【なつぞら】吉沢亮・山田天陽役のモデルは神田日勝?短命でなつの結婚相手でない?
【なつぞら】吉沢亮・山田天陽役のモデルは神田日勝?
広瀬すず主演のNHK朝ドラ『なつぞら』が2019年4月から9月まで放送。
『なつぞら』は原作なし、大森寿美男氏のオリジナル脚本ドラマです。
しかし吉沢亮が演じる山田天陽のモデルではないか、と言われているのが神田日勝氏です。
今回は『なつぞら』吉沢亮・山田天陽役のモデル:神田日勝についてまとめます。
【なつぞら】吉沢亮・山田天陽役のモデルは神田日勝?
まず、『なつぞら』で吉沢亮が演じる山田天陽とはどんな人物か、紹介。
そしてモデル(と言われる)神田日勝氏について。
最後にモデルと言える理由を考察していきます。
吉沢亮:山田天陽 役
【なつぞらカウントダウン】
放送まであと3日♪もうすぐです!
吉沢亮さんはヒロインの人生に大きな影響を与える役。美術の才能があり、馬の絵が得意です。#朝ドラ #なつぞら #吉沢亮 #4月1日あさ8時放送 pic.twitter.com/JJlLsqpygd— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) 2019年3月29日
登場人物:山田天陽(やまだ・てんよう)…なつに絵を教えた青年画家
美術の才能があるものの、貧しく進学せずに農業を手伝う。農作業の合間に、べニヤ板に描く絵は繊細にして大胆、躍動感あふれる馬の絵が得意。アニメーターを目指すなつに絵心を教え、彼女の生涯に大きな影響を与える
出典https://www.nhk.or.jp/natsuzora/cast/
なつの小学校時代のクラスメートで。第5話では浮浪児だから病原菌がある、とからかわれたなつを守った。
第6話では、天陽がノートの端に描いた馬の絵を、なつがパラパラ漫画のようにめくった。
2人は仲の良い付き合いが続く。
しかし、なつを育ててくれている柴田家の家長・泰樹(草刈正雄)から息子・照男との結婚を勧められる。
そんな中で、天陽は進学しないで農業をしながら絵を描くことを決意していく…という役柄。
山田天陽のモデル:神田日勝とは?
神田 日勝(かんだ にっしょう)…1937年12月8日 – 1970年8月25日。
《略歴》
- 1937年(昭和12年)(0才)…東京の練馬生まれ。
- 1945年(昭和20年)(8才)…8月に一家で北海道鹿追町へ疎開。
- 1950年(昭和25年)(13才)…鹿追中学校に入学し、美術部を創設。兄の影響で、油絵制作に取り組んでいく。
- 1953年(昭和28年)(16才)…中学を卒業後、農業を継ぐ。兄の一明は東京芸大に進学。
- 1956年(昭和31年)(19才)…初めて帯広の公募展(平原社美術協会展)に《痩馬》を出品。入賞。以降も絵を描いていく。
- 1962年(昭和37年) (25才)…25歳 2月25日高野ミサ子と結婚。(1964年に長男、1968年に長女が誕生)
- 1970年(昭和45年)(32才)…8月25日永眠。遺作は「馬(絶筆・未完)」。
《主な作品》
『牛』(1964年)、『画室A』(1966年)、『室内風景』(1970年)ほか。
吉沢亮・山田天陽役のモデルは神田日勝の理由①記念館が公認!?
・神田日勝の記念館の館長コラムやツイートで公認しています。
今日の午後ついに「山田天陽」君が撮影&取材でいらっしゃいましたーーーーーー(めっちゃキラキラしてた)
展示室では撮影の合間合間に日勝の絵をあの大きな瞳でご覧になってました(めっちゃキラキラしてた)#なつぞら #山田天陽 #吉沢亮 #国宝級イケメン#神田日勝記念美術館 #神田日勝 #鹿追 pic.twitter.com/5ZdpSbsWHS— 神田日勝記念美術館(つぶやき用) (@kandamuseum) 2018年12月2日
山田天陽の人物造形は、早世した鹿追町ゆかりの画家・神田日勝をモチーフにしたのだそうです。なつの人生を左右する重要な役柄で多くの日勝ファンからも注目を集めています。ネットを検索するとこのことに関する膨大な情報が流れていて驚きました。
当の吉沢亮さんは昨年二度にわたって当館を訪問されました。
吉沢亮くんが記念館へ撮影・取材に来たようです。
しかも館長の記事によると2回!
