【ダ・カーポしませんか?】5話のネタバレと考察|毒キノコを食べたのは恵理子(平田敦子)?
【ダ・カーポしませんか?】5話のネタバレと考察|毒キノコを食べたのは恵理子(平田敦子)?
第5ラウンドは毒キノコ鍋ゲーム。金の亡者となったプレイヤーたちは、それぞれ暗躍を始める。
【ダ・カーポしませんか?】5話のあらすじ・ネタバレ・レビューと考察について!
【ダ・カーポしませんか?】5話のあらすじ
せっかく大金を手にしてゲームに勝ったのに、電気椅子ゲームで負けて感電死してしまった南郷(袴田吉彦)。「いったいアイツは何だったんだ」と笑う稲葉(杉本哲太)。「どこまでいっても人間にはついているか、ついてないかがつきまとう」と駒希(長谷川百々花)。
ツキなんて人間にまとわりつく得体の知れないものなんだろうと二宮(武田鉄矢)。花にとまっているチョウチョ、いや蛾のようなもの。気分次第でどこにとまるかわからないもの。大田原と消費者金融でデスゲームの話をしていたときに、南郷の肩にチョウチョがとまったんだろう。
そのチョウチョは俺の肩にとまった。あのとき席を交換しなかったら、誰かが電気椅子に座っていた…、と稲葉。
二宮は分配金を配る。1人2879万円だ。この建物に入ったときから感情は捨てた、と洋子(観月ありさ)、自分は老い先短いから駒希に譲ったっていいとやさしいことを言う恵理子(平田敦子)。
駒希と太一は借金返済額を大きく超える金を手にして離脱できることになったが、2人ともゲームを続行すると決断する。太一も生きるか死ぬかのゲームの魅力に取り憑かれてしまったのだ。駒希は帰るところがない。新しい生活を立てればいいという恵理子だが、これでは足りない。一瞬で大金が手に入るこの生活から普通の生活には戻れない。これからはお金のためだけに生きると駒希。
みなが部屋に戻るなか、洋子は広間に残っていた。たくさん監視カメラがあるここがどこよりも安全。また二宮に対し、どこかで会ったことないかと聞くが二宮は記憶にないと返す。洋子は「古郡さん」と声をかける。古郡のおいちゃんと言ったほうがいいかしら…。過去は掘り返さないほうがいい、過去は足枷になるとシラを切る二宮だが、洋子のことは会った時にすぐ気づいた、遥香ちゃんだって…。洋子の父親は唯一の、人生最後の親友だったと言い、寂しそうに去って行く。
【ダ・カーポしませんか?】5話のネタバレ
【ダ・カーポしませんか?】5話のネタバレです。
それぞれの暗躍と刑事の秘密
102号室。恵理子の部屋に太一。駒希は世間知らずだと嘆く恵理子に、実は自分たちより大人で計算してるのではないかと太一。人を騙したりするのは面倒だし直感しか信じないという恵理子は、わかりやすい。恵理子になら人狼ゲームで勝てそうだと太一。
稲葉の部屋に駒希。分配金強奪計画はどうするんだという稲葉に、まず監視カメラをチェックしているコントロールセンターを探さないといけないという。レストランのほうとは違うのかと問う稲葉に、宝物を埋めたときにその近くに見張り台を建てても意味ない。稲葉のことが心の底から嫌いなのは、バカだからだと毒舌をぶちかます。
内山(塚本高史)と水川(金沢雅美)、2人の刑事が再びやってくる。このホテルに入ったのに出てこない人の捜査をしていると写真を見せる。二宮は1か月前にシンガポールから来たばかりだからわからない。家宅捜索は令状がないとできないだろうが、リニューアルオープン間近だから行方不明の人の捜索はしてほしいと言う。
内山に、背中にほこりがついていると呼び止めるとコロコロを動かしながら、住宅ローンや教育ローンなどたいへんでもあまりガラの悪いところから金を借りるのはまずいんじゃないの、公務員なんだからと耳打ちする。去っていく内山に「何でも相談に乗ります。お待ちしています」と声をかける。その会話を太一が柱の陰で聞いていた。
毒キノコ鍋ゲームで恵理子が本性を現す
学生時代にワンダーフォーゲル部に所属し、部員に鍋を振舞っていたとキノコ鍋を出す二宮。5種類のキノコ、うち1つは毒キノコ。菜箸で選んだら小鉢に移しそれを誰かに勧める。もらった方は小鉢を変えることができず、全部平らげないといけない。つまり自分で選んだものを食べるわけではない。えげつないと声が上がると、緊張感のあるゲームも長い間やっているとだれてくる。ハラハラドキドキしてもらうためには、目先を変えないといけないと二宮。
菜箸を使う順番は、カードで決める。裏返しにしてシャッフルしたカードの中から、いちばん大きな数字のカードを取った人から箸を使える。
稲葉…ハートのキング
太一…クラブの7
恵理子…ダイヤの2
駒希…ハートのA
洋子…スペードのキング
同じキングでもスペードがいちばん強いという国際ルールにのっとり、洋子が一番になる。ツキとか運なんてこんなもん。ツキなんてこんなものだと洋子。「苔の一念岩をも通す」人間の思いが案外大きく物事を変えることもあると二宮。
箸の順番は、洋子→稲葉→太一→恵理子→駒希に決まった。
洋子はいちばん毒キノコっぽい赤いキノコを稲葉に。
稲葉は赤いキクラゲのようなキノコを太一に。
太一は自分のせいで誰かが死ぬのは嫌だからとしめじっぽいキノコを洋子に渡す。太一はもともとキノコが苦手。椎茸をペンギンの味がすると言った人がいたから、ペンギンの味がしなさそうなものを選んだ。
高校の先生に毒キノコのことを聞いたことがあるという駒希に恵理子は、毒キノコは自分が食べるから教えてという。これまで一緒にゲームを乗り越えていろんな話をして楽しかった。出会えてよかった…、と泣かせることを言いながらも、駒希が指差した毒キノコを駒希に差し出す恵理子。驚く駒希と一同。生存競争だ、甘いんだよ!と態度を一変させる恵理子に、非難の目が集中する。
駒希は残ったキノコを恵理子に差し出し、「死ね」と呟く。そして一同は一気にキノコを食べて…。
【ダ・カーポしませんか?】5話の考察とレビュー
人数が減ってきて、分配金も爆上がり。ドロドロ具合も上がってきて面白くなってきました。
今回わかったこと
・洋子の父と二宮は親友だった。
・洋子の本名は遥香(はるか)?
・駒希は稲葉とコントロールセンターと現金のありかを探すつもり。
・二宮は内山刑事の借金事情を知っている。
・太一は「人狼ゲーム」をやっているつもり?
ゲームの結果は次回に持ち越しとなりましたが、誰が毒キノコを食べたかを考察してみましょう。
それは恵理子!
恵理子はいざというときに利用しようと手なづけていた駒希を騙したつもりでしたが、駒希のほうが一枚上手。毒キノコじゃないほうを毒キノコだと言って恵理子に食べさせたのでしょう。
第6話の予告のラストに「ごーめんねー」という駒希の声が入っていました。このセリフは恵理子が駒希に毒キノコを渡したときに言ったもの。これが何よりの証拠ではないかと思います。
しかし、稲葉もツッコんでいましたが、同じ鍋で煮た毒キノコの毒がほかのキノコに影響しないというのは設定に無理がありそうな…。今回は食べる方の箸に毒を塗ることもできそうでした。
そして借金に苦しむ内山刑事がどう絡んでくるのか、南郷のようにゲームに飛び入り参加するのかもしれませんね。
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