【べらぼう】14話あらすじと感想!瀬川が身を引く展開に「深い愛」と反響

べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜

横浜流星主演の大河ドラマ【べらぼう】14話「蔦重瀬川夫婦道中」が4月6日(日曜)に放送されました。

14話では、蔦重(横浜流星)とついに幸せになるのかと思いきや、瀬川(小芝風花)が身を引くという急展開になり…。

本記事は【べらぼう】14話のあらすじネタバレと感想について紹介します!

【べらぼう】14話あらすじ

捕らえられる検校、瀬川、蔦重

鳥山検校(市原隼人)と瀬川(小芝風花)は幕府による当道座の取り締まりで捕らえられ、蔦重(横浜流星)までも同心に連行されてしまう。その後、釈放された蔦重は、大文字屋(伊藤淳史)から五十間道に空き店舗が出ると聞き、独立して自分の店を構えられる可能性を考える。

エレキテルの不評

そんな中、いね(水野美紀)からエレキテルが使いものにならないと聞き、源内(安田顕)を訪ねる。源内はエレキテルが売れないのは弥七(片桐仁)のせいだと訴える。低品質の偽物を作っている弥七のせいにしてる源内だが、蔦重はいねが使っているエレキテルが源内のものなので、不思議がる。

恨まれる瀬川

釈放された瀬川は一度吉原に戻った。そんなある日、旗本の娘だが女郎として売られた松崎(新井美羽)が瀬川を刃物で襲う。軽傷で済んだが、松崎は「父上と母上は金に詰まって自害した。お前の夫のせいじゃ」と言い、瀬川を恨んでいたことが明らかに。

吉原が四民の外に

大文字屋(伊藤淳史)が神田に屋敷を買う契約の直前、「女郎屋を住まわせるわけにはいかない」と町の名主に妨害されてしまう。大文字屋が奉行所に訴えたものの、吉原の人々を「四民の下」(武士でも町人でも百姓でもないその下)と定義し、敗訴へ。吉原の忘八たちは憤る。蔦重も残念がるが、「吉原が四民の外とされるのは忘八の里だから。親父様たちの女郎の扱いはひどい。困った女を食い物にするんじゃなくて、助けるところにしなければ」と駿河屋に訴える。

瀬川と検校が離縁

検校は「瀬川の面倒を見ることは遠慮したい」と奉行に伝えた。瀬川は「なんでも望みを叶えてくださった。今、ここに至っても」と検校に感謝する。

瀬川が蔦重の元を去る

蔦重と瀬川がついに結ばれた。所帯を持って一緒に本屋を営む夢も叶うことに。しかし…。

瀬川が置手紙を残して蔦重の元を去ってしまう。

瀬川は「重三、ありがとね。あの日、あんたが赤本をくれた時、あの時生まれた思いを握りしめていたから、わっちは溺れずに済んだ。女郎の闇に堕ちていかずに済んだんだ。まったくさ、まぶ(間夫)がいなければ女郎は地獄とはこのことさ」「おさらばえ。いつの日もわっちを守り続けてくれたその思い。長い長い初恋を、ありがた山の鳶がらす」などと記していた。

昨今、奉行所や世間からの女郎屋への非難や、検校という役職への恨みも強くなっている。そんな中、元女郎で鳥山検校の元妻・瀬川が蔦重のそばにいては迷惑を掛けるから身を引いたのだった…。

【べらぼう】14話の感想まとめ

瀬川(小芝風花)が蔦重のもとから去りました。いわゆる「身を引く」という展開になったのですが、SNSでは「深い愛」と反響が寄せられています↓

大河ドラマ
Jima

2016年からドラマ9で執筆。朝ドラ・日曜劇場などを担当。ドラマは毎クール10本以上鑑賞。独自の視点で面白い記事を心掛けます。

dorama9【キャスト/あらすじ/視聴率/ネタバレ】