本記事は【推しの殺人】の原作小説をネタバレするとともに、連続ドラマの全話あらすじネタバレを紹介!最終回結末も考察&予想、河都(城田優)の正体などもお伝えしていきます。
田辺桃子、横田真悠、林芽亜里トリプル主演ドラマ【推しの殺人】が、読売テレビ・日本テレビ系で2025年秋に放送!
「このミステリーがすごい!」大賞・文庫グランプリに輝いた、遠藤かるた氏の小説『推しの殺人』を実写ドラマ化。
ライブは死体を埋めてから!一線を越えてしまった地下アイドル3人が失踪する、アイドル×クライム(犯罪)“サスペンス”です。
ドラマ版ではオリジナル要素も加えて全13話のスケールで放送。はたしてその結末とは?
本記事には原作とドラマのネタバレが含まれます。未視聴の方はご注意ください。
【推しの殺人】の原作
【2/6発売】☃️
第22回『このミステリーがすごい!』大賞
\文庫グランプリ受賞作/『推しの殺人』遠藤かたる
崖っぷち地下アイドル・グループの1人が殺人を犯してしまいーー
仲間を守るため、少女たちが疾走する
アイドル×ノワール!#宝島社文庫 pic.twitter.com/PrsZV49mbo— 宝島社『このミステリーがすごい!』編集部 (@konomys_jp) February 7, 2024
タイトル | 「推しの殺人」 |
著者 | 遠藤かたる |
出版社 | 宝島社 |
レーベル | 宝島社文庫 |
注記 | 「溺れる星くず」を改題、加筆修正 |
文庫の発売日 | 2024年2月6日 |
【プロフィール】遠藤 かたる(えんどう かたる):1988年生まれ。愛媛県松山市出身。甲南大学法学部卒業。現在、化粧品メーカー勤務。趣味は映画・ドラマ鑑賞、読書。第22回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞し、本作でデビュー。
【推しの殺人】の原作ネタバレ
ドラマ【推しの殺人】の原作小説について、ネタバレありで紹介します。
原作小説あらすじ(ネタバレなし)
「推しの殺人」(宝島社文庫)のあらすじ(ネタバレなし)は、以下の通りです↓
行き着く先は破滅か、ステージか! 待ち受けるどんでん返し!
大阪で活動する三人組女性地下アイドル「ベイビー★スターライト」は、様々な問題を抱えて危機的な状況にあった。尊大な事務所社長、グループ内での人気格差、恋人から暴力を受けているセンター……そのようななかで、“ベビスタ”はさらに大きな問題に見舞われる。メンバーのひとりが事務所で人を殺してしまったのだ。彼女の罪を隠蔽するため、三人は死体を山中に埋めることを決意して――。宝島社より
メンバーの誰が、誰を殺した?【who done it】
あらすじで詳細が伏せられている「メンバーのひとりが事務所で人を殺してしまったのだ」についてネタバレありで紹介しましょう。↓
■殺人を犯した「メンバーのひとり」とは、イズミ(林芽亜里)です。つまり、殺人犯はイズミ!
■「事務所で人を殺してしまった」の「人」とは、羽浦(田村健太郎)です。つまり、被害者は羽浦!
羽浦は「ベイビー★スターライト」メンバーが所属する事務所の社長です。つまり、部下が上司を殺したというわけですね。
なぜメンバーのひとりが殺人をしたのか?【why done it/犯行動機】
そこで疑問。なぜメンバーのひとりであるイズミが事務所で社長を殺したのでしょうか。つまり、動機は何?
