醍醐虎汰朗と中川大輔ダブル主演ドラマ【ifの世界で恋がはじまる】(イフ恋)の原作ネタバレと全話あらすじをまとめていきます。最終回結末とBLの展開を完結小説から紹介!脚本家やドラマオリジナルストーリーの考察もお届けします。
【ifの世界で恋がはじまる】は海野幸による同名小説が原作。2025年11月期、毎日放送ドラマフィル枠(木曜深夜)で放送の不器用な男ふたりのリーマンラブストーリーです。
本記事にはネタバレが含まれています。
【ifの世界で恋がはじまる】の原作と脚本家は?
海野幸先生
『ifの世界で恋がはじまる』11/20(木) TVドラマ放送スタート
11/21(金) 『小説Chara vol.53』発売楽しみですね🌙 #イフ恋 https://t.co/PJ0l93VBhH
— 高久尚子 (@shoko_takaku) November 8, 2025
原作は小説で完結してる!
ドラマ【ifの世界で恋がはじまる】の原作は、海野幸(うみのさち)によるBL小説で完結しています。徳間書店キャラ文庫より発売され、イラストは高久尚子が担当。
不器用な男・秋彦と威圧感ある男・大狼のBL初心者のふたりの恋とともに、営業と技術という仕事物語も展開するラブストーリーです。
原作者の海野幸さんはビューティー&ゴーストでデビュー。BL小説を手掛けている人気作家。今回のドラマ化には『ドラマ化のご連絡をいただいたとき、電話口で「まさかそんな、信じられません」「まだ信じられませんね」「すみません、まだ信じてません」という発言を執拗に繰り返してしまいましたが、さすがに実感が湧いてきてドキドキしております。』とコメント。
脚本家は?
脚本は下亜友美(しもあゆみ)。【キスでふさいで、バレないで】【年下童貞くんに翻弄されてます】など原作ありきの深夜ドラマ脚本を多く手がけています。原作の魅力を引き出しながら視聴者にときめきを届ける脚本に期待が高まります。
【ifの世界で恋がはじまる】原作ネタバレ
ドラマ【ifの世界で恋がはじまる】の原作ネタバレを結末まで紹介します。
主人公の加納彰人が行き交う二つの世界と大狼誠司との恋の行方お届け!
あらすじ
加納彰人(醍醐虎汰朗)は1年前に5年間所属していた技術部から営業部に配属された。営業技術という社内で初めての係が彰人の仕事。技術には自信はあるものの右も左もわからぬ営業職。誰にも迷惑をかけまいと必死でやっているものの周囲との距離感を感じている。特に大狼誠司(中川大輔)とは嚙み合わない。
本当のところ、彰人は大狼を意識していたのだが、自分でそれを認めることが怖かった。ある日、取引先とトラブった彰人は大狼からチョコレートを貰う。その帰り、湖鏡神社に行くと鏡があった。そこには自分の理想とする世界に行けると記されていた。大狼に恋していると気づいた彰人は階段を転がり落ちる。気づくとそこはもうひとつの世界だった。
彰人は彼女がいたこともあり女性経験あり。男性を好きになるなんて思ってもいなくてそんな自分に驚きます。大狼はかなりの強面だけどさりげなく荷物を持ってくれるとか女性でもキュンとする描写があります。彰人の目線はどこか女性より。
彰人の特別な体質
彰人は緊張すると極度に体温がさがる体質。貧血をおこし意識を失ったりする。眠くもなる。だから、エナジードリンクをよく飲む。病院に行っても病名もなく人に言っても分かってもらえないと思い、誰にも言えずひとりで抱え込んでいた。
仕事で緊張するとこの症状が現れ、大狼の前で倒れたこともある。
ifの世界で気づく本当に好きな人
彰人がワープしたのはif(もしも)の世界。こうであればいいと思う理想の世界。営業初心者の彰人に大狼はやたらと優しく、後輩の富岡良太(葉山侑樹)も彰人になついている。営業部の人たちとも和気あいあいの関係。取引には常に彰人がついてきてペアでの仕事は順調だ。体質のことも打ち明けていて大狼は理解を示してくれる。
こちらの大狼は甘い物が好き。ふたりでカフェにも行き、焼肉屋で大狼から口説かれる。
その矢先、彰人は大狼にもらったチョコレートの包装紙に「大丈夫だ」と書いてあることに気付く。ペアで仕事をすることは彰人にとって失敗のない仕事。つまり取引は成功する。その成功はすべて大狼の手柄になっていた。彰人と大狼の関係は対等ではなく、彰人は常に大狼に守られた存在で一歩後ろ。
この時、彰人は現実世界では冷たくされながらも大狼との関係は対等であったと思う。仕事を彰人に放り投げているようでいて実は大狼は彰人の成長を見守っていたのだ。
彰人は、ifの世界の大狼ではなく現実世界の大狼が好きなのだと気づく。
大狼がくれたチョコレートは、人気店で並ばないと買えないものでした。大丈夫だにはお前なら大丈夫だという意味が込められていて、彰人はそこで本当の自分と向き合う覚悟をしたわけです。だから、神社に行き元の世界に戻ると決めました。冷たいけど本当は優しい男はモテルというラブ王道の展開です。
