【ホットスポット】最終回ネタバレと伏線回収!山田真歩と「F」の男、タイムリーパーの正体は!?

【ホットスポット】最終回ネタバレと伏線回収!山田真歩と「F」の男、タイムリーパーの正体は!?
視聴者の考察合戦が盛り上がる中、ついに来てしまった最終回。
清美と高橋は、ホテルと富士浅田市を守れるのか!?
彼らと街、富士山の未来とは――!?

目次

【ホットスポット】最終回あらすじ

潜入捜査失敗と301の幽霊

高橋(角田晃弘)がホテルのオーナー・原口(筒井真理子)宅に潜入して、不正の証拠を入手するプランは失敗に終わった。電気を止めたため、電気会社が工事にやってきて逃げ場を失った高橋は、屋上から満月に照らされながら飛び降りた。疲労困憊した高橋を支配人(田中直樹)が労い、2人は温泉に浸かった。

支配人が提供してくれた301号室は、以前、幽霊を見た角部屋。地縛霊はやはりそこにいたが、今はそれどころじゃない。高橋は宇宙人だと明かして追い返す。そもそも棚が違う。

村上(小日向文世)は50年後の浅田はひどいことになっている。環境が破壊され、富士山の世界遺産登録も抹消された。梅本を新市長の当選させたことがすべてのはじまり。未来を変えてほしい。

不正暴きはみんなのため

のん(MEGUMI)の店で作戦会議。次のプランはオーナーが市長に賄賂を渡す場面の証拠写真を撮ること。てっきり高級料亭で行われるかと思いきや、高橋が能力を駆使してオーナー宅で耳にした、オーナーと梅本が受け渡しの約束をしている電話の内容を思い出す。

3月16日のよる9時にセルフ富士浅田で。セルフのガソリンスタンドは店員もいないし、車の中は個室で受け渡し場所には適しているとミノケン(前野朋哉)。あやにゃん(木南晴夏)が、スパイダーマンみたいに手から糸を出して市長たちを捕まえられないのかと聞く。昨夜りつと映画を観たからだ。でもそれはさすがに無理。

武田直美(山田真歩)が仕事だと先に帰ると、高橋は「あの人、誰?」と素朴な疑問を口にする。当たり前のようにいるが、誰だかわからなかったからだ。直美は清美たちの同級生で、あの日はたまたま美波(平岩紙)とランチをしていて、みんなと会うと聞いてそのままついてきたという流れだった。市長の不正を暴くことは話したが「宇宙人だ」ということは話していないと強調する。

俺のために、ありがとうと温かいコーヒーを差し入れする高橋だが、清美が村上から聞いた浅田の末路を話してもう高橋だけの問題じゃないと言い、みんなが賛同すると、ケチな高橋はコーヒー代130円を回収しようとする。

たった今、私たちのモチベーションは、みんなのためだけになった。

高橋がスパイダーマンに!

ガソリンスタンドで張り込みしていると、瑞稀(志田未来)と由美(夏帆)が給油にやってきて、一緒に張り込みすることに。すると市長とオーナーの車がやってきて車内で取引が始まった。

正面切って証拠写真を撮ろうとする清美たちだが、車で逃げられる可能性がある。すると瑞稀が2人が乗っているオーナーの車の電源を落とす。ただフロントのドアは手動で開いてしまうと聞いた高橋は、白いテープを持ったまますごいスピードで車の周りを走り回り、ぐるぐる巻きにした。

車から出られなくなった市長とオーナーは、通報で駆けつけた警察に逮捕される。最初はしらばっくれていたが、家宅捜索で合意書も見つかり、結局不正を認めた。ホテルの売却は白紙になった。所有権はまだオーナーにあるため、どうなるかわからないがホテルがなくなることはないとのこと。この街もきっと救えたはず。

若葉の新しいバッシュを買ったあと、ジョナサンで食事をする清美。これまでのすべてを話すと、「静岡のおじいちゃんと一緒じゃん」と軽くいう若葉。元夫の晋平(大倉孝二)の父が宇宙人、若葉はクオーターになる。

驚いた清美が晋平に電話すると、晋平的には話したつもりだった。運動神経がいいという話になったときに宇宙人だからと話したが、清美は普通に笑っていた。若葉がホテルの温泉化粧水を使っていたのは、ときどきつけていると風邪を引かなかったりするからで、晋平は静岡の温泉に月1ぐらいで通っているという。

【ホットスポット】最終回ネタバレ

清美や高橋と富士浅田市の未来はいかに――!?

