【潜水艦カッペリーニ号の冒険】のネタバレと視聴率!ニノのイタリア語と歌声がスゴイ!

【潜水艦カッペリーニ号の冒険】のネタバレと視聴率!ニノのイタリア語と歌声がスゴイ!

2022年1月3日に放送された二宮和也主演のSPドラマをネタバレ!

ニノのイタリア語と歌がスゴイってほんと?

今回は【潜水艦カッペリーニ号の冒険】のあらすじ・ネタバレ・視聴率・感想・動画について!

目次

【潜水艦カッペリーニ号の冒険】の視聴率

【潜水艦カッペリーニ号の冒険】の視聴率は4.9%
裏番組でテレ朝で放送された【緊急取調室】のスペシャルの視聴率は11.3%。ほかにもNHKの時代劇「幕末相棒伝」、TBSの「マツコの知らない世界SP」が裏で放送されていたこともあり、カッペリーニ号にとっては厳しい結果となりました。ドラマではやはりキントリが強かった!

(視聴率は、関東地区・世帯)

【潜水艦カッペリーニ号の冒険】のあらすじ

— —昭和18年・晩夏 — —
戦時農園講習を受けている速水早季子(有村架純)と鈴木香苗(愛希れいか)。トマトは野菜なのか果物なのか…。曖昧なところが嫌いという早季子の兄は、生のトマトが嫌い。何かいい調理法はないのか、と香苗に聞いていると教官(小木茂光)に注意される。トマトは生のままがいちばん、調理法なんて関係ない。

速水洋平(二宮和也)は、上司の廣田大佐(堤真一)と、イタリアから物資を運んでくる潜水艦について話している。イタリアは1週間前に同盟国から敵国へと情勢が変わってしまったため、彼らを歓迎できなくなったのだ。洋平はジェノバに2年ほどいたことがあるため、イタリア語は堪能だが、大佐はイタリア語が話せることを黙っていろと指示。彼らが何かを漏らすのを黙って聞き取るためだ。

日本についたら大歓迎を受ける! 芸者に会える!モテモテだと思っていたイタリア人船員たちを待っていたのは、銃を向ける日本軍人たち。全員捕虜になる。

イタリア人嫌いの洋平が艦長に

収容所に寝泊まりすることになった洋平は、一旦家に帰って着替えを用意する。ちゃんと着替えて風呂にも入るようにという早季子。誰も気にしないという洋平に、香苗の誕生日にプレゼントを用意しているのか、早く告白しないと野獣に奪われるかもしれない、とハッパをかける。

尾上大尉(音尾琢真)がカッペリーニ号の乗組員たちに、今やイタリアは敵国となったと説明する。今後は「ハイ」「ヤリマス」という日本語だけ使えと命令する。

廃屋みたいな収容所からの脱走を考えるシモーネ、アベーレ、アンジェロ。トラブルを起こして騒いでいたのに気づいた洋平が収容所に行くと、どうせイタリア語はわからないだろうと、鉄条網を破って脱獄すると話す3人。

乗組員たちは、防空壕の建設を担当することになり、その場所に向かう途中、子供たちと一緒にトマトを運ぶ早季子たちと出くわす。早季子に一目惚れするアベーレ。洋平が香苗を好きだが、その気持ちを隠していることを見抜くイタリア人たち。

— —2か月後 — —
マンジャーレ、カンターレ、アモーレ…、食べて歌って恋をして。真面目すぎる洋平は、イタリア人の享楽的な生き方に納得できず、一刻も早く彼らから離れたいと廣田大佐に訴える。

洋平は、カッペリーニ号を戦闘用に改装して帝国海軍で使用するという案を提出していた。大佐はその案を採用し、洋平を艦長に任命した。

大尉が指揮をとり潜水艦を試運転するが、船は両舷とも動かない。イタリア製のものはすぐ壊れる。壊れるために作ってるとしか思えない、と洋平。伊号第五○三号潜水艦と名前を変えた潜水艦は機械もいうことを聞かない。日本軍と一緒に船を直す船員を募集する洋平。「ヤリマス!」とシモーネ、アベーレ、アンジェロが立候補する。

試運転では相変わらず船は動かないが、シモーネがあらかじめ抜いておいたネジを戻すと動き出す。自分たちにしか動かせないとアピールした3人は正式に乗組員となる。

尾上大尉はアンジェロたちに大和魂を叩き込むと息巻いている。実家の旅館に戻った洋平に早季子は、今日は香苗の誕生日。母さんが「嫁になる人に」と言っていたネックレスをプレゼントするといいと勧める。着替えて香苗と神社で待ち合わせする洋平。疎開先が見つからない子や母親が軍需工場に勤める子供たちの母親代わりをしている自分を、お母さんという香苗。洋平はプレゼントを渡しそびれる。

