【おむすび】21話あらすじネタバレと感想!おむすびを配る俳優が被災者で話題

橋本環奈主演の朝ドラ【おむすび】21話が10月28日(月曜)に放送されました。

21話では、結(橋本環奈)が翔也(佐野勇斗)に、自分が寂しそうな顔をするのは9年前の「あの日から」と言って、1995年1月17日に起こった阪神淡路大震災のことを語ります。

放送後、おむすびを配る俳優が当時の被災者なことが話題で…。

本記事は【おむすび】21話のあらすじネタバレと感想について紹介します!

目次

【おむすび】21話あらすじネタバレ

結が阪神・淡路大震災を語る

翔也(佐野勇斗)から「いつも寂しそうな顔してた。なんでそんな顔すんだ?」と尋ねられた結(橋本環奈)は、神戸に住んでいた6歳の頃の思い出を語り始める。

その頃、聖人(北村有起哉)と愛子(麻生久美子)は床屋を営んでいた。
歩(高松咲希)と親友・真紀(大島美緒)が買い物から帰って来た。
真紀はセーラームーンが大好きな結に、おもちゃのブローチをプレゼントした。
歩と真紀はまた学校で、と別れたのだが…。

平成7年(1995年)1月17日未明、大きな地震が結たちを襲った…。
米田家は2階の居間に聖人と愛子が、子供部屋に歩と結が寝ていた。
結の枕元には、真紀のくれたブローチと愛子といっしょに描いたセーラームーンのイラストが置かれていた。
午前5時46分。激しい揺れが米田家を襲う。
縦揺れが激しくなり、目を覚ました結に歩が覆いかぶさった。
結はまだ小さくて記憶があいまいだ。
だが、両親が結の無事を確認し泣いていたことは覚えている。
次に結が気づいたときには、神戸市立宝井小学校の教室にいた。
そこには福田夫妻や高橋夫妻、娘の菜摘を連れた美佐江(キムラ緑子)夫妻もいた。

震災時の「おむすび」

その夜、地元の有志のボランティアが白米を握ったおむすびを持ってきてくれた。
お年寄りと子供優先で配られるなか、結はおむすびをくれた女性・雅美(安藤千代子)に「おばちゃんこれ冷たい」と言ってしまう。だが電気が止まっていて温められないという雅美。

雅美は「街も道路もめちゃめちゃで、ここまで来んのに…えらい時間かかって冷めてもうた。ほんまにごめんな」と謝りながら涙ぐむ。結は「「おばちゃん、なんで泣いてんの?」と泣いている理由がわからない。

「おばちゃんな、生まれも育ちも神戸やねん。大好きな神戸の街が…あんなんなってんの見たら…。でも、大丈夫。絶対大丈夫やから」

言葉を詰まらせ涙する雅美だが、と結を優しく励ました。結はおむすびを口にする。(つづく)

【おむすび】21話の感想&解説

おむすびを子に全て与える親の愛

21話で、ついに震災当日のことが描かれました。避難所では、「数がないのでお2人1個でお願いします」と、おむすびが配られました。愛子さんが1個受け取り、結が「半分にして」と声をかけます。母と子2人で1個なのですね。

歩と結に半分ずつ渡した愛子は自分の分はないのですが、「ほら、食べよう」と笑顔で声をかけていました。美佐江さんも一人娘に1個まるまるあげて自分は食べません。自分より大事な人…子どもを想う母親たちの姿に感涙の場面でした。

おむすびを配る俳優が被災者で話題

避難所にて、おむすびを配る俳優さんが阪神淡路大震災の被災者だったことがSNSで話題です。

たしかに、ドラマのセリフ以上の訴えかけてくるものがありましたね。とても胸にくるものがあるシーンでした。


画像出典NHK「おむすび」HP

「おむすび」21話

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