【ガラスの城(松本清張)】あらすじネタバレ!結末犯人は原作と同じで違いは登場人物!?
【ガラスの城(松本清張)】あらすじネタバレ!結末犯人は原作と同じで違いは登場人物!?
波瑠×木村佳乃出演ドラマ【ガラスの城】をテレビ朝日「松本清張ドラマプレミアム」で放送。
松本清張の長編小説を2024年の現代版にアレンジ。
大手商社の部長が殺された!犯人候補は社員全員!果たして犯人は?
【ガラスの城】のあらすじネタバレと感想、原作との違いを紹介します。
【ガラスの城(松本清張)】のあらすじ
ドラマのあらすじです。
都心にそびえ立つガラス張りの高層ビル。華やかさを放つそれは「ガラスの城」。さまざまな欲望を隠し持つ選りすぐりのエリートが集う大手商社「實友商事」のオフィスだ。
次世代エネルギー部で、社員旅行が開催された。旅先は修善寺。
ほかの社員との付き合いが皆無に等しい地味な一般職・的場郁子(波瑠)、そして出世頭のバリキャリ課長・三上田鶴子(木村佳乃)は、気が進まないながら渋々参加した。
宴会の場からそそくさと逃げるように退席した田鶴子は、散歩先でエリート部長・杉岡久一郎(丸山智己)が女性と寄り添うのを目撃する。田鶴子はその相手が誰かを密かに詮索し始める。
その直後、杉岡が修善寺近くの工事現場で遺体となって発見された。
田鶴子は独自で犯人をさがし始める。そんな中、郁子も事件を追っていることに気づく。さらに、郁子は杉岡の家にまで押しかけていて…。
さらに、杉岡に取り入っていた次長の富崎弥大(塚本高史)の妻も急死する。時を同じくして田鶴子の身にも危険が迫る。
事件を追うのは静岡県警の刑事・倉田文則(髙嶋政伸)と後輩刑事・佐原壮馬(満島真之介)。ふたりは郁子を密かに犯人ではないかと睨んでいたのだが…。
【ガラスの城(松本清張)】のネタバレ
【ガラスの城】のネタバレです。
プロローグ
實友商事の社員・的場郁子(波瑠)は刑事の倉田文則(髙嶋政伸)と佐原壮馬(満島真之介)に「私が犯人だと?」と問う。1か月も経つのに解決しない事件について捜査をしている倉田と佐原は、非公開ダイアリーを読んでほしいとそのコピーを郁子に渡す。
郁子はそれを読み微笑む。
實友商事は国内有数の大手会社。社員は「ガラスの城」に相応しいスマートな人材が集まる。実は、出世欲、名誉欲、愛欲、承認欲求、自己顕示欲の塊だ。
「ガラスの城」はいつ壊れてもおかしくはないきらめく欲望の迷宮。
郁子「だからあなたは殺された」
ガラスの城で働く社員
三上田鶴子(木村佳乃)は、實友商事の次世代エネルギー部の営業課長。
上司の部長・杉岡久一郎(丸山智己)は、エリート。頭脳明晰でオーダーメイドのスーツを着こなす。杉岡の下には、次長の富崎弥大(塚本高史)と野村俊一(武田真治)がいる。富崎は杉岡に自分の妻まで使い次長の椅子を狙っている。野村は杉岡と同期だが、バツイチで出世コースから外れている。
業務課課長の田口欣吾(内野謙太)はどっちの次長につけばいいのか常に意識をしている。
田鶴子は密かに勤勉な野村の方が部長に向いていると思う。
女性社員。
鈴木信乃(蓮佛美沙子)はバイリンガル。かなり目立つ。
橋本啓子(川島海荷)は美人系の一般職。
一般職は昇進もないが海外勤務もなく仕事に責任をおうこともない。
的場郁子は一般職10年目。仕事はできるが地味で愛想がない。ケチで相当貯金があるという噂。化粧もなく服装に気も使わない。社内に友人はいない。
田鶴子はやりがいのある仕事をして使いきれないほどの給料をもらっている。結婚はしていない。田鶴子はそんな自分の人生に満足していた。
エネルギー部のメンバーは、静岡の展示会のあとに1泊することに。
部長が社員旅行で不倫!?
