【ハンドメイズ・テイル】シーズン1 6話「女の領域」

【ハンドメイズ・テイル】の6話「女の領域」では、メキシコから通商代表団がギリアド共和国を訪れます。メキシコでも出生率はゼロに近く、子供が誕生しているギリアドに助けを求めにきているようでした。

目次

メキシコの本当の目的

メキシコの通商代表団は、ウォーターフォード家を訪れオブフレッドに侍女としての生活を伺うとのこと。セリーナはオブフレッドに釘を刺し、オブフレッドもまたセリーナと司令官の視線を感じながら「優しくしてもらっている」「大切にしてもらっている」と嘘をつきます。

その翌日、メキシコ代表らとのパーティに呼ばれました。罰を受け手や目を失い見た目が悪い者以外の侍女たちは、用意された席に行儀よく座ります。すると、侍女が産んだという子供たちも呼ばれ、メキシコ代表たちは「すばらしい」と目を輝かせました。

しかし、オブフレッドはこの席で通商とはつまり侍女がメキシコに売られるという事実を知ったのです。自分たちは物でも奴隷でもない、そう思うオブフレッドの目から涙が溢れます。

翌日、「通商」を行うということで、メキシコ代表のふたりがウォーターフォード家を訪れます。その際、オブフレッドは自分たちが置かている立場や現状、そして助けて欲しい旨を伝えますが、女性代表からは「力になれない」と言われてしまいます。

しかし、もうひとりの男性は女性代表がいなくなった隙に、オブフレッドにメモを渡し、何か書くようにいいます。「ご主人にメッセージを渡します。何でもいい、頼むから書いてくれ」と。

オブフレッドを助けたいというその男は、まさにギリアド政府のやり方に反発する組織のひとりだったのです。

侍女を「子供を産む道具」として輸出するための通商だった

この展開には驚きでした。メキシコにはすでに子供を産める女性がいる可能性はゼロに近く、このままでは滅びるという理由で、侍女を道具として輸入してもらうため視察に来ていたのです。

オブフレッドが何とか助けて欲しいと頼みましたが、メキシコ女性代表としても国を守りたいという思いから、泣く泣くごめんなさいと謝るばかり。

ただ、それ以降侍女が輸出されている描写はないので、今後そのようなことが起こるのか、または取りやめになったのかも。

アメリカでは【ハンドメイズ・テイル】が放送された後、大きな反響を呼びました。近未来を描いているといった意味でも、少子化が進んでいる現代だからこそ考えさせられるドラマですね。

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作品情報

【ハンドメイズ・テイル/侍女の物語】
【配信】Huluプレミア 毎週水曜日更新
【原作】マーガレット・アトウッド小説【侍女の物語】

(記事内の画像出典は公式サイトより)

 

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