表面的には、社長に対して何かしら不満があったのか?上司への不満だからパワハラとかセクハラか?と思われますが、真相は違います。
出版社による「あらすじ」で、「恋人から暴力を受けているセンター」というワードがありました。
センターとはイズミのことです。(ちなみに、センターとはステージでの立ち位置のことで、真ん中で歌って踊る一番目立つポジションです。まあ、3人しかいないのですけど 笑)
恋人とは羽浦社長のことです。
つまり、恋人の羽浦社長に暴力を受けているセンターのイズミ、となります。
イズミは暴力を受けていて、事務所で羽浦に話し合いで解決しようとしました。しかし羽浦は酔っていて話し合いになりません。イズミが「別れる」と告げると、羽浦はイズミを殴って支配しようとしました。さらに、羽浦はイズミに違法薬物を飲まそうとしました(※実は河都が羽浦にあげたもの)。
2人は、もみ合い、羽浦がテーブルに頭をぶつけて気を失いました。起きたら殺される。そう思ったイズミは彼の首を絞めて、扼殺(やくさつ)しました。
イズミの犯行動機は恋人に暴力を受けていたため、殺されると思ったから。殺される前に殺した。気を失って抵抗できない相手を殺したので過剰防衛になりそうですが、それほど暴力で追い詰められていたのでしょう。
城田優の正体は?
主演3人のほかに、城田優さん、増田貴久(NEWS)さんがキャスティングされていて、出演者発表第2弾で発表されました。つまりトリプル主演に続いて、重要な役だと思います。
城田優さんが演じる役は、河都潤也(かわと じゅんや)〈37〉 です。マーケティング会社の社長で、ルイにアイドルの仕事を勧めた人物。
原作では、テレビ番組にコメンテーターとしても出演している、有名人。マーケティングの天才と称されています。イズミとも東京時代に関わりがあったようで、一緒に住んでたこともあったようです。でも、彼を避けている様子のイズミ。元恋人ではない様子で、話が進んでいきます。終盤になって、イズミが河都と縁を切りたがっていた理由が分かります。
河都(城田優)の正体は、女衒(ぜげん)で成り上がった人物だというもの。「女衒」とは女性を遊廓など、売春労働に斡旋することを生業(なりわい)とした仲介業者のこと。
河都は女性を斡旋して、有力者とコネクションを築くことで、または有力者の弱みを握ることで、自身の会社を大きくしてきたのです。
東京にいた時、イズミも河都の紹介で、男に体を売る仕事をしていました。イズミが河都と縁を切りたがっていた理由は、売春させられていたからでした。元々は河都のことを好きで、好きな人に必要とされることが嬉しかったから売春していたイズミ。しかし、つらい思い出に変わっています。あの時は若かった、とイズミは(まだ23歳ですが)振り返っています。なぜあんな男のために、と後悔しています。17歳ごろから売春をしていたそうですが、たしかに若かったですかね。
増田貴久の正体は?
増田貴久さんが演じる役は、矢崎恭介(やざき きょうすけ)〈37〉です。 弁護士で、河都の大学時代の同級生です。
矢崎はドラマオリジナルキャラクターなので、不明です。ドラマオリジナル要素である連続殺人と関係する?あるいは河都とともに女性の斡旋に関わっていたりするのでしょうか。
ルイ(田辺桃子)の抱える過去と贖罪
ルイ(田辺桃子)の抱える過去も、重要なネタバレです。ポイントとなる過去は2つあります。
一つは先述した河都との過去です。ルイが東京にいた時代、ラウンジ嬢(高級クラブとスナックの中間に位置する接待飲食店で働く女性)をしていて、河都にお金になる仕事として売春を紹介されました。
二つ目は、「人を殺した」ことです。でもこれは、私は人を殺したようなもの、というやつです。ドラマあるある、ですね。