10月21日・土曜日、修善寺
展示会も無事に終わり夜は宴会。
郁子は食事が終わると席を立つ。
郁子はお金しか興味がないと噂の的に。
田鶴子もまた宴会にはいたくはなかった。ひとり夜風に当たりながら散歩をする。
その時、杉岡の密会現場を見てしまう。
部屋に戻ると信乃がいない。
夜中、信乃が戻って来た。
杉岡の相手は信乃かと思う田鶴子。
10月22日・日曜日
朝食の場に杉岡の姿はなく、東京に戻ったと言う。
浅野由理花(仁科紗和)の話から、橋本啓子も昨夜、宿にいなかったことが分かる。
その後、自由行動になり、田鶴子は東京に戻ることにする。この時、駅のホームで郁子を見かける。おしゃれをした美しい郁子に驚く田鶴子。見つからないようにして電車に乗る。
10月23日・月曜日
杉岡が出社せず。家にも戻っておらず連絡もとれない。
10月26日・木曜日
杉岡の消息は分からず、ついに行方不明者届けが出た。
社員一同が事情聴取を受ける。
田鶴子は詳しく話すも杉岡が女性といたことは隠していた。
この時、郁子とバッタリ出くわし、そこで、郁子も杉岡が殺されたと考えていると知る。郁子はあれこれと話し始め、推理小説が好きで無駄な知識があると笑う。
殺人事件を追う田鶴子
11月1日・水曜日 伊豆の国市。
工事現場で杉岡の遺体が発見される。
・死後10日ほど経っていて、旅行のあった日か翌日に殺されていた。
・土は積んだまま。
・縄状のもので絞殺。
11月3日 金曜日
杉岡の葬儀。
田鶴子は杉岡の密会のことを警察に言うべきかと考える。
富崎の妻の玲子(沢井美優)は富崎が引き止めるもせっせと帰ってしまう。どうやら夫婦関係はうまくいっていないらしい。
11月4日 土曜日
田鶴子は杉岡の死の真相を知りたくなり、殺された現場に行く。修善寺から6キロ半。どうやってここまで来たのか?
作業中の工事員に話を聞く。
すると、現場の土を持ち帰った女性がいると言うのだ。
その帰り田鶴子は郁子を見かける。
土を持ち帰ったのは郁子に違いない。
そういう田鶴子もまた土を持ち帰っていた。
11月8日 水曜日
田鶴子のSNSダイアリーに「これ以上詮索すれば殺す」とメッセージが届いた。
田鶴子は誰かが自分の行動に気づいていると思う。
その時、杉岡は借金があり退職金は会社に持っていかれていたことが分かる。さらに、的場郁子は杉岡に300万円を貸していたことも判明。
田鶴子が行方不明に!
土の鑑定結果が出る。土は2種類でひとつは伊豆にある土でもうひとつは富士山の北側、山梨あたり。
推理
・杉岡は浴衣の女と密会。
・東京に戻ると言って山梨に移動。
・そこで殺され山梨の土がついた。
・犯人は、その後、もといた修善寺近くに遺体を運び現場に隠した。
・女性社員は全員朝まで修善寺にいたので犯人ではない。
不明点。
・山梨で殺して、なぜ、わざわざ遺体を伊豆に戻したのか。
・運搬手段。
11月12日 日曜日
田鶴子は胃腸炎で入院した由理花を見舞う。
由理花から宴会のあと啓子と信乃は同じアニメのファンだと判明し意気投合。聖地巡礼をしていたと聞く。つまり、アリバイが成立。
帰り際、田鶴子の母の絵未子(川俣しのぶ)から富崎の妻が亡くなったと聞く。絵未子は、この時、由理花は富崎の妻のおかげで会社に入れたのだと話す。
富崎の妻は実家で突然亡くなった。
玲子の実家は山梨。
田鶴子は杉岡を殺した犯人の姿がぼんやりと浮かんできた。
「私はあの人をたずねよう」とダイアリーに記す。
その2日後から田鶴子は姿を消した。
田鶴子の行方を追う郁子
11月22日 水曜日 冒頭シーンに。
郁子は刑事から説明を受け、田鶴子のダイアリーを読む。
郁子はあの人を訪ねようというあの人は、由理花の母のことではないかと推測する。佐原と倉田はすでに調べていた。田鶴子は由理花の母に会ったあとの足取りがつかめていない。
郁子は田鶴子のダイアリーを貰う。
倉田は佐原に郁子を張るように告げる。
郁子は田鶴子に恋人がいたとは思えず寂しい女だと感じていた。田鶴子が事件に熱心だったのは「もしかしたら、彼女も私と同じように…」と考える。
大月駅にいる佐原は、おしゃれをした郁子に一瞬、気づかなかった。すぐに声を掛け、ともに行動することに。
ふたりは由理花の母が働く食堂に行く。
やはり、田鶴子は母を訪ねていた。由理花の母は富崎の妻・玲子と仲が良かった。この時、郁子はめずらしいダリアに気づく。それは玲子の実家から貰った物。玲子の親戚は大きな植木屋をやっているのだ。同じことを田鶴子も訊ね、情報を得ていた。
親戚の植木屋は伊豆の大仁。遺体現場に近い。
警察の調べで田鶴子が富士急シティバスに乗っていたと分かる。
郁子と佐原は、玲子の親戚の林田花壇に。ふたりは恋人の振りをして林田徳治から、田鶴子が来ていたことを確認する。花壇には山梨から来た植木があった。
田鶴子の足取りはここで切れてしまう。
犯人は富崎か?郁子に危機が!
