【べらぼう】11話!午之助(寛一郎)に「粋だね」とネット反響
横浜流星主演の大河ドラマ【べらぼう】11話「富本、仁義の馬面」が3月16日(日曜)に放送されました。
蔦重(横浜流星)は人気の富本豊志太夫/午之助(寛一郎)から俄祭りへの参加を拒まれる。そこで浄瑠璃の元締め・鳥山検校(市原隼人)を訪ね瀬以(小芝風花)と再会する…。
本記事は【べらぼう】11話のあらすじネタバレと感想について紹介します!
【べらぼう】11話のあらすじネタバレ
『青楼美人合姿鏡』が高値で売れず頭を抱える蔦重(横浜流星)は、親父たちから俄祭りの目玉に浄瑠璃の人気太夫・富本豊志太夫/午之助(寛一郎)を招きたいと依頼される。りつ(安達祐実)たちと芝居小屋を訪れ、午之助に祭りの参加を求める。しかし午之助は「わりぃが、俺は吉原は好かねえ」と、蔦重を門前払いする。あとで分かったが午之助は過去、吉原への出入り禁止を言い渡されたことがあったのだ。
そんな中、鳥山検校(市原隼人)が浄瑠璃の元締めだと知った蔦重は瀬以(小芝風花)のいる検校の屋敷を訪ねる。
瀬以は蔦重の姿を見るなり「重三……!」と目を輝かせる。蔦重を前に「あんた富本知らなかったのかい」「ちゃんと耳掃除してんのかい?」とはしゃぐ瀬以。そこへ鳥山が現れ障子越しにしばし耳をすますと、「ずいぶん楽しそうだな、お瀬以…」いう。
蔦重は「太夫への土産に襲名の許しをもっていきたい」というが、鳥山は力になれないと答える。
蔦重は「馬面大夫の声は世の宝」「ぜひ一度お聞きになってくださいませんか」と押す。
すると瀬以が「旦那様、わたしも聞きとうございます。今度、共に聞きにまいりませぬか」と援護射撃をする。
気まずい空気を“察した”蔦重は切り上げて帰る。瀬以が蔦重を追おうとしたとき、鳥山は瀬似の腕をつかんで「ずいぶんとそなたに優しい男だな」と一言。そして脈が速いことも指摘。瀬以は鳥山に触れられたからだとごまかす。
蔦重は、だましうちの形で午之助と歌舞伎役者の門之助(濱尾ノリタカ)をお座敷に招き、りつらと共に誠心誠意、過去の非礼を詫びた。その上で、二人に会いたがっている者たちがいると、かをり(稲垣来泉)ら女郎たちと引き合わせた。
お座敷遊びで楽しむが、そろそろお開きの時間になる。そこで蔦重は、“籠(かご)の鳥”の女郎たちのために「ほんの少しでいいので富本をお聞かせいただけませんか」とお願いした。
午之助と門之助は富本節を披露する。心打たれて涙を流す女郎たち。午之助と門之助は「こんな座興で…」と驚いた。
蔦重はその涙のワケを「慣れてねえんですよ。女郎は芝居を観に行けねえもんで」「座敷芸で芝居や浄瑠璃に親しむものの幼いころより廓で育ち、まことの芝居を観たことのないものがほとんど。この江戸にいながら一度も芝居を観ずこの世に別れをつげる者もおります」と語る。
さらに、蔦重が「吉原には太夫のお声を聴きたい女郎が千も二千もおります。救われる女がおります。どうか女郎たちのためにも祭りでその声を響かせてはくださいませんか」と祭への参加を交渉。午之助は「やろうじゃねえか。こんな涙見せられて断れる男がどこにおる」と今回は承諾する。
鳥山が絶好のタイミングで馬面太夫に豊前太夫襲名を認める手紙を出した。
一人三味線を奏でていた鳥山に瀬以が礼を告げに行くと、
鳥山は「そなたの望むことはすべて叶えると決めた」「わたしはそなたの夫だからな」と含みのある言葉を返す。
「瀬以はほんに幸せ者にございます」と喜ぶ瀬以。
鳥山は見えていない目で瀬以を射貫くように見つめる。
恋川春町(岡山天音)が鱗形屋に「当家の家老は、そなたに誠にひどいことをした。それを忘れるなど、男のすることではない」と『金々先生栄花夢』を書き、次の原稿も持ってきていた。恋川春町の男気に救われた鱗形屋は、このまま「青本」に力を入れていく。
そして蔦重は「富本正本」に注力していくのだった。(つづく)
【べらぼう】11話の感想&解説
午之助(寛一郎)に「粋だね」とネット反響
人気太夫の午之助(寛一郎)の決断に対し、「粋だね」とネットで大きな反響が寄せられています↓
なんかいかにも江戸っ子って感じの粋を感じるねぇ(勝手なイメージ#べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~ #大河べらぼう #べらぼう pic.twitter.com/hqGCgiP0mZ
— ももこさん主 (@Momoko3Tome) March 16, 2025
カ〜〜〜〜〜ッッッ!!!!!太夫、粋な男だぜ…これからもちょくちょく出てきてほしい… #大河べらぼう #べらぼう
— 成瀬忠詠 (@naruseeigo) March 16, 2025
いよっ!太夫!!
— かなこ (@tamamakana) March 16, 2025
カッコ良かったよ!!粋だねぇ!!#べらぼう
確かに女郎たち泣いちゃうな…
— Kタカ (@HitUltra) March 16, 2025
今のやり方は例外中の例外だからね。#べらぼう #大河べらぼう
べらぼう観た!
— kusunoki (@kusu_hfo) March 16, 2025
寛一郎さんの馬面太夫イカした役どころだったなぁ😄
芝居を見たことがない女郎たちへ次第に人情が湧いてきて最後は蔦重に協力するなんて粋だね!
にしても蔦重は人情に訴えた発想と訴え方が本当に上手い😳
そりゃ瀬川も惚れたわけよね…って鳥山検校さん不気味だったな…#べらぼう
べらぼう第12話は”漢気”がテーマでしたかね。
— べらぼう大全〜大河ドラマ解説チャンネル〜 (@taigakaisetsu) March 16, 2025
富本午之助は女郎たちの涙や困っている様を見て吉原を助ける、恋川春町は家老がした酷い仕打ちの償いに鱗形屋を助ける。
それが男ってもんだと。カッコいいですね。#べらぼう#大河べらぼう pic.twitter.com/ANpXTZpB09
馬面太夫、結局泣き落とし&ハニートラップに落ちただけなのに江戸っ子の粋な性格のせいでカッコよく見える
— ねここ (@as_tkyk) March 16, 2025
お初にお目にかかったのにすでに惚れそう#大河べらぼう #べらぼう
まあ、騙し討ちのようなカタチでしたし、女の涙に男は弱いので、蔦重にまんまと乗せられたとも言えなくもないですが…。吉原の女郎たちは芝居を観たことのないまま亡くなることも多いということで、とても切ない事実です。余興のようなものでもあれだけ感動されたら、たしかに、男ならこたえないとですね。
さて。次回12話では、蔦重(横浜流星)は、祭りを描く本の執筆を源内(安田顕)に依頼すると喜三二を勧められて・・・。次回も楽しみです。
【べらぼう】11話の出演者&スタッフ
【出演】横浜流星,安田顕,小芝風花,岡山天音,寛一郎,市原隼人,片岡愛之助,高橋克実,里見浩太朗,渡辺謙,井之脇海,小野花梨,寺田心,中村蒼,本宮泰風,正名僕蔵,伊藤淳史,
【語り】綾瀬はるか
【作】森下佳子
【音楽】ジョン・グラム