恋をするのも仕事をするのも対等であることは大事だと思える展開です。
現実世界の彰人と大狼
彰人は現実世界に戻る。階段から落ちて意識不明で入院していたことになっていた。ifの世界での経験をいかし、富岡らとの関係も良好になっていき、大狼の優しさを感じるように。そこにほろりとする彰人は体質のことを打ち明ける。大狼は理解してくれ恋心は募っていく。
彰人は大狼と仕事をする中、ifの世界の大狼のことを口走る。優しく自分を救ってくれた甘いいい奴。そんな表現をすると大狼はそれが誰なのかと気に始める。
大狼はifの世界の自分に実は嫉妬しています。これが恋だとはまだ思えないようですが、じわじわと恋心が芽生えていきます。
恋の結末と未来
大狼にチョコレートをあげようと思った彰人は、給湯室で大狼が女子社員の三津野との会話を立ち聞きする。大狼は甘い物は嫌いだし三津野とカフェに行く約束もしていた。失恋したと思った彰人は神社に行く。濃霧が包みこみ、そこでifの世界の大狼と出会い「お前が好きなのは本物の大狼だろ」と言われる。
現実世界で生きる覚悟をした彰人は階段から落ちそうになる。大狼が彰人を助けキスをする。ここからふたりは恋人関係に。
彰人の仕事ぶりが認められ、営業部に専門の技術職を置くことになり、彰人は営業部技術課所属になった。
彰人と大狼の恋は続く。
<完>
ずっと彰人と大狼のラブシーンはなく、最後にドカーンと描かれました。ふたりとも男性経験はなし。同性とは初体験のふたりですが、なかなか弾けちゃってます。
彰人は仕事ができないと思っていたところがありましたが、大狼は彰人の仕事を認めていて、上司にもかけあっていました。自分を認めてくれる人がいる。それはすごく嬉しいことです。働くパワーにもなります。互いに気持ちがありながらも打ち解けなかった分、結ばれたあとはキツク強くといったところ。ふたりの未来は明るい。彰人はもうifの世界には戻らないでしょう。
【ifの世界で恋がはじまる】ネタバレあらすじを最終回まで
【ifの世界で恋がはじまる】ドラマのあらすじとネタバレを最終回まで詳しく紹介します。各話で気づいた点や考察、見どころなどもお届けします。
1話ネタバレ・あらすじ
あらすじ
加納彰人(醍醐虎汰朗)は、専門知識はあるが口下手。1年前に技術職から営業部に異動し、職場に馴染めず孤独な日々を送っていた。同期で営業部のエース・大狼誠司(中川大輔)とは、あるトラブルをきっかけに関係がこじれてしまい、憧れと劣等感の狭間で揺れている。ある夜、取引先とのトラブルで疲弊した彰人は、ふらりと立ち寄った神社で「理想の自分が映る鏡」を見つける。
彰人は「大狼とも対等に笑いあえるような、そんな自分になりたい」そう願った瞬間、霧が立ち込め、意識を失う。目覚めると、そこには優しく微笑み、まるで恋人のように接してくる大狼がいた。
ネタバレは放送後に更新します。
【ifの世界で恋がはじまる】最終回はどうなる?ドラマオリジナルの予想と展開
BLストーリーですがそれだけではないのが【ifの世界で恋がはじまる】です。原作には仕事への熱い思いやノウハウもしっかりと描かれています。彰人を演じる醍醐虎汰朗さんは「彰人が、不器用ながらも人との関わりの中で、少しずつ成長していく物語」と語っているように、ただのBLではないリーマンストーリーも大事な要素です。
ドラマも彰人の成長をしっかりと描いていくと思います。オリジナルとしては、キュンシーンが多いかも?
原作はラブシーンが最後でしたが、もしかしたら、ドラマは早めにあるかもしれません。
またドラマには営業部には萩原護さんが演じる陽気キャラの岩瀬健太郎や芳村宗治郎さんが演じる彰人と大狼と同期の内田海斗が登場。ドラマオリジナルのコメディ要素もチラホラとありそうな予感がします。
ふたつの世界を描きながら、結末に向かうのはおそらく同じ展開になるのでは。最終回は彰人と大狼が恋人となり、手を繋いで歩くというほんわか心あたたまるラストシーンでハッピーエンドを予想しています。
【ifの世界で恋がはじまる】登場人物
加納 彰人(醍醐虎汰朗)
大狼 誠司(中川大輔)
富岡 良太(葉山侑樹)
内田 海斗(芳村宗治郎)
岩瀬 健太郎(萩原護)
福島 正(土佐和成)
飯伏 岳(こばやし元樹)
キャスト情報は以下にて紹介
本記事は最終回まであらすじネタバレを更新していきます。放送後に考察や見どころなども紹介します
【ifの世界で恋がはじまる】は、MBS(毎日放送)、テレビ神奈川、テレ玉、群馬テレビ、とちテレ、チバテレで放送します。MBS動画イズム、TVerにてMBS放送後から1週間、最新話を無料配信。全話はFODで配信。