郁子は花壇でもらったダリアを会社に持っていき飾る。すると、富崎が「珍しいね。僕も欲しい」と言い出す。郁子はとっさに花屋で買ったと言ってしまう。すると、買った花屋を案内して、と言い出した。
仕方なく帰りに富崎と会う郁子。
富崎は田鶴子が杉岡の死に執着していたのは杉岡と愛人関係にあったからだと睨んでいた。さらに、郁子も杉岡の愛人だったのだろう、と言い出す。
そこで、郁子は、玲子と杉岡には男女の関係があったのだろうと問い詰める。
杉岡はあの夜、玲子に会いにいった。そうなると、杉岡を殺したのは富崎だ。
富崎は頭に血がのぼり怒鳴り出す。そこに、野村が止めに入り難を逃れた。野村は富崎の様子がおかしいと感じてつけていたと言う。
郁子はすぐさま佐原に報告。そして推理を告げる。
・杉岡と玲子の不倫を知った富崎は花壇に杉岡を呼び出し殺す。
・その時、山梨の土が付着。
・遺体は花壇のトラックで運んだ。
富崎にはアリバイがあるから、それは無理だと言う佐原。
この時、野村がやってきた。郁子は野村とラーメンを食べる。
郁子は2年前、杉岡と男女の関係になった。杉岡にお金を貸し続けたが、貯金の半分を使った時、別れを切り出した。郁子はそれから休日だけは着飾るようになった。
杉岡がなぜ死んだのか、その理由がどうしても知りたい郁子は、借金取り立てを口実に杉岡の家に押しかけたのだった。
休憩中。
郁子が屋上にいると、信乃と啓子が猫と一緒にいた。その猫は田鶴子の猫で信乃が預かっていた。信乃は会社を辞めるという。会社のためじゃなく人のために働きたい、それが信乃の気持ちだった。
何のために働いているのだろう、と考える郁子。
キチンと働けばお給料がもらえる。お金が入れば楽しい事ができる。それは郁子にとって大事なこと。本当は、誰もが空っぽの心を抱えて働いているのかもしれない。
そんなことを考えていると、野村に連絡が入る。それは、次の次長という朗報だった。周囲は「やはり真面目な人が選ばれる」と口々に言う。この時、郁子はあることに気づく。
再び、田鶴子のダイアリーを読む。そこには、野村のことを褒める言葉が記されていた。
その時、野村から声を掛けられる。
【ガラスの城(松本清張)】の結末
犯人が語る事件全容
郁子は野村と屋上に。
野村から田鶴子のダイアリーの感想を聞かれた郁子は、なぜ田鶴子は警察に密会の話をしなかったのか、と疑問を口にする。そして、由理花のお見舞いに行ったところから流れが変わったことに気づいたと話す。田鶴子が操られていたとからだ、と。
操っていたのは野村だ。
郁子がそれを話すと野村はすぐに認めた。
野村は田鶴子と10年前に1度だけ関係を持ったと言う。そして、田鶴子がいる場所に案内すると言い、郁子を「植木あさぎ園」に連れて行く。
野村は1年前に富崎の妻と杉岡の関係に気づいた。そして、旅行の夜、杉岡が密会するのを知った。田鶴子が見た密会の相手は野村だった。
「富崎が妻の浮気に気づいた。今夜は東京に戻ったほうがいい」と告げ、トラックに乗せた。運転手は杉岡を眠らせ運んだ。
その運転手は野村の妹・実奈(吉井怜)。植木農園で働いている。
野村は翌日、東京に戻り農園に。眠っていた杉岡の首を絞め殺した。野村は妹を林田花壇に潜り込ませ、そこから木を買った。杉岡の死体を根の部分に包みこみ、遺体を運び土の中に埋めた。そうすれば、杉岡は修善寺で殺されたことになるからだ。
どうして?という郁子に野村は言う。
「嫌いだからだよ」
野村は杉岡と同郷で高校が同じだった。杉岡は欲深く、同じ会社に入ったことを呪ったと言う。野村の妹は杉岡と付き合っていた。妊娠した途端、捨てられ、杉岡を恨んでいた。
