【先に生まれただけの僕】4話、台本20ページ分?11分のロングスピーチに感動の声続出!
【先に生まれただけの僕】で櫻井翔が11分のロングスピーチ!
国民的アイドル・嵐のメンバー櫻井翔主演の秋(10~12月期)の連続テレビドラマ、『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)の4話が11/4 に放映された。初回の視聴率は10.1% 、2話が7.5% 、3話では10.5% とふたたび 10% を超えたものの、残念ながら今回の4話ではまた7.7%に。
それでもTwitterなどのSNSでは、視聴率が低い理由がわからないと、実際視聴した人の満足度はかなり高いよう。『先僕(さきぼく)』と呼ばれ、愛されているドラマであるのは間違えなさそう。
総合商社・樫松物産に勤める優秀なビジネスマン鳴海涼介(櫻井翔)は、抜群の営業力で青森にある子会社を建て直したものの、専務である加賀屋圭介(高嶋政伸)の策略で、「私立京明館高校」の校長職に左遷されてしまう。
会社が経営するこの高校は毎年赤字だったため、経営再建を任された鳴海だったが、教育現場を全く知らない彼は、これまで経験してきたビジネスの論理で学校改革を目指すものの、なかなかうまくはいかない。学業もスポーツもぱっとしない学園で危機意識のない教師たちに苦労しつつも、改革のために奮闘する姿を描いた異色の学園ドラマである。
【先に生まれただけの僕】4話あらすじ
3話で英語教師の島津(瀬戸康史)のアクティブラーニングのノウハウを取り入れた授業を見て感動した鳴海(櫻井翔)は、授業にアクティブラーニングを導入したいと教師たちに提案する。島津をはじめ、1年生と2年生を受け持つ教師たちはその提案に賛成するが、受験を控えた3年生を受け持つ3人の教師たちは、自分なりの授業のやり方があると言って反対。真柴ちひろ(蒼井優)は興味を持ちながらも、何かが心の中でひっかかり、賛成できずにいた。
教師全員の賛同を得られなかったものの、鳴海たちはアクティブラーニングを導入した授業を早速開始する。楽しい授業にやる気を出した生徒たちには大好評で、鳴海や教師たちも手応えを感じて喜ぶ。しかし、アクティブラーニングの授業を受けられず、自分たちは見捨てられたと感じてしまう3年生たちが抗議に来る。疎外感を感じふてくされる3年生たちを全員体育館に集め、鳴海は彼らに語りかけるのだった・・・。
【先に生まれただけの僕】怒涛のロングスピーチはなんと11分!
ドラマの中で、こんなに長く一人でずっと語ってるシーンなんてあっただろうか?時間にして、なんと約11分!台本20ページ分で、撮影が一発OKだったとかという噂も。実際聞くとその長さを感じさせないほどすごく心に響くスピーチで、Twitter などのSNSでも話題の的に。中にはこのスピーチをテープ起こしをした強者も!
怒涛の10分超えロングスピーチ文字起こし
文字にすると改めて凄さを感じる:(´◦ω◦`):#先に生まれただけの僕#櫻井翔 pic.twitter.com/D4YvfGpkzu— あっぴ (@KT525_SS1022) November 4, 2017
今までの学園ドラマであれば、生徒に不公平であったことを詫び、公平になるように改善してハッピーエンドというパターンだったのではないかと思う。でもこのドラマは違う。鳴海は謝罪後にこんなことを言い出した。
「ただあえて言わせてもらいます。こんなこと社会に出れば普通にあります。社会では人は公平に扱われません。必ずどこかで線引きされ評価され、誰かが選ばれ、誰かが落とされ、そうやってそれぞれの居場所が決まっていくんです。」
ほんとその通りで、残念ながら世の中は平等ではない。社会にでていろんな経験をして、理不尽なことがたくさんあって、やっとそれに気がつくのだけど、自分が高校生だった時にそんなことは考えもしなかった人がほとんどではないか。頑張って勉強すれば未来は明るいはず、と疑うことすらない高校生たちに現実を教える鳴海。
その後、就職予定の生徒には、「社会での理不尽なんてこんなもんじゃない、それは覚悟しておくべきだ」、専門学校に進学予定の生徒には、「仕事をしてお金をもらうと言う事は、簡単なことじゃない」、と。そして大学進学予定の生徒にも、「今の啓明館高校のレベルで、つまり、みんなのレベルで入れる大学は、決して就職に有利と言える学校ではない」と現実を突きつける。
もちろん厳しい現実だけでなく、ではそんな時はどうしたらいいのかもきちんと説明する鳴海に黙って聞く生徒たち。後ろで聞いていた教師たちも最初は厳しすぎる鳴海の言葉に驚くが、次第に聞き入る。最後に彼が言ったセリフは生徒だけではなく、教師たちにも響いたはず、もちろん視聴者にも!
「思い通りの人生なんて絶対にないよ、絶対に。1番ダメなのは、何もしないことです。何もしない奴にはチャンスはやってこない。」
【先に生まれただけの僕】感想
こういう本当のことを高校生の時に教えてくれる先生がいたら、人生が変わっていたかも。こう思った人は多かったようで、Twitter では現役高校生だけでなく、社会人までもこのスピーチに感動した、とか自分の子供に見せたいという書き込みが続出。
高3の娘。「鳴海校長みたいに社会の厳しさを教えてくれる事が前向きに頑張ることの根源であり、今後を生きていく上で大切なのだと思う。」と感想をくれました。#先に生まれただけの僕 は親娘で語り合える、本当に凄い番組。自分の仕事とリンクする部分も多々あり今週は何が起こるのか毎週楽しみ!
— のり (@ajinori0125) November 5, 2017
ほんとに、社会って理不尽なことばかり。努力したって、報われるわけじゃないし、自分のせいじゃなくても叱られることもある。
でも、努力してないと、いざって時に戦えない。
高校生の頃は、そんなこと1ミリだって考えなかったなぁ。#先に生まれただけの僕— あんころ202012312357 (@ankoro01250622) November 5, 2017
この感動のロングスピーチを見逃してしまった方は、ぜひHuluにて!
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