映画【国宝】が2025年6月6日に公開決定!
映画【国宝(こくほう)】のキャスト相関図、子役&出演者一覧とモデルを紹介します。
吉沢亮主演、横浜流星共演。奥寺佐渡子脚本。李相日監督。
長崎大阪東京を舞台に歌舞伎役者の50年を描いた小説「国宝」(朝日文庫/朝日新聞出版/著・吉田修一)を実写化。
主人公の喜久雄に吉沢亮、喜久雄のライバルの俊介に横浜流星、ふたりを取り巻く人物に渡辺謙、高畑充希、寺島しのぶら豪華キャスト陣が顔を揃えています。
本記事では映画【国宝】のキャスト相関図と出演者の役柄と関係、徳治役について、あらすじ、公開日、実在歌舞伎役者はいるのかモデルもお届けします。
2025年・第78回カンヌ国際映画祭の監督週間部門出品。
【国宝・2025】映画のキャストと相関図
吉田修一による歌舞伎役者の50年を描く壮大な物語【国宝】がついに映画化に。美しき歌舞伎役者を吉沢亮さんと横浜流星が演じます。【国宝】映画のキャスト・相関図を紹介します。
【国宝】キャスト一覧
- 吉沢亮(よしざわりょう)
- 横浜流星(よこはまりゅせい)
- 渡辺謙(わたなべけん)
- 高畑充希(たかはたみつき)
- 寺島しのぶ(てらじましのぶ)
- 見上愛(みかみあい)
- 森七菜(もりなな)
- 嶋田久作(しまだきゅうさく)
- 三浦貴大(みうらたかひろ)
- 黒川想矢(くろかわそうや)
- 越山敬達(こしやまけいたつ)
- 田中泯(たなかみん)
- 永瀬正敏(ながせまさとし)
- 中村鴈治郎(なかむらがんじろう)
- 宮澤エマ(みやざわえま)
【国宝】相関図
【国宝】映画の相関図です。

【国宝】出演者の役柄と関係
【国宝】の主演は吉沢亮さん。吉沢亮さんが演じる主人公はどんな人?気になりますね。ここでは、吉沢亮さんが演じる主人公を軸にし、出演者とその役柄、関係を原作をもとに画像付きで紹介します。豪華キャストに大注目!
吉沢亮(役:立花喜久雄/花井東一郎)
主人公の立花喜久雄を演じるのは俳優の吉沢亮さんです。
- 長崎の任侠の一門に生まれる。
- 父の権五郎(永瀬正敏)を抗争の末に亡くす。
- 父の死後、上方歌舞伎の名門の長で看板役者・花井半二郎に芸の才能を買われ、単身で歌舞伎の世界へ。
- 世襲の歌舞伎界の中で才能を武器に、稀代の女形として脚光を浴びる。
吉田修一先生×李相日監督の3作目。
『悪人』ではただただ視聴者として感嘆し、『怒り』ではオーディションの参加者として、何も出来なかった自分への苛立ち、完成を観てのどうしようも無い昂まりと悔しさ。
そして『国宝』では当事者としてなにを思うのでしょう。
稀代の女形を演じると言う、途方もない挑戦ではございますが、その挑戦の先に見える景色が何よりも美しいものである事を信じて。日々精進です。
横浜流星(役:大垣俊介/花井半弥)
大垣俊介は、喜久雄とともに少年期を過ごし歌舞伎役者のライバルとなる人物。キャストは横浜流星さんです。
- 上方歌舞伎の名門の御曹司。
- 父は、看板役者・花井半二郎(渡辺謙)。
- 生まれながらに将来を約束され、歌舞伎役者になることが運命づけられてきた。
- 喜久雄の親友でもありライバルでもある。
- 喜久雄と共に切磋琢磨していくが、喜久雄が才能を開花させていくにつれ、徐々に葛藤を抱き始める。
李組に再び参加できることを光栄に思います。歌舞伎の世界を生き、沢山のことを吸収して芝居を磨けたらと思っていますし、最大の敬意を持って歌舞伎役者、大垣俊介を人間臭く生きます。目指す頂きは途方も無く高いですが、険しい方が自分は燃えますし、喜久雄を生きる吉沢くんと共に刺激し合い、見えない頂上を目指して一歩一歩着実に歩み、必ず辿り着いて、見たことの無い景色をこの目に焼き付けたいと思います。歌舞伎の魅力を一人でも多くの方々に届けられるよう、キャストスタッフ一丸となって全力で務めますので、ご期待下さい。
渡辺謙(役:花井半二郎)
横浜流星さんが演じる俊介の父であり、喜久雄に大きな影響を及ぼすのが歌舞伎役者の花井半二郎。キャストは渡辺謙さんです。
