【科捜研の女19】12話の視聴率とネタバレ!チンピラ石垣佑磨の心の葛藤に感動の涙!
【科捜研の女19】12話の視聴率とネタバレ!
テレビ朝日、木曜ミステリー【科捜研の女19】12話が8月8日(木)に放送されました。
チンピラ殺人犯・石垣佑磨が「赤い宝石」で人の命を救う!?
心の変化を受け入れられず葛藤する姿に感動の涙!
今回は、【科捜研の女19】12話の視聴率とあらすじ、ネタバレ感想をお伝えします!
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【科捜研の女19】12話の視聴率
【科捜研の女19】12話の視聴率は10.4%でした。
年間平均視聴率よりは少し低い結果ですが、2桁をキープしています!
【科捜研の女19】12話のあらすじ
【科捜研の女19】12話のあらすじ
神社の境内で、宝石店の警備スタッフ・春田光彦(モト冬樹)がわき腹を刺されて倒れているところを発見された。
幸い一命はとりとめたものの、昏睡状態が続いているという。
榊マリコ(沢口靖子)らが臨場したところ、現場には花びらや赤い小さな実のようなものが散乱しており、どうやら春田が犯人に襲われた際、持っていた花束を振り回したようだった。
また、地面には春田が指で記したらしいアルファベットのYが3つ残されていたほか、春田の手帳の事件当日の欄に「赤い宝石」という言葉が書き込まれていたのも大きな謎だった。
土門刑事(内藤剛志)らが花束を販売したフラワーショップを突き止めたところ、現場に散らばっていたのは「ペッパーベリー」という樹木の実だと判明。
店主・香坂めぐみ(大村彩子)はそれを「赤い宝石」と名付けて店頭に並べていたことがわかる…
その後、花束のバラのトゲに付着していた血液から、傷害や恐喝などで4度の逮捕歴がある男・諸星大地(石垣佑磨)のDNAが検出される。
しかし、諸星は春田など知らないとシラを切るばかりで、2人の接点がまるで見当たらない。
だが、やがて2人を結ぶ意外な線が浮上。
それを知ったマリコは3つのYが指し示す、ある秘密に気づくが…!?
はたして3つのYとは何を表しているのか…!?
また、「赤い宝石」という言葉の真の意味とは…!?
そして最後にマリコたちがたどり着いたのは、運命のいたずらともいうべき2人の出会いから生まれた、あまりにも切ない真相だった…!?
ゲスト:モト冬樹、石垣佑磨、大村彩子、原扶貴子
記事の出展:テレビ朝日、公式番組サイト
【科捜研の女19】12話のネタバレ
【科捜研の女19】12話のネタバレ
被害者・春田と諸星の過去に接点
榊マリコ(沢口靖子)と、蒲原刑事(石井一彰)の調査によると、諸星大地(石垣佑磨)には過去に4度の逮捕歴があり、2013年には殺人事件の重要参考人にもなっていたという。
事件当時、諸星は大阪市中央区のキャバクラでツケの取り立てをしており、その店のオーナー・平野達也とは金銭トラブルがあった。
証拠不十分で逮捕には至らなかったが、事件にかかわっていた可能性は高かった。
一方、被害者・春田光彦(モト冬樹)の過去について調べていた土門刑事(内藤剛志)は、春田が5年前まで大阪の摂津医科大学付属病院で臨床検査技師をしていた事実を掴んでいた。
この病院は、繁華街から近いこともあり、日常的に不良のケンカで怪我をした患者が運び込まれているという。
過去に起きた事件の資料によると、7年前に大阪市中央区で起きた半グレ仲間同士の大規模な衝突によって、多数の負傷者が出ていた。
土門刑事によると、諸星が所属していたグループもこの事件に関わっており、怪我をした諸星がこの病院に来ていたとしたら、治療を通じて春田と面識を持ったと考えられる。
YYYの意味が判明
マリコは、春田がナイフで刺された際に指で地面に書いたと思われる「YYY」の文字は、人間の体にある「抗体」を表していることに気付いた。
「抗体」はY字型の構造を持っていて、その先端部分が体内に侵入した異物と結びついて排除しようとする性質がある。
7年前、事件で怪我をした諸星の治療のために血液検査をした春田は、彼が「特別な抗体」の持ち主であることを知った。
バラのトゲに付着していた諸星の血液には「抗Dヒト抗体」が高い値で含まれており、これは国内でほとんど見つかっていない「特別な抗体」だという。
「抗Dヒト抗体」を多量に含む血液からは、赤ちゃんの命を救うことが出来る「抗Dヒト免疫グロブリン製剤」を作ることが出来ることから、「赤い宝石」と呼ばれるほど貴重なものだった。
春田は事件当日、諸星に「抗Dヒト免疫グロブリン製剤」について説明し、血液提供の協力を求めるために、地面に「YYY」の文字を書いていた。
しかし、諸星は春田のことは知らないとシラを切り、血液提供についても「見ず知らずの赤ん坊が死のうが知ったこっちゃない。」と協力を否定する。
一方その頃、病院で治療を受けていた春田の容態が安定し、話を聞くことが出来るようになった。
マリコと土門刑事は春田に事情を聞くも、春田は「諸星なんていう男は知らない」と言い、手帳に書かれていた「赤い宝石」という文字についても書いた覚えがないという。
マリコは春田を詳しく調査するために、無意識の記憶を調べることが出来る「脳指紋検査」の実施を依頼するも、春田は検査と名の付くものは苦手だと言って拒否。
春田が守る「赤い宝石」
春田はなぜ「脳指紋検査」を断ったのか?
