【夏目友人帳 漆】11話のあらすじ・ネタバレ!友人帳の始まりは切ないすれ違いからだった

2024年秋アニメ【夏目友人帳 漆(しち)】(テレビ東京系・月曜24時)の第11話「名前を教えて」が、12月17日に放送されました。

本記事では、【夏目友人帳 漆】第11話のあらすじやネタバレ、放送後に寄せられた感想などをご紹介します。

今回は、レイコが友人帳を作り始めたきっかけや過去について知ることができた回でした。切なく心がぎゅっとなるようなストーリーにSNSでもさまざまな反響が寄せられていました。

目次

【夏目友人帳 漆】11話あらすじ・ネタバレ

11話あらすじ

友人帳の1ページ目

名前を返してほしい妖怪がいるという噂を聞きつけた夏目とニャンコ先生は、四方谷の森で相手の心を一瞬だけ感じ取れる「ソラノメ」という妖怪に話しかけられます。ソラノメはレイコに名前を奪われていると明かし、さらにそれが1ページ目に書かれていることも伝えてくれました。それはつまり、レイコに名前を奪われた最初の妖怪ということです。

レイコと蒼子

レイコのことを聞かせてほしいと頼む夏目に、ソラノメは友人帳が作られる前の出来事を話し始めました。とあることでレイコと顔見知りになったソラノメは、妖力を持たない人の子「蒼子(そうこ)」とレイコが出会い、徐々に親密になっていく様子を見守っていました。あるとき、なかなか名前を教えてくれないレイコに倉子は勝負を提案し、レイコが負けたら名前を教えてほしいといいます。

名前を教えたら

毎日勝負を挑んでは負けていく蒼子。そんなある日、蒼子は夏目レイコという変わり者で乱暴者の女の子がいるから気をつけてほしいと、レイコ本人に話してしまいます。それを聞いたレイコは、名乗って態度を変えられても仕方ないと、早めに自分の名前を伝えることを考えてしまうのです。そしてその日、レイコは蒼子との勝負に負けてしまいました。約束どおりに名前を伝えたとき、蒼子は驚いた表情でレイコを見つめます。

すれ違い

その後の数日間蒼子は森に現れなくなり、1人で待つレイコの気持ちを考えて涙を流すソラノメ。そんなソラノメに名前を奪う勝負を仕掛け、ソラノメが負けて友人帳の1ページ目が作られました。それ以来森に来なくなったレイコでしたが、その日から反対に蒼子がやってきてレイコを待つようになります。2人はすれ違いで名前を呼び合う友人になれなかっただけであり、お互いを友人と思っていたことをソラノメだけが知っているのでした。

11話ネタバレ

11話のネタバレを含むあらすじをまとめました。

ソラノメとの出会い
友人帳から名前を返してほしい妖怪がいるという噂を聞いて、四方谷の森を歩いていた夏目とニャンコ先生。そこへ、相手の心を一瞬だけ感じることができるソラノメという妖怪が、レイコに名前を奪われているため返してほしいと話しかけてきます。しかもソラノメは、自分が友人帳の最初のページに名前があること、つまりレイコが初めて名前を奪った妖怪であることも話してくれました。

夏目はソラノメにお願いし、友人帳を作ったときのことを聞かせてもらうことに。当時ソラノメは相手の心が見えることに疲れ、四方谷の森で1人穏やかに暮らしてたそうです。しかしある日ソラノメの寝床でレイコが眠っているところに遭遇し、2人は顔見知りになります。ソラノメはレイコと特別親密になるわけではなく、森にいるのを度々見かける程度でした。

蒼子との勝負
そんなある日、ソラノメは妖力を持たない人間が森に入ってきていることに気がつきます。それはレイコと同じくらいの年齢で、レイコとは違う学生服を着た女の子でした。そしてレイコも人間がいることに気が付き、危険な森だから早く出ていくように促します。