父は母をよく殴っていました。ルイには妹もいて、なんとか母と妹を守りたいと思っていました。そんなある日、父が妹にまで暴力を振るいます。ルイは家族を守るため、包丁をもって父に向かい……。父は家を飛び出して(飲酒してるのに)車で逃げて、事故を起こして死亡しました。
それからルイは母と妹と貧乏でも幸せに暮らしました。小学生時代の冬のある日、ルイが学校から帰ると、母と妹が布団で寝ていました。ルイは洗濯物を取り込み、ストーブをつけてから、外出して遊びました。帰ると、家が火事になっていて、母と妹は死亡しました。
ルイは父と母と妹を私が殺したようなものだからと罪悪感を抱えて生きてきました。なぜ死体遺棄を手伝うことにしたのか、理由の一つに、贖罪もあったようです。妹が生きていたらイズミと同じ19歳になっているから…。
原作小説ネタバレ・あらすじ
ここから原作小説のストーリーについて起承転結に分けて、分かりやすく紹介していきます。
【起】殺人事件発生
ルイ(田辺桃子)、テルマ(横田真悠)、イズミ(林芽亜里)で構成される3人組アイドル「ベイビー★スターライト」は、人気低迷中の地下アイドル。
ルイは実力がないものの、お嬢様で容姿が良くて、人気だけはあり、センターポジションを務めています。それが面白くない努力家で元センターのテルマ。一方、ルイはファンから「何のためにアイドルやってるの?」と言われるほど、やる気なさそうにみられています。
ルイとテルマはチェキの売上も悪く、所属事務所の社長・羽浦から接待に駆り出されます。そこにはガマガエルのような男とともに人気コメンテーターの河都も来ました。ガマガエル男によるセクハラ行為に怒ったテルマ。接待は失敗へ。怒った羽浦はルイとテルマをお荷物呼ばわりするものの、間に入った河都によって助けられます。そんな中、夜、イズミが羽浦社長を殺してしまいました。
【承】証拠隠滅へ
イズミは密かに羽浦社長と付き合っていて、暴力を振るわれていました。別れ話の際にもめて、気を失った羽浦社長の首を絞めて殺しました。イズミはメンバーのテルマとイズミを事務所に呼んで、相談します。イズミはアイドル引退を考えていたものの、テルマがアイドルを続けたいと意思表示したことで、助けることに。ルイとテルマは遺体をイズミの祖父が持つ山に捨てることを決めて、実行。
楽器ケースに遺体を入れて、マンションの防犯カメラのSDカードも抜きとって無効化にして、レンタカーを借りて遺体を乗せて、山へ。3人で力を合わせて死体遺棄をやり遂げました。でも、罪悪感を抱える日々の始まりでした。
【転】ドキドキの展開へ
死体遺棄を終えた後、中盤はドキドキの展開となっていきます。ルイの一人称で物語が語られていくので、読者にもハラハラドキドキが伝わってくる展開となっています。
例えば…台風の襲来で山崩れが起きたら心配だからと見に行ったり、大きなイノシシに襲われかけたり、興信所の探偵の調査が鋭かったり、警察が来てイズミが逮捕されるバラエティ番組のドッキリをかけられたり…。
しかし死体が見つからないと警察は動かないため、興信所の調査が完了したことで、ひと安心なルイたち。3人は以前よりパフォーマンスが向上し、ドッキリ番組とはいえテレビ出演することで浮かれていたのですが、しかし…。
【結末】河都と対決へ
ドッキリ番組にベビスタを指名したのは河都でした。テレビ局にも影響力があってキャスティングできたのです。さらに、河都は友人の羽浦が行方不明なことを心配して、ベビスタの東京進出をプロデュースしたいと言い出します。浮かれているテルマとイズミ。しかしルイだけは不安でした。
その後、ルイは河都から「(羽浦が)山に埋まっているだろ?」と、かまをかけられて…動揺してしまうルイ。羽浦も別に興信所を雇っていて、ルイが借りたレンタカーの行き先が私有地の山であるとつかんでいました。掘り起こしてはないですが、河都に死体遺棄がバレました。