橋口呂太(渡部秀)は、春田はまるで何か警察に知られたくないことがあるかのようだと不審に思う。
ひょっとすると、春田は「赤い宝石」を守ろうとしているのではないか?
春田をナイフで刺したのは、状況から見て諸星である可能性が高い。
諸星は貴重な血液の持ち主であり、もしも逮捕されてしまうと研究のための貴重な血液を失うことになる。
春田が諸星を庇う理由は十分にあった。
一方、諸星について調査していた蒲原刑事の聞き込みから新たな事実が判明する。
実は、「抗Dヒト抗体」の研究のための血液提供を拒否すると言っていたはずの諸星が、6年前から摂津医科大学付属病院に血液を提供していたのだった。
諸星が握られた6年前の弱み
人を踏みにじって生きていた不良男が、なぜ一方で人の命を救うために血液を提供していたのか…
もしかすると、諸星は6年前の大阪キャバクラオーナー殺人事件の弱みを握られているのではないか?
そう考えたマリコと土門刑事が春田に再び話を聞くと、春田は諸星のマンションで犯行に使われたナイフを発見。
犯行の証拠をネタに諸星を脅して血液を提供させていたことを認めたのだった。
春田はその後、殺人犯を扱いながら人の命を救い続けることに耐えられなくなり病院を退職。
諸星もまた、春田に事件の弱みを握られ続けてきたことに耐えられなくなっていた。
そして事件当日、神社で諸星は持っていた花束を投げつけて春田と口論になる。
春田は、自分を刺したのは諸星で間違いないと話し、6年前の事件の証拠についても提出するという。
しかし、花束を購入したのは自分ではなく諸星だと話す。
マリコと土門刑事は、諸星が花束を購入したフラワーショップで話を聞くと、店主・香坂めぐみ(大村彩子)の息子は、諸星の提供した血液によって命を救われた赤ちゃんだったことが判明。
諸星は、自分の提供した血液で命を救われた親子に会いに行っていたことになる。
香坂は、どこかに息子の命を救ってくれたヒーローがいるのだと、感謝の気持ちを込めてペッパーベリーに「赤い宝石」と名付けていたのだった。
春田を刺したのは真犯人
マリコはその後、科捜研に戻って6年前の事件の証拠のナイフを鑑定する。
すると、ナイフには諸星の指紋以外に正体不明の指紋が検出される。
6年前の事件には諸星以外にも関与していた人物がいたことが判明。
これによって春田を口止めする人物が諸星以外にもいたことになる。
諸星に刺されたと言っていた春田にもう一度話を聞くと、犯人の顔を見たわけではなく、刺される直前に甘い匂いがしたと話す。
春田に再度、「脳指紋検査」を受けてもらうように依頼、臭覚検査をすると、ある香水の匂いであることが判明。
この香水をつけていたのは、6年前の事件当時に諸星が所属していた半グレグループのリーダー小杉富生(木内義一)だった。
小杉は当時、被害者のキャバクラオーナーと店の権利を巡って対立しており、諸星に殺害を指示していた。
事件のことが春田にバレていたことを知った小杉は、口封じのために諸星の犯行に見せかけて春田を刺したのだった。
諸星の葛藤
諸星は、毎月の血液提供を欠かさず行っていた。
今月もまた、春田の意識が回復したことを知らないにもかかわらず、自分の意志で病院に来ていた。
初めは人助けの気持ちなどなく春田に脅されて血液提供していた諸星も、感謝の手紙を読むにつれ徐々に心は変化していた。。
フラワーショップに訪れていたのも、自分の血液によって救われた命にただ会いたいという気持ちからだった。
根っからの悪だった自分が、人のために生きるようになっていることが受け入れられずにいら立つ諸星…
ペッパーベリーの花言葉は「輝く心」、他人の命を奪う人もいれば、誰かの命を救う人もいる。
マリコは、宝石の元になるのは地中のマグマ、それは危険な存在だけど、ある条件で結晶になれば輝く存在になれる。
そう言って事件を振り返るのだった…
【科捜研の女19】12話の感想、まとめ
今回は、ゲスト出演の石垣佑磨のチンピラ役が話題になっていました。
殺人事件の弱みを握られて仕方なくやっていた血液の提供が、多くの命を救っていたという事実。
悪の限りを尽くしてきた自分の心の変化に葛藤するという、難しい役柄を見事に演じていました。
https://twitter.com/mireipu/status/1159726278418653185科捜研の女や相棒が、長寿の人気を得てるのは、こういう一筋縄ではいかないストーリーで攻めて来るからなんだろうな。
石垣佑磨は、ホントに救いようのないクズのチンピラなのに、自分の血が子供を救ったことで、自分が変わったことを受け入れらない複雑な演技を、よくこなしてたよ。#科捜研の女 https://t.co/qS9yMM4yRU
— yaskazu (@_zagibasgegeru) August 8, 2019
科捜研の女のみのがしをみて石垣佑磨に号泣していた
— ラピ (@murisugirurapi) August 10, 2019
科捜研の女で、久々に石垣佑磨君観た。殺人犯だけど一方で、多くの人の命を救う血液製剤の原料の血液提供者。
こういうとき、殺した人数と助けた人数、プラマイで助けた方が多いなら、ちょっと減刑してあげてほしいんだよな。
にしても石垣佑磨君はチンピラ役似合うなあ。
— Tchaiko (@Tchaiko7) August 8, 2019
神様はなぜこの男に「赤い宝石」を与えたのか?
運命のいたずらに翻弄される姿に涙する人も多かったようですね。
次回、13話は8月15日(木)の放送予定です!
記事内の画像出展:テレビ朝日、公式番組サイト
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