【世にも奇妙な物語2023夏/お姫様クラブ】のネタバレ!鈴木保奈美の演技に賞賛!謎のクラブには「怖い」「後味悪い」の声!
【世にも奇妙な物語2023夏/お姫様クラブ】のネタバレ!
【世にも奇妙な物語2023夏】オムニバス4作品の内の1作は、鈴木保奈美さん主演「お姫様クラブ」。
ごく普通の主婦・遠藤南美(鈴木保奈美)は幼い頃に“お姫様クラブ”の舞踏会で味わったお姫様のような体験を忘れることができなくくて…。やがて、物語は狂気へと進み…。
【世にも奇妙な物語2023夏の特別編】はTVerまたはフジテレビオンデマンドで配信中。(2023年6月現在)
【世にも奇妙な物語2023夏/お姫様クラブ】のネタバレ
【世にも奇妙な物語2023夏/お姫様クラブ】のあらすじネタバレを紹介します。
お姫様クラブへのお誘い
遠藤南美(鈴木保奈美)は団地で夫と娘の3人家族でつつましくも穏やかに暮らしていた。ある日、夫が日曜出勤をした。
その後、生命保険を見て、そんなにいらないと思う南美。すると、娘の真弓(12才)(新津ちせ)がお小遣いをねだって来たので拒否した。
そんな時、チャイムが鳴って、お姫様クラブ支配人・比目野(松尾貴史)と名乗る男が舞踏会の招待状を持って現れる。
女の子なら誰しもが一度は憧れる、ゴージャスなドレスに身をまとったお姫様。そんな少女の夢をかなえてくれるのが「お姫様クラブ」。南美は、幼い頃にこの「お姫様クラブ」でお姫様になったことがある。
南美は「お姫様クラブ」での華やかな体験を思い出していたが・・・今回は真弓が招待されているという。元会員のお嬢様を招待しているらしい。
しかし年会費は100万と知り、南美はしぶる。すると、ビジター料金の10万で1度きりだが参加できるという。答えは保留になり・・・
夜。夫が帰宅して相談すると、「いいよ、任せる」と言ってくれた。ウキウキがとまらない南美。しかし真弓は母の10才の頃のアルバム写真を見た。すると、比目野(松尾貴史)が映っていたが容姿が変わっていないようにみえた。
お姫様クラブの舞踏会・当日
後日。南美は真弓を連れて、舞踏会の会場へ。南美の父は一山当てた経営者だった。母はどんな舞踏会でも私を主役にしてくれた。ずっと幸せなお姫様だと信じていた。しかし終わりはきた。父の会社の倒産で、12才のとき、お姫様になれなかったのだ。
綺麗なドレスをまとった真弓が登場。「真弓ちゃん!もっと堂々と!」と応援する南美。スタッフから「姫」をつけるように注意されてしまう。
本日の王子様、水谷聡太(みずたにそうた)(栗原類)が現れる。月9に出演している俳優のようだ。聡太は、真弓を指名してダンスを一緒に踊った。その後、真弓が転んでしまう。南美が「もっとリードに従って」とダンス会場に入って行く。スタッフに止められるのも聞かずに、私こそがそこで踊ってるはず!と王子様の元へ。
パチン!と比目野(松尾貴史)が指を鳴らすと・・・南美は我に返った。真弓は母親がおかしい様子だったことにおびえてしまう。
私は誰?
