【べらぼう】2話ネタバレ吹き出し&感想!安田顕の「しっとり」な演技が好評

横浜流星主演の大河ドラマ【べらぼう】2話が1月12日(日曜)に放送されました。

第2話は、蔦屋重三郎(横浜流星)が吉原の案内本“吉原細見”で客を呼び寄せる案を思いつきます。その序文の執筆を依頼するため、江戸の有名人・平賀源内(安田顕)探しに奔走!

本記事は【べらぼう】2話のあらすじネタバレ(吹き出し)と感想について紹介します。

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目次

【べらぼう】2話のあらすじネタバレ(吹き出し)

【べらぼう】2話のあらすじネタバレを吹き出しありで紹介します。

平賀源内(安田顕)探しへ

蔦屋重三郎(横浜流星)は吉原の案内本“吉原細見”で、吉原に客を呼び寄せる案を思いつく。細見の序文を歯磨き粉「漱石香(そうせきこう)」の宣伝文を作成したことで知られている平賀源内(安田顕)に執筆を依頼するため、地本問屋・鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)に相談にいく。自ら説得できれば、掲載を約束すると言われ、源内探しに奔走する。

しかし源内が見つからない。うつせみ(小野花梨)や花の井(小芝風花)から平賀源内は田沼意次のところに出入りしていると聞いた蔦重は、早速向かう。すると以前会った男(安田顕)に出会い、「俺があわせてやるよ」と言われる。ただし条件として吉原に連れて行くことを頼まれる。男とともにいる小田新之助(井之脇海)もついていくことに。

男(安田顕)は銭内(ぜにない)という名前で山師の仕事をしていると蔦重に説明。

新之助(井之脇海)、うつせみ(小野花梨)と運命の出会い

銭内は松葉屋で「瀬川」を指名。しかし女将のいね(水野美紀)は、瀬川は古い名跡で、今その名を継ぐ者はいないと言う。

平賀源内

そうか、ここにももう瀬川 いねえのか
それなら誰でもいいや

うつせみ(小野花梨)・とよしま(珠城りょう)のもてなしを受けて銭内は楽しく過ごす。ただ、源内の話題をふると、「序」は書いてもらえないのでは?という銭内。

平賀源内

俺は楽しんでるよ?楽しんでるけどさあ
他所の岡場所と比べて吉原のいいとこってどこだい?

蔦重

好みの女が必ず見つかります
なんせ3000もいますから

銭内はそれならば自分好みの天女を連れてくれば源内に会わせると言う。

うつせみ(小野花梨)は私は天女ではないと自分を卑下する。しかし新之助は「そんなことない」と言い、うつせみに心奪われている様子。

銭内に騙されたと思った蔦重は、松葉屋の主人・半左衛門(正名僕蔵)に代金について交渉しますが、蔦屋につけておくと言われてしまう。

銭内に払わせるように言いにきました。

銭内の正体は平賀源内

座敷の方から「源内先生、その節はお世話になりまして」と平沢常富(尾美としのり)に言われているのが聞こえる。

蔦重は銭内が平賀源内本人だと知り、詰め寄った。

平賀源内

悪かったよ
あんまり一生懸命なんで、からかってみたくなったんだよ
でも、俺じゃあねえ方がいいと思うんだよね
あのさ俺、男一筋なのよ

かつて吉原細見の「序」を書いたことがあるが、気持ちが入っておらず不出来だったことを打ち明ける源内。

蔦重は、それでも源内にすがる。
源内は男の蔦重に近寄り、花魁の格好をしてくれと頼む。

すると突然、襖を開けて男の着物を身にまとった花の井が姿を見せる。

花の井

おぶしゃれざんすな(=ふざけんな)!
べらぼうめ!
今宵のわっちは「瀬川」でありんす。
瀬川とお呼びくださんし。
引け四つ(遊女が見世を引く時刻)までの、たかが戯れ。
とがめる野暮もおりますまい。

花の井は源内が花魁の「瀬川」ではなく、先ごろ亡くなった歌舞伎の女形・瀬川菊之丞を思っているのだと察していた。

花の井は瀬川として一夜を過ごすという。源内はそれを受け入れ、蔦重は座敷から去る。

源内は蔦重が花の井を惚れているのでは?と尋ねる。

花の井

重三が誰かに惚れるなんてござんすのかねえ
どの子も可愛いや、誰にも惚れぬ
あれはそういう男でありんすよ

源内は生前の瀬川菊之丞(花柳寿楽)と過ごしていた時のように、花の井に舞の稽古をする姿を見せてもらった。

繁盛繁盛、嗚呼御江戸

翌朝、蔦重は花の井から源内が書いた「序」を受け取った。

感謝する蔦重に、花の井が伝える。↓

花の井

朝顔姐さんのことで悔しいのはあんただけじゃない
吉原を何とかしなきゃって思ってるのもあんただけじゃない
あんたは一人じゃない!

