スーパーサラリーマン左江内氏の視聴率と最終回ネタバレ!最終話はパーやんが出演?
土曜よる9時から日本テレビ系列にて放送中のドラマ【スーパーサラリーマン左江内氏】。
ドラえもんなどの人気作品で有名な藤子F不二雄先生原作の作品です。
藤子先生の代表作にパーマンがありますが、そのパーマンのサラリーマン版と言える作品です。
主演は堤真一さんで建設会社に努める万年係長のさえない中年サラリーマン。
そして家に帰れば小泉今日子さん演じる鬼嫁・円子に頭が上がらず子供たちにも頼りなく思われている。
ところがひょんなことからスーパーマンに任命され、人助けをする羽目になります。
見どころとしてはやはり福田雄一監督の独特の世界観ではないでしょうか?
お笑い好きのお父さんの影響でクレイジーキャッツを見て育ったそうで作品の中の笑いのエッセンスは絶妙だと思います。
スーパーサラリーマン左江内氏でも存分に福田ワールドが展開されています。
小泉今日子さんの鬼嫁ぶりや娘役として出演している元AKB48の島崎遥香さんの熱演ぶりにも注目ですね。
また、毎回話題を呼んでいるのが俳優の佐藤二朗さんです。
フリーターの役なんですが、毎回いろいろな仕事をしていて主人公に絶妙に絡んできます。
このやり取りはアドリブが中心らしいのですが、掛け合いが見事なのでいつも楽しみにしています。
さて、今回はスーパーサラリーマン左江内氏の全話視聴率と最終回のネタバレについて書いていきます。
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スーパーサラリーマン左江内氏1話の視聴率
スーパーサラリーマン左江内氏1話の視聴率は12.9%。
1月スタートのドラマの中では3位と、なかなか良いスタートを切ったと思います。
独特の世界観を持った作品なので、好き嫌いが分かれるタイプの作品だと思いますが、その中でこの視聴率は良かったのではないでしょうか?
スーパーサラリーマン左江内氏1話のあらすじ
主人公の左江内は、藤子建設営業3課の係長。
子供の頃から責任をとることが苦手で、出来れば避けて通りたいと考えているさえない中年サラリーマン。
冒頭でも、部下たちが上司に仕事のミスで叱られていましたが、部下をかばうことも出来ず、部下にも呆れられていました。
そんなとき、見知らぬ老人が目の前に現れて「スーパーヒーローにならないか?」と話しかけてきました。
当然、そんな話を信じなかった左江内ですが目の前で空を飛んで去っていく姿に驚きます。
連日、左江内の前に表れてスーパーマンになるように薦める老人ですが、責任を取りたくない左江内は断り続けます。
しかし、そんなときに妻の円子から娘のはね子がお弁当を忘れたので届けてほしいと電話がありました。
お弁当を届けていたら、大事な会議に間に合いません。
そこでスーパースーツを借りることにしました。
無事お弁当を届け、さらに会議にも出席することに成功した左江内でしたが、老人がいなくなってしまったのでスーパースーツを返すことが出来ませんでした。
その後、困っている人がいると声が聞こえるようになり、やむなくスーパーマンとして人助けをするようになりました。
スーパースーツを来ているときに出会った記憶はスーツから出る特殊な光線によってその場から離れると記憶が消えるようになっていますので、人に見られても秘密が漏れる心配はありません。
ただ、人助けを続けていくうちにその責任の重さを感じるようになってきました。
そこでスーパースーツを老人に返そうと考えましたが老人がいません。
左江内氏は銅像に着せてスーパーマンを辞めることにしました。
しかし、そんなときにスマホでニュースを見ていると、はね子の学校で拳銃を持った男の立てこもり事件が起こっていることを知ります。
娘を救うためスーパースーツを取りに戻りますが、既にスーツはゴミとして収集されてしまいました。
やむなく、単身、はね子の学校に赴く左江内ですが、犯人に見つかり説得を試みるも効果なく拳銃を撃たれて追い出されてしまいます。
そんなときに、例の老人がスーパースーツを持って現れます。
スーパースーツを着て、再び教室に乗り込みます。
今度はスーパースーツを着ているので拳銃も効きません。
そこで犯人は娘を人質に取りました。
自分を撃てという左江内ですが、犯人が拳銃が効かないので意味がないと言います。
左江内はスーツを脱げば普通の人間に戻るのでそうすれば死ぬと言い、娘を守るためにスーツを脱ぐことを決意します。
しかし、はね子は「パパに死んでほしくない」と言って泣き叫びます。
その後、犯人に妻に電話をして娘を救えなかったことを言うように言われると、「妻に怒られるのが一番怖い」と犯人を突き飛ばし、事件は無事解決。
普段は父親を軽く見ているような態度をとっているはね子ですが、本音を口にする場面は感動しました。
スーパーサラリーマン左江内氏2話の視聴率
スーパーサラリーマン左江内氏2話の視聴率は9.6%。
2話は視聴率を3.3ptも下げてしまい、順位も6位にまで下がってしまいました。
やはり、作品の個性が強く、視聴者の好き嫌いが分かれてしまったのが原因ではないでしょうか?
