NHKドラマ【4号警備】のキャストとあらすじ!時間帯移動で高視聴率狙いか?
2017年4月スタートの新ドラマ【4号警備】。
NHKの土曜ドラマが夜21時から夜20時台にリニューアル。
その第一弾として、民間警備会社のボディーガードによる「身辺警護」を描きます。
この「4号警備」は、ちゃんと「第四号警備業務」として日本の警備業法で認められています。
これを聞くと、何かすごそうな仕事だと思いませんか?
そんなボディーガードをどういう風に描いてくれるのでしょうか。
主演は大人気の窪田正孝さん。窪田さんのバディ(相棒)に北村一輝さん。片岡鶴太郎さんと木村多江さんが、しっかりと脇を固めてくれます。
今回はドラマ「4号警備」のキャストとあらすじをまとめていきます。
NHKドラマ【4号警備】の基本情報
放送時間:毎週土曜20時15分~
放送開始日:4月8日(土)
放送局:NHK総合
放送回数:全7話
作:宇田学 (「ボーダーライン」「99.9-刑事専門弁護士-」)
制作統括:須崎岳 藤澤浩一
演出:石塚嘉 松園武大 宇佐川隆史
音楽:蓜島邦明
NHKドラマ【4号警備】のキャストと登場人物
朝比奈/窪田正孝
身体能力に優れた、明るくノリの軽い若者。警察官出身だったが”挫折”して警備の世界に入った。
窪田正孝…1988年生まれ 。母の勧めで『De☆View』を通してオーディションを受けてスターダスト・プロモーションへ入る。初ドラマの2006年のフジテレビ系ドラマ『チェケラッチョ!! in TOKYO』でいきなり主演デビュー。2014年のNHKの朝の連続ドラマ『花子とアン』で知名度が上がる。それ以降も『デスノート』など多数の作品に出演。見た目と違い、筋肉質の体格。オリコンスタイルの「2015ブレイク俳優」を受賞、同年「Yahoo!検索大賞」も受賞している。
石丸/北村一輝
元会社社長の冴えない中年男性。慎重過ぎる正確から「臆病者」と言われている。
北村一輝…1969年生まれ。19歳で上京し、俳優を目指すが挫折。4年間海外を放浪し、再度俳優を目指し、1990年のドラマ『キモチいい恋したい!』でデビュー。2003年の『あなたの隣に誰かいる』で認知されるようになった。役作りに対する意気込みは凄く、前歯を抜いたこともある。
池山/片岡鶴太郎
ガードキーパーズ警備部長。「4号警備」に対して確固たる信念を持っている。元は警視庁のSP。朝比奈と石丸の上司。
片岡鶴太郎…1954年生まれ。俳優・お笑い芸人・歌手・画家・プロボクサーと多才。俳優デビューは、1987年NHK連続テレビ小説『チョッちゃん』。実質的なデビューは、1993年フジテレビ系列の『お笑い大集合』。その後、『オレたちひょうきん族』『オールナイトフジ』で大人気になる。俳優としては、『季節はずれの海岸物語』『太平記』『終着駅シリーズ』の牛丸刑事役など、数知れない作品に出演。
本田/木村多江
ガードキーパーズ2代目女社長。亡父から受け継いだが、警備業より、アパレル事業の方に力を入れている。
木村多江…1971年生まれ。日本舞踊松本流の名取でもある。1995年舞台『美少女戦士セーラームーン』でデビュー。テレビドラマは1996年テレビ朝日系『炎の消防隊』が最初である。その後、『リング』『らせん』の山本貞子役、『救命病棟24時』『大奥』『白い巨塔』など数多くの作品に出演。CNNの「まだ世界的に名前は売れていないが、演技力のある日本の俳優7人」の一人に選ばれている。
上野由宇/阿部純子
ホテルのフロント係だったが、ストーカーに狙われ、朝比奈・石丸に助けを求める。後に、ガードキーパーズの社員となる。
金沢茜/濱田マリ
ガードキーパーズの金庫番。
遠藤恵輔/高木渉
ガードキーパーズ警備部のリーダー格。本田や金沢に頭が上がらない。
山田剛志/神戸浩
朝比奈が住むビルの清掃員。
松下楓/久保田紗友
石丸の娘、高校生。両親の離婚後は、母親と一緒に住んでいる。
江本六郎/麿赤兒
格闘技ジムのオーナー。そのビルの2階に朝比奈が住んでおり、面倒を見ている。
小林三喜男/賀来賢人
朝比奈の過去に関わる男。
NHKドラマ【4号警備】のあらすじ
