家売るオンナ内で石原さとみ主演ドラマを番宣?話題の『校閲ガール』とは?

日本テレビの人気ドラマ『家売るオンナ』でのあるシーンが話題を呼んでいる。

そのシーンとは”校閲”という文章の誤りや不備を正す仕事をしている女性をピックアップしたことだ。

目次

『家売るオンナ』で『校閲ガール』の番宣?

なぜそれが話題になるかというと、『家売るオンナ』の次のクールの同じ曜日、同じ時間に放送予定の石原さとみ主演ドラマが関係している。

そのドラマとは『地味にすごい!校閲ガール・河野悦子』。

正にその校閲という仕事を題材にしたドラマなのだ。

このタイミングで校閲と言うあまり一般的ではない仕事を取り上げたことで『日テレさん、わかりやすすぎますよ』『あー校閲ガールやるからかー』などの声が上がっている。

『家売るオンナ』が『校閲ガール』の番宣だと知った視聴者は…

 

 

一般にあからさまな番宣行為は嫌われがちだが、感想を見てみるとどれも悪い印象は受けない。

それは何故かというと日テレの策略。

誰も否定できないように作られた良いシーンなのだ。

話題のシーンを詳しく見てみると…

『家売るオンナ』の校閲のシーン詳細

出版社の校閲部で働く地味な独身OL・草壁歩子(山田真歩)。

彼女は結婚願望無し、旅行などの趣味も無し。

コツコツと仕事をして貯金を2000万円貯めた。

その2000万円を頭金にマンションを買おうとテーコー不動産を訪れたのだ。

しかしいざ、マンション購入となると貯金が全て無くなってしまうという不安にかられ、購入をやめると言い出してしまった。

クロージングに失敗し、落ち込む庭野だったが万智は庭野を連れて草壁の職場に乗り込んだ。

万智『草壁歩子様、しばしの時間を私に下さい。』

会社の上司『誰だね?君…』

万智『不動屋です。』

唖然とする草壁他、社員たち。

万智『草壁様、アリとキリギリスの話はご存知ですか?庭野、話す。』

庭野『え、自分がですか?ここで?』

万智『アリとキリギリス、スタート!』

庭野『えと、アリは毎日コツコツ働いて冬になる前に餌を溜めていました。でも、キリギリスは真面目に働かないでアリをバカにしていました。でもキリギリスは冬になって餌が無く、飢え、今度は餌をちゃんと貯蔵していたアリはキリギリスを笑った、っていう話です。』

万智『そうです。草壁様。あなたはアリとキリギリスのアリなんです。校閲の仕事を続けて10年、コツコツ貯金を作った草壁様はまさにアリです。校閲部の地道なお仕事もまたアリそのものではないでしょうか。真面目にコツコツ働く姿は勤勉な我々日本人の美徳そのものです。皆様のお蔭で日本語は未だ死なず、活字文化は守り育てられています。有り難い事です。書籍を愛する読者でさえ、校閲の方の存在を知る方は少ないでしょう。スポットライトの当たる作家の裏にかけがえのない校閲部の仕事があることを誰も知りません。感謝もしません。書籍のあとがきで著者にお礼を言われることもありません。しかーし!皆様はそんなことは気にも掛けず、コツコツと作品の質を守り続けておられます。素晴らしいです。感動します。頭が下がります。今こそご自分の勤勉さを誇りに思う時です。

庭野『そうです。家を買いましょう!208号室を!』

万智『余計な事を言うな馬鹿者!ご清聴ありがとうございます。』

万智と庭野が帰った後、草壁は友達に『家買うんだ…』と言われ、『うん。』と答えた。

 

『地味にすごい!校閲ガール・河野悦子』とは?

話題になっている『地味にすごい!校閲ガール・河野悦子』というこのドラマ。

主演の石原さとみが演じるのは超ポジティブなオシャレ大好き女子、河野悦子。

夢のファッション編集者を目指して入社するも配属されたのは超地味な校閲部。

そんな概念を打ち崩すように彼女は真っ向勝負!

ちょっと気になることがあれば北海道まで直行、事件の真実を知る為に潜入取材、作家に直接会いに行って小説の内容を変更させる…などなど校閲の仕事を超えて大活躍します。

【石原さとみさんのコメント】

ハケンの品格や働きマンなど、とても好きで観ていたドラマの放送枠で同じ職業もので主演させていただける事を嬉しく思います!校閲というお仕事は、紐解いていくと私自身とも密接に関わりがあることを知りました。撮影までに実際に、校閲のお仕事をされている方とお会いして色々と教えていただき、また、ファッション大好き女子として、秋冬ファッションも勉強していきたいと思います!10月期・水曜10時から、地味なんだけど世のため人のためになっているお仕事をされている皆さんを応援できるドラマになるよう頑張りたいと思います!華やかなファッションとピリッと効いた毒舌な会話劇と、真剣に仕事に打ち込む河野悦子を楽しみにしていただけたら嬉しいです♡

【原作】宮木あや子「校閲ガール」シリーズ(KADOKAWA刊)

【脚本】中谷まゆみ

【チーフプロデューサー】西憲彦

【プロデューサー】小田玲奈、森雅弘、岡田和則

【演出】佐藤東弥

まとめ

『家売るオンナ』での『地味にすごい!校閲ガール・河野悦子』のプロモーションを成功させた日テレ。

この水曜10時枠は最近絶好調。

大野智主演の『世界一難しい恋』では民放ドラマ視聴率第2位を獲得、今期の『家売るオンナ』は8月現在で民放トップ。

次の石原さとみ主演ドラマもかなり期待されています。

次のクールも日テレがトップを飾るかもしれませんね。

視聴者の期待通り良いドラマを作ってもらいたいと思います。

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