【合理的にあり得ない】8話ネタバレと考察|貴山の告白と別れの予感の意味
【合理的にあり得ない】8話ネタバレと考察|涼子に告白した貴山に別れの予感?
6月5日放送の第8話は、涼子(天海祐希)に恋の予感。丹波以上に動揺する貴山(松下洸平)がやっと気づいた涼子への気持ちとは?
今回は、【合理的にあり得ない】8話のあらすじ・ネタバレ・視聴率・考察・感想について!
【合理的にあり得ない】8話の視聴率
【合理的にあり得ない】8話の視聴率は、7.4%でした。
【合理的にあり得ない】8話のあらすじ
【合理的にあり得ない】8話のあらすじです。
涼子に恋人?
居酒屋でひとり飲んでいた丹波(丸山智己)は、実家の母から電話で結婚の催促をされる。結婚したい涼子のことを思っていると、当の涼子が現れる。しかし男(眞島秀和)と一緒だ。親しそうな2人を見て焦る丹波。
事務所で丹波が貴山(松下洸平)と久実(白石聖)相談していると、涼子はなんと朝帰り。新藤と飲み屋をハシゴして朝までカラオケしていたという。涼子は、その男は新藤という吹奏楽部の後輩で、人となりを説明するが、心配になった丹波は貴山に調査を依頼する。
カップルを装い、涼子と新藤のデートを尾行する貴山と久実。涼子は珍しくスカート姿だと本人よりウキウキする久実だが、貴山には女心がよくわからない。涼子が待ち合わせ場所に行くと、新藤は通りすがりの女性が落としたというコンタクトレンズを30分も探していた。
この前はご馳走になったから今日は僕が…とエスコートを名乗り出た新藤が涼子を連れていったのは、バッティングセンター。涼子は大当たりを連発、新藤は最後の一球を見事プレートに当ててもらった景品の小さなぬいぐるみを涼子に。公園のベンチで新藤手製のサンドイッチを食べる2人は楽しそうだし、いいムード。
別れ際、涼子は、新藤は不器用でバカみたいに人がいいところ、変わってないという。でも私は変わった。高校の頃とはもう別人。
新藤が突然告白する。「僕とお付き合いしてくれませんか」
新藤の告白に貴山が動揺!?
新藤の告白を聞いて動揺した貴山は、事務所で2時間も、動物園の熊みたいにぐるぐる回っているし、貧乏ゆすりも激しい。やっぱり涼子のことが好きなのか?
戻ってきた涼子は、尾行に気づいていたし、新藤とは付き合うわけがないと言い、思わずホッとする貴山。どこからか電話がかかってきて久実は帰る。
久実に電話をしてきたのは父の諫間慶介(仲村トオル)だった。レストランで食事をする2人。久実は、涼子と仲直りして欲しいと頼む。このままじゃ涼子の前で電話にも出られない。
諫間は涼子の傷害事件について話す。面会したとき、涼子は事件時の記憶がないと言っていた。しかし「記憶がない」では株主らに説明できないし、納得させられない。諫間グループを守るために涼子を切った。しかし涼子は、急に手のひら返しされたと思っているだろう。
そう話せばいい、涼子が恋をしている今なら、仲直りできるのでは、と久実は楽観的だ。
恋?なんかの間違いじゃないか。
貴山さんと同じこと言ってる。
諫間は、貴山のことを思い出す。久実は涼子の大事なバディであること、IQ140でルービックキューブを片手でやってしまうことなどを話す。
新藤は詐欺師?
貴山は、丹波に2人は付き合わないから大丈夫だと報告するが、丹波は調査続行を依頼する。
居酒屋で飲む涼子と新藤の会話を盗み聞きする貴山。
「私のどこが好き?」と聞く涼子に新藤は、吹奏楽部の横断幕が破られた事件について語り始める。涼子(茅島みずき)が犯人探しをする。誰も名乗り出ないので、靴跡でわかると言ったら新藤が名乗り出た。
実は靴跡の件はハッタリだったし、涼子は新藤が犯人ではないと気づいていた。靴跡の話をしたら2年生の坂本の態度がおかしくなった。それに坂本がふざけて破いたのを見ていたから、自分が名乗り出たほうがいいと考えた。そのとき涼子は言った。間違ってる。誰かをかばうためだとしてもウソは良くない。
そのときの涼子がカッコよかったのが、涼子を好きになった理由というわけだ。
昔からウソは嫌いだから、と涼子。また前科があること、弁護士資格を剥奪されたこと、今は探偵をやっていることを伝える。君ならもっといい人見つかると思うなー。
急に泣き出す新藤。涼子が理由もなく人を傷つけるはずがない、辛いことがあったんじゃないか…。そこに電話がかかってくる。
戻ってきた新藤の様子がおかしいので涼子が事情を聞くと、妹が難病を患い、海外で肺移植を受けないといけないという。
電話の内容を聞いていた貴山は新藤を尾行する。さらに久実を使って銀行の同僚から情報を得ると、新藤は横領未遂を起こしたとして解雇されていた!
