【不協和音】祐介(田中圭)と真佐人(中村倫也)が生き別れに!父が起こした冤罪事件とは?
田中圭と中村倫也が兄弟バディを組むミステリー【不協和音】。
2人っきりの兄弟が生き別れになった理由とは?
捜査一課のエースが起こした自白強要・冤罪事件とは?
今回は、ドラマ【不協和音】の兄弟生き別れの理由と父が起こした自白強要&冤罪事件について!
【不協和音】の主人公は祐介(田中圭)と真佐人(中村倫也)の兄弟!
川上祐介(田中圭)…大八木(丸山智己)の長男。交番勤務などを経て30をすぎてから刑事に。
唐沢真佐人(中村倫也)…大八木(丸山智己)の次男。東大出のエリート検事。
祐介と真佐人の兄弟が生き別れとなった理由は?
川上祐介と唐沢真佐人の兄弟はなぜ生き別れになってしまったのでしょうか?
それはかつては名刑事と呼ばれた父親の大八木宏邦(おおやぎ・ひろくに)が担当した強盗殺人事件=久世橋事件(ドラマでは幸北橋事件)が原因です。
この事件は後に自白の強要による冤罪事件と判明。大八木は自白強要刑事として強烈なバッシングを受けることになります。
兄の祐介は父・大八木の死後、母方の祖母に引き取られ、川上姓を名乗る。
真佐人は、大八木の友人・元最高検検事・唐沢洋太郎にその利発さを見込まれ養子となりました。
久世橋事件(ドラマでは幸北橋事件)とは?
久世橋事件と呼ばれる強盗殺人事件の概要は次の通りです。
ドラマでは幸北橋事件と改名されていました。
事件発生…30年前
被害者…資産家・大山三郎兵衛(おおやま・さぶろうべえ)
事件概要…大山の邸宅に何者かが侵入し、大山を包丁で刺殺した後、現金数千万円を奪い逃走。
犯人の痕跡…犯人のものと思われる体液と28.5cmの下足痕が残っていた。
容疑者…窃盗の常習犯・西島茂
西島の勾留延長満了ギリギリの時期に、取り調べを担当していた京都府警捜査一課のエース、大八木警部補が自白をとり、西島には無期懲役判決が下った。
8年後の冤罪疑惑
服役中の西島が弁護士を通じて、自白強要による冤罪だと主張し始める。
再捜査で、金庫に残った汗の再鑑定から結果は覆り、西島は無罪となり、大八木警部補へのバッシングが大炎上する。
大八木捜査法とは?
久世橋事件で冤罪を生んでしまった大八木のように違法捜査により自白を強要する捜査方法は、後にこう呼ばれるようになる。
祐介と真佐人が大八木の息子であることを知る人はほとんどいないが、彼らもたびたびこのワードを耳にすることになる。
祐介と真佐人は、父親の大八木が本当に自白強要したとはどこかで信じられず、方法こそ違えども、密かに西島の動向を追っている。
【不協和音】大八木(丸山智己)の自白強要は本当にあったのか?
祐介と真佐人の父、大八木警部補は本当に違法捜査で西島に自白を強要したのでしょうか?
冤罪だったのなら、なぜ西島は裁判時にそれを主張せず、8年も経ってから主張したのでしょうか?
【不協和音】のラストは、生き別れになった兄弟が刑事と検事として再会してから、反発しあいつつも最後には力を合わせて父の汚名を晴らすという展開になると思うので、冤罪事件には何か裏があるはず。
原作でもその真相はまだ明かされていません。
原作小説にもドラマにも続編が生まれることは間違いなし! 期待して待ちましょう。
アイキャッチの画像出典:ドラマ公式サイト
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