海外ドラマ【ハンドメイズ・テイル】第1話でいきなりの衝撃展開!【あらすじネタバレ】
【ハンドメイズ・テイル】はマーガレット・アトウッドの小説【侍女の物語】のドラマ化作品。環境汚染や性感染によって出生率が低下したアメリカが舞台となり、まるで地獄のような環境の中、強くたくましく生きる女性を描いた物語。
【ハンドメイズ・テイル】世界での評価は?
私は屈しない、これ以上ー。
行動を極限まで制限された監視下の世界を、たくましく生き抜く女性たちの魂の物語。
本年度の賞レースを席巻した衝撃作「#ハンドメイズ・テイル/#侍女の物語」を、ただいまより独占配信スタート。
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アメリカ最高視聴率を叩きだし、エミー賞最有力候補とされているこのドラマ。日本では、2018年2月28日よりhuluにて配信されています。世界中で注目されている【ハンドメイズ・テイル】の展開は原作と全く同じとはいかないものの、世界観は原作を忠実に再現。
2017年にはエミー賞のドラマ部門では主演女優賞ほか8部門を受賞し、2018年ではゴールデン・グローブ賞テレビ部門で作品賞、主演女優賞を受賞しました。
【ハンドメイズ・テイル】の世界観
#MeToo #TimesUp は、全米から世界へ。ムーブメントの予兆となった「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」の魅力を徹底解説。
第4話の配信もスタートしました。#ハンドメイズ・テイル— Hulu Japan (@hulu_japan) March 6, 2018
アメリカ合衆国では汚染による出生率の低下し、キリスト教主義者団体によるクーデターが発生。この内戦によりアメリカ合衆国は乗っ取られ、圧制国家ギレアド共和国が建国されました。
軍事主義のギレアドでは、女性は財産も職も奪われ、読書することさえ禁じられています。また、子供を産める女性は捕らえられ、強制的に政府高官の子供を産むことを強いられるのです。しかし、ほとんどの男性は生殖能力がなく、絶対に子が授かるとは言い切れないのが実情。
尚、ここに登場する女性たちは侍女だけではなく、政府高官の妻はすべて青、家事を行う”マーサ”はグリーン、侍女は赤、”おば”はブラウンといった具合に階級によって衣装が決められています。また、侍女を指導する女性は”おば”と呼ばれ、反抗する者は電気棒で容赦なく折檻されます。
”目”とは、侍女だけではなく政府高官すら監視するスパイ役。どこの家にも必ず入り込んでいて、行動はもとより些細なトラブルもすべて最高司令官に報告する義務があります。また、侍女が当主以外の男性と関係を持ったり、逆に当主が侍女を愛人にした場合は処刑の対象となりますが、子供を産める女性は貴重なため、処刑されることは少ないのです。
このほかにも、逃げる者を狩る”ハンター”や、富裕層や外国の客人を相手にする”ジェベル”と呼ばれる娼婦などに分類されています。
主要キャスト
オブフレッド(ジューン・オズボーン)/エリザベス・モス
オブフレッドは、夫ルークとの間に一人娘を儲けていました。ギリアド共和国に圧政により、ウォーターフォード家の侍女とされた女性。オブフレッド役は、【マッドメン】で注目されたエリザベス・モス。豊満な肉体と角度によって変化する美しさにも注目です。
フレッド・ウォーターフォード/ジョセフ・ファインズ
オブフレッドが仕えるウォーターフォード家の当主で、ギレアド共和国の高官です。女性との間の”愛”は不要と考えている人物ですが、妻の前ではまったく違うクセのある男性。フレッド役は【恋におちたシェイクスピア】で知られるイギリスの俳優ジョセフ・ファインズが演じています。
セリーナ・ジョイ・ウォーターフォード/イヴォンヌ・ストラホフスキー
セリーナはフレッドの妻で、オブフレッドに対していい顔はしていません。しかし、実際は彼女を哀れんでいるようにも…。セリーナ役は、【24 リブ・アナザー・デイ】のメインキャストで出演するオーストラリア出身の女優イヴォンヌ・ストラホフスキーが演じています。
【ハンドメイズ・テイル】1話あらすじ
行動が全て監視されている世界
考え得る最悪の世界を、女性監督がノーブレーキで描き切った衝撃作。
これは過去なのか、それとも近未来かー『#ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』を、今夜26:31から地上波で放送。
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ジューンは、夫と娘と一緒に車で逃げていましたが路肩でクラッシュし、「逃げろ」という夫の言葉に娘を連れて森の中を全力で走っていました。遠くから聞こえる銃声に夫の死を覚悟しながらも、追っ手から逃れるため身を隠しましたが、見つかって娘と引き離されてしまったのです。
そして現在、政府に捕らえられたジューンは名を奪われ、オブフレッドという名で強制的に高官司令官であるフレッド・ウォーターフォード家の侍女とされていました。”侍女”と呼ばれる彼女たちは、お互いを監視する意味合いもあり、パートナーとなる侍女とかならず二人で行動しなくてはなりません。
オブフレッドと行動を共にするのはオブグレンという侍女。ふたりは、絞首刑にさらされた遺体を見ながら、並んで歩き買い物を済ませてまたそれぞれの家に戻っていきます。
儀式は異様な光景にしか思えない
その日、オブフレッドはフレッドとの「儀式」を行うことになりますが、この儀式でも異様な光景を目にすることになるのです。儀式をする際、まずベッドに横たわり妻の足の間に侍女の頭を入れます。
30年以上前に出版された原作小説「#侍女の物語」は、昨年Amazonで最も読まれたフィクション小説となりました。「子供を産む道具」として扱われる女性たちを描いた衝撃作を深堀りします。
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男は一切侍女に触れてはならないという規則があり、あくまでも妻と行為を行っている前提で事を済ませるのが鉄則。これにより夫婦が一体となることを示しています。また、出産も同じようにあくまでも妻が出産したという形にするのが決まりです。
翌日、オブフレッドは再びオブグレンと外出。その際、オブグレンがレジスタンスの仲間であることを知らされ、家に中には必ず”目”がいるから気をつけるようにと忠告されたのです。
ジューンは、誰が”目”なのかを探ろうと、自分に向けられた視線を疑いながら、従順な侍女を演じるその下で、次第に反骨精神を募らせていくのです。
【ハンドメイズ・テイル】1話を観た感想
まさに女性にとって地獄にような世界で、暗黒、異様といった言葉では言い表せないような世界観にドはまりするドラマです。近年、アメリカではセクハラ問題が加速し、世界的に波紋を呼びました。
このドラマはまさにタイムリーな配信であったと感じましたが、たまたま配信時期が被ったのか、それともそれを意図してのことなのかは分かりませんが、いずれにしろ女性の尊厳を全面的に主張した作品ではないかと思います。
作品情報
#ハンドメイズ・テイル #侍女の物語 #Huluプレミアhttps://t.co/dDlbAEaG4z
— Hulu Japan (@hulu_japan) March 1, 2018
【ハンドメイズ・テイル/侍女の物語】
【配信】huluプレミア 毎週水曜日更新
【原作】マーガレット・アトウッド小説【侍女の物語】
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