【ニッポンノワール】Hulu「刑事U(薫)の告白」のネタバレと感想!コレがラストでいいの?

【ニッポンノワール】Hulu「刑事Uの告白」のネタバレと感想!薫の振り返りで終了!?

パリピな嘘つき名越(工藤阿須加)に続いて、碓氷薫(広末涼子)が事件の裏話を激白!?

克喜(田野井健)への思いとは?

これがラストで本当にいいの?

今回は【ニッポンノワール】Hulu「刑事Uの告白」のネタバレと感想!について!

【ニッポンノワール】Hulu「刑事Uの告白」のあらすじ

碓氷薫(広末涼子)刑事=刑事Uが、これまでの事件と捜査の裏側を語ります。

遺体か回想シーンでしか登場しなかった薫。

薫目線では、事件はどう見えていたのか…。

【ニッポンノワール】Hulu「刑事Uの告白」のネタバレ

ここから最終回のネタバレが含まれますので、未視聴の方は閲覧ご注意ください。

それでは、薫(広末涼子)の告白をまとめてみましょう。

薫(広末涼子)と克喜(田野井健)の最後の会話

碓氷薫が夜遅くまで仕事をしていると、克喜(田野井健)から電話がかかってくる。

薫は「もし明日になっても帰らなかったら南武さん(北村一輝)に電話して」と言う。

不審がる克喜に、帰ったらガルムフェニックスのグッズを集めようというが、電話を切った後、悲しそうに謝る。

薫(広末涼子)はもう一つ動画を撮っていた!

克喜(田野井健)に向けて動画を撮る薫。パソコンでその動画を見ている克喜と咲良(夏帆)。

お母さんには大切な友達がいた。

その人がある日、危険を冒してでも戦うってお母さんに伝えたの。

星良(入山法子)が「(ニッポンノワール)と戦うと決めた場面の回想。

星良は薫に告白して間もなく殺されてしまう。

葬儀の日、薫は才門(井浦新)に薫の意志を受け継ぐことを宣言する。

長い時間をかけてニッポンノワールの正体をつかむと、なんと実の父親・碓氷(大和田伸也)が幹部だった。

私の友達はその事実を公表しようとして命を落とした。

私は別の事実も知ることになる。

克喜(田野井健)が自分の知らない間に人格矯正プログラムを受けていたことだった。

薫(広末涼子)の覚悟

お母さんはみんなが見えていない世界を知ってしまった。

蓋をされていた真実にたどり着いてしまったから、もう一度戦うことに決めた。

あなたのお母さんとして誇れる生き方をするために。あなたやほかの未来あるすべての人が笑顔でいられる世界を作るために。

薫(広末涼子)と清春(賀来賢人)

薫は清春に克喜(田野井健)は清春の子供だと告白。

信じられないという清春に、DNA鑑定書を見せる。

薫は克喜と清春を会わせようとするが、清春は会わずに去っていく。

才門(井浦新)は敵か味方か?

10億円強奪事件の首謀者は薫。

薫はベルムズの若者たちをマインドコントロールして使い、事件後は碓氷班で確保するつもりだった。

しかし強奪犯は何者かに殺された。

薫は唯一計画を打ち明けた才門を疑うが、才門は下調べの頃から気づかれていたのだろうという。

お前が相手にしてるのがそういう組織なんだよ。

それなら私が犠牲になる。

遊佐清春(賀来賢人)を容疑者にして警察全体に追いかけさせれば、ニッポンノワールも手出しできない。

才門は、そんなことを星良は望んでいないと制止するが、薫は計画を実行する。

薫(広末涼子)最後のメッセージ

薫は動画の最後に克喜(田野井健)に謝る。

さっき「ちゃんと戻る」って言ったけど、やっぱり戻れない。

私と過ごした時間は、克喜(田野井健)は幸せな時間はあったかな。

私にとってはすべてはかけがえのない時間でした。

薫は克喜との生活で感じていたささやかな幸せを語る。

克喜、生まれてきてくれてありがとう。

私は、私の人生は間違いなく幸せだった。

命をかけてでも守りたいと思えるあなたがいるんだから。

薫は山小屋へと出かける。

−10月11日、ここからすべての反乱は始まった−

【ニッポンノワール】Hulu「刑事Uの告白」の感想

【刑事Uの告白】

薫の記憶の振り返りで終わりかーい！新情報はなし。#ニッポンノワール

— ニートロ (@neatro1) December 21, 2019

名越編にはまだ「そうだったのか」という種明かしがありましたが、薫の告白は…。

克喜(田野井健)のことは本当に愛していたんだよ、ってことが言いたかっただけなんですね。

ということで、とくに新しい情報はありません。

それはもうわかっているので、清春(賀来賢人)と薫の一夜のことをやって欲しかった。

今回も清春が10年前のことを覚えていなかった、薫が班長になったときも清春は薫とのことを覚えていなかった、というくだりがありましたが、これが最大の疑問なんです。

薫が清春から「相談」を持ちかけられて、それがどんな相談かはわかりませんが、講師と生徒の関係なのに堅物な薫が避妊もせずに関係を持つでしょうか。

清春が覚えてないのもおかしい。

清春は前々から人体実験されていたと考えれば納得なのですが、才門やマスターの話では人体実験は10億円強奪事件後、薫が殺された直後のこと。

どうもこの2人の関係がしっくりこないんですよね。

清春は「どうして彼女(薫)が悲しい顔をしなければならなかったのか」など、薫を愛してるっぽいことも匂わせましたが、よくわからない。

薫が「捜査一課のマドンナ」という存在感も皆無。1話で南武のセリフにあったくらい。

広末涼子さんは大好きな女優さんですが、なぜか「碓氷薫」という人物を、最初から最後までまったく魅力的に感じることができませんでした。

星良(入山法子)さんのほうがヒロインっぽかったですね。

この「告白」の薫編は、予告を見たときからたいして期待をしていなかったのですが、予想通りただの振り返り。

清春と薫のことや才門がどういう人生を送ってきたかのほうが知りたかったですね。

最終回の後に脚本家の武藤将吾さんが意味深なツイートをしています。

『ニッポンノワール』
※ネタバレの為、まだ観てない方は読まないで下さい。

ラストが物議を醸しているようですが、脚本では最後の「笑えねえ」の前にこんな一言がありました。

清春「傷がねえ……どうなってんだ……」

— 武藤将吾 (@muto_shogo) December 16, 2019

名越の告白編のラストにもありましたが、結局、清春も名越も才門も生きてるということで、来年あたりスペシャルか映画でもやるのでしょうか。

次はみんな不死身で変身して肉弾戦!本当に「仮面ライダー」みたいになりそうです!

アイキャッチ画像出典:【ニッポンノワール】公式サイト