平賀源内が書いた「序」↓
『女衒(ぜげん:女性を売買する仲介業者)、女を見るにこうあり。
一に目、二に鼻筋、三に口、四に生え際。
ついで肌は…歯は…となるそうで、吉原は女をそりゃあ念入りに選びます。
とはいえ牙あるものは角なく、柳の緑には花なく、知恵のあるは醜く、美しいのに馬鹿あり。
静かなものは張りがなく、賑やかなものはおきゃんだ。
何もかも揃った女なんて、まあ いない。
それどころかとんでもねえのもいやがんだ。
骨太に毛むくじゃら、猪首、獅子鼻、棚尻の虫食い栗。
ところがよ、引け4つ木戸の閉まる頃、これがみんな誰かのいい人ってのは摩訶不思議。
世間てのは、まあ広い、繁盛繁盛、嗚呼御江戸』

蔦重はようやく手に入れた「序」を鱗形屋に届けた。そして『吉原細見』の中身を最新情報に改訂してほしいと頼む。潰れた店が黒く塗りつぶされているのが目立ち、 いなくなった女郎の名が残ったりもしているからだ。

鱗形屋孫兵衛から「お前さんがやるならいいよ」と許可され、蔦重はまた自ら動く。貸本の仕事で女郎屋を回りながら、最新の情報を集めていった。

こうして『細見嗚呼御江戸』が刷り上がった。

一橋治済(生田斗真)の嫡男が誕生

江戸城内では一橋治済(生田斗真)の嫡男・豊千代の誕生を祝う盛大な宴が行われ、御三卿(ごさんきょう)の面々や田沼意次(渡辺謙)らが集まっていた。

御三卿とは江戸時代に徳川将軍家から分立した田安徳川家、一橋徳川家、清水徳川家の3家。
目的は、将軍の跡継ぎを輩出すること。
将軍の住む江戸城の田安・一橋・清水門内の屋敷に居住し、将軍に後継がない場合に将軍家を相続します。
「御三家」といわれる尾張徳川家・紀州徳川家・水戸徳川家とも似ていますが、「御三家」は将軍家に次ぐ地位にあり「御三卿」より格上です。

宴席には老中たちが招かれている。一橋治済は人形師に扮して傀儡(くぐつ)人形を操り、
黒子を田沼意次(渡辺謙)が務める。この出し物に宴は大いに盛り上がった。しかし、田安家当主・田安治察の弟・賢丸(寺田心)は「恥を知れ!卑しくも吉宗公の血を引く身が傀儡師になろうかですと?一橋様、御身に流れる御血筋をいかに心得ておられるか。武家が精進すべきは学問、武芸」と非難して席を立つ。

老中の松平武元(石坂浩二)は賢丸に感服したと述べ、年寄りの差しで口だと言いながら、田沼意次を批判するような素振りを見せる。

すると意次は武元に平伏して「右近将監様の言葉にこそ、田沼主殿頭(とのものかみ)、感服いたしましてございます 」と言う。

牽制しあっているのを感じ取った治済は笑いをこらえている。

(つづく)

【べらぼう】2話の感想&解説

【べらぼう】2話の感想&解説です。

安田顕の「しっとり」な演技が好評

平賀源内役の安田顕さんが亡き恋人を思う場面の「しっとり」な演技が多くの視聴者に好評でした↓

安田顕さんの瀬川を思う、しっとりした場面、良かったですね。

恋人を亡くした悲しみを隠し、花の井が舞う姿に思い出を重ね合わせて、一夜の夢に。

吉原細見の「序」がモノローグで語られる中、吉原の遊女たちを愛情深く見ながら歩く平賀源内の姿が胸に迫ります。

花の井を演じる小芝風花さんも見事でしたね。花の井は蔦重が誰のことも好きにならないことを寂しく思っている感じですが、それを抑えて「ひとりじゃない」と激励する場面、良かったですよ。

さて。吉原のガイドブックが成功して、次なる一手は?成り上がっていく蔦重の今後に注目です。

【べらぼう】2話の出演者&スタッフ

【出演】横浜流星,安田顕,小芝風花,中村隼人,寺田心,生田斗真,片岡愛之助,高橋克実,石坂浩二,渡辺謙,相島一之,映美くらら,尾美としのり,徳井優,水野美紀,正名僕蔵,中村蒼,

【語り】綾瀬はるか

【作】森下佳子

【音楽】ジョン・グラム

「べらぼう」2話

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