イタリア人が家にやってきた

廣田大佐は、イタリア人3名を実家の旅館に住まわせるように命令する。あんな野獣どもを妹だけが住んでいる家に入れたくない…、洋平は抵抗するが命令には逆らえない。

仕方なく、3人を家に連れて行く洋平。ゲイシャを探したり、キョロキョロする彼らを注意する。豚箱みたい、収容所以下だと文句を言い出ていこうとする3人だが、帰宅した早季子と出くわすとここに住むことにする。早季子の手をとるアベーレを注意するのに、ついイタリア語を話してしまう洋平。木魚を見つけた3人は大声で歌い出す。注意する洋平。

夕食の時間、最初はテーブルに座ってしまうイタリア人たちだが、早季子に習って正座したり、箸の使い方を覚えていく。洋平がイナゴの佃煮を残したことで無視が苦手だと知ったアベーレは、ひと泡吹かせようと風呂場の桶の下に蜘蛛を隠しておく。しかし洋平が面倒臭がって早季子を先に入れたため、蜘蛛に驚いた早季子は悲鳴を上げる。慌てて駆けつけたアベーレは裸の早季子を見て鼻血を出す。翌朝、早季子に謝るアベーレだが、早季子は子供の頃から混浴に慣れてるから全然気にしないと言う。しかし洋平は早季子のことが心配で仕方がない。

国に見捨てられたイタリア人トリオ

洋平は、もう3人を家に置いておけないと在日本イタリア総領事館へ。領事館が面倒を見るのが筋だろう、と交渉するが、領事は日本軍に入った3人の面倒は見ないと言う。同志なんかじゃない。負ける国の仲間になった。お前らがバカだったんだ、こんなサルと。

洋平は、国のために働いた人間を国が裏切るのか! お前たちの国はいつからそんなに情けなくなったんだ!もういい、この3人の面倒は俺が見ると啖呵を切ってしまう。3人には、3つの条件を出す。1.家で歌わない、2.日本に馴染め、3.妹に手を出すな。

日本語を学び出した3人は、恋の力か、日本語をすごいスピードでマスターしていった。

— —昭和19年・春 — —
防災訓練でバケツリレーの練習をする早季子たち。清人が水をこぼすと、水を無駄にするなと叱る阿部少佐(今野浩喜)。ろくに食事も取れずにふらふらだという香苗に、食事なんてみんな我慢している、と少佐。早季子たちをかばい、「女性や子供を大切に扱え」と反論するアベーレに、少佐はバケツの水をぶっかける。「私の恋の炎は消えはしない」と我慢するアベーレ。街の人たちは「よくぞ言ってくれた」とイタリア人たちに親しみを持つ。外国人の名前は呼びにくいので、アベーレは阿部さん、シモーネは下根さん、アンジェロは安寿ということになった。

イタリア人たちは優れたエンジニアで、戦艦の修復指導だけでなく、速水家の柱時計やバイクも直してしまった。直ったサイドカー付きバイクで、アベーレと早季子はデートする。海が見渡す丘で素晴らしい風景を堪能する2人。アベーレは自身の出身のジェノバと似ていると喜び、早季子は洋平がジェノバにいたことを話す。いいムードの2人だが、街に戻ってくると、阿部少佐が「敵国の男と何やってる」とからんでくる。早季子をかばい、いくら殴られても殴り返さないアベーレ。阿部に名前を聞かれて阿部だと言う。通りがかった洋平が止めに入る。アベーレが手を出さなかったのは、阿部に怪我をさせて出撃できなくなると困る。この街はいつ空襲に狙われてもおかしくない、と洋平に話す。

【潜水艦カッペリーニ号の冒険】のネタバレ

— —昭和19年・夏 — —
早季子はアンジェロに、トマトのおいしい料理法を教わる。以前あげた潜望鏡でその様子をのぞいている清人に、戦争が終わったらイタリアの料理を教えてあげる、とアンジェロ。早く戦争が終わってどこの国の料理も食べられるようになるといいのに、と早季子。トマト料理を子供たちに振る舞う。「リゴレット」の歌を歌い出す子供たちに、それはイタリアのオペラだとアンジェロ。これは浅草でエノケンが歌って人気の歌だという早季子と香苗。清人に言われて美声を披露するアンジェロ。洋平のマンドリンを見せる早季子。「椿姫」のレコードをかけると、洋平が「敵性音楽はやめろ」と怒鳴り込んでくるが、香苗に好きな歌を歌おう、自分に正直なのがいちばんだと言われてしまう。おいしいスパゲティがあると言われた洋平が後でこっそり味見をすると、それは意外にもおいしかった。

イタリア流プロポーズ大作戦

— —昭和19年・秋— —
早季子との交際を認めてくれというアベーレに、イタリア人はすぐ裏切る、人も国もと認めない洋平。香苗が好きなことを知っているアベーレは、香苗も洋平が好きで、告白されるのを待っている。いい方法があると言う。

ボートの訓練をするイタリア人たちに世界共通の敬礼・カイタテをやらせる洋平と尾上。阿部少佐がやってきてほかの舟と競漕させる。受けて立つ洋平。負けたら2度と阿部を名乗るなという阿部だったが、イタリア人が乗った船が勝った。祝杯をあげるなか、尾上は、もうすぐ潜水艦の武装が終われば出撃となり、一度出撃したら戻って来られない。日本のために出撃できるのかと問う。阿部がやってきて、負け惜しみでからんでくる。洋平は艦長命令だとして阿部たちと本気でやりあうことに。結局、ケンカも洋平たちの勝ち。俺たち、最高の仲間だからな、と胸を張るイタリア人と尾上。