貴山は、新藤のウソを涼子に伝え、詐欺師の新藤にお金を貸すのかと問う。私の問題だから自分で解決すると涼子。
【合理的にあり得ない】8話のネタバレ
【合理的にあり得ない】8話のネタバレです。
進藤の恋人姉妹は詐欺師!
涼子は新藤のアパートへ。新藤には矢上陽菜(松井愛莉)という恋人がいて、彼女が難病だった。
半年前、新藤が公園に落とした携帯を、陽菜が走って持ってきてくれたのが出会い。陽菜はサンドイッチのキッチンカーをやっていた。新藤と交際していたが、一か月前難病に罹り、別れを切り出した。
新藤はお金を何とかして陽菜を助けたい。それが横領や涼子を騙そうとした理由だ。涼子に謝る新藤と矢上姉妹。
涼子は新藤にではなく、矢上姉妹にお金を貸す。病気を治して新藤くんと幸せになりなさい、と。
しかし矢上姉妹は詐欺師だった。そもそも姉妹でもない。新藤には端から詐欺のターゲットとして近づいた。出会いの美談も、朱音がスッた携帯を陽菜に渡して追いかけたというただのヤラセ。男友達たちと酒盛りしながら、新藤のことをバカにしたり、涼子をばばあ呼びしている。
店員に扮した涼子が出てきて、「あなたたちもすぐばばあよ」などと言いながら撃退する。涼子は最初から陽菜たちが詐欺師だと見抜いていた。炊飯器も調味料もない、生活感がまるでないアパートに違和感をおぼえたからだ。
いつの間にか来ていた貴山も加勢する。涼子は最後にアイスピックのようなもので陽菜を殺すふりをして懲らしめる。
今、あなたは死んだ。罪を償ったら、生まれ変わりなさい。
貴山の奇妙な告白
新藤が陽菜のアパートを訪ねるが、もちろん留守。涼子が現れ、陽菜は知り合いの移植コーディネーターから連絡があり、急にドナーが見つかってアメリカに行った、お金も貸したと伝えた。感謝する新藤。なんていうのはウソで、全部ウソ。陽菜たちは詐欺師で逮捕されたと涼子。
新藤は怒るどころか、よかった〜、陽菜は病気じゃなかったと安堵する。いったいどこまでお人好しなのかと驚く涼子。やっぱり新藤は恋愛的にあり得ない。バッティングセンターでもらったぬいぐるみを出して、これは私の趣味じゃない、こういうのを心から喜んでくれる人を探しなさいと言って去る。
事務所に戻ると、貴山が、今回のことで涼子のことを考えていたと話し出す。
涼子さんのことが好きです。でも異性としてではなく、人として、生き物として。
涼子さんみたいな人に出会ったことがない。
ツチノコとかイエティとかみたいな…。
とにかくそういう人と仕事ができるのは幸せなことだとわかった。1分でも1秒でも長く続くといいな…。
【合理的にあり得ない】8話の感想と考察
今回もオリジナルストーリー。恋のライバルが現れて、焦る丹波。それ以上に動揺する貴山がかわいかったですね。
そして貴山が衝撃の告白。「涼子が好き」「人として」「生物として」。やっと自分の気持ちに気づいたかと思いきや、そうでもない?
気になるのは、「一緒に働ける時間が1秒でも長ければいい」という貴山のセリフです。まるで別れの予感ですね。涼子が「ウソが嫌い」「ウソだけはつかないで」と再三言っていることと貴山の時折見せる陰から、貴山がウソをついているのはまず間違いないでしょう。ウソがバレたときが別れのときか。
今回久しぶりに出てきた諫間。次回は久実を辞めさせようとするし、貴山のことを聞いて何かを思い出したのかもしれません。涼子を陥れたときに利用した人物だったとか…。
第9話は6月12日放送です!
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