- 上方歌舞伎の名門の当主で看板役者。
- 逸早く喜久雄の女形としての才能を見出す。
- 抗争で父親を亡くした喜久雄を引き取り、息子の俊介同様に歌舞伎役者として育てる。
- 自身も役者としての地位を確立することを志す。
吉田修一さんの「国宝」出版されて直ぐに読ませて頂いた。 役者の心の苦悩、歓喜、そして生き様が赤裸々に描かれていた。 ただあまりにも壮絶で壮大な人生は「こりゃ映像化は無理だ」とも感じていました。 しばらくして、盟友、李相日監督から連絡を貰うことになる。なんと挑戦したいとの事。 腰が浮くのを抑えながら、果たしてこの大作を支えられるか悩みました。
でも、これまで数々の難題を乗り越えて来た李監督を信じ、この素晴らしい作品に立ち向かう決意を固めました。
高畑充希(役:福田春江)
福田春江は喜久雄の彼女ですがのちに俊介と深くかかわる女性です。キャストは高畑充希さん。
- 喜久雄の幼馴染。
- 喜久雄を追って大阪へ。
- ミナミのスナックで働きながら喜久雄を支える。
本来は大きな空間で、全身で、浴びさせてもらうはずの歌舞伎の世界に、汗や涙も捉えられるような寄りの視点で没入する。モニターを見た時、その新鮮な世界の美しさに息をのみました。 元々美しいお2人なのに、これ以上美しくなるの?!って。笑 私はお2人の1番近くにいつも存在しているキャラクターだったので、間近で貴重な瞬間を沢山観られて、幸せです。 そして何より、久々にまた李監督や李組の皆さんと一緒に撮影が出来て、本当に楽しかったです。
寺島しのぶ(役:大垣幸子)
半二郎の妻である大垣幸子は歌舞伎役者の妻として生き、喜久雄にとっては第二の育ての母となる女性です。キャストは寺島しのぶさん。
- 半二郎(渡辺謙)の後妻・俊介(横浜流星)の実の母親。
- 上方歌舞伎の名門を支える女房。
- 初めは喜久雄を引き取ることに反発するが、喜久雄の役者としての才能に気づいて育てていく。
「国宝」という吉田修一さんの途轍もない大作に挑戦された 李監督の思いを受け取り参加させて頂きました。 今まで生きてきた私の環境や、蓄えてきたものを少しでも活かせていれば良いなぁと思っています。 吉沢亮さんと横浜流星さん、二人の少年時代を演じた黒川想矢くん、越山敬達くんの努力とガッツに脱帽です。
支えてくださる沢山の方の思いが結集されて、素敵な作品になっている事を切に願います。
森七菜(役:彰子)
歌舞伎役者の家に生まれ育った彰子は、喜久雄の妻となる女性です。キャストは森七菜さん。
- 歌舞伎役者・吾妻千五郎の娘。
- 喜久雄のことを慕う。
はじめて一人で見に行った映画は李監督の映画でした。映画という豊かな時間を映画館で過ごすことの意味を知るという大切な一歩目を踏み出してから、ずっと憧れにしてきた李組に参加させていただけること、とても幸せに思います。現場は緊張と衝撃の繰り返しの毎日で、喜久雄と俊介2人の人生がどれだけ壮大な舞台の上に成り立っているかを痛感しながら、青い炎のように確かな温度を静かに保ち現場に佇む吉沢さんを側で見て、寄り添っていく者としてしっかりしなくてはと自分の背中を正し続ける日々でした。
情熱で溢れたこの作品がたくさんの人に届きますように願っております。
見上愛(役:藤駒)
喜久雄の少年期から晩年まで支えながら愛人として生きるのが藤駒です。キャストは見上愛さん。
- 喜久雄が京都の花街で出会う芸妓。
- まだ無名の喜久雄の、役者としての才能を予見する。
今回の作品に参加するにあたって、日本舞踊、三味線、舞妓さんや芸妓さんとしての所作練習に勤しみました。 10代の役と30代の役をひとつの作品の中で演じるのは初めてのことで、かなり不安もありました。 ですが、カメラの前に立つ前に過ごしてきた時間や、吉沢さんや監督をはじめとする、周りの皆さんの集中力と誠実さにとても助けられました。 こんなにも贅沢な環境でお芝居ができたことを幸せに思います。
三浦貴大(役:竹野)
