【べらぼう】18話あらすじと感想!唐丸(染谷将太)の過去に「壮絶すぎる」の声

べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜

本記事は【べらぼう】18話のあらすじネタバレと感想について紹介します!

横浜流星主演の大河ドラマ【べらぼう】18話「歌麿よ、見徳は一炊夢」が5月11日(日曜)に放送されました。

蔦重は北川豊章の長屋を訪ねると、捨吉と名乗る男に出会う。その頃、朋誠堂喜三二の筆が止まる事態が起こり…。

【べらぼう】18話あらすじ

蔦重は北川豊章(加藤虎之介)という絵師が描いた数枚の絵を見比べるうちに、ある考えが浮かんだ。早速、豊章の長屋を訪ねるが、そこにいたのは捨吉(染谷将太)と名乗る男だった。

そんな中、蔦重は朋誠堂喜三二(尾美としのり)に新作の青本の執筆を依頼する。女郎屋に連泊できるという「居続け」という特別待遇を受けて喜び、書き始めた喜三二だったが、しばらくして喜三二の筆が止まる事態が起こる。

喜三二の筆が止まった理由は男性特有の病に悩まされていたから。だが、喜三二は闘病中に見た夢をヒントに『見徳一炊夢』という作品を書き上げた。

一方、蔦重は、捨吉(染谷将太)が男性客をとっていることから、いね(水野美紀)に「好きで色を売る商いをする人っていたりしますか?」と尋ねる。いねは「たまにいるのは罰を受けたい子だね。自分のせいで色が死んだり、親が死んだり。そういう子の中には自分は酷い目に遭って当然だからこの稼業も好きだ、ありがたいって言いだすのはいたよ。自分なんか早く死んじまえばいいんだ、ってね」と答える。

捨吉は行方知れずとなっていた唐丸だった。唐丸はつらい過去を話す。……母親は下級遊女で、堕胎しようとしても堕胎できなかった。唐丸は「なんで生まれてきたんだ」と母に言われながら育った。七歳過ぎたら食い扶持を稼ぐため客を取らされた。そんな中、あやかし絵(妖怪絵)で知られた鳥山石燕(片岡鶴太郎)という絵師と出会った。絵を描くことの喜びを知り、辛うじて生きてこられた。

しかし石燕の元で本格的に絵を学ぶことを母が許す訳もなく、激しい折檻が待っていたのは。「生まれて来たのが間違いだった」と絶望していた唐丸。そんな時、明和の大火が起きて、蔦重に助けられた。

蔦重と出会った時、唐丸は火に戻ろうとしたが、実は母親を見捨てた罪悪感からだった。当時、母親が倒壊した建物の下敷きになっていたのだ。母は「てめえだけ助かろうって肚だろ。あんたはどうしたって死なない。人の命を吸い取る鬼の子だからね」と言い、唐丸の足を離そうとしなかった。「このままじゃ俺はおっ母さんに殺される」と思った唐丸は、母を見捨てる形になった。

その後、蔦重の元で働いていた唐丸だったが、母親の元ヒモ、ヤス(高木勝也)に運悪く見つかり、「母殺し」をネタに金をせびられてしまった。そして、店の売り上げに手を付けてしまい、これ以上蔦重たちに迷惑をかけられない、とヤスと川に飛び込んだが、生き延びた。

人別(戸籍)がない唐丸は、絵の才能と身体を売って生きてきたのだった。

蔦重は「俺はお前を助けらんねぇ。けど、お前が生きてえというなら、いくらでも手を貸せる」「俺は死んで償いたいのに、こいつに無理やり生かされたんだって。ごうつくな本屋に見込まれて絵描かされたたんだって、その言い訳にはなれる。」「お前が悪いとは思えねえ。死んだ奴らにゃ悪いけど、お前が生きて良かったとしか思えねぇんだよ。石を投げるのは別のヤツの役目。おれはお前を助ける」と伝える。蔦重が源内先生や瀬川の力になりきれなかった分、唐丸だを助けたいと必死だった。唐丸は涙する。

蔦重は唐丸を吉原に連れ戻すことに成功。養母・ふじ(飯島直子)の配慮によって、駿河屋の養子・勇助の人別(戸籍)が彼に与えられ、2人は義兄弟の仲となった。

こうして「絵師歌麿」が誕生するのだった。

【べらぼう】18話の感想まとめ

唐丸(染谷将太)の過去に「壮絶すぎる」の声

捨吉は、あの唐丸でした。行方不明になっていましたが、再登場です。生きていたんですね。それは喜ばしいことなんですが…。つらい人生を歩んできていたんですね。

SNSでは、明かされた唐丸(染谷将太)の過去に「壮絶すぎる」などの声が寄せられています↓

大河ドラマ
Jima

2016年からドラマ9で執筆。朝ドラ・日曜劇場などを担当。ドラマは毎クール10本以上鑑賞。独自の視点で面白い記事を心掛けます。

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