【脳科学弁護士 海堂梓 ダウト】のネタバレと感想!面白いとシリーズ化望む視聴者の声!
松下奈緒主演【脳科学弁護士 海堂梓 ダウト】のネタバレと感想!
脳科学を駆使し裁判に勝つ海堂梓(松下奈緒)に弁護を依頼してきた冬川沙也加(中山美穂)は“稀代の悪女”と呼ばれる女で…。
記憶から辿る真実は?
テレビ東京オリジナルサスペンス【脳科学弁護士 海堂梓 ダウト】のあらすじ、ネタバレ、感想を紹介します。
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【脳科学弁護士 海堂梓 ダウト】のあらすじ
【脳科学弁護士 海堂梓 ダウト】のあらすじを紹介します。
弁護士の海堂梓(松下奈緒)は大学で脳科学を研究する特任准教授でもある。
「記憶は塗り替えられる」「裁判は勝った方が真実」が信条。
新米弁護士となった斎田誠(佐藤隆太)は鹿島憲太郎(奥田瑛二)が所長の「真実一路法律事務所」で海堂のアシスタントを務めることに。
そんな折、殺人事件の被告・冬川沙也加(中山美穂)が海堂に弁護を依頼してきた。
沙也加は彫刻家の夫を殺した罪に問われている。
沙也加は過去にも2人の夫が不審死を遂げていて……。
「私、殺したの」と不敵に微笑みむ沙也加を海堂は無罪にできるのか。
ドラマ【脳科学弁護士 海堂梓 ダウト】のキャスト一覧!主演・松下奈緒、中山美穂は殺人犯!? | 【dorama9】
【脳科学弁護士 海堂梓 ダウト】のネタバレ
【脳科学弁護士 海堂梓 ダウト】のネタバレを紹介します。
斎田誠(佐藤隆太)が海堂梓(松下奈緒)の助手に
新米弁護士の斎田誠(佐藤隆太)はこの日が初出勤。
斎田が勤めるのは、鹿島憲太郎(奥田瑛二)が所長の「真実一路法律事務所」。夜はカジノになるというとんでもない(?)事務所だ。
海堂梓(松下奈緒)の助手として働く斎田は、早速、梓のいる脳科学研究所に行く。
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梓は、ムラマツ(井上裕介/NONSTYLE)の記憶を調べている。
ムラマツはマネージャーからセクハラされたと訴えられている。
梓は、ムラマツの弁護をしている。
掃除業者の丸永洋子(円城寺あや)は、ムラマツが女に迫っているのを目撃したと証言していたが梓が
「七三分けで眼鏡をかけたムラマツさんを見たんですか」
と何度か丸山の耳元でささやくと、見たのは七三分けの男だと言う。
それはムラマツではないことになる。
梓が行った行為は、イマジネーション・インフレーション(新たな情報を入れると、記憶が書き換えられる)。
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斎田は、梓がしたことは「ペテンだ」と怒るが、梓は
「裁判は勝った方が真実、勝った方が正しい」と言い切る。
次いで、被害者のムラマツのマネージャー・白間絵里(大幡しえり)に会いに行く。
梓は、目撃証言が撤回されたと伝え、絵里に
「お金のために訴えたのでは?」と。ムラマツの事務所からの和解金として900万円を提示。それは退職金という名目。
絵里はお金を貰い泣き寝入りということになる。
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斎田の実家は和菓子屋。
親と同居。子どもは二人。
テレビで冬川沙也加(中山美穂)の報道をしている。
その沙也加から弁護依頼が。
依頼人は殺人容疑者・冬川沙也加(中山美穂)
事件全容
事件が起きたのは6月2日。
彫刻家・冬川忠司(平原テツ)がアトリエで撲殺された。
発見者は娘の楓(新井美羽)。
午後6時5分、110番通報。
金庫から現金が盗まれていた。
死亡推定時刻は1時間前。
凶器はブロンズ像の「蒼い目のマリア」。
傷は3か所。
冬川家は、楓と後妻の沙也加が暮らしていた。