スーパーサラリーマン左江内氏2話のあらすじ
息子の「もや夫」が学校の合唱コンクールの指揮者に選ばれました。
妻の円子は「音楽の才能がある」と大喜びです。
しかし、もや夫はクラスの仲間が協力的でなかったり、嫌がらせもあったりと悩んでいるようでした。
一方、仕事の方では、ふと食べに行ったもんじゃ焼き屋さんで後継ぎがいないのでタワーマンションを建てたいと相談を受けました。
ところが翌日、もんじゃ焼き屋さんから連絡があり、ペンキで落書きをされたということでした。
タワーマンションに反対する人の嫌がらせだと思われました。
実は道路拡張の話があり、もんじゃ焼き屋さん以外は立ち退きに応じていて、もんじゃ焼き屋さんだけが立ち退きに反対しているということでした。
タワーマンションにすれば、立ち退かなくても良いと判断したそうです。
そんなとき、もや夫が雲梯から落ちて怪我をしたことを知らされます。
そして、雲梯にはワックスが塗られていたそうで、もや夫が指揮者に選ばれたことに対する嫌がらせだと、妻の円子は学校に怒鳴りこんだそうです。
翌日、もんじゃ焼き屋さんを見張っていると、バイクに乗ってピストルを構えた男がやってきました。
スーパーマンになり捕まえて話を聞くと、道路が狭くて救急車が入ってくることが出来ずにおばあさんが亡くなったそうです。
だから嫌がらせをしたのだそうです。
家に帰ってみると、もや夫の部屋からワックスが出てきました。
雲梯にワックスを塗ったのはもや夫自身だったのです。
翌日、もや夫に友達の前で謝らせようとしたのですが、もや夫は逃げてしまいました。
その後もんじゃ焼き屋に行き、道が狭くて困っている人がいることを伝えて道を広くしたほうが良いのではないかと提案しますが「空から見ないとわからない」と言われ、スーパースーツで空から町を見せました。
実際にその目で見たことによっておじいさんたちも納得し、立ち退きを了解したようです。
その翌日、今度はもや夫が学校に行かないと言い出しました。
左江内はスーパースーツを着てもや夫を学校に連れていきます。
そして皆の前で謝りますが、もや夫は謝りません。
左江内はもや夫に「本当に悪いことをしたときに、謝れないのはカッコ悪い」と伝えます。
左江内の思いを理解したもや夫は皆の前で謝りました。
すると、合唱に非協力的だった友達がヘタだけど歌うと約束しました。
彼は歌が下手だったので合唱をやりたくなかったのです。
タワーマンションも合唱コンクールもお互いにほんの少しのボタンの掛け違いで起こったトラブルだったんですね。
スーパーサラリーマン左江内氏3話の視聴率
スーパーサラリーマン左江内氏3話の視聴率は9.2%。
前回より視聴率を0.4pt下げました。
わずかに下がっただけですが、1話が良かっただけに徐々に落ちているのは気になりますね。
やはり、好き嫌いが分かれてしまっているのでしょうか?
