映画『ルックバック』キャスト&あらすじ!原作が残した考察要素の“補完”にも期待
河合優実、吉田美月喜が声優初挑戦にしてW主演を務めるアニメ映画『ルックバック』が6月28日(金)に全国公開されます。
原作はTVアニメ化もされた人気作『チェンソーマン』などを手掛ける漫画家・藤本タツキが2021年に「ジャンプ+」に発表した同名の長編読み切り漫画。
本記事では『ルックバック』のキャストやあらすじ、見どころなどを紹介します。
映画『ルックバック』キャラクター&キャスト
・藤野(ふじの)/声:河合優実(かわいゆうみ)
学年新聞で四コマ漫画を連載している小学四年生。クラスメートからも絶賛され、漫画には自信を持っている。
・京本(きょうもと)/声:吉田美月喜(よしだみづき)
藤野と同級生の不登校生。四コマ漫画を連載する藤野に、秘かに憧れを抱いているが、実は隠れた画力の持ち主。
映画『ルックバック』本予告&あらすじ
【本予告】
【あらすじ】
学年新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野。クラスメートから絶賛され、自分の画力に絶対の自信を持つ藤野だったが、ある日の学年新聞に初めて掲載された不登校の同級生・京本の4コマ漫画を目にし、その画力の高さに驚愕する。以来、脇目も降らず、ひたすら漫画を描き続けた藤野だったが、一向に縮まらない京本との画力差に打ちひしがれ、漫画を描くことを諦めてしまう。しかし、小学校卒業の日、教師に頼まれて京本に卒業証書を届けに行った藤野は、そこで初めて対面した京本から「ずっとファンだった」と告げられる。漫画を描くことを諦めるきっかけとなった京本と、今度は一緒に漫画を描き始めた藤野。二人の少女をつないだのは、漫画へのひたむきな思いだった。しかしある日、すべてを打ち砕く事件が起きる…。
映画『ルックバック』の見どころ
原作は公開から2日弱で閲覧数400万!藤本タツキが描く傑作青春譚
原作漫画『ルックバック』は2021年7月19日に集英社「ジャンプ+」で公開されるやいなやTwitter(現:X)のトレンドを席巻し、公開2日弱で閲覧数400万に達した傑作長編読み切りです。
本作で描かれるのは “漫画”を通じて繋がった藤野と京本という2人の少女の創作と青春の物語。本予告に登場する「なぜ描くのか」「描くことに意味はあるのか」という趣旨のセリフや、ティザービジュアルにある「──描き続ける」の一言にも象徴されるように、本作の主題となっているのは“創作”です。強烈な作家性により「天才」「鬼才」などと称される藤本タツキが 143️Pの漫画に込めた創作の“喜び”と“痛み“の両面。漫画ファンのみならず、さまざまな業界で活躍するクリエイターたちをも魅了した『ルックバック』の劇場アニメ化に期待が膨らみます。
タイトル『ルックバック』の意味とは?アニメだからこそのストーリー“補完”にも期待
『ルックバック』は細部の表現や余白に魅力が宿る物語です。多様な解釈のできる設定や描写に、原作公開直後から読者の間では考察が盛り上がっていました。作品のタイトルもその1つ。「ルックバック=look back」には“振り返る”という意味がありますが、直訳すれば“背中を見て”にもなります。本予告には「京本も私の背中見て成長するんだな」という藤野の台詞があり、タイトルにも様々な意味が込められていることがうかがえます。
アニメは色と音と動きがつくため、漫画とは違った表現が可能になるでしょう。原作で明かされなかった謎や設定が“補完”される可能性もあるのではないでしょうか。原作の魅力はそのままに、アニメだからこそ描ける藤野と京本の物語が非常に楽しみです。
映画『ルックバック』ムビチケ前売券&特典情報
5月17日(金)から全国の映画館などでインターネットで座席指定ができるムビチケ前売券が発売中です。購入者特典には作中で主人公2人が手掛けた4コマ漫画がデザインされたリバーシブル栞(全3種)やオリジナルスマホ壁紙がついてきます。
また数量限定の入場者特典は原作者・藤本タツキの原作ネームを全ページ収録したオリジナルストーリーボードとなっています。こちらも見逃せません。
作品情報
『ルックバック』
公開日:6月28日(金)全国公開
原作:藤本タツキ『ルックバック』(集英社ジャンプコミックス刊)
監督・脚本・キャラクターデザイン:押山清高
美術監督:さめしまきよし
美術監督補佐:針﨑義士・大森崇
色彩設計:楠本麻耶
撮影監督:出水田和人
編集:廣瀬清志
音響監督:木村絵理子
音楽:haruka nakamura
主題歌:『Light song』by haruka nakamura うた : urara
アニメーション制作:スタジオドリアン
© 藤本タツキ/集英社 © 2024「ルックバック」製作委員会
アイキャッチ画像出典:ルックバック公式サイト