竹野は歌舞伎に興味がなかった男ですが俊介と喜久雄と出会いその思考を変えていきます。キャストは三浦貴大さん。
- 歌舞伎の興行を手掛ける三友の社員。
- 世襲の歌舞伎に対して、冷ややかな態度をとる。
撮影現場は、まさに職人たちの集まりで、より良い作品を作ろうとする気概に満ちていました。 それでいて軽やかさもあり、このような現場に身を置けたことを幸せに思います。 竹野という人物を演じる中で、ある意味俯瞰した立場で歌舞伎を、また二人の成長や葛藤を見ていましたが、私自身も素直にその場にいることで竹野の人物像と近づけるのではと思い、意識していました。 刺激的で、とても良い緊張感のある現場でした。
嶋田久作(役:梅木)
梅木は喜久雄と俊介を売り出すために力を貸す人物です。梅木がいなければ、ふたりは大物歌舞伎役者になれなかったといっても過言ではないでしょう。キャストは嶋田久作さん。
- 歌舞伎の興行を手掛ける三友の社長。
- 喜久雄と俊介を若い頃から見込んで、様々な大舞台を用意する。
李相日監督とは『69 sixty nine』以来21年ぶりでした。
頂いた「梅木」という人物は陽性で自分の「仁」にない役柄かとも思いましたが、久しぶりの監督との仕事。自分の狭い視野を離れて、唯唯、監督の意に沿う演技が出来ればとの思いで撮影に臨みました。今思うと、21年分の想いが空回りして力み過ぎの不味い芝居ばかりだった気がします。
ともあれ監督の「OK」は頂きました。
私は李監督の判断には絶対の信頼を置いています
宮澤エマ(役:立花マツ)
立花マツは喜久雄の継母。血は繋がらないも喜久雄との関係性はすこぶるよく晩年まで喜久雄の母として生きた女性です。キャストは宮澤エマさん。
- 長崎・立花組組長の権五郎の後妻。
- 喜久雄とは血は繋がらない。
- 若き頃の喜久雄を育てる。
私の「国宝」との出会いは3年前、本屋で吸い寄せられるように手に取った吉田修一さんのサイン入りの文庫本でした。きっと映像化されるのではないか、李監督がメガホンを取るのかしらと当時妄想を膨らませていたので、マツ役でオファーを頂いた時はこんな事があるのかと信じられませんでした。 初めての李組の撮影は緊張と発見と苦悩と感動の日々で、短いながらも贅沢で貴重な時間でした。 錚々たるキャスト、スタッフと共にこの壮大な物語の幕開けの一員として参加できたことは心から光栄です。
中村鴈治郎(役:吾妻千五郎)
吾妻千五郎は愛する娘彰子の喜久雄への思いを知り最終的には喜久雄の存在を認めます。キャストは歌舞伎役者の中村鴈治郎さん。中村鴈治郎さんは本作において歌舞伎指導も担当しています。
- 上方歌舞伎の当主。
- 彰子の父。
- 大物歌舞伎役者。
普段は優しい李監督ですが、撮影現場ではより良い作品を目指す方なので、とても厳しかったです。映画は舞台と違い、同じシーンを何度も撮るのでクタクタになると思います。ラッシュ版で吉沢亮さんを始め、彼らの歌舞伎のシーンを観た時に、その時の現場の状況を思い出し、とても感動しました。この映画を通して、歌舞伎を知らない方には、歌舞伎ってこういうものなのかと感じてほしいですし、歌舞伎を観たことのある方には違和感なく、作り事でもなく、自然に観ていただければ一番いいな、と思っています。そして、この作品をご覧になった方々が歌舞伎に興味を持っていただければ、こんなに嬉しいことはないです。吉沢亮さん、横浜流星さん、黒川想矢くん、越山敬達くん、田中泯さん、渡辺謙さんには本当によくやっていただいたと思っています。今は観客の皆さんに受け入れてほしいなと切に願っています。
永瀬正敏(役:立花権五郎)
物語冒頭で登場するのが喜久雄の父である立花権五郎。壮絶な死をもってその存在を知らしめる。キャストは永瀬正敏さん。
- 喜久雄(吉沢亮)の父親。
- 長崎・立花組組長。
- 組同士の抗争によって命を落とす。
