌を持つ男」などのドラマで主演を務めるほか、ドラマ・映画で主演およびバイプレイヤーとしても活躍。バーテンダー時代に培った料理が得意なイメージからクノールスープなどのおいしそうなCMも印象的。
渡瀬恒彦(役:磐村兵庫)
登場人物
磐村兵庫…元東京地方裁判所裁判長。常に公正な裁きを下すことで名声が高かった。
過去の罪:7年前、担当裁判の被告人を殺した
キャスト
渡瀬恒彦…俳優・渡哲也の弟。デビュー当時は「仁義なき戦いシリーズ」などヤクザ系の役も多かったが、70年代後半より、真逆の刑事役を正義感と人情にあふれる人物として好演した。テレビ朝日の2時間サスペンス「十津川警部シリーズ」(54作)、「タクシードライバーの推理日誌」(34作)が代表的。「おみやさん」(通算シリーズ9作、スペシャル4作)、「警視庁捜査一課9係」(2017年でSeason12突入)など人気連ドラ主演も多数。胆嚢ガンに冒されていたことを発表していたが、2017年3月14日、多臓器不全により逝去。
柳葉敏郎(役:ケン石動)
登場人物
ケン石動…軍事評論家。元傭兵であり、拳銃を持って島に来た。
過去の罪:13年前、とある戦地で兵士5名を殺した。
キャスト
柳葉敏郎…1984年、劇男一世風靡”セピア”のメンバーとしてデビュー。テレビドラマ、映画で主演・脇役で幅広く活躍。昭和後半の伝説的バラエティ番組「欽ドン!良い子悪い子普通の子おまけの子」で人気は全国レベルに。80年代末から90年代半ばのトレンディドラマ「男女七人秋物語」「愛しあってるかい!」「29歳のクリスマス」、90年代末に始まった刑事ドラマ「踊る大捜査線シリーズ」のキャリアの象徴・室井慎次役でブレイク。ドラマや映画では熱く男気のある役柄が多いが、バラエティでは親しみやすい一面を見せる。
大地真央(役:星空綾子)
登場人物
星空綾子…元銀幕の大スター。芸能界を引退していたが、夫に先立たれたため復帰。
過去の罪:8年前、お手伝いの女性を殺した。
キャスト
大地真央…元宝塚のトップスター。美しい男役として人気を誇っていたが、退団後は女優としてテレビドラマや映画、舞台でさまざまな役をこなす。品格があふれ出す大物的な役柄が多い。2016年には、NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」「勇者ヨシヒコと導かれし七人」などに出演。
國村 隼(役:久間部堅吉)
登場人物
久間部堅吉…探偵で元刑事。橋元陽二という建築関係のサラリーマンを装う。
過去の罪:11年前、強盗殺人犯を殺した。
キャスト
國村 隼…1955年生まれ。独特の雰囲気と色気、迫力を醸し出すバイプレイヤーとして、多彩なドラマで活躍。NHK朝ドラ、刑事ドラマ等に多数出演。2017年には「破門 ふたりのヤクビョーガミ」「忍びの国」「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」「DESTINY 鎌倉ものがたり」という映画5本に出演予定と、ノリにノッている。
余 貴美子(役:神波江利香)
登場人物
神波江利香…東京中央救急センターの外科部長。趣味は釣り。
過去の罪:16年前、患者を殺した。
キャスト
余 貴美子…自由劇場、東京壱組という劇団を経て、テレビドラマや映画で活躍。2008年「おくりびと」、2009年「ディア・ドクター」で2年連続日本アカデミー賞助演女優賞を受賞。ヒューマンドラマからサスペンスまで主演・助演を問わず、情感あふれる演技で魅せる大女優。
津川雅彦(役:門殿宣明)
登場人物
門殿宣明…元国会議員。数々の政局に直面してきた政界の大物。
過去の罪:15年前、妻の愛人を殺した。
キャスト
津川雅彦…日活スター・沢村国太郎、女優のマキノ智子(恵美子)という両親、兄は俳優の長門裕之、叔母・沢村貞子、母方の叔父・マキノ雅弘監督という芸能人一家の一員。自身も子役から活躍していたが、早稲田大学在学中の1956年に日活『狂った果実』に石原裕次郎とともに出演し銀幕のスターとなる。以降、「必殺シリーズ」「サラリーマン金太郎」などさまざまなドラマで、重厚なヒール役から人のいいおじさんまで幅広い役柄を演じている。
橋爪 功(役:翠川信夫)
登場人物
翠川信夫…『自然の島ホテル』執事。
過去の罪:10年前、当時の雇い主を殺した。
キャスト
橋爪功…演劇集団・円代表。日本を代表する名バイプレイヤーのひとり。「京都迷宮案内」「新・赤かぶ検事奮戦記」「旅行作家・茶屋次郎」「天才刑事・野呂盆六」など人気シリーズの主演を多く務めているサスペンスドラマには欠かせない重鎮でもある。
藤 真利子(役:翠川つね美)
登場人物
翠川つね美…翠川信夫の妻。
過去の罪:夫と共謀し、10年前に当時の雇い主を殺した。
キャスト
藤真利子…サスペンスドラマでの出演が極めて多い女優。シリーズものにレギュラー出演するというよりは、犯人役など重要な役を演じることが多く、ウィキペディアによれば、なんと“火曜サスペンス劇場最多犯人役出演俳優”の記録を保持しているとか! ついつい怪しく見えてしまいますね。
沢村一樹(役:相国寺竜也)
登場人物