警備会社「ガードキーパーズ」の警備員・朝比奈(窪田正孝)は、ある日「4号警備」の任務を命じられる。警備の中でも最も危険で、スキルを求められる仕事だ。朝比奈は身体能力に優れているが、普段は明るく、いたって軽いノリの若者。もとは警察官だったが、ある“挫折”のために退官し、警備の世界に入った。彼の相棒に指名されたのは、石丸(北村一輝)という冴(さ)えない中年男性。かつては会社社長だったが、警備員になってからは、その慎重すぎる性格ゆえ「臆病者」のレッテルを貼られた男だ。「なぜ自分がこんなヤツとコンビを?」ふたりは互いに文句を言うが、上司の池山(片岡鶴太郎)には何やらねらいがあるらしく、意味ありげに笑うばかり。一方、2代目の女社長・本田(木村多江)は、果たしてこのコンビでうまくいくのかと、懐疑的だ。
朝比奈と石丸はしょっちゅう対立しながらも、さまざまな事情を抱えた人々の身辺警護に挑む。目の見えない男性、ブラック企業の社長、市長選に立候補した主婦・・・。そんな中ふたりは、ストーカー被害に悩まされている上野(阿部純子)という女性と出会う。朝比奈、石丸、そして上野。彼らは身辺警護を通してクライアントたちの“生きざま”に触れ、己の過去にも向き合ってゆく。
「人を守るって、一体何だろう?」彼らがたどり着く地平にあるのは、希望か、それとも絶望か――。(公式サイト)
【4号警備】の見どころ
『99.9』や『ボーダーライン』の宇田学さん作のオリジナルストーリーということで、とても期待ができるドラマです。
(※「四号警備」という同じタイトルの漫画がありますが、そちらはボーイズラブのボディーガードで、このドラマとは関係ありません。)
NHKのドラマということで、制作はしっかりしていると思います。見やすい時間帯ですし、この時間帯の視聴率を狙ってきている意気込みが見て取れます。ただ、時間が短いのがとても勿体ない作品です。
「4号警備」とは「ボディーガード」のことです。ボディーガードっていうと、セレブの警備などが思い浮かびますよね。でも、華やかな仕事ではありません。体力だけでなく、周りを観察し危険を察知する能力も要求されますし、いざとなると身体を張って守らなければいけないのです。
そんな厳しい仕事を窪田正孝さんと北村一輝さんが演じます。
果たして依頼人となる社長やストーカー被害者などをどのように守っていくのでしょうか?
お二人の体当たりの演技が楽しみです。
しかし、なぜ北村一輝さんが、冴えない中年なのでしょうか・・・?
片岡鶴太郎さんも一癖ありそうな役どころ、不思議な魅力の木村多江さんは社長役って珍しいですね。
このキャスティング、豪華ですし見事な組み合わせだと思います。短い時間のドラマでは勿体ない!たっぷりと見たいです!
【4号警備】って何?
ボディーガードで思い出したのが、昨年パリでキム・カーダシアンが強盗に襲撃された事件です。あの時、ボディーガードはどうしてたのでしょうか?いくら屈強なボディーガードも、銃には勝てないのでしょうか。
このドラマを期に、「4号警備」について、色々リサーチしてみました。日本には、第一号から第四号までの警備業があります。道路工事の時に旗を振ってくれるおじさまや、プールの監視員、現金輸送車等の貴重品の運搬など、様々な警備の仕事がありますが、これらの仕事は、全て資格がないとできないのです。
聞いた所、警備の資格試験って、簡単に受かりそうで受からない・・・らしいです。第四号の試験って、とっても難しそうですね。
「警備員指導教育責任者」(身辺警護)という資格試験があるそうですが、この試験を受ける前に警備員としての実務経験が3年以上必要だそうです。
民間でも色々な警備員学校があって、びっくりしました。
一流のボディーガードには、6つの技術が必要だそうです。
- エスコート技術—徒歩で移動中の安全確保。
- 特殊運転技術—車両で移動中の安全確保。
- 通信機器に対処する技術—盗聴器などの電子機器に関する知識と、その発見。
- 爆発物に関する知識—爆発物に関する知識と、発見する技術。
- 身体的技術—ストーカーやなどに対する脅威、身体的攻撃などに対処する技術。
- ・救急処置に関する技術—急な病気、持病の悪化、襲撃等によるけがへの対処。緊急搬送技術。
う〜ん、厳しいですね。華やかに見えますが、とても地味なようです。食事や休憩は決まっておらず、トイレに行くのも大変なので、水分を取らないようにしているようですよ。
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