しかし翌日以降も毎日森に訪れる彼女。名前を「蒼子(そうこ)」といい、引っ越してきたばかりで友人もおらず、家にも馴染めないという事情を聞いたレイコは、妖怪が近づかないように蒼子の近くで過ごすようになりました。一緒に過ごすなかで名前を教えてくれないレイコに対し、蒼子は勝負を提案し、レイコが負けたら名前を教えてほしいとお願いします。

噂話
毎日森に来ては勝負を仕掛けて負ける蒼子ですが、なかなか勝つことができません。ある日の勝負が終わり、疲れて苦しそうにする蒼子を見たレイコは、蒼子の身体が弱いことや病気の療養でこの辺りにやってきていることに気が付きます。木陰で休みながら蒼子は最近家や学校に慣れてきたこと、庭に花を植えたいということをレイコに何気なく話し、眠ってしまいました。そんな蒼子の横で、レイコは森の奥に花畑があることをつぶやきます。

そしてソラノメはたまに見える蒼子の心から、レイコのことが大好きだったことも知っていました。しかしそんなとき、レイコは蒼子の口から「隣町に夏目レイコという変わり者で乱暴な女の子がいるから行かないほうがいいと言われた」と、告げられてしまいます。それはレイコが隣町に住んでいることを知っており、気をつけてほしいという蒼子の優しい気持ちからくる発言でした。レイコは今ならまだ名前を伝えて態度を変えられても、いつものことだと思えると、わざと勝負に負けるかどうか悩んでいる様子。

そしてその日の勝負、たまたま妖怪の邪魔がありレイコが負けてしまいます。負けたレイコが自分の名前を伝えると、蒼子は驚いた様子でレイコを見つめました。そのタイミングで雨が降り出し、複数の妖怪が悪さをしようと近づいてきていたため、レイコは強い口調で蒼子を帰らせます。


友人帳のはじまり
翌日から蒼子は森にやってこなくなり、数日間1人で蒼子を待つレイコの気持ちを想像して涙を流すソラノメ。それを見たレイコはソラノメを連れてある場所に向かいます。そこは、一面に蒼いネモフィラが咲き乱れる花畑で、レイコが蒼子に見せたかった景色でした。レイコはソラノメに昼寝をするから起こしてと頼みますが、そんな義理はないとソラノメは断ります。

それではと、レイコは勝負を仕掛けて勝ったら名乗って子分になり、昼寝から起こしてほしいといいます。結局勝負に負けたソラノメは、子分になる証として紙に名前を書いて渡し、それが友人帳の1ページ目になりました。レイコはその翌日から森に訪れなくなってしまいましたが、それと入れ違いで蒼子が毎日森にやってくるようになります。

蒼子はレイコを避けていたのではなく体調を崩して森に来れなかっただけだったのです。ソラノメはレイコが待っていたことを蒼子に話しますが、力のない蒼子に伝わることはなく、結局季節が変わる頃に蒼子はいなくなってしまいました。ソラノメに名前を返したとき、夏目にはソラノメの隣で眠るレイコの夢が見えます。それは蒼子に名前を呼ばれて嬉しそうに振り返るレイコの姿で、切ないすれ違いに夏目は涙を流しました。

心を読むことができてもそれを伝えることができないソラノメの悔しい想い、そして2人のすれ違いに心が締め付けられました。

【夏目友人帳 漆】11話感想

11話を見た方の感想をご紹介します!

それぞれの想いに涙する人も多かったようです。ED曲との相乗効果で、より切ない気持ちになってしまいましたよね。

【夏目友人帳 漆】次回は最終回!

先行で12話のあらすじが公開されていますが、次回はいよいよ最終回です。どのような結末を迎えるのか、楽しみです!

【夏目友人帳】の番組情報

アニメ公式サイト:https://www.natsume-anime.jp/
15周年記念サイト:http://www.natsume-anime.jp/15th/
原作公式X(旧Twitter):@Natsume_Nyanko
アニメ公式X(旧Twitter):@NatsumeYujincho
放送日程:月曜深夜24時
放送局:テレビ東京系
配信:Netflix、dアニメストア、U-NEXT

10話のあらすじ・ネタバレはこちら!

夏目友人帳 漆

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