ルイは河都と直接対決へ。河都の隠れ家のような倉庫にて、ルイは再び売春することを条件に秘密にしてもらうのですが…。河都はテルマとイズミも斡旋すると言います。
仲間を守りたいルイは、河都による売春の盗撮データを武器に、戦いますが…。河都はルイに暴力を振るい、ルイを殺して、この世から消すことを決めました。
朦朧とする中、テルマとイズミが助けに来ました。3人ともケガだらけになりつつ、力を合わせて、不意をついて、河都をやっつけます。ルイがハイヒールを河都の両耳に突き刺したのでした。
倉庫から逃亡するルイたちは、4周年記念のライブ会場へ向かい…。
ラスト、ルイたち3人は傷を隠しながら、4周年記念のステージに立ちました。観客席にはルイにやる気ないならやめるよう言っていた中学教師が来ています。
アイドルのてっぺんを目指していたベビスタですが、3人はここにも求めるものがあったことに気づきます。
また、ルイたちはこの後、捕まったとしても、3人でアイドルを続けたいと願います。
ステージの幕が開けるところで、物語も終わりました。
【ラストの解釈】幸せはすぐそこに
【ラストの解説】バラバラだった3人が、まさかこんな素敵な関係になるなんて。目的を共有すると、一体感が出てくるんでしょうね(笑)幸せはすぐそばにある!という清々しいラストでした。
ルイは、命を奪ったことを後悔するイズミに対して「自由、気位、尊厳ーー。多くのことを奪われた。イズミは取り返しただけ」と言っていました。
また、河都は女性を弱い生き物と蔑んでいました。そして幸せから転落する姿を見るのが好物でした。ベビスタをプロデュースするのも転落させる気だったのです。
この物語は、踏みにじられた女性たちが尊厳を取り戻す物語でもあったと思います。暴力的な父や河都に人生を狂わされたルイ。接待でセクハラ行為をされたテルマ。恋人から暴力を受けるイズミ。3人みんなで、河都を倒したことが男性支配からの脱却の象徴だったと思います。そして物語ラストにステージに立つ。これ以上ない、ステージになることでしょう。
しかし悪くないラストではありますが、この原作小説のラストは、犯罪を隠しとおせるのか?という重要なポイントが抜けています。最終盤ではマネージャーが航空券を用意していて、海外逃亡をすることが示唆されています。でも逃亡するのか、自首するのかは不明。ステージ後に決める感じですね。
また、河都は耳を刺されただけで死亡しているかは不明。動かなくなったという表現はありましたが…。
ラストシーンのその後は主に3パターンあると思います↓
- ベビスタの3人が海外逃亡へ。海外でアイドルを続行?
- ベビスタの3人は自首をして、罪を償う。監獄アイドルに?!
- ベビスタの3人は4周年ステージ終了後、河都の死体を遺棄して、アイドルを続行。
筆者個人的には河都の死体をまた遺棄して、アイドルを続行してほしいな、と思います。罪を抱えて輝いて生きるアイドル。良いじゃないですか?ダメですかね(笑)
ドラマ【推しの殺人】全話あらすじネタバレ
ドラマ【推しの殺人】のあらすじネタバレを最終回まで全話紹介します。
各話で考察すべきポイントがあれば解説していきます。
1話【3人の共犯者】隠蔽殺人×未解決連続殺人事件
あらすじ
ルイ(田辺桃子)、テルマ(横田真悠)、イズミ(林芽亜里)で構成される3人組アイドル「ベイビー★スターライト」。大阪で活動を行う彼女たちは問題が山積みだった。
そんな彼女たちは、“殺人”という罪を犯してしまうことに――。自分たちの罪を隠蔽しようとする3人。しかし、警察や探偵からの追及に、マネージャーらからの不審。そして、元メンバーの裏切り。次々と襲ってくる苦難……さらには、日本中を騒がせている「未解決連続殺人事件」にも巻き込まれていくことに――。共犯者となったことで絆を強め、抗っていく3人。この先どうなろうともアイドルとして輝こうと、一致団結する3人の運命は…!?
