朝ドラ【あんぱん】117話のあらすじと感想を紹介します!
今田美桜主演&北村匠海共演の連続テレビ小説「あんぱん」第24週「あんぱんまん誕生」第117話が9月9日(火曜)に放送。
「千夜一夜物語」のヒットのお礼に、手嶌(眞栄田郷敦)が嵩(北村匠海)にある提案をする。のぶ(今田美桜)は編集者に「アンパンマン」を最後まで読んでほしいと迫り…。
【あんぱん】117話あらすじ
映画「千夜一夜物語」は大ヒットとなる。手嶌(眞栄田郷敦)はヒットのお礼にと嵩(北村匠海)に「映画を作ってみませんか?」と提案する。制作費は手嶌自身が払うといい、「誰よりも僕がやないたかし監督の作品を見たいんです」と目を輝かせた。
そんな中、訪ねてきた編集者の本間(平井珠生)から次回作を書いてほしいと依頼される嵩。なんでも大歓迎という本間の言葉に、のぶ(今田美桜)は「アンパンマン」を差し出し、最後まで読むだけでも読んでほしいと迫る。
目を通した本間は「たしかにいいお話だと思います」と言い、アンパンマンを指差しながら「この主人公、できれば減量できないですか」。嵩は思わず「…減量?」と聞き直し、本間は「もう少し、ほっそりと」と説明。しかし、のぶは「できません。個性ですから」と笑顔で断った。本間はこのままで掲載を承諾。
ついにアンパンマンが雑誌に掲載された。のぶ(今田美桜)は大喜びしたが、周囲の反応はいまいち。メイコ(原菜乃華)は「今一つ地味っていうか…現代っ子に伝わるやろうか。娘らあの反応は今一つやった」、登美子(松嶋菜々子)は「最悪ね」「ハンサムじゃないし汗っかきだし」と貶した。
のぶだけは「全部好き」とべた褒めだ。特に「かっこよくないところ」が好きだと話す。
嵩は「みんなの反応良くないみたいだね」と落ち込むが、のぶは「諦めたらいかん。いつかきっと、みんな分かってくれるき」と励ました。
のぶは“あること”を思いつき、八木(妻夫木聡)の元へ。子どもたちを集めて、何やら催しをすることにしたようだ。(つづく)
【あんぱん】117話の感想
手嶌(眞栄田郷敦)のお礼とは?
Q:手嶌(眞栄田郷敦)のお礼とは?
A:「やさしいライオン」のアニメ映画化と予想されます。
史実では…。手塚治虫氏は自身が製作総指揮を務めた劇場アニメ『千夜一夜物語』(1969年)に、当時まだ大人漫画家として活動し現在ほど有名でなかったやなせたかし氏に美術監督&キャラクターデザインを依頼しています。(やなせ氏を推薦したのは杉井キザブロー氏といわれます)
映画が成功したお礼として手塚氏は「ぼくがお金を出すから、虫プロで短編映画をつくりませんか」と言いました。そして、やなせ氏が原作・脚本・監督・美術を務めた劇場アニメ『やさしいライオン』(27分/配給:東宝/公開日:1970年3月21日)が制作、公開されます。
のぶだけが信じてくれている
ついにアンパンマンの原型が雑誌に掲載されました。しかし評判は良くないようですね。
そんな中、妻・のぶだけが好きだと言ってくれていて、ヒットを信じています。
当時はアンパンマンが国民的ヒーローになるのを知らないから、アンパンを配る太ったおじさんということで酷評されるのも仕方ないのかも。
唯一の味方が励ましてくれたことで嵩は諦めずに描き続けることができるようです。
まさに夫婦二人三脚での物語ですね。
【あんぱん】117話の出演者・スタッフ
出演者 【出演】今田美桜,北村匠海,江口のりこ,河合優実,原菜乃華,高橋文哉,齊藤友暁,西村雄正,妻夫木聡,松嶋菜々子 原作・脚本 【作】中園ミホ
朝ドラ【あんぱん】は、“アンパンマン”を生み出したやなせたかしと暢の夫婦をモデルに、何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描き、生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気の物語です。