【くるり】8話の感想!丸山礼・肥後克広・片平なぎさ・ともさかりえの台詞が素敵過ぎる!
【くるり】8話の感想!丸山礼・肥後克広・片平なぎさ・ともさかりえの台詞が素敵過ぎる!
【くるり〜誰が私と恋をした?〜】8話「好きだー四角関係終わりの始まり」が5月28日に放送されました。
記憶を失った緒方まこと(生見愛瑠)は、西公太郎(瀬戸康史)、朝日結生(神尾楓珠)、板垣律(宮世琉弥)という3人の男性に支えられながら今の自分を信じて前に進み始めます。
8話では、ついに朝日がまことに恋の告白!
今回は周囲の人たちがまことに伝えた言葉の数々がすごく良かったな。
香絵さんや井口先生や千草さん、杏璃さんたちのおかげで、まことは自分に正直に向き合おうと思えるようになったんだよね。
それでは、【くるり〜誰が私と恋をした?〜】8話の感想のまとめをお届けします。
【くるり〜誰が私と恋をした?〜】8話では、まことが朝日と向き合います。
・誰かにつけられていた記憶を思い出して不安になったまことを心配した公太郎は朝までそばにいてくれる。
・朝日にデートに誘われたまことは横浜のアートイベントに出かけて楽しく過ごす。
・二人の様子を見に来た律は通りすがりの子どもを助けて足を挫いてしまい朝日にオンブされることに。
・朝日は「好き」という気持ちを打ち明けて自分がついていた嘘を告白する。
・まことは自分の気持ちに正直に向き合う。
【くるり】8話の感想
「相手の勇気への礼儀を」という香絵のアドバイス
公太郎と朝日からデートに誘われ、記憶を失った今の自分が人を好きになって良いのかと思い悩むまことは、平野香絵(丸山礼)に相談しました。
香絵は、朝日も公太郎もそして律も、そういう状況を全部わかった上で好意を向けているんでしょう?と話して、こう言います。
きっと3人ともみんな普段よりちょっと勇気出してまこっちゃんに向き合ってるんじゃない?一度記憶のことは置いておいてさ、好きとか、恋とか、ドキドキする~とか、会いたい~で向き合うほうがその勇気に対する礼儀だと私は思うけど。
“勇気に対する礼儀”
自分自身への不安にとらわれていたまことは、香絵の言葉によって相手の立場に立つことに気づくんですね。
朝日の積極性を喜びながらも朝日をプッシュするのではなく、あくまでまことの気持ちを尊重する香絵はやっぱり良い友達です。
「経験はなかったことにならない」と井口院長
まことは主治医の「井口メンタルクリニック」院長・井口太郎(肥後克広)に、記憶が戻ったら今の自分が決めたことを過去の自分が否定するということはあるのかと質問します。
井口院長は、人格が変わるわけではないからどちらの考えを受け入れるかその時の緒方さんが決めるはずですと答えました。
5日前の夜何を食べましたか?みんないろんなことを忘れています。でも忘れたからと言って緒方さんが5日前に食べた栄養がなかったことになるわけじゃありません。いろんな経験が今の緒方さんの中に必ずあるはずです。
“忘れたからといってその経験がなかったことになるわけじゃない”
その言葉は、まことの心をどんなに楽にしたことでしょうか。
「今日の自分に正直でいようと思っているの」と認知症の千草
井口メンタルクリニックのスタッフ・井口千草(片平なぎさ)は若年性認知症ですが、いつも朗らかで優しい女性。
まことは患者に温かく接している千草に思わず声をかけます。
「人生の先輩に一つ聞いてもいいですか。どんな決断が自分らしいかわからない時、千草さんならどうしますか?」
私は…新しい朝が来るたびに良い一日にしたいなあって。だから今日の自分に正直でいようと思ってるの。これで答えになってる?
千草の言葉にまことの顔は輝きます。
“今日の自分に正直に”
まことにとって大切な言葉になりました。
「鎖じゃないからね」と杏璃
まことは記憶喪失になった時に手元にあった男性用の指輪をお守りにして肌身離さず持っていました。
まことが勤めるリングショップ「gram」のオーナー・立川杏璃(ともさかりえ)は、それを知ってチェーンをつけてくれます。
まことはそれをいつも身につけていました。
そのリング、お守りにするならってチェーンつけたけど、チェーンは鎖じゃないからね。
ある日まことに言ってくれた杏璃の言葉。
“チェーンは鎖じゃない”
指輪に縛られなくても良い、過去に好きだった人にとらわれることなく、今の自分の気持ちに向き合えば良いと杏璃は言ってくれたのでしょう。
今の自分に正直にまことは朝日と向き合う
人生の先輩・千草さんから教えてもらった「今の自分の気持ちに正直になる」っていう言葉そのまま、朝日との友情を大切にしたいと思ったまことが素敵だった。昔はどうだったとか関係なく、「今」どうしたいかがやっぱり大事で、大事なものや人から手を離してはいけないんだな#くる恋
— つー@ドラマ (@tsutsudrama) May 28, 2024
アートイベントで楽しく過ごした後、朝日は「好きだ。緒方のこと」と告白しました。
「全部、俺だけの緒方だったらいいのにって」
まことは朝日の気持ちを受け止めますが、今の自分が人を好きになっても良いのかと思っていると答えます。
朝日は、自分も正直に話すから正直になってほしいと言って、本当は友達ではないのだと打ち明けました。
片思いしていたまことが記憶を失った時、「自分は同期で一番仲が良かった」と嘘をついて近づいたのだと。
朝日は今のまことの心の中に公太郎がいることを悟っていました。
誠実に話して去ろうとする朝日も、「朝日が一番の友達」だと言うまことも素敵です。
朝日の笑顔がアップになったところで主題歌「I wonder」が流れて、「音が止まった 色が変わった」の歌詞が朝日とまことの新しい関係を祝福しているようでした。
#くる恋 8話/ 今日も主題歌 #Iwonder が良いところで💕
— 樹森🎲 (@kimori_A2Z) May 29, 2024
劇伴無くなったタイミングで「音が止まった〜🎵」くるの毎回鳥肌。悲しみに暮れる朝日に、まことが「勝手に友達やめないで」と言う言葉に朝日の世界の「色が変わった 」感じもあり、本当にドラマにマッチした楽曲だよ〜✨#Da_iCE
【くるり】8話の出演者
生見愛瑠、瀬戸康史、 神尾楓珠、宮世琉弥、丸山礼、高野洸、肥後克広、ともさかりえ、片平なぎさ、ほか。
【くるり】8話のまとめ
まことは朝日と真剣に向き合い、自分の心を見つめ直すことで、過去から自由になったように思います。
“指輪”を部屋に置いて、公太郎に会いに行くラストシーンはその象徴でした。
「会いたくて」と告げるまことと、それを聞いた公太郎。
新しい朝、二人の顔は嬉しそうに輝いていました。
もうこれが最終回で良いのでは?と思ってしまいますが、いやいやまだ公太郎とまこと、律とまことの過去の本当の関係は明かされていません。
次回はいよいよ全ての“嘘”は明らかになります。
9話の放送は6月4日(火曜)夜10時から。
どうぞお楽しみに!
※「バレーボールネーションズリーグ」放送により、番組が遅れて始まる可能性があります。
記事内画像出典:くるり~誰が私と恋をした?~|TBS