『はじめまして、愛しています』3話のギューに日本中が涙!あらすじと感想!

『はじめまして、愛しています』3話あらすじと感想

注目度の高いドラマ『はじめまして、愛しています』。

視聴率は初回10.4%、2話11.4%と平均視聴率は今季民放ドラマで3番目に高い数字となっています。(1位は『家売るオンナ』、2位『仰げば尊し』)

特別養子縁組をすべく美奈(尾野真千子)と信次(江口洋介)の夫婦が奮闘します。

しかし家族になるというのはそんなに簡単ではなく、児童相談所の堂本真知(余貴美子)はその厳しさを夫婦に諭していきます。

3話は注目の『試し行動』の回。

美奈と信次は無事に子供から認めてもらえるのでしょうか。

あらすじの後にみんなの感想をまとめています。

視聴後の方は飛ばしてどうぞ。

目次

『はじめまして、愛しています』3話あらすじ

無事に里親申請が通り、喜んで児童相談所に向かう二人。

しかし堂本からの厳しい言葉が待っていた。

『ピアノ教室なんてしている余裕はない』とまで言われた。

美奈が一番心配しているのは『試し行動』。

試し行動は親が子供を本当に受け入れてくれるか試す為にする行動。

堂本は叱ってはいけない、気が済むまでやらせるようにと伝えた。

厳しい事を言う堂本だが、夫婦の里親申請が通ったのには堂本の強い推薦があったからだった。

信次は子供の名前を決めていた。

名前は『一(はじめ)』。

家に帰ると美奈が準備していたはじめの部屋に連れて行った。

一緒に美奈が作ったご飯を食べて信次とお風呂にも入った。

妙に素直だと感じていた美奈だが、3日後にそれは始まった。

朝、美奈が目を覚ますとそこにははじめが立っていた。

そして手に持っていたオレンジジュースをその場にばら撒き始めたのだ。

その日から凄まじい試し行動の数々。

たまごやケチャップをぶちまけ、引き出しを開けて洋服をばらまき、買い物に行くと大量に同じものをかごに入れた。

それでも怒ってはいけない、美奈は徐々にストレスを溜め込んでいった。

試し行動が始まって3日目、美奈は堂本に相談した。

堂本には『思う存分やらせてください。その方が早く終わるから。あの子はあなたの何倍も辛い想いをしてきたんですから』と言われた。

はじめの行動は更にエスカレートし、美奈はストレスと睡眠不足で痔が悪化していた。

美奈がピアノ教室をしているとはじめが入ってきた。

美奈『ピアノ教室には入ってきちゃダメって言ったでしょ。』

するとはじめは美奈の腕をかじり、手をつねった。

美奈は叱ってしまった。

信次は春代とその娘、そして巧にはじめを紹介する為に家に招いた。

信次『もう一人呼んでる。』

美奈の父・真美(まさよし)が来た。

気まずい空気になるが美奈のピアノが好きと聞いた真美はピアノで『白鳥』を弾いた。

それは美奈と子供の頃に一緒に弾いた思い出の曲、動物園ではじめが迷子になった時に美奈が引いた曲でもあった。

はじめはそれに反応し隣に行き、連弾し始めた。

真美『もっと美しい曲がたくさんある、教えてやるからな。』

しかし美奈はいつも約束を守らない真美がおじいちゃん面していることにいきり立ち、父を帰らせた。

その夜、はじめは夕ご飯のフォークとナイフを持つとソファに突き刺しはじめた。

そして止めようとした美奈の手に傷を負わせてしまった。

美奈ははじめを怒鳴り、突き飛ばした。

するとはじめは美奈の顔をじっと見ながらその場でおもらしをした。

美奈『やっぱりやめよ。あなたがあの子をどうしても養子にしたいなら別れるしかないかもね。』

信次『わかった。俺たちの間を壊してまで養子を貰うべきではない、明日施設に行こう。』

次の日、はじめを施設で引き取ってもらうことにした。

美奈は堂本に『あの子を引き取る辛さが誰にもわかってもらえなくて。はじめを突き飛ばした時、自分も虐待する可能性があるんだって気付いたんです。そしたら怖くて。』

しかし堂本は『時間がないのでお引き取り願えますか?』と冷たい言葉を浴びせる。

しかし堂本たち自動相談員は里親の為に仕事をしているわけではない、子供が一刻も早く愛してもらえるためにやっている。

その想いを知り、美奈は手続きを信次に任せてある場所へ向かった。

それは信次の母の病院。

信次が母に会いたがらないことについて聞きに行ったのだ。

信次の母は引き出しに隠し持っていたお酒を取り出し、飲み始めた。

『こうやってあたしは母親失格になったの。未来と向き合うことから逃げたの。あの子の父と兄のことが頭から離れなくて。』

家に帰り一人でピアノを弾く美奈。

そして気付く。

『私はバカだ。自分からあの子の手を離そうとして。』

美奈は走り出した。

そして児童相談所に駆け込み、堂本に何でもするからあの子の親になりたいと懇願した。

しかし堂本からは予想外の答えが返ってきた。

信次は里親申請を取り下げてはいないというのだ。

美奈は走って信次の職場に行く。

怒られると思った信次が『ごめん、どうしても諦めきれなくて。』と言い訳をしようとするが、美奈は『行こう、はじめを迎えに。』と言った。

二人はすぐに児童相談所へ。

庭で一人でいたはじめに『はじめ!』と呼びかけた。

すると今まで名前に反応したことがないはじめが振り向いて走ってきた。

美奈はそれをぎゅっと抱き締めた。

美奈はこの瞬間、どんな辛い未来が待っていようと受け止める決意をした

家に帰ると信次と美奈はジュースを用意しはじめにばらまくように言った。

信次と皆も一緒にやろうとしたのだ。

しかしはじめは手渡されたジュースを机に置いた。

そして美奈に抱きついた。

こうしてはじめの試し行動は終息した。

『はじめまして、愛しています』3話感想

最後のギューはヤバかったですね。あの瞬間に涙腺が緩んだ方が非常に多かったようです。

本当に良い回でしたね。美奈と信次の心の動きに感情移入しやすいお話でした。

虐待とか身近にはない人がほとんどですが確かにある話なんですよね。里親になるってこんなに大変だったのかと思い知らされました。

母親の心の大きさってすごいですよね。会ったばかりの子をそこまで愛せるかと思うとやはり厳しい審査は必要だと感じました。

美奈は本当によく耐えましたよね。普通はギブアップしちゃうと思います。

はじめまして、愛していますの尾野真千子さんって良いキャラですね。妙に現実味があって感情移入しやすいと思います。

あのラストシーンは涙を誘いましたね。あんなの反則でしょと思いました。

何も言葉を発していないのにあの表現力、すごいですね。愛されることできっと解決できる子が多いんだと思います。

別に悲しくないのに泣いたりするやつもそうですね。子供は子供として構って欲しいんです。最近は友達家族みたいな育て方もあるようですがあれは愛情表現が違うから思春期でグレますね。

本当に最終回かと思うようなシーンでした。別にあれで終わりでも評価としては良いドラマですよね。

世間では『特別養子縁組』って名前は知っていても内容はほとんどの人が知らないわけじゃないですか。それを広く知ってもらうだけでも大きな意味があると思います。

母との辛い過去がなければ諦めていたかもしれませんね。子供との接し方も考えさせられる部分がありますね。

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