沙也加は買い物をしていたというが、自宅にもどる沙也加の姿を目撃されている。過去の2回の結婚歴があり、2人の夫の死は不審死を遂げている。
警察は、沙也加が強盗犯に仕立てて殺人を犯したと判断。
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梓は沙也加と接見する。
沙也加は梓のことを知っていて依頼をしてきた。
沙也加
「あたし、殺したの。何度も殴ってやったと言っても引き受けてくれる?無罪にできる?」
こうして梓は、沙也加の依頼を引き受けることに。
沙也加(中山美穂)の過去
沙也加の過去の夫・1人目は海で酒を飲んで溺死、2人目は車中で練炭自殺。
「彼女の犯行ならかなり緻密。今回の事件はずさん」
梓は、今回の事件に疑問を持っていた。
梓(松下奈緒)と斎田(佐藤隆太)の聞き込み
梓と斎田は聞き込み調査を開始。
・ギャラリーのオーナー・菊池雅夫(小市慢太郎)
冬川は、蒼い目のマリアを展示していた。
事件のあった昼過ぎにアトリエに返した。
冬川は5年前から作風が変わった。
その原因は、妻の死。
妻は不倫をしていた。冬川は、二人の仲を裂こうとしたが、妻は自殺をしてしまった。
そんな冬川の心の隙間を狙ってきたのが沙也加だという。
・冬川のアシスタント・大山敦美(村川絵梨)
事件が起きた日に昼過ぎ、リモートしていた。
それを録画してあった。
冬川は「中止してくれ。真実の姿、ふざけるな」と言っている。
リモート画面には冬川の後ろに蒼い目のマリアが映っている。
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事務所に戻ると梓は甘い物をパクつく。
斎田は、この事件はやめたほうがいい、と言うが、脳内科学の専門用語で封じられてしまう。
現段階では沙也加が犯人という決め手に欠けている。それは以下の2点。
・証拠は状況証拠のみ。
・まだお金が見つかっていない。
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まだやるべきことはある、と梓。
沙也加を見たという目撃者3人に聞き込みをする。
3人とも「見たのは沙也加だ」と言い張る。
「ファーストシステム(脳は一旦思考回路が決まると変えられない)で全員が沙也加が犯人だと信じ切っている」と梓。
沙也加(中山美穂)の弁護は梓(松下奈緒)
裁判。
裁判が始まる前、目撃者に声を掛ける梓。やけになれなれしい。
洋服をほめ「その色が似合う」とまで言う。
沙也加と面会していた怪しい男が傍聴席にいる。
裁判が始まる。
沙也加は「私は殺していない」と宣言。
証人尋問
目撃者の栗栖は沙也加を目撃したという。
梓は反対尋問で、栗栖が証言の前にニュースを見ていることで事後情報効果の影響を受けている、という。
事後情報効果とは、情報が後から入ってきて、それが記憶になっていく。つまり、栗栖は、沙也加の報道をみて、目撃した人物が沙也加だと思い込んだのだと、梓は言う。
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これで目撃証言の信憑性は薄くなる。
沙也加は再婚するという。
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怪しい男は何者かに電話。
「この写真、ばらまいてもいいんだぞ」
斎田(佐藤隆太)と鹿島(奥田瑛二)
斎田は鹿島と話す。
斎田は沙也加が信用できない。
梓の弁護で沙也加が無実になったら、もし沙也加が犯人であれば、殺人犯を野に放ってしまう。それが許せない。
「真実が見えてくる」と鹿島が語らっているところに、警視庁捜査一課の人間が。
鹿島は情報を仕入れる。
沙也加に接見にきていて、傍聴していたのは、フリーカメラマンの馬場俊平(小久保寿人)。
梓は、沙也加の過去を探る。