ネタバレ
イズミは恋人で所属事務所社長の羽浦(田村健太郎)と別れ話をして、麻薬を飲まされそうになり、もみ合う。電話で助けを求められて、ルイとテルマが駆けつけ、助けに入る。激しい戦いの中、羽浦はキャビネットにぶつかり、気絶した。
イズミは羽浦を殺害する。「捕まりたくない」というイズミ。テルマは「アイドル続けたい」と懇願、ルイは死体遺棄を計画する。すると、元メンバーのミチル(なえなの)がやってきて知られてしまう。社長にお金をせびりにきたのだ。
イズミは口止め料として10万円を払い、死体の移動をミチルに手伝わせる。共犯者にさせたのだ。そしてミチルを帰し、死体を山に埋める作業へ…。
埋める前にイズミは人の命を奪ったことを激しく後悔して、自分ひとりで背負おうとする。しかしルイは「奪ったのは向こう。イズミは何も奪ってない」と励ます。ルイとテルマは自分の意思で穴を掘り、死体を埋める。
マンションの防犯カメラにも手を打った。あの山は人が来ない。でも完璧はありえない…。ルイはテルマとイズミに、羽浦が自分の意思で失踪したと思わせること、死体が見つからなければ警察は動かないから完璧じゃなくてもいい、と話す。意外にも冷静な理由は「人を殺したことがある」かららしい。
回想で、ルイの父が母に暴力を振るうシーンや、セーラー服のルイが姉に助けを呼ぶ火事のシーンが挿入される。
翌日。ルイ、テルマ、イズミは、“一蓮托生”の関係として、不安を抱える主犯・イズミのマンションで暮らすことにする。
そんな中、連続殺人が再び起きる。斧で女性の下腹部を狙う一連の犯行だ。一方、ルイは幼なじみの望月(曽田陵介)と大阪の街中で再会。連続殺人犯(?)が山で穴を掘っている。穴から、腕時計が出てくる…。(つづく)
思った以上に殺人シーンが怖かったです。地上波ドラマだから血は抑えているし、凶器で被害者を何度も殴打する場面は手元を映していませんでしたが…。それでも残酷なシーンでしたね。
初回は原作通りに進んでいますが、連続殺人や警察の動きだけはドラマオリジナル。そういえば、元メンバーのミチルも原作にいないし、事件を目撃したりしないので今後の動きが不透明。お金でつながる共犯者がいるというのは危険要素です。ミチルの暴走には期待しちゃいます。
2話【危険な隠蔽工作】共犯者に向けられる疑惑の目
あらすじ
ルイ(田辺桃子)、テルマ(横田真悠)、イズミ(林芽亜里)の罪を共有した3人は、イズミのマンションで暮らすことに。
そんな中、ルイは幼なじみの望月(曽田陵介)と再会。捜査一課の刑事となった望月は、ある連続殺人事件の捜査で大阪に来ているという。ルイは望月が刑事と知り動揺する。
殺人を目撃したミチルから口止め料として30万円を催促する連絡がくる。羽浦のスマホ処分をテルマとイズミに任せたルイは、ミチルの元へ行き「もう連絡してこないで」と言って金を渡した。直後、マネージャーの土井(トラウデン直美)から声をかけられる。ルイは「ミチルと会っていたのは見られてないよね?」と不安になるが――。
羽浦と連絡がつかないことを不審に思う土井は、警察に所在者不明届を提出。調査会社にも依頼し、羽浦の足取りを調べることに。
「誰か一人でもぼろを出したら私たちは終わり」。そんなルイの心配は的中し……!?
ネタバレ
放送後に更新します。
【推しの殺人】最終回結末の考察、予想
【推しの殺人】には原作があります。
なので原作の結末を参考にしながら、ドラマの結末を放送前に考察&予想してみましょう。
最終回結末はオリジナルのハッピーエンドに?
