【ひよっこ】第21週視聴率は21.4%!みね子(有村架純)は地味だが人と比べるな!
朝ドラ・NHK連続テレビ小説【ひよっこ】第21週「ミニスカートの風が吹く」(8/21~26)の視聴率・あらすじ・感想・まとめ
【ひよっこ】第21週の視聴率
第21週視聴率は21.4%!
・第121話:8/21(月)21.2%
・第122話:8/22(火)20.1%
・第123話:8/23(水)21.5%
・第124話:8/24(木)21.5%
・第125話:8/25(金)22.0%
・第126話:8/26(土)22.1%
【ひよっこ】第21週のあらすじ
富(白石加代子)と愛子(和久井映見)から、漫画家コンビ・祐二(浅香航大)と啓輔(岡山天音)が何日も帰っていないと聞かされたみね子(有村架純)たち。
「夜逃げしたのでは?」と心配し、みね子も早苗(シシド・カフカ)も、自分たちの接し方がひどかったかなと反省する。しかし、部屋で自分がモデルになった漫画を見つけたみね子は、一転して腹が立ってくる。
さらには、何も知らずにのんきな様子で帰ってきた2人から「おもしろいけれど主人公が地味だ」と編集者に言われたと聞き、落ち込んでしまう。見かねた秀俊(磯村勇斗)は、みね子の働きぶりが好きだと懸命に励ます。そして鈴子(宮本信子)に休みをもらうと、ある決意を持ってどこかへ出かけていく。
一方、谷田部家では「みね子を仕送りから解放しよう」と緊急会議が開かれていた。実(沢村一樹)は宗男(峯田和伸)と滋子(山崎静代)に、みね子に頼らずに暮らしていくにはどうすればよいか、これからの谷田部家の生計について相談する。一方、テレビ局へ出前に来たみね子と秀俊は、偶然、世津子(菅野美穂)を見かける。実を連れ出してからは一度も会っていなかった世津子のことが、みね子は気になってしまう。
【ひよっこ】第21週のまとめ
今回はツイートはなしで、個人的な感想を交えまとめさせて頂きます。
漫画家コンビが行方不明で亡くなったかのような展開からの第21週でした。
主人公が地味な漫画へのダメ出しは、そのまま「ひよっこ」へのダメ出し。
けれど比較する必要なんてありません。
それって他のドラマと比較する視聴者にも当てはまるのでは。
地味で庶民的な主人公ですが、最近の朝ドラは創業者などのモデルがいましたが、夢追う物語だけが朝ドラではないと思うのです。その日を懸命に生きる。そんな市井(しせい)の人の心情を丁寧に描く朝ドラもあっていい。
印象的な台詞や名言も沢山ありました。
「ここからだ!」と実さんは宣言しました。美代子さんを好きだとストレートに伝えるところは胸をつかまれました。蕎麦屋の冗談をいう気遣いから失ってないと思っていましたが、なんて気持ちの優しい方なのでしょう。
宗男さんが言う「誠実に生きていても悲しいことが起きる。けれど助けて助けられることが大事、それで世界は回るんだ」…スケールのでかい名言で印象的です。そのまま「ひよっこ」の助けあう世界に当てはまります!残酷なことはあっても笑って生きて、助けあって…。
さて、ミニスカートが女性の解放のように、みね子も解放されるときが来るのか…。
家庭に縛られているとまで言うのは酷だし、仕送りはみね子の自由なのだけれど、どうみても家庭を背負っています。
そう。「大丈夫にするしかない!」という世津子さんの名言もありました。名言、というのにはカッコイイ言葉ではありません。けれど、そうやって生きている庶民は多いのです。
もうすぐ夏休みが終わります。学校に行きたくなかったり、自ら命を落とす方も残念ながらいるかもしれない。
人は上手くいくことばかりじゃない。楽しい日々だけじゃない。けれど大丈夫、とする。無理矢理にでも。
そんな強引で、けれど単純な生き方がけっこう素敵なことだと思いました。ただ、どうしても無理な時はあります。いつか公立図書館で、学校へ行きたくないときは図書館においでという趣旨の呼びかけをしたニュースがありました。
由香がなかなか家族の元へ戻れない姿をみて思い出しました。…ああ無理なことってあるなあ、人間っぽいなあ、みね子よりも、と。たしかに子どもだけど。追加設定されたとは思えないほど愛すべきキャラだな、と。
あと、第21週と関係ないのですが「SONGS」に乙女寮メンバーが再結集。今年の番組最高視聴率7.0%を記録する人気でした。乙女たちのわきあいあいが微笑ましく、澄子の失踪からの桑田佳祐さんの楽屋訪問というコント仕立ての寸劇も楽しかったです。「粋な演出」「まるでスピンオフ」「なんだか泣けた」というツイートも!
※見逃した方は再放送が、NHK総合で9月6日深夜0時10分から放送されます。
22週は時子のコンテストに、島谷再登場、富さんの過去も…見逃せません!
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