【大奥2 幕末編】17話のネタバレと感想|阿部正弘(瀧内公美)「最後の願い」が切ない!

大奥2 幕末編17話
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NHKドラマ10【男女逆転 大奥シーズン2 幕末編】17話のあらすじネタバレと感想|阿部正弘(瀧内公美)「最後の願い」が切ない!薩摩からやってきた御台=胤篤(福士蒼汰)が家定を、幕府を変えていく。病に倒れた正弘の最後の願い、それを受けた家定の思いに胸を打たれる!

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【大奥2 幕末編】17話のあらすじ

NHKドラマ10【大奥シーズン2幕末編】17話のあらすじです。

胤篤は敵か味方か

瀧山(古川雄大)だけでなく、胤篤(福士蒼汰)の美貌は大奥の男たちを驚かせた。伝説のお万の方様の再来かとも言われるほど話題に。「世にも稀な顔の良い男」と聞いた家定は「顔形になど惑わされぬ」と言っていたものの、祝言のときは胤篤に見惚れていた。

新婚初夜。疲れたから休むと家定。胤篤も大人しく休むことにするが、1つの布団に入ると家慶のことを思い出してしまう。中で足が家定にぶつかる。これからもずっとお褥はしないと胤篤に告げる。

次期将軍は、一橋慶喜(大東駿介)か紀州の福子姫(志田彩良)かと聞く胤篤。家定は慶喜に継がせる気は毛頭ない。慶喜には他人を思う心がないから将軍の器ではない。慶喜を将軍にすれば国が滅びる。だから後釜にはしない。そう明日にでも島津斉彬に伝えておけと命じる。

すると胤篤は、あっさり承諾し、家定は拍子抜け。

薩摩の狙いと郷中教育

胤篤は、上様の御慧眼に感服した。どうしてそうなったかを話す。

家定の寝所。人は教育として薩摩武士の「郷中(ごじゅう)教育」によって育てられると説明する胤篤。

たとえば年上の者からこう尋ねられる。
「もしそなたが1人で道の端を歩いていて、ある屋敷にいた武士から唾を吐きかけられたらどげんする?」

例えばこう答える。
「そのふらちもんの家に行って成敗いたしもす」

1人で屋敷に行ったら逆にやられてしまうと家定が答えると、そう言われたら別の手を考えなければならない。
「もしならば」と問うことを繰り返して最も良い解を見つける方法だ。

上様が実にご慧眼、その現に即して考えた場合、薩摩はもはや水戸を介せず将軍家と直接手を組むのが最善という考えに至ったと説明する。薩摩の狙いは政に喰らい込むというその1点。そのために私をうまく使ってくれと言うのだ。

胤篤と瀧山。薩摩の密貿易にて得たものを下賜するのはやめるように注意した瀧山は、逆に添い寝をやめろと返される。添い寝がしきたりなのは、側室との夜伽の際のみ。不届きなおねだりをさせないためのはず。

胤篤は大奥の細かいことまで知っている。隠密がいるのは間違いないと瀧山は阿部正弘(瀧内公美)に伝える。
あのかわいげのなさ、蔭間でもトップをとれるだろう。

胤篤に対面した正弘は、薩摩の狙いは政に入り込むこと。それさえ叶えられればよい。慶喜のことは早々に諦め、水戸とは縁を切るという聡明な胤篤と家定はお似合いだと感じる。家定が誰よりも頼りになるお方が御台様になるといい。よきパートナーになってくれたら…。

正弘VS直弼

堀田が「市井でコロリ(コレラ)という謎の疫病が流行っている」と正弘に告げる。これは異国船により持ち込まれたもの。「天罰じゃ、開国なんかするからじゃ」今すぐ外国人を追い出せと言う水戸徳川の徳川斉昭。正弘は具合が悪くなる。

だから攘夷派とさっさと手を切れと言った、と井伊掃部守直弼(津田健次郎)が、鬼の首を取ったように正弘を責める。そもそも正弘が大名や旗本の意見を集めたのがよくない。そろそろ老中首座を退け。この国難をナヨナヨと女のやり方で乗り切れられない。

だからダメなのですよ、あなたのようなお方がこの国を滅ぼすのです。

阿部ごときが井伊に…と言う直弼に正弘は、家格なんかにこだわっている余裕はない。だからこそ全国から意見や人を集めている。誰かがやり遂げてくれるなら、いつでも役職を下りると啖呵を切った。

食えない慶喜と聡明な福子姫

家定は、正弘はこの国の行く末を見ている、出自を問わず国を導くにふさわしい人物が舵を取れるようになることと胤篤に話す。だが突き詰めれば徳川だけが継いでいかなくてもよいということになる。最後に正弘の邪魔をするのは自分への忠義かもしれない。

胤篤は、正弘の理想を叶えるためにはまず、そぞろ歩き(散歩)をしようと提案する。朝日のまぶしさ、身体を動かすと身体があたたまることを実感する家定。食事もこれまでになくおいしく感じる。

家定と祭り見物をする胤篤は自分も神輿を担ぎたいとワクワクする。

慶喜と対面。胤篤が「たいそう英明な方だと聞いている」と言うと、英明なのは胤篤のほうだと嫌味で返す。家定が、メリケンとの通商条約を調印すべきか否かと問うと、「何も考えがない」「将軍をやるのは女ばかり、自分には務まらない、ご勘弁を」と答える。慇懃無礼が衣を着ているようだと胤篤。

