【あんぱん】57話あらすじと感想!嵩は夢中で絵を描く日々

朝ドラ「あんぱん」

今田美桜主演の連続テレビ小説「あんぱん」第12週第57話が6月17日(火曜)に放送。

嵩(北村匠海)たちが仕上げた紙芝居は、八木(妻夫木聡)の助け船のおかげで無事審査に合格する。紙芝居披露の日。重々しい雰囲気の中で紙芝居が始まると…。

今回は【あんぱん】57話のあらすじと感想を紹介します!

【あんぱん】57話あらすじ

嵩(北村匠海)たちが仕上げた紙芝居は、八木(妻夫木聡)の助け船のおかげで無事審査に合格する。紙芝居披露の日。重々しい雰囲気の中、紙芝居が始まる。

紙芝居の内容は、別々の島で育った2人の男が出会い、食べ物をめぐってけんかを始める。殴り合ううちに相手と同じ場所が痛くなり、汚れていた顔を洗うと、2人は顔がそっくりで、実は離れて育った双子だと気付く。2人はけんかをやめて手を取り合い、互いの島に足りない物を分け与えることにする…というもの。

嵩と健太郎が紙芝居を進める中、次第に村人たちから笑いと拍手が起こる。泣かすつもりの内容になぜ笑うのかと首をかしげる嵩たち。

実は、「お前は誰だ? 俺の島に勝手に入ってくるな!」の台詞を、通訳が「お前は日本兵か? 俺の国にズカズカ入ってくるな!」と訳していた。また、「何と2人は双子でした。同じ親から生まれ、離ればなれに育った双子だったのです」の台詞も、通訳が「顔は似ているけど、お前のような乱暴者と俺が双子の兄弟なんて、ちゃんちゃらおかしい」と変えていて、村人は爆笑した。

セリフを変えていたことを知った嵩だが 「最初はぶつかりあっても、お互いに歩み寄って仲良くやっていく話だから、一緒に笑えた方が自分はいいと思う」という。

嵩たちの意図とは違う伝わり方をしたものの、紙芝居は成功した。

嵩は、上官に評価されたため、このまま紙芝居作りを続け、絵を描く日々を過ごす。

しかし戦争は激化の一途を辿り、1945年(昭和20年)3月10日、東京大空襲が発生。小倉連隊の駐屯地も攻撃され、孤立。嵩は元の分隊に戻された。

補給路が断たれた嵩たちは、食事の倹約をすることになって貧しい食事に。回数も昼飯抜きで1日2回となった。(つづく)

【あんぱん】57話の感想

57話は嵩の紙芝居の回。やなせたかしさんも実際に宣撫班に入って紙芝居をしたそうです。通訳が台詞を変えたというにも史実ですね。

大成功したので結果オーライ。そんな紙芝居回にSNSでも様々な反響が寄せられています↓

【あんぱん】57話の出演者・スタッフ

【出演】北村匠海,高橋文哉,横田栄司,奥野瑛太,田中俊介,櫻井健人,濱尾ノリタカ,薄平広樹,板橋駿谷,萩原亮介,渋谷そらじ,妻夫木聡

【作】中園ミホ

朝ドラ
Jima

2016年からドラマ9で執筆。朝ドラ・日曜劇場などを担当。ドラマは毎クール10本以上鑑賞。独自の視点で面白い記事を心掛けます。

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