「キラキラしていた目」と記念館のツイッター担当者が述べていますが、さすが国宝級イケメン(笑)
NHKがモデルとしては紹介していませんが、人物造形のモチーフとしていることは明らかです。
吉沢亮・山田天陽役のモデルは神田日勝の理由②地元新聞が公認!?
・北海道新聞が「日勝がモデルの青年登場」と告知しています。
神田日勝の絶筆「馬」がクッキーに 柳月が発売 NHK「なつぞら」応援 ドラマに日勝がモデルの青年登場https://t.co/Nghe2SIcrw pic.twitter.com/sZ6cb8m4in
— 北海道新聞 (@doshinweb) 2019年3月15日
北海道の製菓メーカー「柳月(りゅうげつ)」で神田日勝の「馬」をモデルとしたクッキーが!
そういえば『なつぞら』第1週で山田天陽は「馬」の絵ばかり描いていました。
ちなみに「柳月」は、雪之助(演:安田顕)が経営する菓子店「雪月(せつげつ)」のモデルとも言われています。
新聞も、山田天陽のモデルは神田日勝と告知しているので、これはもう確実!?
吉沢亮・山田天陽役のモデルは神田日勝の理由③経歴が似てる!?
・経歴も似ています。
「移住」
・天陽は、戦争で家を失い一家で北海道へ・十勝へ移住。
・神田日勝も同じく東京大空襲の後、北海道十勝の鹿追町へ移住。
「兄が芸大へ」
・天陽の兄の陽平(演:犬飼貴丈)は東京藝術大学で絵を学ぶ。
・神田日勝の兄の一明は、東京芸術大学へ進学。
「進学せず農家を継ぐ」
・天陽は、家が貧しいために進学せず、農業をしながら絵を描く。
・神田日勝も、農家を継いでいる。
「絵の内容」
・天陽は、馬の絵が得意。農作業の合間にベニヤ板に絵を描く。
⇒134話放送後の追記:天陽は病院を抜け出して馬の絵を完成させました。なつの娘・優に「ほんものがいるよ」と言われるほどの躍動感ある絵でした。
・神田日勝の遺作は「馬(絶筆・未完)」。ベニヤ板にペインティングナイフやコテで描く力強いタッチの具象画で有名。
#なつぞら【「馬(絶筆)」】天陽くんは 遺作となった馬の絵を なんとか描き上げることが出来ましたが、そのモデルである画家・神田日勝は 最後に描いていた 馬の絵を完成させることは出来ませんでした。 pic.twitter.com/qbg8FRiEIi
— ひぞっこ (@musicapiccolino) 2019年9月2日
吉沢亮・山田天陽役のモデルは神田日勝:まとめ
吉沢亮・山田天陽役のモデル(という言葉が性格でなければ、人物造形のためのモチーフ・着想)は、画家・神田日勝でした。
モデルの通りだと短命。天陽は32才で亡くなるのでしょうか。
そして奥原なつの結婚相手は、山田天陽でないことになります。
しかし、あくまでモデルなのでどうなるのか分かりません。
ちなみに、朝ドラの前作『まんぷく』では、ヒロイン・福子の一番上の姉がモデルどおりに短命でした。
しかし母親・鈴はモデルよりも長生きしてカップヌードル(≒まんぷくヌードル)発売を目の当たりにしています。
『なつぞら』の山田天陽は果たしてモデルどおり短命になるのか、結婚相手は誰かなど、いろいろと注目です。
(追記)天陽の結婚相手はなつとは別人になりました。(第13週第78話にて、天陽が絹枝(大原櫻子)と結婚。第18週にて、なつは坂場(中川大志)と結婚。)
(追記)天陽くんは第23週134話で逝去されました。ジャガイモ畑で倒れるという美しい最期を迎え、135話では妻・靖枝(大原櫻子)の想いにより山田家は離農しないことに。絵も売らないそうなので、「神田日勝記念美術館」のような山田天陽記念館なんて作られるかも…?
※現実世界の話しですが、天陽くんの家のセットと献花台が真鍋庭園(所在地/帯広市稲田町東2-6 施設問合先/0155-48-2120)にあります。一般公開:2019年12月1日まで。
「なつぞら」天陽くん最期の馬の絵と自画像、帯広で展示開始 献花台で「ロス」実感https://t.co/gXOD1WAbny pic.twitter.com/Q3yk6fRMeO
— 北海道新聞 (@doshinweb) 2019年9月4日
※第23週の記事:https://dorama9.com/natuzora-week23/
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