スーパーサラリーマン左江内氏3話のあらすじ
左江内は娘のはね子がアイドルグループ「ルージュパンク」のオーディションを受けると聞かされます。
そんなとき、会社のCM撮影の助っ人として現場に行くことになりました。
CMに出演するのは、はね子がオーディションを受けに行くというルージュパンクの不動のセンターである真中ありさです。
はじめは左江内に対しても丁寧な対応に徹していたありさですが、左江内が建設会社の係長だとわかると、態度を一変させます。
左江内を使い走りに使い倒します。
娘のはね子がルージュパンクのオーディションを受ける話を思い出したありさが左江内に対して「オーディションの最終審査のメンバーだからプッシュしてあげても良いよ」と言ったのですが、はね子がアイドルになることに賛成ではない左江内は「いや、いいよ」と断ってしまいます。
家に帰ってその事を話すと、「なぜ、断ったんだ?」と円子に迫られます。
土下座してプッシュしてもらうようにお願いして来いと言われましたが、左江内の役目は終わりなので、もう会うことはないと言います。
ところが翌日、再度ありさに呼ばれます。
使い走りとして気に入られたようです。
そんなときに、撮影現場にありさのお母さんがやってきました。
ありさが左江内を邪険に扱っていることを見て、スポンサーさんと勘違いしてびっくりします。
しかし、ただの使い走りだと知り、安心します。
その後、母子で言い争いが起こります。
母親は、娘をアイドルにしたのは自分が頑張ったからだと言い、ありさは「わかっている、ちゃんとやっているよ」と言い返します。
母親の期待に応えることがありさにとっては、重荷になっているようでした。
左江内は、そんなありさに「そんなにつらいんだった、辞めちゃえば?」と言いますが、そんな訳には行かないと次の仕事に行くありさ。
翌日、撮影現場にありさが来ていないということで大騒ぎになっています。
なんと、ありさのマネージャーが誘拐していたのです。
ありさを救出し撮影現場まで送ります。
そこで、ありさが左江内に自分がアイドルの仕事が好きだったことがわかったと伝えます。
そしてはね子の最終オーディションがありました。
はね子は友達の付き添いで来たと言い、無欲な少女を演じていたのですが、ありさに「アイドルは友達の付き添いで来たような生半可な気持ちでは務まらない。」と言われて、結局不合格になってしまいます。
落ち込むはね子ですが「今のアイドルなんて、もしかしたら俺でも付き合えるんじゃないか?っていう身近な存在しか無理なんだろうな」というような言葉を発し、自分を納得させています。
最後に、左江内が円子に対して言った言葉は「はね子は左江内家のアイドルなんだから」という言葉でした。
元AKB48の島崎遥香さんがアイドルの裏の顔を演じたことなどがとても楽しかったですね。
スーパーサラリーマン左江内氏4話の視聴率
スーパーサラリーマン左江内氏4話の視聴率は8.9%。
前回より視聴率を0.3pt下げました。
少しずつ、右肩下がりになってしまっています。ここから巻き返すことは出来るんでしょうか?