短い期間での李組初参加でしたが、李監督を中心にスタッフの皆さん、共演者の皆さんの熱く、そしてこだわり抜いた丁寧な現場に身を委ねることが出来て、貴重過ぎる日々を過ごせました。 その静かなる熱は、きっと観客の皆さんの心の中に深々と降り積もると信じています。 劇中劇、舞台に立たれた俳優の皆さんの、長い時をかけ磨かれた“魂の舞”はまさに必見です。
田中泯(役:小野川万菊)
女形歌舞伎役者である小野川万菊は喜久雄と俊介に歌舞伎人生に大きく関わる人物。キャストは田中泯さん。
- 当代一の女形。
- 人間国宝の歌舞伎役者。
- 若い頃の喜久雄と俊介に出会い、2人の役者人生に大きく関わっていく。
万菊さんという人になるために、カラダも心も習う毎日でした。初めてその姿になった時のことでした、数えきれぬ人々の知識と経験が技となり万菊さんの姿が現れる。仰天しました。距離を縮めることのなかった歌舞伎世界の向こう側に、自分はカラダ毎さらわれたのでした。日々自分の声に不安になり、自分の姿に困惑し、一瞬でもいいから、否一寸でも長く先人の魂が自分の体に訪れ、遊んでほしい、と願ったものでした。万菊さんという自分のうちなる異人。伝統から生まれた万菊さんは今や僕のオドリ探求の相談役であります。そして終わってほしくなかった李相日監督の撮影の一コマ一コマが僕のオドリの稽古のようでした。 贅沢しました。礼
【国宝】子役(少年期)
物語の始まりともいえる喜久雄と俊介の出会いや揺れ動く思春期時代を演じるのは黒川想矢さんと越山敬達さんです。吉沢亮さんと横浜流星さんの子役となるおふたりを紹介します。
黒川想矢(役:少年喜久雄)
📚️#Myojo 7月号本日発売です!
今回は浴衣姿&踊りの先生にいただいた
宝物の扇と一緒に登場しております🪭間もなく公開(6/6〜)の映画『 #国宝』 での稽古や撮影の思い出をお話しています。
ぜひお手にとってご覧ください☺️#黒川想矢
撮影/田形千紘 pic.twitter.com/1xOFU16941— 黒川想矢STAFF公式 (@soyakurokawa_ST) May 22, 2025
黒川想矢(くろかわそうや)
吉沢亮さんが演じる喜久雄の少年期を演じるのは子役から活躍する黒川想矢さんです。黒川想矢さんは現在15歳でほぼ同年齢の喜久雄を演じます。
プロフィール
- 生年月日:2009年12月5日
- 出身地:埼玉県
- 所属:舘プロ
ドラマ『剣樹抄〜光圀公と俺~』で舘ひろしさんと共演し自ら申し出て舘プロに所属した経緯を持つ黒川想矢さん。裕和監督の映画『怪物』で主人公・麦野湊役では、第47回日本アカデミー賞新人俳優賞や第66回ブルーリボン賞新人賞をはじめ多数の映画賞で新人賞を受賞しています。
ドラマ【からかい上手の高木さん】で主演を務め、2025年は本作に次いで「この夏の星を見る」「アフター・ザ・クエイク」の公開が控えてます。若手俳優の注目株。
オーディションで選ばれた黒川想矢さん。父の死や歌舞伎の世界へと足を踏み入れる貴重な少年期を過ごす難役に挑戦しています。「撮影期間は1日1日が重く優しく美しい3ヶ月でした」コメント。吉沢亮さんへのバトンタッチとなる少年、喜久雄の姿に大注目です。
越山敬達(役:少年俊介)
今日の岡田将生と越山敬達
第48回 #日本アカデミー賞 授賞式
お疲れさん😎‼️(ゴースト)優秀助演男優賞 #岡田将生
新人俳優賞 #越山敬達#スターダストプロモーション pic.twitter.com/yddWjGasRN— 組長(非公式) (@kumichoudesu) March 14, 2025
越山敬達(こしやまけいたつ)
横浜流星さんの俊介の少年期を演じるのは越山敬達さんです。
プロフィール
- 生年月日:2009年4月21日
- 出身地:東京都
- 所属:スターダストプロモーション制作3部。
子役から芸能活動をしている越山敬達さんは、俳優業のほかモデル、アーティストとしても活躍しています。ドラマ「天狗の台所」などに出演。映画『ぼくのお日さま』で主演を務めています。
本作で歌舞伎や大阪弁に初めてのチャレンジ。本作での出演が次なるステップとなること間違いなし!
