【仮面ライダーゼロワン】20話のネタバレと感想!スッキリしない結末の3つの問題点!
第20話「ソレが1000%のベストハウス」
【仮面ライダーゼロワン】第20話が放送されました。「住宅販売対決」の後半戦です。ただ、結末はすっきりとせず、かなり辛口の感想です。
主に3つの事柄に原因がある気がします。
今回の記事では【仮面ライダーゼロワン】の20話のネタバレと感想などをお伝えします。
【仮面ライダーゼロワン】20話のあらすじ
【明日9時から20話放送!】
飛電 vs ZAIAとのお仕事5番勝負。
第二回戦「家売る勝負」はZAIAが優勢。
飛電のピンチに、大富豪登場で逆転のチャンス到来!!
果たして、飛電は一勝をあげることはできるのか…。https://t.co/L1RUcIQMCp#仮面ライダーゼロワン#ゼロワン pic.twitter.com/2YWbGZ5CCY— 仮面ライダーゼロワン (@toei_zero_one) January 25, 2020
ザイアとのお仕事対決第2戦「住宅販売対決」に住宅販売員ヒューマギア・住田スマイル(中﨑絵梨奈)を擁立して挑む或人(高橋文哉)。
だが、対戦相手の新屋敷(一色湊)はホエールレイダーに変身してスマイルが売ろうとした家を破壊してしまう。さらにスマイルに悪質な嫌がらせをして暴走させる。その結果、スマイルはサウザーに破壊されてしまった。
或人はスマイルを復元して再度勝負に臨むも大きく売り上げの差を付けられてしまった。
そんな中、スマイルと新屋敷の元に資産家・大城(中田博久)から大口の依頼が舞い込んで来る。「妻に先立たれ、3人の息子家族たちが遊びに来られる大きな家が欲しい。予算は5億円。」という条件だ。大きな収益に繋がるため或人は気合を入れる。
- 新屋敷はアクセスのいい都心の豪邸
- スマイルは郊外の森林にある2900万円の小さな一軒家
を提示する。
あまりにも利益が小さいためさすがの或人も「もう少し売り上げも意識してくれないかな」と苦言を呈する。
だが、スマイルは「何故売り上げを考えるのですか?私はお客様に笑顔になって欲しい」と答える。結局、最強匠親方(長江英和)に物件のリフォームを頼むことになった。
ところが新屋敷はリフォームしようとしていた最強匠親方に嫌がらせをする。思惑通り暴走、マンモスタイプのアークマギアに変身してしまう。さらにホエールレイダー変身してスマイルが提示した一軒家も破壊してしまう。
その一部始終をエイムズの諫(岡田龍太郎)が目撃、バルカンに変身して戦いを挑む。
だが、そこになぜかザイアの社長・垓(桜木那智)が現れて…。
【仮面ライダーゼロワン】20話のネタバレ
重視するべきもの
「私には私の仕事があるので」と垓はサウザーに変身する。そして、バルカンから力を吸い取りアークマギアだけを破壊する。どさくさに紛れてホエールレイダーにも逃げられてしまった。
諫は一連の出来事を或人に報告、さらに新屋敷はエイムズで身柄を確保するという。明らかな不正行為のためイズ(鶴嶋乃愛)は勝負の中止を訴える。
だが、或人は「この勝負が終わるまで待って欲しい」と諫に求め、諫はしぶしぶながら承諾する。
5体の最強匠親方たちの力を借りて物件の修復とリホームする。或人はスマイルにこの物件にこだわる理由を改めて尋ねる。
「依頼主にとって家の広さではなく、家族との近さが重要です。」
「依頼主が笑顔になることが家も幸せです。」
あくまでもスマイルは依頼主の幸せを最も重視していたのだった。
勝負の結果
一方で諫の前にあのフードの人物が現れる。諫が追い詰めるも幻覚のような眩暈がして、気が付くとフードの人物は消えてしまっていた。
依頼主の大城が選んだのはスマイルの方だった。「自分と家族の幸せを一番に考えてくれたから」それが大きな理由だった。スマイルにお礼を述べる大城。