歌いながら潜水艦を掃除するイタリア人たち。お前も何か歌えと洋平にマンドリンを渡す。洋平は、われは海の子🎵と「琵琶湖周航の歌」を弾き語り。それは洋平が出た三高のボート部の歌だと。すっかり聞き惚れる一同。

イタリア人たちは洋平に、香苗に愛の歌を歌ってプロポーズするように提案する。夜、イタリア人のマンドリン演奏をバックにイタリア語で愛の歌を歌う洋平。窓が開くと出てきたのは用務員のおじさん。バケツで水をかけられる洋平。3階の窓から香苗も顔を出すが、火の用心の見回りだとごまかす。

洋平がついに出撃…

— —昭和20年・夏 — —
廣田大佐に呼ばれた洋平は、戦艦大和が鹿児島沖で沈められたと告げられる。残されたのは潜水艦隊だけ。明日朝の出撃を命じられる。最後の出撃になると言われ、必ず一花咲かしてみせると宣言する洋平。

早季子はイタリア人たちから、洋平はプロポーズに失敗して水をかけられたという話を聞いて笑っていると、軍人たちがやってきて、アベーレたちは捕虜として収容所に戻されると言う。一瞬でも友達だと思ったのに…とイタリア人。がっかりする早季子。アベーレは最後に行きたいところがあるといい、洋平はほかの隊員にも今夜は家族と過ごせと命じる。

アベーレと早季子はいつか行った丘の上に。香苗を呼び出した洋平は、最後に告白しよう、プレゼントを渡そうとするがなかなかタイミングが合わない。兄は命令を聞くことしかできないとがっかりしている早季子だが、アベーレは洋平が「今夜は家族と過ごせ」と言っていたことを思い出し、何かに気づく。

洋平は早季子たちを見かけて声をかける。そのとき、敵の艦隊がやってくる。ネックレスをアベーレに託して子供たちの救出に向かう洋平とアベーレ。

小学校が空襲にあい、子供たちをかばって瓦礫の下敷きになった洋平は重症を負う。病院に担ぎ込まれるが、子供たちのことばかり気にしている。病室で寝ている洋平に語りかける早季子。

ありがとう、お兄ちゃんの妹だったおかげで私はずっと幸せだったよ。

出撃するイタリア人の運命は?

翌朝、怪我をおして艦に乗ろうとする洋平。止めるイタリア人や尾上、ほかの軍人たち。言うことを聞かない一同に「命令違反だ」と叫ぶ洋平。尾上は、廣田大佐の命令はイタリア人も一緒に艦に乗せろということだった。命令違反をしたのは洋平のほうだと言い、イタリア人3人も日本のことを考えているから、一緒に出撃させると言う。

洋平は戦争が終わった後に日本に必要な人だ。イタリア人の言うことに尾上も同意する。洋平は最後の頼みとして「絶対に死ぬな」「人生は、食べて歌って恋をするためにある!」と叫び、潜水艦を見送る。

数ヶ月後の速水旅館
戦争は終わり、街は空襲で焼け野原になっていた。イタリア人3人組が帰ってくる。潜水艦は出撃して半日で動かなくなってしまい、しばらく四国沖の島に隠れていたという。
イタリアの船はすぐ壊れる…。

洋平は、しばらくは収容所よりひどいところに住んでもらうと言う。それはもちろん速水旅館。いつまでおいてくれるのかと聞くアベーレに、いつまでいたいかと洋平。アベーレは死ぬまでいたい、早季子もずっと一緒にいてほしいと答える。

アベーレは、学校に立ち寄り、香苗を呼んでいた。駆けつけた香苗に、洋平から預かっていたネックレスをかける。世界でいちばん香苗への思いがこもったネックレスだと。

香苗はその人から直接聞きたいと言う。

洋平はイタリア式に、かつて歌った愛の歌を歌ってプロポーズする。香苗も幸せに包まれて笑顔になる。

その後、イタリア人たちは日本人の妻をめとり、日本人となった。

【潜水艦カッペリーニ号の冒険】の感想

二宮和也の艦長とイタリア人、そして堤真一演じる大佐のボケとツッコミのテンポがよく、戦争ものにしては明るくハッピーエンドで楽しく観られました。

イタリア人キャストも放送前に絶賛していましたが、ニノのイタリア語が流暢で素晴らしく、さらにオペラ歌唱、マンドリンの弾き語りもあり、器用なニノの魅力と底力を堪能できた作品です。

最後の池上さんの解説時に潜望鏡を覗いていたおじいさんは、清人少年! 気づかなかったけれども、きっとそうなのでしょう。またバイクのナンバー617はニノの誕生日・6月17日から。何度か観たら、そういう小ネタがまだ見つかるかもしれませんね。

潜水艦カッペリーニ号の冒険

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