【国宝】キャストのモデルは?
歌舞伎界を描く「国宝」には歌舞伎役者が登場します。吉沢亮さんが演じる喜久雄は坂東玉三郎さんがモデルではないかと言われています。美しい女形であり人間国宝の保持者でもあり、喜久雄との共通点は多くあります。
艶やかなお姿を披露している吉沢亮さんのお姿は坂東玉三郎の美しさと重なります。ほかに六世中村歌右衛門さんがモデルという声もありますが、各々に共通点もあり、ほかにも美しき女形はおられます。ゆえに、喜久雄は複数の歌舞伎役者を融合し出来上がったキャラクターということでしょう。
また、横浜流星さんが演じる俊介は二代目坂田藤十郎、田中泯さんが演じる万菊は六世中村歌右衛門がモデルではないかと言われています。
他にも歌舞伎役者が登場するので、この人のモデルは誰かなと考えてみるのも楽しいでしょう。
【国宝】の原作とあらすじ
原作
映画【国宝】の原作は、吉田修一氏による同名小説です。原作者の吉田修一氏が本作に出演する中村鴈治郎さんのもとで黒衣として3年間を努め、その実体験をもとにして書き上げた力作となっています。
あらすじ
主人公は歌舞伎女形の喜久雄(吉沢亮)。舞台は、長崎から大阪、そして高度成長後の東京。生まれも育ちも正反対の喜久雄と俊介が競いあいながら、励ましあいながら、歌舞伎の世界を生き抜いていく姿を描きます。
任俠の一門に生まれ、この世ならざる美しい顔を持つ大垣喜久雄は、抗争によって父(永瀬正敏)を亡くした後、上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎(渡辺謙)に引き取られます。歌舞伎の世界へ飛び込んだ喜久雄は、上方歌舞伎の名門の嫡男として生まれ育った半二郎の息子である俊介(横浜流星)と出会います。
喜久雄と俊介は、一門の芸と血統を守り抜こうと舞台、映画、テレビと芸能界の転換期を駆け抜けます。物語は血族との深い絆と軋み、スキャンダルと栄光、幾重もの信頼と裏切り、数多の歓喜と絶望が繰り広げられます。
【国宝】徳次役は誰?サプライズ・シークレットキャスト!?
原作の【国宝】には、俊介の2歳年上の兄的存在の早川徳次が登場しています。もとは立花家に住み込みをしていた少年。前科もあるわけですが、のちに中国にわたり社長となる人物で俊介の支えにもなり見守りもする俊介にとってはなくてはならない人物です。
映画キャスト公開、相関図の中に、徳次の名前はありません。登場しない可能性はありますが、もしかしたら、シークレットキャストかも?
重みある物語を楽しく笑わせる存在でもある徳次は、出てきてほしいなと思っています。果たして徳次は?
演じるとしたら吉沢亮さんと年齢が近いのキャストでしょうね。
【国宝】の公開日は2025年6月6日
映画【国宝】は2025年6月6日に公開します。
初日はTOHOシネマズ六本木ヒルズにて初日舞台挨拶が開催されます。登壇者は吉沢亮、横浜流星、高畑充希、寺島しのぶ、森七菜、見上愛、黒川想矢、越山敬達、永瀬正敏、宮澤エマ、田中泯、渡辺謙、李相日監督(以上予定)。
喜久雄と俊介の美しい姿の裏には多くの葛藤が隠されています。歌舞伎役者として生きる喜久雄と俊介の心のひだを繊細に演じる吉沢亮さん、横浜流星さんの演技にご注目!壮大なストーリーとともに二人を囲む豪華キャスト陣の圧巻たる演技にもご注目!2025年映画の大作です。