野村は田鶴子から密会の相談を受けていた。そこで警察に言わないように告げていた。そして、田鶴子の秘密のダイアリーをこっそりと見て、脅迫を送った。知らないふりをして田鶴子を誘い、日記のことを話題にする。そして、男女の関係に。さりげなく、富崎が怪しいと言い誘導していく野村は、「すべてが解決したら結婚しよう」と告げる。田鶴子は喜びでいっぱいになる。
雪降るラストシーン
郁子は、田鶴子がどこにいるのかと訊ねる。
「この下で田鶴子は眠っている」
野村は木の根を指さす。
そして、土に手を振れ「ありがとう、僕は次長になったよ」と言う。
どうして田鶴子を殺したのかと問い詰める郁子。
野村は田鶴子が真実を知り過ぎたからだと言う。
そして「君も知り過ぎた」と言い郁子を殺そうとする。
殺されかけるところに、佐原ら警察が駆けつける。
信乃や啓子が郁子のもとに。富崎と田口もいる。
雪が舞い降りる。
佐原が傘を差しだす。
郁子は田鶴子が埋められている土に手を当て「終わりましたよ、三上さん、お疲れさまでした」と告げる。
<終わり>
【ガラスの城(松本清張)】原作のネタバレ
【ガラスの城】の原作となる松本清張の『ガラスの城』は、雑誌『若い女性』に連載された長編小説。のちに加筆修正され講談社より刊行されています。
東亜製鋼に勤務する二人の女性・三上田鶴子と的場郁子の語りで物語が進行します。
三上田鶴子の手記
社内旅行で上司である課長の杉岡久一郎と女性との密会場面を目撃。女性は社員であることは確かだがそれが誰かはわからずにいた。そんな中、杉岡が殺され、田鶴子はその真相を確かめるために独自で調査をする。その詳細をノートに記していく。そこには、的場郁子もまた事件を追っている様子も記してあった。
そして「ある人」を訪ねると記して姿を消す。
田鶴子が消えたあとを継ぎ的場郁子の語りとなる。
的場郁子のノート
的場郁子は田鶴子の手記から、田鶴子が偽りを書いていることにに気づくも、杉岡の死体が遺棄された土の問題が解決できずにいた。
郁子が杉岡の死に執着するのは、杉岡と関係を持ったことがあったから。それはノートにさりげなく書かれている。
そして、郁子は犯人から呼び出される。薄々、その人物が犯人だと気づいてた郁子は、和島好子にその旨を伝えておき、すんでのところで命拾いをする。
土の問題…杉岡の死体が遺棄された場所から奥秩父の土が発見されていた。静岡に奥秩父の土がどうしてあるのか?
犯人
犯人は次長の野村俊一。
野村は田鶴子と付き合っていて、田鶴子を利用しノートに嘘を書かせていた。杉岡が会っていた女性は田鶴子本人。
田鶴子は野村に夢中だったが野村は田鶴子に愛情など持っていなかった。野村は造園師の弟の協力を得て杉岡を殺し、田鶴子も殺していた。
動機:野村は杉岡と高校が同じだった。野村の彼女を杉岡が奪いポイと捨てた。それが原因で彼女は自殺。仕事では上司と部下という関係で野村の中に殺意が膨らんでいく。女癖の悪い杉岡は部下の富崎の妻にまで手をだしていたことを知り、それが殺害のキッがカケとなる。
土の謎:弟が養子となっている武蔵野にある養樹園で杉岡を殺害。そこから死体を修善寺に運ぶため、樹木の根に死体をくるんだ。大量の土が必要で奥秩父の土を使っていた。
・死体を修善寺に運んだのは罪を富崎になすりつけるため。
・根に死体をくるむため、死体はバラバラにした。
結末:野村は洗いざらい事件のことを告白し、田鶴子の死体が埋まっている養樹園で郁子を殺そうとする。そこに、パトカーがサイレンを鳴らしてやってくる。
郁子から野村と会うことを報せれていた和島好子が富崎次長に報せていたのだった。
【ガラスの城(松本清張)】の原作とドラマの違いは登場人物!