続いて福子姫(志田彩良)と対面。自分と同じように、祭りの神輿を担ぎたくなったという姫に笑顔になる胤篤。家定が慶喜と同じ質問を投げかけると、福子は、断ったらどうなるのかと聞き、相手が力づくでくるかもしれないと言われると、力を振るうのは相手も骨折り。そのあたりを腹に留め置き、よき落とし所を探るのはどうかと提案する。なかなかの器だ。

しかしカステラを食べ始めた福子の様子がおかしくなる。毒を盛られたらしい。幸い大事には至らなかったが、紀州の中にも水戸の隠密がいるのかもしれない。

胤篤は、自分との子を考えて欲しいという。上様は体が弱くて子も産めない。それを前提をもとに諸藩も幕閣も思惑をめぐらせている。だからそれを吹き飛ばしてやりませんか。今の丈夫になった上様にならできる。

どんな子が生まれるかわからないと不安を口にする家定に胤篤は、人というのは教育。家定と胤篤で教育すればよい。上様は国を民を思う心を、私は現実的にモノを考える術を。その子が後継ぎなら、伊勢守の目指すところにも近づけるだろう。これは最もよい解ではないですか。
そこに瀧山。正弘が急病で明日から登城できないと知らせに来た。

【大奥2 幕末編】17話のネタバレ

NHKドラマ10【大奥シーズン2幕末編】17話のネタバレです。

正弘の最後の願い

正弘を見舞う瀧山。手土産は家定手づくりのカステラだ。散歩を始めた家定がみるみる元気になったと報告する。歩けば腹が減り食も進む。するともっと歩けて食べれるようになり…、どんどん元気になっていっている。喜んだ正弘は、瀧山と最初に会った頃の話を始める。まだ思い出話なんてしたくないと涙を滲ませる瀧山。

学問をして自由に羽ばたきたいと瀧山が言っていたように、自分もどこまでも羽ばたいていけると思っていた。まさか自分の翼が折れて飛べなくなるとは夢にも思わなかった…。正弘は悔しさに涙を流す。

ある天気のよい日。瀧山は正弘を抱き上げて庭に連れていく。すっかり元気になった家定が乗馬を楽しんでみせた。驚き喜ぶ正弘。瀧山は、すべて正弘があの日家定を救ったから。あの素晴らしい上様は正弘が作ったのだと言葉をかける。

家定は、これからは私がそなたの身代わりを果たすから、じっくり治して戻ってこいと言う。

しかしもう自分の命はもう長くないと感じている正弘は「身代わりは阿部のお役目。最後まで私にお役目をまっとうさせてくださいませ」「上様の過去も病も私がすべてあの世に、お運びさせてくださいませ」

実は、病になってから恨んでばかりいた。なぜ私が…。何1つ成し遂げられないままで、いったい何のために生まれてきたのか。けれどやっとわかりました。いいえ、思い出しました。私はそもそも上様を生かすためのものでございました。ありがとうございました、上様! 私と巡り会ってくださって、思い切り空を飛ばさせてくださって。どうか、これよりは誰よりもお幸せになってくださいませ。阿部正弘、最後の願いにございます。

家定が正弘の願いを叶えると決意

何が身代わりじゃ! 正弘の前で我慢していた悲しみを胤篤にさらけ出す家定。

自分が幼い頃から父親の慰み者だった(性的虐待を受けてきた)。そのせいで母に毒を盛られ、身体も心も病んでいた。いつ死んでも構わぬと思っていたところから救ってくれたのが正弘だと打ち明ける。

あやつは己の命をよこしたのだ。

人は悲しいにせよ楽しいせよ、己の来し方をひとつの物語に編めたとき、どこか心が休まるもの。

伊勢守様は、見違えるようにお元気になった上様を見て、ご自分の一生を美しい物語にできたのではないでしょうかとなだめる胤篤。

詭弁じゃ!

もし私にあやつにしてやれることがあるとしたら、私が誰よりも幸せになることじゃ。私にとっての幸せとは、あやつの身代わりになって空を飛ぶことじゃ

家定は自分から胤篤にキスをした。空を飛び始めるために。結ばれる2人。

堀田正睦が、日米通商条約について帝の許しがいるため、少し待てとアメリカに言ってしまった。それは朝廷に、自ら口を出してくださいと言っているようなもの。さらに「勅許」は下りず、条約も結べないという最悪の事態となってしまった。

この失態はどう責任をとるのかと直弼がネチネチと責める。激した家定は、堀田の処分は追って沙汰…と叫ぶ途中で倒れてしまう。

【大奥2幕末編】17話の感想

何よりも家定の幸せを願う正弘の最後の願いに視聴者、号泣!

正弘が深い闇の中から救ったのは、家定だけではない。瀧山もまた暗い淵から掬い上げてくれた正弘のことが誰よりも大切です。

そして胤篤の聡明なこと!実際の篤姫(天璋院)もたいへん民に慕われ、葬儀のときには1万人もの人が訪れたという。早くもそれに納得できるような人柄ですね。お万の方も聡明で人徳のある人でしたが、胤篤は「現実的に考える」ことを正弘に教えます。薩摩の隠密との会話の内容も気になりますが、家定を健康にして、正弘の目指す世を作るという家定の願いを叶える、それがよりよい国を作っていく。

正弘、家定、瀧山、胤篤。この誰が欠けてもこの先の国の運命が変わってしまったのではないか、思いを繋いでいくことの大切さを教えられた回でした。

正弘が家定に「巡り会ってくださってありがとうございます」と言っていたけれど、この4人が出会ってくれてありがとうと本当に思いました。