沙也加が働いていたバーに聞き込みをする。
一人目の夫は、アライ。沙也加に落とされたという。
二人目の夫の息子に聞き取りをする。
「あの女は、悪魔だ。遺産のほとんどを自分が相続するように仕向けていた。葬儀のとき、変な男がうろついていた。あいつと手を組んで殺した」と言う。
バー時代の写真を見せると、その男がいた。
その男は谷崎隼人(波岡一喜)。
沙也加に言わせると谷崎はストーカーだという。
沙也加(中山美穂)が自白
鹿島(奥田瑛二)は、馬場に会う。
馬場は面白いネタになると沙也加を追いかけていた。
そこで、事件当日、犯人の写真を撮ったという。
鹿島は馬場から写真を買うと約束。
翌日、馬場の家に行くと馬場が殺されていた。
馬場が話した内容は録音してあり、それを裁判に証拠として提出。
すると突然、沙也加が
「自分が殺した。罪を認めます。お金はトランクルームに入れてある」
と言い出した。
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裁判のあと、接見する。
沙也加に「あなた犯人じゃないと不都合なことがあるの」と梓。
沙也加の表情が変わる。
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お金は沙也加の証言通りトランクルームにあった。
谷崎の居場所がわかり、梓と斎田は会いにいく。
谷崎は沙也加が夫を金目当てで殺したのでは、と思い、問いただした。
沙也加はこたえず、そして、二人目の夫も死んだ。
沙也加は母親と死別したあと、父親から虐待されていて施設に入ったという。沙也加は、母親のブレスレットを大切にしていたと聞く。
梓と斎田は、梓の家に行きそのブレスレットを探す。その時、楓の書いた絵を見つける。その絵から、楓が父親の白川から虐待されていたと推理。
楓に会いに行くと、楓の腕にはブレスレットが。それは、沙也加のものだ。
梓(松下奈緒)の過去
梓と斎田は沙也加と接見する。
「沙也加さんは虐待を見ていられず、白川を殺したのでは」
と斉木が言うと、沙也加は「その通り」だと言う。
しかし、梓は「ダウト」と。
「犯人は楓さんね。金庫のお金を動かしたのはあなた。馬場が写真を撮ったと知り、楓が捕まらないように自首をした」
梓の言葉に沙也加は動揺する。
沙也加
「私は2人の男を殺してる。だから、私でいいの」
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斎田と鹿島。
斎田は娘が交通事故に遭った時、弁護士がとても力になってくれた。それがキッカケで弁護士になったという。
鹿島は梓のことを話す。
梓は、弁護士の恋人がいた。その時、粉飾決算に気づき告発することにしたら、逆に告発されてしまう。捏造され、解雇され、有罪になってしまった。
「裁判は勝った方が真実」と言った恋人は自殺してしまった。
梓は、恋人の事件から人間の記憶がアテにならないことを痛感した。悲しみと憎しみが弁護士への原動力になっていた。
ムラマツは集団起訴された。
裏で手を回したのは梓。被害者を集めて起訴したのだった。
梓(松下奈緒)事件解明へ
斎田はムラマツのマネージャーの絵里に会いに行く。
少しでも力になれば、と助言をする。
この時、制作している棚に気づく。その棚は、冬川の部屋にあったものと同じ。積載量は5キロ。
裁判
アシスタントと菊池が証言。
次いで、証人尋問。
楓が証人。
午後6時頃、死体を発見したのは嘘。
本当は午後5時頃帰宅し、父を殺した、と証言する。
**
楓は父から暴力を受けていた。
その日も白川に殴られた楓は、ブロンズ像で殴り殺してしまった。その場をすぐに立ち去ったが、ブレスレットを落としたことに気づき、アトリエに戻った。
そこには沙也加がいた。沙也加は「あなたは今帰ってきた。何を聞かれても答えないで」と言い出てった。そして、楓は110番通報をした。
