【GO HOME~警視庁身元不明人相談室~】9話のネタバレ&考察!堀口(戸次重幸)が戸籍を偽り刑事になった真相に涙!
【GO HOME~警視庁身元不明人相談室~】9話あらすじ
<あらすじ>
堀口(戸次重幸)が突然、帰らぬ人となった。死因は、階段で転倒して頭を強打したことによる外傷性脳損傷。通夜に参列した桜(小芝風花)や真(大島優子)ら身元不明人相談室の一同は堀口の遺影の前で言葉を失い、堀口の妻・由理恵(星野真里)と息子・翔太(白髭善)も突然のことに現実を受け止めきれない。
葬祭場に堀口律子(川俣しのぶ)が現れ、由理恵が「お母さまですよね?妻の由理恵です」とあいさつする。実は由理恵と律子はこれが初対面。由理恵は堀口から「両親は亡くなった」と聞かされていたが、戸籍謄本を見て律子の存在を知り、慌てて連絡したのだ。律子の話では、堀口は借金まみれの父に嫌気が差し、高校卒業後に家を出て、それ以来30年も音信不通になっていたという。しかし、堀口の遺影を見た途端、信じられない言葉を口にする。「違います……尚史じゃありません」。持っていた古い写真を桜たちに見せる。「これが……私の息子です」。写真の男は、堀口とは全く似ても似つかない、明らかな別人だった。
【GO HOME~警視庁身元不明人相談室~】9話ネタバレ
堀口刑事が死亡?
堀口(戸次重幸)が死亡した。
陸橋の階段で転倒、頭部を強打したことが原因で、警察は事件性はない、との判断だった。
葬儀の際、堀口の妻、由理恵(星野真里)は、音信不通だった夫の母を呼ぶ。ところが、遺影を見た母は「息子とは別人です」と言い出す。
警察の人事記録表の堀口の記録だけが、なぜかアクセスできなくなっていた。刑事が戸籍を偽っていたら大問題になる。
しかし、利根川室長(吉田鋼太郎)は、桜(小芝風花)らを諌める。手嶋刑事(阿部亮平)は以前、室長と堀口が何やらヒソヒソと話しているのを見かけたことがあり気になっていたことを桜や真(大島優子)に話す。
戸籍を偽って警察官に
桜と真は、由理恵に話を聞く。
由理恵は父が殺人罪で服役しており、近所から嫌がらせを受けており、堀口が自分も似たようなものだから、とケアしてしていた。それが縁で結婚。警察官になった理由を尋ねても「もう忘れた」としか答えなかったという。
身内に犯罪者がいると警察官になれないのが定説。堀口も身内に犯罪者がいたのか?
将棋アプリが趣味だった堀口は、上杉景勝と名乗り、Yo-yoと名乗る人物とよく対戦していた。さらに、堀口が山形県に強いこだわりを持っていたことに気付き、過去に山形県で起きた殺人事件を徹底的に調べ、1つの事件にたどり着く。1988年、山形県南陽市の住宅で、当時41歳だった伊藤英司容疑者が借金の取り立てに来た男性を刺殺。その場に居合わせた11歳の長男が救急車を呼んだが、男性は死亡した。もしかして、その時の長男・伊藤和宏が、堀口の正体なのか。
戸籍偽装の弱みから
その頃、室長は堀口の映った防犯カメラを解析していた。
そこへ佐川公安部長(杉本哲太)から電話があり、堀口のことを話す。
室長は、桜たちに「あいつは俺のせいで死んだ」と話す。
佐川が以前、代議士の汚職を揉み消したため、室長はそれを調べようとした。その際、佐川は公安にいた堀口を室長の元へ異動させ、監視させていたのだ。
それに気づいた室長は、堀口に、告発の協力するように話した。しかし、堀口には戸籍偽装の弱みがあった。
堀口は亡くなる直前、代議士に接触したが、突き飛ばされて頭を打っていた。その影響で、直後に亡くなった可能性が高い。佐川は、戸籍偽装を公表しなければ、遺族は年金を受け取れる、と室長に告げていた。それはある種の脅しだった。
桜と真は堀口の母に
桜は、堀口が守りたかったものは何なのかが気になる。
警官のプライドか、家族を守るため、それとも過去の何かなのか。
桜は「今回だけは私情で動きます」というが、真が暴走しないように見張ることに。
そんな中、堀口が山形県の磯辺誠司元巡査(モロ師岡)に毎月10万円振り込んでいた。
桜と真は、磯辺に会うが、「知りませんよ」の一点張り。
真は、中学生の伊藤和宏の文集に警察官になりたいとの文言を見つける。
母の啓子も「知りません」と話すが、そこへ磯辺もやってきて、亡くなった事実を知ると、泣き崩れる。
父の事件で誹謗中傷される中、寄り添ってくれたのが警官の磯辺だった。やがて磯部に憧れて警察官になりたいと思うようになっていた。
身内に犯罪者がいると警官になれない。そこで佐川に相談。戸籍を変える事を提案されたのだ。
夢を叶えてやりたくて、戸籍を捨て、母子の縁を切っていたのだ。
別人になった後も、磯辺に29年間、毎月振込をしていた。
堀口の葛藤の真実は
全ての真相を由理恵に伝える桜。
「葛藤していたと思います。
目の前で苦しんでいる人を助けたかった。
その1人が由理恵さん、あなたなんです」
堀口は数日前、母に手紙を送っていた。
戸籍を偽り、警察官になったことを後悔しており、やり直すことに決めたと綴った。
「気持ちのいい仲間と巡り会えた。大事な家族もできた。これ以上、嘘をつきたくない。警察官ではいられなくな離、罪を償うことになる。伊藤和宏に戻る。こんな俺を待ってくれる人がいる。今すごく幸せなんだ」
涙する由理恵に相談室一同は「彼といっしょに働けて光栄でした」。
一件落着と思われたが、真は桜に突然、「私は相談室やめる」と言い出す。
【GO HOME~警視庁身元不明人相談室~】9話感想・考察・まとめ
想像の5倍以上泣いてしまった。
ドラマ名がここに来てこんなに意味のあるものだったのか、と思ったし『僕に心を
君に花束を』と絶妙なタイミングで流れてきた主題歌に一気に涙腺崩壊した。
お母さんの「がんばったな」の一言に詰まっていたなぁ…
謎は明らかになったけど苦しさの残る回だった#GoHome https://t.co/ox9lBRJbN9— (@Indigo_1_1_0_5) September 22, 2024
予想外の展開でしたね。
急死した堀口刑事。
亡くなって、実は戸籍を偽装していたことが判明し、堀口の人生を辿っていく展開でした。
まだ全てが解決したわけではないですが、突然の真の相談室を辞める発言。
次週、最終回で、黒幕を追い詰める展開が楽しみです。
【GO HOME~警視庁身元不明人相談室~】基本情報
・毎週土曜日 夜9:00~ |
・2024年7月13日スタート |
脚本 | 八津弘幸、佐藤友治 |
音楽 | 横山克 |
チーフプロデューサー | 松本京子 |
プロデューサー | 荻野哲弘 鈴木将大 本多繁勝 |
演出 | 菅原伸太郎 大谷太郎 ほか |
主題歌 | ヨルシカ |
音楽 | 横山克 |
制作協力 | AX-ON |
制作著作 | 日本テレビ |
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