ドラマ版は、クライムノベルの原作に、ドラマオリジナル要素を加えて全13話で放送します。
なので、原作とは違うラストになるでしょう。
原作のラストは解釈が分かれる結末でした。ルイたち3人は逮捕される予感がします。でも、4周年を祝うステージには立てました。また、アイドルのてっぺんに立てなくても、小さなライブハウスでのステージに意義を見出せました。3人でアイドルをやる幸せをつかめました。ある意味、ハッピーエンドですが、河都を殺したこと(または傷害事件?)が表沙汰になるでしょうから、バッドエンドといってもいいでしょう。
……ドラマ版のラストは逆にハッキリとしたハッピーエンドを予想&期待します。例えばですが…。ドラマではオリジナル要素として「連続殺人事件」が起きるのですが、その犯人が河都で、ルイたちが正当防衛で河都を殺してしまったり(あるいは意識不明にしたり)したら、一応、ルイたち3人が今後もアイドルを続けられるハッピーエンドになると思います。ルイたちが羽浦を山に埋めた事実に気づいたのは河都だけでですし、
はたして一体どんな結末に?
【推しの殺人】の登場人物
■主要人物
- 高宮ルイ(たかみや ルイ)〈25〉 演 - 田辺桃子 …大阪を拠点とする地下アイドルグループ「ベイビー★スターライト」のメンバー。クール系だがやる気はない。※原作では23歳。
- 早川テルマ(はやかわ テルマ)〈23〉 演 - 横田真悠 … 「ベイビー★スターライト」のメンバー。向上心の塊で、イズミに対抗意識を燃やす。※原作では19歳。
- 沢北イズミ(さわきた イズミ)〈20〉 演 - 林芽亜里 …「ベイビー★スターライト」のメンバー。センターポジションを務める。実力不足ながら人気が高いためセンターに抜擢された。※原作では19歳。
■周辺人物
- 河都潤也(かわと じゅんや)〈37〉 演 - 城田優 …マーケティング会社の社長。ルイにアイドルの仕事を勧めた張本人。
- 矢崎恭介(やざき きょうすけ)〈37〉 演 - 増田貴久(NEWS) … 弁護士。河都の大学時代の同級生。※ドラマオリジナルキャラクター。
■警察&興信所
- 望月直哉〈27〉 演 - 曽田陵介 …警視庁捜査一課の刑事。ルイの幼馴染。※ドラマオリジナルキャラクター。
- 坂本邦夫〈47〉 演 - 坪倉由幸 … 大阪府警の刑事。望月とともに、東京と大阪で発生した未解決連続殺人事件の捜査を担当する。※ドラマオリジナルキャラクター。
- 下谷武史 演 - テイ龍進 … 民間の調査会社の代表。ルイたちの身辺調査を行う。
■ ベイビー★スターライト(ベビスタ)の関係者
- 土井あずさ〈30〉 演 - トラウデン直美 … マネージャー。
- 羽浦悟〈36〉 演 - 田村健太郎 …メンバーたちの所属事務所の社長。
- 駒場ミチル〈23〉 演 - なえなの … 元メンバー。羽振りが良いように見せているが、実際は借金苦にあえいでいる。 ※ドラマオリジナルキャラクター。
- 久保茂 演 - 水間ロン… 箱推し(=グループ全体推し)のファン。 ※ドラマオリジナルキャラクター。
- 村上正樹 演 - 中村公隆 … ルイ推しのファン。中学校の教師。ルイにダメ出しをしてくる。
■谷村家
- 谷村敏勝 演 - 猪塚健太 …ルイの父。
- 谷村はる美 演 - 西原亜希 … ルイの母。
- 高宮愛の学生時代 演- 高松咲希
- 原作ではルイの妹が存在。
まとめ
・原作ネタバレ
・ドラマ全話のあらすじネタバレ
・最終回結末予想
以上について紹介しました。
ドラマ版では、ドラマオリジナル要素も加えて、最近の連ドラでは長めの全13話で描くとのこと。なので、読み終えた読者もドラマが初めての人も、どちらも楽しめる作品になりそうですね。楽しみです!
本記事は、ネタバレあらすじを最終回まで、毎週更新していきます。最終回結末までの気になる点、チェックポイントも放送後に考察、更新予定です。ドラマ鑑賞の参考に何度でもご利用ください。