高橋の誕生日とタイムリーパー

ホテルは小野寺(白石隼也)が新しくオーナーになり継続することに。村上が、自身の財産を金に変えてホテルを買い取ることに。しかし未来人が買い取るわけにはいかないので、“いちばん世話になった小野寺”に託した。小野寺はもともとホテルを経営するのが夢で現場で働いていたのだった。遺産争奪戦にはやぶれたが、それでよかったと清美は思った。

「もんぶらん」で高橋の誕生会をする清美たち4人。すると、古田という男(山本耕史)が突然割り込んできて、ホテルの売却計画を阻止してほしいという。なぜ未来がわかるかというと、それはタイムリーパーだから。

それはちょっと前に解決したという高橋と清美。

何か私にできることはあるかと聞いても、とくにないと言われた古田は深々と頭を下げて礼を言うと帰っていった。

高橋へのプレゼントはガンプラだ。55歳と連呼しながら祝うみんな。

30年後の未来

――30年後――
大人になった若葉の運転でホテルに送ってもらう清美、美波、葉月。3人はすっかり年をとったが、若いスタッフ(井之脇海)とフロントに立つ高橋は30年前とまったく変わっていないし、ハゲてもいない。宇宙人としても地球人としても84歳。ずいぶんとお菓子などを買い込んできた清美たちを見送り「絶対余る」というスタッフだが、高橋は、あの人たちは全部食べると言い切る。

事務所に行くと、富小路(三浦透子)が高橋に聞く。

宇宙人だってこと、彼氏には言ってもいいですか?

結婚するつもりだと聞くと「特別ね」と許可する高橋。でも会って能力を見せてほしいとかはナシだ。富小路は結婚式の余興でやってほしいと頼むが――。結局、もう彼氏に言ってるよね?と確信する。余興も特別に受けるつもりだ。高橋は最初に清美とこのやりとりをしてからいったい何回繰り返しては「特別ね」と答えているのだろう。

誰かから落とし物の相談で呼び出される高橋。

もはや、高橋が宇宙人ということは富士浅田市市民にはかなり知られているが、なぜかその情報が県境を越えたことは一度もない。

【ホットスポット】最終回の感想

どんな結末を迎えるかと思いましたが、わりとまっとうに、淡々と終わった印象です。

不正をして私腹を肥やすために富士山の自然も街の環境も破壊してしまう悪者はしっかり成敗され、このままでは悲惨な未来が待っていると告げにきた未来人の村上がホテルも救ってくれた。

若葉の宇宙人説は、温泉の化粧水をつけていることからずっと考察に上がっていたことだったけれど、清美が知らない理由がわからなかった。なるほど、知らなかったというより真に受けていなかっただけ。
「宇宙人だ」なんて彼氏や夫に言われても、そりゃ、冗談だって思いますよね。高橋の場合は命を救ってくれたという事実があったからどうにか信じられたわけで。

直美の正体は――、そんなことだろうと予想した人も多かったと思いますが、「紹介したつもり」の「たまたまついてきた、ただの同級生」でした。キャストが山田真歩さんだったので、「結婚してる」設定にもうちょっと何かあるのではないかと思ったりしていたけど、思わせぶりでした。

ラストは30年後。

「F」のキーホルダーの男は、「古田」というタイムリーパーでした!
こんな一瞬しか出てこないのに山本耕史さんを持ってくるあたり、また出てくれるあたり、よいですね。

すっかり年を取り70代になった清美たちがホテルを訪れます。ホテルの雰囲気は変わっていないけれど、受付方法はかなり未来的に変わっていました。

ホテルの雰囲気同様変わっていないのは、宇宙人の高橋です。寿命は200歳ぐらいで84歳だともう少しで人生半ばぐらいなのでしょうか。55歳から変わってないのは、温泉に入り続けられているおかげ?

最終回だからって仰々しくしないで、あくまで宇宙人との日常を描く形の大団円。気持ちいい終わり方でした。

でも、こんなに何回見ても笑ってしまうドラマはそうそうありません。高橋さん役の角田さんの熱演とボケ、市川実日子さん、平岩紙さん、鈴木杏さんの幼馴染みトリオの言いたい放題がもう観られないなんて、さびしい!

ラストに、「ブラッシュアップライフ」にも出てきた三浦透子さんがホテルの従業員になっていたので、たまにスピンオフなど制作してくれたらいいなと思います。

日曜の夜を楽しくさせてくれてありがとうございました!

「ホットスポット」最終回ネタバレ

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