沙也加は楓の罪をかぶったのだ。
楓は「私が証言しなければ、沙也加が死刑になってしまう。だから、証言した」と告白。
沙也加だけが楓を救ってくれた。
血は繋がらいが、楓にとって沙也加は「大切な家族」。
ここで、梓はもう一度、楓に殴ったときのことを証言させ、梓は事件解明へと誘う。
楓が殴ったという蒼い目のマリアの重量は10キロ。
ゴールシェルフ(棚)の積載量は5キロ。蒼い目のマリアは二つ存在することになる。
古川に残された3か所の傷。1か所だけ違う傷がある。
2か所は楓が殴った傷。致命傷となったのは、別の誰か、別の蒼い目のマリアで殴った傷。
楓の殺害時の記憶がハッキリしているのは、イマージネーション・インフレーションの効果。つまり、イメージさせられ錯覚を起こしているのだ。
楓は、沙也加が逮捕される前、菊池から事件の話を聞いていた。
犯人ネタバレ
犯人は菊池。
事件全容
菊池は古川と同じ美大で学んでいた。
菊池は5年前から古川のゴーストをしていた。
蒼い目のマリアは高い評価を受けた。
事件当日、昼過ぎ。
「蒼い目のマリア」の元となった石膏像「真実の姿」をもっていった。
冬川に菊池はゴーストだと公表したいと言った。
冬川は認めることはなく、言い争いになる。
菊池はその場を立ち去る。
この後に、アシスタントとのリモートが行われた。
午後5時ごろ、蒼い目のマリアを返却に来たところ、楓が冬川を殴ったのを見る。
冬川に近づくと、まだ生きていた。しかし、菊池は蒼い目のマリアで冬川を殴った。そして、真実の姿を持って逃げるところを馬場に撮られてしまう。
後日、楓に殺害をイメージさせ、馬場を殺した。
**
菊池は罪を認めた。
梓「あなたは感情という名に負けたというだけ」
結末ネタバレ
判決 言い渡し
沙也加は無罪。
しかし沙也加は
「私は一人目の夫と二人目の夫を殺害しました」と告白。
楓に
「私、今まで何も感じなかった。でも、あなたに出会えて生きてるって感じがした。誰かを助けてあげたいと初めて思えるようになった。あなたのおかげね」
と言い、沙也加は連行される。
楓「ずっと待ってるから」と。
沙也加「しっかりしなさい。これからひとりで強く生きていくのよ」
楓「お母さん、今までありがとう」
**
梓は沙也加の面会に。
沙也加「人の脳が変わることはあるの?」
梓「あるわ、あなたはもう昔のあなたじゃない」
**
事務所には、仕事の依頼が殺到している。
斎田はここで働くと意欲満々。
梓は団子や大福を頬張り「うまい!」
<終わり>
【脳科学弁護士 海堂梓 ダウト】の感想
【脳科学弁護士 海堂梓 ダウト】の感想を紹介します。
「面白い」「シリーズ化希望」の声
松下奈緒が出てる 脳科学弁護士 海堂梓 ダウト ってドラマ面白かった これシリーズ化してほしいな
「脳科学弁護士海堂梓ダウト」。久しぶりに2時間ドラマをしっかり観た気がします。
情に流されず人の記憶も疑ってかかる、という前代未聞な弁護士キャラは面白かった。オリジナル脚本だし豪華トリオだから続編は大変そうだなぁ。 『脳科学弁護士 海堂梓 ダウト』
脳科学弁護士海堂梓ダウト面白かったー。良い新シリーズになりそうじゃん。
【脳科学弁護士 海堂梓 ダウト】面白く鑑賞しました。
松下奈緒さんが演じるのはクールで冷たい海堂梓ですが、過去に悲しい出来事が。でも甘い物を頬張ったり、方向音痴だったりと、全面クールじゃないところが魅力です。佐藤隆太さんとのコンビもGOOD。
奥田瑛二さん演じる鹿島の奥深いセリフはジンときますね。そして、中山美穂さん。最後の楓との絆にウルウル。シリーズ化してほしい作品。また海堂梓に会える日をがあるのでは、と期待しています。
記事内画像:【脳科学弁護士 海堂梓 ダウト】公式サイト
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