【トットちゃん！】第18話（10月25日）のあらすじと感想！防空壕のなかは本当は…

2024年11月4日

【トットちゃん！】第18話のあらすじと感想！

黒柳徹子さんの半生を描く昼帯劇場「トットちゃん！」第3週第18話がテレビ朝日系で10月25日（水）に放送されました
ついに徹子の父・守綱が戦争へ…注目のあらすじをネタバレ紹介！
感想で話題なのは戦争の描写　暗い防空壕のなかは……

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【トットちゃん！】第18話のあらすじ

召集令状を受けとった守綱（山本耕史）は、がく然としながらも「この世に明児の死より辛いことはない。もうどうなってもいい」と諦めの表情でつぶやく…。

乃木坂上倶楽部のもとへも守綱の出征の知らせが届く。華子と椎名は嘆く。

しかし上原かなえは違った。華子も男子を産んで兵隊にするべきだ、万歳とお祝いに行こうと嬉しがる。華子は行けないとしぶる。椎名は今から行こうとするも、華子は家族で過ごさせようと断る。赤紙がきて、今夜と明日の2日で入隊なのだ。

空襲警報が鳴った。

エミーはベランダに出たまま「死んでもいい」…椎名は「いつかみんな死ぬ。急ぐことはない」と無理矢理に中にいれた。

朝（松下奈緒）は、夫の出征準備のために近所から麦酒瓶をもらう。徹子（豊嶋花）は近所の人が「出征おめでとう」というので何がおめでたいのか分からなかった。

そして、守綱を送り出す日がやって来た。万歳！万歳！声が響いた。

3日後、椎名にも赤紙がきた。

この頃から東京への空襲があった。

お米の配給もなくなった。代わりは芋、大豆、トウモロコシなどだった。

1日15粒の大豆を母にもらった。朝にこれしかないと念を押されたのにもかかわらず、登校中に何粒か食べてしまう徹子だった。

空襲警報は学校にいる間もあり、防空壕にみんなで入った。（本当は真っ暗だが明るくして放送）ハエが飛んでいて、小林校長が小林一茶の俳句を詠んだ。

ハエが拝んでるようにみえることをうたう句だった。

『われときてあそべやおやのないスズメ』

一茶は雀にも動物にも優しい人だった

みんなで俳句を作ることになった。

小林『トモエのこまけるなそうさくこれにあり』

三輪『手のひらにあそぼとかいて笑う子ら』…三輪先生の想いがあった

さと『えいごの本ならんでいるよ防空壕』…写生みたいにみたままを詠むのがとてもいい

こうじ『俳句なんか興味ない物理学者』…字余りだけど幸ちゃんらしくていい

小林『暗闇もゆかいな教室トモエの子』

徹子『あと七つぶちょっと食べ過ぎどうしよう』

みんな大丈夫なのが不思議だった徹子。みんなもお腹すいていると聞き安心する徹子だった。

小林校長は褒めた「みんな個性的な感性が素敵だ」

トットはもうひとつ詠う『小林一茶　一茶の親父の　はげあたま』

守綱の面会が許され、朝と徹子はきれいな写真を撮り、おはぎをつくった。徹子にとってあんこの甘さは息がとまるほどだった。

六本木の連隊は今の東京ミッドタウンの地にあった。丸坊主で兵隊のかっこうの守綱はまるで別人で、朝と徹子は言葉を失った。

【トットちゃん！】第18話の感想

#トットちゃん
脚本、とにかくお見事。天真爛漫なトットちゃんの目線からのドラマはとうとう戦局厳しく辛い時期に入ってしまった。防空壕での皆の俳句など、どんな時でも子どもにあたたかい小林先生は素晴らしいし、芸術家の守綱さんが軍人になったことからいかに辛い状況かがわかる。

— icebergnao (@icebergnao) 2017年10月25日

#トットちゃんトモエ学園の防空壕の中の照明、本当は真っ暗だけどドラマ的に伝わらないから明るくする…との配慮(ナレ)が私には初めての経験で新鮮に感じたよ。
薄暗くせず、本当は真っ暗なんだと想像しながら子供たちの笑顔が見られてよかった!!

— みぃ (@me_me_50kara) 2017年10月25日

実際の戦争の映像を使わずに戦争の悲しさや理不尽さをここまで濃密に表現できてて、俳優の方々はもちろん、脚本もほんと素晴らしいと思う #トットちゃん

— あんかけスパゲッチー (@ogratoastdagaya) 2017年10月25日

戦争シーンはイラストくらいで実際の描写はあんまりないのに、
いなくなる人たち、貧相になる食事、服装、人々の言動でこうも戦争を酷なものと表せる脚本力ね…
下手な戦争作品よりよっぽど考えさせられる。#トットちゃん

— いくえ (@miotanu412) 2017年10月24日

真っ暗なはずの防空壕だけれど視聴者のために明るくしてみせてくれたり、六本木聯隊はいまのミッドタウンのあたりと教えてくれたり、ほどよく親切な #トットちゃん！
坊主頭の守綱さんにいちばんショックを受けているのはぼーずだったりする。トットちゃん役の豊嶋花さん、うまいなぁ。

— のりす (@sakomakoharu) 2017年10月25日

戦争の描写に視聴者賞賛です。

「お国のために」一生懸命な上原かなえさんとシイナ・華子の対比。呆然とするエミー。近所の人の「おめでとう」

序盤から戦争が思想をおかしくさせている、その不思議さに徹子だけきづいています。

食糧不足を徹子を通してひしひしと伝えてきます。（明るい徹子に救われますが）

爆撃や血が流れるような直接的ではないものの、戦争のつらさ、悲惨さが伝わってきますね。

「防空壕の中は本当は真っ暗なのですが」と断りを入れるナレーションも適切。

これはドラマなんだとさめることはなく、穏やかな大下アナの語りもあってか、親切な描写と受け取る方が多かったです。

俳句をつくる小林校長。つらさの中に明るさもあって、戦争に抵抗がある方にもおすすめのドラマとなっています。

ラストの守綱との再会は、朝が息をのむのがこちらにもわかる描写で印象的でした。