【なつぞら】3話の視聴率とあらすじ!松嶋菜々子「なして男って」に反響!
【なつぞら】3話の視聴率とあらすじ!
広瀬すず主演のNHK朝ドラ『なつぞら』第3話が2019年4月3日(水)に放送。
3話は、働き始めたなつに対して学校問題が勃発!?
松嶋菜々子が「なして男って」とあきれるシーンには賛否ありの反響が!
今回は【なつぞら】3話の視聴率・あらすじ・感想について。
【なつぞら】3話の視聴率
『なつぞら』3話の視聴率は、23.0%
初回の22.8%を0.2ポイント上回り、自己最高視聴率を更新しました。
なお、前作『まんぷく』の最高視聴率は初回の23.8%です。
【なつぞら】3話のあらすじ
・3話のあらすじ(事前情報)
北海道・十勝の柴田家に来て以来、なつ(粟野咲莉)は泰樹(草刈正雄)の指導のもと、酪農の仕事を覚えようと早朝から働いていた。柴田牧場で働く菊介(小林隆)と悠吉(音尾琢真)親子は、重労働にも取り組むなつの姿に感心するが、富士子(松嶋菜々子)は、学校にもいかずに働くなつを心配する。そんなある日の夕食で、なつは食事をしながら居眠りをしてしまう。その姿を見た富士子は、たまらず泰樹に向かって思いをぶつける。
出典http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2019-04-03&ch=21&eid=34971&f=4681
・3話のあらすじから事前レビュー
学校に行かないで働くなつを富士子(松嶋菜々子)は心配。泰樹へどんな想いをぶつけるのか、が見どころになります。
2話で、なつは大人の同情をひくことに必死だった、ズルイとも思わなかったと心の声で言います。
なつにとって働くことは生きる場所を確保することです。
ただし長期的にみて学びは大事。松嶋菜々子が親としての役割を実践しそうな第2話です。
・3話のあらすじ(放送後)
⇒居眠りをしていたなつに対して、富士子(松嶋菜々子)が父に物申したのは、「頑固ジジィ!」でした。
泣き出す富士子。頑固な父の説得はできないようです。
なつを学校へ行かせる問題で、夫の剛男(藤木直人)に相談しても、
剛男「あの子は自分を認めてもらおうと必死なんだわ。俺にはその気持ちよーく分かる」
夫は(男の思考で)自分に置き換えて考えている、と富士子は心配です。
朝4時起きで必死に仕事をするなつ。
牛みたいに食って寝たいだろう、と戸村親子にジョークを言われても、「私は乳が出ないから」と返します。
その後、なつは初めて乳搾りに成功。
3話ラストは、なつが荷馬車に乗っているシーン。
泰樹(草刈正雄)によって、どこかへ売られていくかのように連れられ…。
【なつぞら】3話の感想
松嶋菜々子(富士子役)の「なして男って」に共感!
私には富士子さんの気持ちがよ〜く分かる#柴田剛男 #藤木直人#柴田富士子 #松嶋菜々子#なつぞら #なつぞら絵 #なつ絵 #絵なつ pic.twitter.com/wppjP053AG
— ふじこ (@fuji_fujiko) 2019年4月3日
富士子が言う、男が子供についても自分の身に置き換えて考えることしかできないというのは、仕事のことしか考えず育児という自分と子供は違う他人だという実感とその子供という他人に寄り添って考える経験が不足しているからということなんだろうな。#なつぞら
— ラシュー (@rasyu) 2019年4月2日
松嶋菜々子(富士子役)の「なして男って」に違和感!
富士子さん⁈「自分の身に置き換えて人のことを考える」ってできた方がみんな幸せだし、簡単に言うと「思いやる」ってことで、最近できない人が増えていて、そういう人はサイコパスと言われる場合もあるんだよ?#なつぞら #広瀬すず #松嶋菜々子
— takeshi (@takecrow) 2019年4月3日
男の人は自分の身に置き換えて考えると言うけど、新参者の寄る辺なさを富士子は知らず剛男はあの家でその自分の思いを多分誰にも伝えられない。
学校に行かず牛の世話をするなつを可哀想だと泣く優しさを富士子は持つけど。
地盤(故郷)を持つ者と持たない者。私は持たない者に共感する#なつぞら— ハル (@hal_tare) 2019年4月3日
「なして男って」を考察①:たしかに男性思考!
松嶋菜々子(富士子役)が「なして男って」と否定したのは、自分の身に置き換えて理解する男性思考(=富士子の持論です)。
育児は理解できない子ども相手なので、その点が違うのかもしれません。
男は論理的だから、自分だったらこうだからと筋道たてて考えてしまうもの。
たしかに「あの子にも意地がある」という剛男(藤木直人)の言葉も、男がプライドを大事にする性質だから、男の頭で考えている感じがします。
「なして男って」を考察②:隣人愛では!?
それでも、自分のことのように考えるのって大事なはずでは?
これに似たのって聞いたことあるな、と調べたのですがキリスト教でいう「隣人愛」です。
りんじんあい【隣人愛】
キリスト教倫理の根本原理。旧約聖書《レビ記》19章18節に〈あなた自身のようにあなたの隣人を愛さなければならない〉とある。
出典:https://kotobank.jp/word/%E9%9A%A3%E4%BA%BA%E6%84%9B-411254
自分を愛するように隣人を愛する「隣人愛」の思考がないとサイコパスになるなあ、と思ったら…
父親に「頑固ジジイ」と怒った松嶋菜々子(富士子役)が泣き出してしまいました。
相手のことを考えているのは富士子も同じです。
「あの子は子どもらしくない」と見抜いていた富士子は、生きるため子どもらしく遊ぶのを我慢しているとでも思ったのかも。
まあ、農家の子は手伝いをするのが自然という声もありますが…。
考察のまとめ
なつへの対応の違いは、男・女の違いでなく、きっと育った環境や立場が違うのだ、と結論としてまとめます。
思えば剛男は婿養子なので、他人の家で居場所を確保する気持ちが分かるのでしょう。
泰樹(草刈正雄)も18歳の時にひとりで十勝に入植してきたのですし。
富士子は婿をもらった環境であり、母の立場として見ています。
なつへの接し方が三者三様ですが、それぞれの優しさが描かれていると思います。
※次回、『なつぞら』第4話のあらすじ・感想はコチラ
コメント