【漂着者/考察】詠美(白石麻衣)の父親は冤罪!?罠にハメた犯人は?
【漂着者/考察】詠美(白石麻衣)の父親は冤罪!?罠にハメた犯人は?
詠美の父親・新谷浩一の汚職事件は冤罪だった?
橋キャップ(橋本じゅん)や深見住職(リリー・フランキー)、しあわせの鐘の家も怪しい!
今回は、【漂着者/考察】詠美(白石麻衣)の父親=新谷浩一の冤罪と犯人予想について。
新谷浩一/詠美(白石麻衣)の父が逮捕されるまで
新谷浩一/詠美(白石麻衣)の父逮捕時の新聞記事に書いてあった内容は次の通りです。
収賄容疑の県議を逮捕
建設会社社長から数百万円授受
新潟県議会議員の新谷浩一(42)は、県道拡幅工事をめぐる汚職事件で便宜を図った疑いがあるなどして、新潟県警は2日午前、新谷議員を逮捕に踏み切る予定だ。取調べ及び家宅捜索を今後行う方針である。28歳の時に初当選。32歳の時に2期目に当選、その後も当選を果たし議員14年目を迎える矢先の今回の収賄事件であり、新潟県議会内には動揺の声が広がっている。
新谷浩一は誠実で信用できる政治家だった
議員としてのモットー
「1人1人の住民が人生の主人公。誰もが健康的で文化的な生活を送れる未来へ」をモットーに掲げ、貧困社会・母子家庭への支援の活動を熱心に行っていた。
母子家庭で育った経験から支援活動を
幼少期に父親を亡くして病弱な母との2人暮らし。裕福な暮らしではなかった自身の経験から、貧困・母子家庭への支援を行っていた。
信用できる政治家がなぜ汚職を!?
「信用できる政治家」として新潟県民の信頼も厚かった。
「もっと福祉社会を広めると同時に貧困や母子家庭の支援を行える制度を作りたい」として28歳で初出馬。2712票を獲得して初当選。議員14年目になると国政を目指す意志も話していた。
貧困・母子家庭を助ける活動は「しあわせの鐘の家」のコンセプトと同じ。
汚職のきっかけは郷山建設社長との出会い
新谷浩一はなぜ汚職に手を染めたのか?
郷山建設の社長・郷山信彦は、銀行から信用保証付きで融資金をだまし取った詐欺容疑および公文書偽造・同行使と詐欺罪で、新谷逮捕の前月に新潟県警に逮捕された。
郷山信彦と新谷浩一が知り合ったのは、逮捕の前年夏、建設業組合主催の「建設業の未来を繋ごうプロジェクト」でのこと。郷山が新谷に建設業の現状をプレゼンしたのをきっかけに、郷山はその後新谷の後援会に参加、新谷も郷山の講演会に参加するようになっていた。
新谷の妻・詠美の母は自殺
新谷の逮捕後、新谷の妻=詠美(白石麻衣)の母は自殺してしまいます。その後、詠美はいったいどうやって生きていたのでしょう? 逮捕後、釈放された父と一緒に?
雲行寺住職・深見龍太郎(リリー・フランキー)も関係?
1話に怪しさ満載で登場した深見住職(リリー・フランキー)。相関図にも最初からずっと出ているので、これで終わりということはないでしょう。
そこで注目したいのが、1話で松園遥香ちゃん誘拐事件の容疑をかけられた深見のアリバイです。
檀家の新田紀彦県会議員と法要の打ち合わせをしていた。
まるで用意しておいたようなアリバイだ、と柴田(生瀬勝久)がツッコんでいた証言です。ここにも県会議員が出てきました。詠美の父親と関係ないわけがないですよね。
詠美の父親は冤罪!
「信用できる政治家」で、自身の経験から貧困家庭の支援活動をしてきた新谷=詠美の父親が、建設業者と組んで賄賂をもらうとは考えにくい。
郷山建設社長から賄賂をもらっていたのは、新田紀彦県会議員
となると、深見住職(リリー・フランキー)もグル。
橋キャップ(橋本じゅん)が怪しい!詠美が新聞記者になった理由
新谷浩一の汚職をスッパ抜いたのは、詠美(白石麻衣)が勤める新潟北陸新聞。
この記事を書いたのは橋キャップ(橋本じゅん)ではないかと予想します。キャップが居酒屋で詠美に言った「世の中には眠らせておいたほうがいい真実もある」というのは、詠美の父親の事件が実は冤罪だったということではないでしょうか。
詠美は新聞記者になった理由を「この目で見た真実を知りたいから」と言っていましたが、本当は父親の冤罪を証明するために、新潟北陸新聞の新聞記者になった。
しあわせの鐘の家は、政治と裏金の家!?
公安の調べでは、「しあわせの鐘の家」には出どころ不明の大金が流れ込んでいる。
そこで仮説を立ててみました。
・「しあわせの鐘の家」の建設には郷山建設社長と新田県会議員も関係している。
・貧困家庭の支援をしている新谷議員を騙して利用し、汚名を着せた。
・新谷浩一の汚職を暴いた橋キャップも郷山や新田と繋がっている。
・深見住職は新田の仲間、あるいは冤罪をネタにアリバイ証人に利用した。
「しあわせの鐘の家」は、裏金の流出先として作られたエセNPOなのか、郷山や新田たちは信者として金を集めているのか。
橋キャップについては、黒幕一味の1人、あるいは新谷の冤罪を作ってしまった罪滅ぼしから詠美を見守っている、ということも考えられます。
ローゼン岸本(野間口徹)については、まるっきり金のためだけにやっているようには思えないので、第六感を持っている少数民族の末裔だと思います。
【漂着者】はいよいよ第一部が完結します。謎はどこまで解き明かされるのでしょうか。
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