一方で、敗れた新屋敷は苦い顔で出て行ってしまう。或人は新屋敷を追いかけ「本当は貴方も分っているんでしょう?」と言葉を投げかける。ところが、
「俺はヒューマギアには負けない!!」
とホエールレイダーに変身して襲い掛かる。ゼロワンに変身して迎え撃つ或人。ゼロワンの方が上手でホエールレイダーは撃破され、変身は解かれる。
「負けを認めたくなかった…認めたらこの業界で生き残っていられなくなる気がして…」と本音を吐露する新屋敷。
そして、幼いころは狭い家だったが家族と寄り添って暮らしていたことを思い出した新屋敷は「いい家だったな」とスマイルを褒め、負けを認める。
ところがキーを回収しにきた垓は「売り上げは上回っていた」とし2回戦もザイアの勝利となってしまう。「スマイルが“お客様の笑顔”を優先したこと」を誇る或人に対して、
「笑顔?そんなものに価値がありますか?」
「飛電が買収されてしまったら、笑ってはいられなくなりますよ?」
と勝ち誇るのだった。
【仮面ライダーゼロワン】20話の感想とまとめ
今回のゼロワン、お仕事勝負の過程から決着まで何もかもヤバかったんだけど、不破さんと謎の黒ローブパートも無意味に画面グニャグニャさせながら「フフフ……」って言ってるだけで完全に情報量ゼロだったのにも気付いてじわじわムカついてきたな
— 珪素 (@keiso_silicon14) 2020年1月26日
第2回戦もザイアの勝利となり、或人は追い詰められてしまいます。
この勝負の結果、もっというと「お仕事対決」になってから「スッキリしない」と感じる方も多いのではないでしょうか。ライターなりに問題点を考えてしました。
問題点1 垓(サウザー)が小物なのに強すぎる
垓は「勝負はフェアに」と言っていますが、実情は
- アークにヒューマギアが人間への悪意が高まると無線で接続され、暴走するようにプログラム
- 対決に選んだ人間にプレッシャーを掛けて追い詰める
- その結果、人間は不正をしてヒューマギアが暴走
- サウザーで一方的に破壊する
とやっていることがせこいです。今回も不正の疑いは把握していたのに暴走したヒューマギアだけを破壊しました。その上、
- 始めは互角→つまり自社の製品と人選は飛電のヒューマギアと互角
- 選んだ人物の暴走は把握していない(していたらで問題)
これらのことが垓を小物にしています。悪役としての魅力が弱いです。
ところがサウザーは最強状態のゼロワンもバルカンも寄せ付けないほど強く、2020年に入ってから無双状態です。このへんのバランスが悪いです。
問題点2 新屋敷の処遇
新屋敷はマギアに変身して家を破壊するなど不正行為を行いました。諫に逮捕されるレベルの悪質な行為です。
ところが最終的に責任を取ったり、罰を受けるような様子はありませんでした。この状態で「なんとなくいい話にまとまった」のは正直納得いきません。
サムネのように依頼人の前にも関わらずソファーで足を組んでふんぞり返っている時点で営業マンとしておかしいですが…。
問題点3 或人が甘すぎる
「利益よりも心を優先したい」という或人の考え方は分ります。が、新屋敷の不正を把握していたのに文句を言わず、負けてしまいました。勝負の無効化を訴えるのに十分だった、生けの時はしっかりと追求していたのにも関わらずです。
さすがに社長としては甘すぎで、垓の言うと通りの状態です。おまけに垓に対して一矢報いることがなく、或人の考えに説得力がありません。
次回、第21話はヒューマギア弁護士VS検事の「裁判対決」です。なんとキュウレンジャーの南圭介&ゴーバスターズの小宮有紗がゲストとして登場、夢の競演となります。
次週以降、何とか巻き返して欲しいです。
この記事で使用している画像の引用元:テレビ朝日「仮面ライダーゼロワン」公式サイト
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