【トットちゃん!】第22話(10月31日)あらすじと感想!朝役・松下奈緒にある映画を想起
【トットちゃん!】第22話(10月31日放送)のあらすじと感想!
- 黒柳徹子さんの半生を描く昼帯劇場「トットちゃん!」第4週 第22話がテレビ朝日系で10月31日(金)に放送されました
- 青森疎開編。あらすじをネタバレ紹介!
- 感想では、疎開先のリアルさが話題……
【トットちゃん!】第22話のあらすじ
徹子(豊嶋花)は北戸村の国民学校に通いはじめ、朝(松下奈緒)は村の農業会の事務所で働きはじめた。
朝はトメと八重にモンペを仕立てた褒められるが、影で東京のやる人はわからないといわれる。
そんなある日、佐々木家で飼っている牛が3頭いなくなるという事件が起きる。実は、牛を逃した張本人は徹子はだった。助けて、と聞こえたという。
朝と徹子はは土下座してあやまり、なんとか、許してもらった。牛もみつかった。
べこは兵隊の食料のために生まれた。大馬鹿だ…この時代に生まれたものは国のため、死ぬ
郵便屋さんが転び、徹子はかけよる。自己卑下に陥る郵便屋さんに、徹子は片手がなくても、みんな一緒よと励ます。
小屋は荒れていたが、ここが朝と徹子の「アンクルの小屋」だった。徹子は楽しくなり、踊った…
朝は、小屋を借りたいと八重に聞く。八重はべこは気にするな、何かの縁だというも、朝は強くお願いする。八重はとっちゃに聞いとくからと了承し、翌日、朝と徹子は佐々木家の空いてる小屋に引っ越す。
【トットちゃん!】第22話の感想
佐々木家長男の「べこは兵隊に食われる。自分も兵隊にとられる。人間もべこも同じだ」が胸に残っている。東京の魚屋さんの長男でも同じようなエピソードがあった。戦争というのは、庶民を家畜のように扱う。家畜のように扱われている人たちが他人に優しくなれるわけないよね…。 #トットちゃん
— tamic (@tamic53) 2017年10月31日
#トットちゃん 誰も悪い人いないのだけどうまくいかないことってあって、そんな事をたった15分で伝える今回。どんな時でも小林先生の教えを忘れていないトットちゃん、前を向こうとする朝さん。2人がアンクルトムの小屋でのびのびと過ごしてほしい。なんだか東京の人たちがもう懐かしいです
— たたこ (@tatako2525) 2017年10月31日
佐々木のおうちの人…特にトメさん、八重さんの描写が上手いなぁと思う。迷惑でないわけがない。けれど困っている人は助けたいと思う気持ちがある。でも都会から来たずれた親子を持て余す気持ちもある。そういう複雑な気持ちを役者さんたちが上手に演じててすごい。#トットちゃん
— ☆葵☆言の葉魔法使い (@itoaoi_coco) 2017年10月31日
疎開といえば厄介になった先との軋轢だけど、田舎の人を純朴親切一辺倒でも意地悪でもなく善良でありつつもその地に根差した生の様式がちゃんとある人たちとして捉えている(しかも嫁姑関係も入れつつ)の、ほんと凄いわ。#トットちゃん
— ぺうぺう (@Sophiazoe15571) 2017年10月31日
あばら屋に不安になる徹子に「わたしたちのアンクル・トムの小屋よ」と言える朝さん、素晴らしいな。収容所でこれはゲームだと息子にウソをつきつづけた『ライフ・イズ・ビューティフル』を思い出す。私も、現実を突きつけるのではなく、子どもを守ることを選ぶ大人でいたい。 #トットちゃん
— tamic (@tamic53) 2017年10月31日
戦争の影響下をリアルに描いていると話題です。
今回は視聴者の声のみならず、個人的な感想も述べさせて頂きます…
青森の疎開編で感じるのは、「田舎だから素晴らしい」「人がいい」なんて幻想だということ。
田舎だって戦争の影響が及んでいるのですね。
たとえば、片腕のない郵便屋さんを非国民扱い。お国のために命を捧げることが尊い価値観だったのです。
今の日本は多様な価値観を認め、共存しようとしています。トモエ学園の教育もあり、自由な発想を持てる徹子ちゃん。
視聴者の感想の中で、映画「ライフ・イズ・ビューティフル」を思い出した方がいて、ああ、このチョッちゃんの明るい感じはこの映画の父に似てると同感しました。
同作は、1997年公開のイタリア映画。カンヌ映画祭で審査員グランプリ受賞の名作です。ロベルト・ベニーニ監督・脚本・主演で、内容はナチスの強制収容所に収監されたある一家の物語。
収容所で父は「これはゲームだ」と息子に教え励まします。ゲームにはルールがあり、泣いたり、ママに会いたい、食べものが欲しいって言うと減点。過酷な状況を工夫し、笑い、生きる希望を捨てない…「人生は美しい」と思える映画。
それは朝さんやトットちゃんが「アンクルトムの小屋だ」と笑って、ここで生きると希望を持つ、その姿勢に感動です。
朝は、徹子が牛を逃がした時も必死に謝ります。親というのは子供の責任をもつもの。守るもの…最近、清水アキラさんの息子が逮捕の件で、親としてカメラの前で涙ながらにインタビューに応えています。いたたまれず、見ていられないほど。
20才越えたら親はもう関係ないと個人的には思うですが、いつまでも親という立場からは離れられないのですね。
親はありがたい!トットちゃんとチョッちゃんの親子を見ていて、必死に徹子と生きる姿が愛おしくて、ふとそんなことを思いました。
コメント