ドラマと原作は登場人物に大きな違いがあります。
主人公である三上田鶴子と的場郁子の設定が逆になっています。
ふたりとも綺麗とはほど遠い女性として描かれています。特に木村佳乃が演じる田鶴子はドラマではバリバリのキャリアウーマンで美しい女性。だいぶ違いがあります。また、刑事は原作にも登場はしますがほんのわずかです。名前も明記されておらず、佐原壮馬と倉田文則はドラマオリジナルとなります。
会社も東亜製鋼から實友商事に変わっています。
三上田鶴子(木村佳乃)…原作は入社6年の女子社員。
的場郁子(波瑠)…原作は入社20年のお局的存在。
田口欣作(内野謙太)…原作では大阪からやってきた男性。ドラマはロンドン帰りになっています。原作では庶務主任。
杉岡久一郎(丸山智己)…原作は課長。
佐原壮馬(満島真之介)…ドラマオリジナル
倉田文則(髙嶋政伸)…ドラマオリジナル
名前を現代風に変えている登場人物もいます。
- 三上田鶴子(木村佳乃)…独身・45歳。
- 的場郁子(波瑠)…独身・一般職・31歳
- 鈴木信子→ドラマ:鈴木信乃(蓮佛美沙子)…総合職・31歳
- 橋本啓子(川島海荷)…一般職・28歳
- 和島好子(野呂佳代)…一般職・38歳
- 浅野由理子→ドラマ:浅野由理花(仁村紗和)…一般職・23歳
- 田口欣作→ドラマ:田口欣吾(内野謙太)…業務課課長・38歳
- 杉岡久一郎(丸山智己)…部長・45歳
- 富崎弥介→ドラマ:富崎弥大(塚本高史)…次長・40歳
- 野村俊一(武田真治)…次長・45歳
(年齢・役職はドラマのもの)
【ガラスの城(松本清張)】の感想
波瑠の演技に絶賛の声!
原作とは違う面もありましたが、少しずつ謎が解かれていく面白さに加え、女心も描いた【ガラスの城】。放送後には「面白かった」「波瑠の演技が素晴らしい」などの声がX(Twitter)に!
ドラマ【ガラスの城】の感想を紹介します。
波瑠&木村佳乃の演技が良かった!
ガラスの城面白かった〜!!波瑠と木村佳乃さんの演技良かった#ガラスの城
— 李椛 (@Ssiiiio8_315) January 4, 2024
波瑠の演技で郁子が魅力的に
#ガラスの城
— 茉莉花@読書・犬猫📖🐕🐈 (@mari_rose83) January 4, 2024
原作でも冷静で理知的な的場郁子が、波瑠さんの演技でさらに魅力的な人物像になっていました。
オリジナル要素も清張ティストがあって嬉しかったです。
期待を裏切らない波瑠の演技
松本清張 ドラマプレミアム #ガラスの城
— ❄️dramakie❄️ (@dramakie) January 4, 2024
会社では地味で暗く愛想がなく化粧もしないし服装に気をつかうこともない。その一方、休日は別人のように着飾った姿へと変身する。華麗な姿はもちろん、地味な姿も違和感なく演じ、時折見せる笑顔にゾクッとする。やはり #波瑠 さんは期待を裏切らない。
泣いた!
思ってたより人間ドラマで泣いた。みんな空虚なんかじゃなかったんだよね。#ガラスの城
— 求肥で包んだ系の菓子 (@kiyumal) January 4, 2024
面白かった!
#ガラスの城
— 茉莉花@読書・犬猫📖🐕🐈 (@mari_rose83) January 4, 2024
面白かったです!
舞台を令和に移しながら、原作の要素が色濃く反映されていて、昭和も令和も人間社会は変わらないのかもしれないと感じました。
黒猫ちゃんの新しい家が決まって安心しました…。
原作よりも女心や働くことの意味を深堀りしているストーリー。そして、原作よりも断然美しい田鶴子と郁子が素敵です。ふたりのファッションも見どころとなり、ドラマならではの魅力的設定が良かったです。ラストシーンに雪が舞うのがまた涙を誘いつつ、波瑠さんの美しさを増しています。
満島真之介さんが演じた刑事の佐原が郁子を気遣うところや、恋人のふりをする場面があり、もしや恋人に!?なんて想像をしましたが、それはありませんでしたね。ちょっぴり期待してしまいました。
バリバリ働く田鶴子が男にはとっても純真で野村を一途に思っていたことが、悲しくもあり…。何気に富崎らはちゃんと郁子のことも心配していたというラストもまた良き。
波瑠さんの演技に魅了され楽しめた作品でした。
記事内画像:【ガラスの城】公式サイト
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