相国寺竜也…警視庁捜査一課の警部。事件発生から数日後に兵隊島へ捜査にやってくる。天才的な観察眼で、どんな些細な証拠も見逃さない。下調べにも余念がなく、現場を再現して検証しないと気が済まないというこだわりも。
キャスト
沢村一樹…サスペンスでは「浅見光彦シリーズ」が代表作。2017年には、月9「突然ですが、明日結婚します」NHK朝ドラ「ひよっこ」にも出演。正統派イケメンにも関わらず、「サラリーマンNEO」のセクスィー部長のようなコントやバラエティでも活躍するクセ者俳優なだけに、原作にないオリジナルの個性派警部役をどう演じるかに注目したい。
荒川良々(役:多々良伴平)
登場人物
多々良伴平…兵隊島の管轄・八丈島東署の警部補。相国寺とともに連続殺人事件の捜査にあたる。淡々と仕事をこなすタイプで捜査能力にも長けているが、現場ではマイペースな相国寺に振り回されっぱなし。
キャスト
荒川良々…大人計画所属の個性派俳優。映画・ドラマに多数出演。見た目はぽっちゃりとした和み系だが、なぜか上から目線だったり、ひねくれている役柄をお茶目に演じることが多い。2017年では、新春ドラマスペシャル「釣りバカ日誌〜新入社員 浜崎伝助〜 伊勢志摩で大漁! 初めての出張編」、「バイプレイヤーズ 〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら〜」にも出演。
ドラマ【そして誰もいなくなった】のあらすじ
ドラマの舞台は、八丈島沖に浮かぶ絶海の孤島・兵隊島に立つ『自然の島のホテル』。ホテルのオーナー・七尾審から招待状を受け取り、島にやってきたのは、元スポーツ選手やミステリー作家、医師、元刑事など職業も年齢も異なり、何の共通点もなさそうな8人。渡瀬さんはこの招待客のひとり、元裁判長を演じています。
島に到着したものの、なんとオーナーの七尾は不在。彼らを出迎えるのは執事夫婦だった。
いったい何のために招待されたのか、これから何が起きるのか?
とはいえ、まさかこの後に連続殺人事件が起こるなんて誰も思いません。振る舞われる豪華な晩餐を味わっていると、どこからか謎の声が招待客8人の過去の罪を暴き出す。不安と猜疑心が渦巻くなか、突然客のひとりが殺される! これをきっかけにひとりずつ殺害されていき、執事夫婦を含む10人が殺されてしまう…。
オーナー七尾とは何者なのか? 殺人犯は誰なのか? 目的は何なのか?
その謎を解くのは、事件を知って島に渡った警視庁捜査一課の警部・相国寺と八丈島東署捜査課の警部補・多々良の2人。どちらも原作にないキャラクターで、相国寺は天才的な観察眼を駆使して、孤島という巨大な密室で起きた連続殺人事件の謎を解く!
ドラマ【そして誰もいなくなった】の見どころ
サスペンスドラマの刑事や犯人役でお馴染みの名優が大集結! というキャストが豪華すぎ!
誰が犯人なのか最後までわからないミステリーだけあって、全員怪しく思えてしまいそう。
また原作に出てこない捜査一課の警部・と地元管轄の警部補が事件を解決するということで、どのように真相が究明されるかに注目です。沢村一樹演じる警部・相国寺は、現場検証をしないと気が済まなかったり、リサーチも細かいという設定なので、視聴者もいっしょに謎解きを楽しんでいけそうですね。
残念ながら、これが遺作となってしまった渡瀬恒彦さん。刑事など事件を解決する役を演じる渡瀬さんも今回は珍しく被害者かつ容疑者役。記者発表に出席できなかった渡瀬さんは、この作品について次のコメントを寄せていました。
ひとクセもふたクセもある一騎当千のツワモノ達、中に置かれた高山の花、水辺の花、温室の花。仕上がりはどうなっているのか、4時間、TVの前にお座り下さい。
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何やら謎めいていますね。渡瀬さんの渋い演技と、最後に残してくれたヒント? をもとに4時間楽しみましょう。
ドラマ【そして誰もいなくなった】の視聴率
3月25日の第一夜の平均視聴率は15.7%、3月26日の第二夜は13.1%でした!
渡瀬恒彦さんのラストの告白シーンは、鬼気迫るものがありましたね。
コメント
コメント一覧 (3件)
それから、「タクシードライバーの推理日誌」は、39作です。
渡瀬さんの凄まじい役者魂に、違う意味で開いた口が塞がらない状態でした。
これが遺作となったことが偶然なのか?
悪人から始まって、刑事や探偵などが落ち着き、また原点に戻って凶悪犯で締めくくる役者人生。
放送前は主演仲間由紀恵と言っていたけど、実質渡瀬恒彦主演。
そして、現実か演技かわからなくなってしまったあのシーン。
本人の遺言とでもいうべきセリフ。役も・・・・(涙)
死去1月前の演技とは思えないすごい演技。
惜しい人を亡くしました。72歳なんて若すぎる!それも、お兄さんより早く。
もっともっと見ていたかった方でした。まだ亡くなったことが信じられません。
他の皆さんも名演技で、ストーリーも面白く、まさに「最高傑作の芸術作品」ですね。
渡瀬恒彦さんの生き様すごいです。『そして誰もいなくなった』役者魂の集大成ですね。松田優作さんや藤田まことさんと重なるけど・・・笑えないユーモアー凄いキャストで盛り上げられていて楽しかった。
ダイイングメーッセージ・・・有難うございました。
ご冥福をお祈りします。