スーパーサラリーマン左江内氏4話のあらすじ
左江内は上司の簑島から新しく建設されるレジャーランドのホテルの受注競合のプレゼンを任されます。
しかし、プレゼンは二日後です。
元々は部下の池杉の案件だったそうなんですが、うまく行かずに左江内に押し付けられた形になりました。
絶対無理だと渋る左江内ですが、部下の蒲田たちにおだてられてやる気を出しました。
少ない時間の中、各部署を駆け回り、プレゼンの準備を進めます。
家に帰ると円子がこたつに籠って寝ています。
何か嫌なことがあると、こうなるようです。
翌朝になってもまだガメラ状態の円子。
こたつの中で指令を出すこたつ司令官は、左江内家の風物詩だそうです。
そんな中、円子から明日のもや夫の遠足に付き添って欲しいと言われました。
元々は円子が行く予定だったのですが、ママ友とケンカをしてしまい、気まずいから行きたくないという理由でした。
けんかの内容も、もや夫がディフェンダー向きだと言われて怒ったんだそうです。
円子にとってはサッカーの主役は点を獲るフォワードで、ディフェンダー向きと言われたのが許せなかったようです。
しかし、左江内は大事なプレゼンがあるので行くことは出来ません。
そこで、円子のお母さんにお願いすることにしたのですが、電話をかけてみるとハワイに行くそうです。
困った左江内は謎の老人にコピーロボットがないかおねだりするのですが、無いと言われます。
会社では部下が一生懸命、レゼンの準備を進めてくれていましたので、もう一度円子にお願いしようと思った左江内ですが、家に戻ると円子が自分を責めて泣いています。
普段は強い円子の涙を見て自分で遠足に行く決意を固めます。
そんなとき、謎の老人がコピーロボットを持って現れます。
1回だけ使う許可が下りたそうです。
コピーロボットに遠足をお願いし、自分はプレゼンに行くことにしました。
しかし、プレゼンのために用意した設計図がありません。
スーパースーツを着て会社に取りに戻りますが、会社にもありません。
実は、池杉がデータを抜き取って削除したのです。
自分がミスをした案件を左江内が挽回したら恥ずかしいと理由でした。
結局、設計図がないままプレゼンに臨むことになりました。
しかし話の流れから、なぜか他社のプレゼンに補足をしてしまいました。
敵に塩を送ってしまったと後悔していた左江内ですが、コピーロボットの制限時間気が付き、急いで遠足に。
着いてみると、円子が来ていました。
考え方を変えてみたのだそうです。
その場は円子に任せて無事、コピーロボットも回収しました。
レジャーランドのホテルも他社と共同でやることになり一件落着しました。
スーパーサラリーマン左江内氏の最終回ネタバレ
スーパーサラリーマン左江内氏の原作は藤子F不二雄の「中年サラリーマン左江内氏」です。
原作では最終回にパーマン4号のパーやんが登場します。
パーやんといえば、パーマンの仕事をしながらアルバイトもやっているという人間で、パーマンの仕事を気楽にやっていますし、パーマンであることを役得と考えている人です。
一方、左江内氏はスーパーマンの仕事を責任が重く、重荷に感じてしまっています。
パーやんは、そんな左江内氏に気楽にやればよいよと教えてあげる役割を担っています。
また、原作では命を狙われた政治家を助けます。
そしてその政治家の正義の思想に共感し、ボディーガードをすることを決意する左江内氏。
命を狙ったのは、対立している政党の幹事長でした。
しかし、結局2人は裏で手を組んでしまいます。
正義とは何か?に悩んだ左江内氏はスーパーマンを辞めることを決意します。
そんなときに出会ったのがパーやんです。
パーやんは「100人いれば、100人の正義がある」と語ります。
そして自分がやっている運送業の共同経営者に誘い、その話をしながら空を飛んでいくというシーンで終わっています。
このパーやんとのやりとりがスーパーサラリーマン左江内氏のテーマそのものではないかと思います。
また、ここまでの展開を見ても、ファンが喜びそうな展開がふんだんに盛り込まれている福田雄一監督ですので、やはりパーやんが登場するのではないかと楽しみにしています。
パーやんのシーンでは「正義とは何か?」を考えさせられます。
例えば2話の時にもありましたが、立ち退きを迫られるおじいさんは普通ならかわいそうな人だと思います。
しかし、そのために道路が拡張されず、救急車が入ってこれないという問題がありました。
おじいさんの立場に立てば、立ち退きを迫るほうが悪ですし、逆に役所や嫌がらせの犯人の立場で見れば、立ち退かないおじいさんこそ悪でしょう。
また、もう一つ考えさせられることがあります。
それは「役得」です。
パーやんはスーパーマンの力を使って仕事をしています。
スーパーマンという苦労と責任を背負ったわけですから、逆に役得として使っても良いのではないでしょうか?
実際、左江内氏をスーパーマンにした老人も左江内氏が仕事でスーパースーツを着ることを咎めていませんし、むしろ推奨していますね。
私たちの身近なものにもいろんな役があるかと思いますが、役得が認められないものや役得が悪として受け止められるものもあるので、なかなか自ら責任を引き受けられない人もいるのではないでしょうか?
重い責任を背負った人はもっと役得ってあっても良いのかなって感じますし、それぐらい気楽な気持ちでやると責任に潰されることもなく、仕事を全うできるのかなと思います。
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