【なつぞら】85話の視聴率とあらすじ!夕見子(福地桃子)「普通を疑え」に反響!
【なつぞら】85話の視聴率とあらすじ!
広瀬すず主演のNHK朝ドラ『なつぞら』第85話が2019年7月8日(月)に放送。
柴田家に帰省してきた夕見子(福地桃子)の名言「普通を疑え!」にネットで大反響!?
今回は【なつぞら】85話の視聴率・あらすじ・感想について。
【なつぞら】85話の視聴率
『なつぞら』第85話では、夕見子(#福地桃子)の一言になつ(#広瀬すず)が何かをひらめく#なつぞら https://t.co/TmknOqeNB1 pic.twitter.com/e2Or4sCtzf
— リアルサウンド映画部 (@realsound_m) 2019年7月5日
『なつぞら』85話の視聴率は、20.0%!
【なつぞら】85話のあらすじ
・85話のあらすじ(事前情報)
なつ(広瀬すず)が帰省中の柴田家に、北海道大学に通う夕見子(福地桃子)が帰ってきた。さらにはっきりとした物言いになっている夕見子に、富士子(松嶋菜々子)を始め、泰樹(草刈正雄)までもが振り回され、柴田家に賑やかな日常が戻ってくる。夜、なつと夕見子が久しぶりに枕を並べていると、夕見子はなつの童話集を見て、思いも寄らない感想を口にする。なつはそれを聞いて、あることを思いつき…。
出典http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2019-07-06&ch=21&eid=04979&f=4681
・85話のあらすじから事前レビュー
あらすじによると、夕見子(福地桃子)が柴田家を振り回す第85話。
大学で反権力の思想を学んだのでしょうか。
夕見子が北海道大学に通っているのは1956年(昭和31年)から1959年(昭和34年)の頃。
劇中では今、たしか昭和33年頃でしょうか。
いわゆる「60年安保」は、1959年(昭和34年)から1960年(昭和35年)頃。日米安全保障条約(安保条約)に反対する運動には学生たちも参加しました。
84話ラストで、柴田家の遅れた男女差別をくちにした夕見子。やはり、最新の思想に影響されたのかも。
86話から東京へ戻るので、北海道十勝メインはしばらく見納め。
北海道編が好きな視聴者は、夕見子ほか柴田家のドタバタをじっくり見届けてほしい。そんな回になりそうです。
・85話のあらすじネタバレ
●〈夕見子の「女性論」が振り回をす〉
なつとは実に3ねんぶりの再会を果たした夕見子。男の友人に車で乗せてもらってきたという。
夕見子は千遥が18で結婚したことに驚く。自分で望んだ結婚なのか疑問だという。
なつは、千遥の意志だと信じている。しかし夕見子は意志だとは思えない。
夕見子「いいですか。皆さん、女が子どもを産んだら母親になる。これは当たり前の話し。したけど、その前に誰かの妻になる。よそのうちの嫁になる。自分ではない、ほかのものになる。そういう固定概念を生み出しているものを疑わなければ、女はいつまでたっても自由には生きられないと、私は言ってるのです。」
照男は「砂良のこと俺のもんなんて思ってねえからな。」と言うが、当の砂良は「えっ私はあんたのものじゃないんだ?」とびっくり。
「いや 俺のもんだ。」と照男はあわてて訂正した。
なつ「もういいでしょや、そったらことは。」
夕見子「ダメだ。…もっと普通を疑え、なつ!」
富士子がさすがに間に入る。咲太郎は、なつが面白い家で育ったことを笑った。
●〈なつが思いついた、というより提案された?〉
夕見子は千遥の絵を見て不思議だと思った。咲太郎も絵を描いていたと知った夕見子。
なつは漫画映画の原作になるものを探していて、童話が子ども部屋に置いてあった。
夕見子「そういえば、あんたら兄妹(きょうだい)って「ヘンゼルとグレーテル」みたいだもね。…兄と妹の話だよね、これ。ママ母に捨てられた兄妹が森の中でお菓子の家を見つける話だよね。
ほら。深い森の中に連れていかれる時、兄は帰り道が分かるように、パンをちぎって落としていくでしょ?あんたら兄妹にとって、そのパンが絵なんだわ。」
夕見子は、パンの代わりに絵を描いていると指摘した。
夕見子「それが自分の家に帰るための道しるべなんだわ。だけどそのパンは鳥に食べられてしまって、兄妹は帰り道を見失ってしまう。その鳥はそう。時の流れという名の鳥なんだわ。
時は流れて子どもはいつしか子どもじゃなくなっていく。ねえ ぴったりっしょ! なつがやるならこれしかないべ!」
なつは「ヘンゼルとグレーテル」を押し付けられた。(!?)