その後、南美は娘・真弓との関係がギクシャクしてしまう。
南美は家でも、そしてスーパーマーケットでの仕事中でも踊ってしまう。同僚の女性・須田優子に「おかしいですよ!鼻歌も歌って」と注意される。しかし、男性スタッフ・織田に助けられた。
しかし織田が優子に「若い男に優しくされたらコロッと言いなりになるから。残業とかシフトとかお願いしやすくなる」と陰口を言っていたのを聞いてしまう南美。
家に帰った南美は、また踊り出して、妄想の中でお姫様になる。しかし我に返って泣き出す南美。その様子を真弓が心配そうに陰から見ていた。
南美は、比目野(松尾貴史)の名刺を見つけて、会いに行き、オトナのためのクラブはないのか?問う。比目野は一人だけのために開催するので、2000万円かかると告げる。南美は、あまりに大金でショックを受ける。
南美がしょんぼりしながら家に帰ると、真弓が花束と手紙を用意してくれていた。手紙には、南美への感謝と愛が綴られていた。
南美は「ママやっと分かったの。ここにある幸せを大切にするね」と言って、真弓を抱きしめた。
夕食は真弓が好きな唐揚げにして、楽しい時間をすごす。
翌日。真弓が友人の家に行っている。そんな中、夫・良平が苦しみだした。薬が背広の内ポケットにあるから…と頼む良平。
そんな時、テレビから『花のワルツ』の曲が流れて・・・「あなたは誰?妻?母?働く女性?本当のあなたは、たったひとりのプリンセス」と告げている。
南美は薬を渡さず・・・倒れた花瓶に駆け寄り、花を持って「わたしは誰?」とつぶやく。
結末
良平の葬式が行われた。南美は泣いていた。そして真弓を抱きしめた。
その後、ひとりのお姫様だけのための、プリンセス・スペシャル・パーティーが開かれる。
葬式のとき、実は、南美は真弓を抱きしめながら、実は微笑んでいた。
冒頭に流れた死亡保険金が2000万円が回想される。このパーティーの費用は2000万だ。
南美は王子様の水谷聡太と踊った。
「いい年して」というスタッフに、比目野は「お姫様への憧れは今も昔も年をとっても変わることはありませんからねぇ」とたしなめる。
椅子に腰かけた南美は「わたしは誰?」と尋ねる。聡太は「南美姫様でございます。」と答える。
(おわり)
幕間。タモリさんのパートにて。「パートの主婦 夫を殺害容疑で逮捕」という新聞記事が写された。
タモリは「お姫様になる代償はどうやら大きかったようです」と解説した。(幕間、おわり)
【世にも奇妙な物語2023夏/お姫様クラブ】の感想
【世にも奇妙な物語2023夏/お姫様クラブ】の感想です。
主演・鈴木保奈美さんの演技には賞賛の声が上がっていました。
謎の「お姫様クラブ」は最後まで正体不明のため、「怖い」「後味悪い」との声も・・・
#お姫様クラブ
— すみきち (@sumikichisaerin) June 17, 2023
奇抜なストーリーだけど、誰々の奥さん、誰ちゃんママとして生きてきた女性のドロドロした怨念を感じて怖かった。ラストシーン、ほうれい線が目立つライティングで微笑む鈴木保奈美。美しいだけで終わるつもりはない、という女優の気合いを感じた。凄かった。#世にも奇妙な物語
お姫様クラブ怖すぎる…
— カルカンさん太郎 (E ぬののふく) (@MASSHIGRAAA) June 17, 2023
どういう機関かもわからんし、なんでここまで刷り込まれるんかもわからんし、何より執事っぽい人がいつまでも歳とらんのも怖い…
謎の魔力でも働いてるんかな…( ˘ω˘ 😉
#世にも奇妙な物語
予見できる展開はありがちだけど謎のお姫様クラブの正体がいまだにわからずそれが怖いし歳を取らない支配人について言及もなく怖い #世にも奇妙な物語
— 皐月うさぎ (@satuki_usagi) June 17, 2023
お姫様クラブ後味悪過ぎる
— らいと (@rai2525rai) June 17, 2023
普通の裕福でもないけど幸せで善良な家庭がただ単に地獄に落とされて終わり
夫→洗脳された奥さんに殺される
妻→洗脳されて夫殺して保険金は散財
娘→父親は母親に殺されて母親は殺人罪で逮捕、一気に両親を失って金も無くなって独りぼっち#世にも奇妙な物語
平凡な主婦が夫を(結果的に)殺すという、破滅していく展開が怖かったですね。
幸せはそばにあった…と気づいて終わるかと思ったら急展開でした。
冒頭の保険金が伏線だったのですね。
ただし、タモリさんのパートでの新聞記事はちょっと蛇足な感じもしましたが、皆さんはどう感じましたか?
【世にも奇妙な物語2023夏/お姫様クラブ】の出演者
遠藤南美…演:鈴木保奈美
遠藤良平(南美の夫)…演:奥田達士
水谷聡太(王子様)…演:栗原類
遠藤真弓(南美と良平の娘)…演:新津ちせ
比目野明星(「お姫様クラブ」支配人)…演:松尾貴史
ほか
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画像出典「世にも奇妙な物語」HP
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