●〈柴田家・囲炉裏前にて〉
剛男・咲太郎・泰樹は酒を酌み交わす。
泰樹「お前はここまでよくやったな。よく頑張ってここまで生きてきた。この先も胸張って生きりゃいい。」
●〈翌朝〉
なつは帰る前に牛の乳搾りをした。当分できなくなるから、しっかり自分の手に残しておきたくて…。
その後、明美の髪を三つ編みにしたなつは、「行ってらっしゃい」と送り出した。
今度は、なつがみんなに送り出された。千遥の服は置いていくことにした。
富士子は「いつか 取りに来てくれるといいね。」と了承した。
泰樹はなつに「こっちのことは心配すんな。」と声を掛け、「咲太郎。しっかりしろや。」と激励。
咲太郎は「はい。最後に怒られた。」と笑った。
剛男の運転での帰り道。なつは、千遥がなつの服を着て手を振ってくれている姿を想像した。
十勝の風景が過ぎていく…。千遥の目にもきっとこの風景は焼き付いているだろう、となつと千遥の亡き父は思った。
【なつぞら】85話の感想
もっと普通を疑え。朝から名言、頂きました。 #なつぞら
— 手塚るみ子 (@musicrobita) 2019年7月7日
「もっと普通を疑え、なつ」
夕見子がものすごく夕見子だった!
いずれ夕見子も東京へ行くのかもしれない#なつぞら— ヒロム (@166msc) 2019年7月8日
もっと普通を疑え。
夕見子ちゃん良いこと言うなぁ。当たり前だと思われている事もスルーせずもっと考えた方がいいのかもしれないなぁ。#なつぞら— ゆき (@snow_rabbit_517) 2019年7月7日
#なつぞら
18で結婚する子が女の幸せか?
「もっと普通を疑え」
結婚だけが幸福じゃない、やりたいこともしっかりやりたいゆみちゃんブレないから安心する。引っ掻き回してるけどw— たけたけ@黒田武士研究所 (@taketak39460607) 2019年7月7日
夕見子(福地桃子)の「普通を疑え」が名言だ、と大反響です。
しかし、照男と砂良の会話が夕見子の意見と正反対?(というか、照男が風見鶏なのですが…笑)
一方をただ闇雲に否定するのではなく、個人の感覚を尊重して「どっちもありじゃね?」と受け入れられる世の中になればみんな生きやすいのではないかと思う次第。
— 深爪@新刊「深爪な”誰にも話せない”お悩み相談」発売中 (@fukazume_taro) 2019年7月7日
ドラマリテラシーを持ってる人ほど、「幸せだって言ってるけども本当は違うでしょう」みたいに「読み」がちだけど、そう読んでしまうことが別の偏見の存在を浮き彫りにしてしまうので、なかなかシビアなドラマだよね。 #なつぞら
— ぱれあな (@pollyanna_y) 2019年7月7日
18で結婚=不幸、という価値観に偏らない砂良の論理(夫のものでありたい論)に視聴者も賛同者が!
ドラマ通の視聴者は、千遥の結婚は親のため(=不幸)なんじゃないかと疑っていたのですが、見事に夕見子が指摘。
しかし、不幸とはまだ限りません。夕見子の普通に対しても視聴者は疑うべきかもしれません。
何を信じていいのか、混乱しますが…(笑)
コメント