【あんぱん】102話あらすじと感想!八木の過去と蘭子との恋愛

朝ドラ「あんぱん」

朝ドラ【あんぱん】102話のあらすじと感想を紹介します!

今田美桜主演&北村匠海共演の連続テレビ小説「あんぱん」第21週「手のひらを太陽に」第102話が8月19日(火)  に放送。

102話は…登美子(松嶋菜々子)を訪ねたのぶ(今田美桜)は、嵩(北村匠海)も会いに行くよう勧める。のぶは嵩が好きな漫画を描くことが一番うれしいと話して…とストーリーが展開。

【あんぱん】102話あらすじ

仕事をクビになったのぶ(今田美桜)は、登美子(松嶋菜々子)から「そんなにしょげなくていい」と励まされる。のぶは嵩に登美子が作詞家としての嵩のことを自慢していたと報告し、嵩も登美子に会いに行くよう勧める。

だが、嵩は「三星百貨店をやめたことをあんなに反対したのに」と笑い、気が進まない。きっと会えば、手嶌治虫みたいになれ、などと言われるからだ。

そんな嵩に、自分は嵩が好きな漫画を描いてくれることが一番うれしいことだと話すのぶ。その言葉が、今の嵩には一番胸に刺さるのだった。

同じころ、八木(妻夫木聡)から映画評について鋭い指摘をされた蘭子(河合優実)は「いつもニヒルなことおっしゃって、誰にも心を開かない。家族も持たない。そんな方に愛とか言われたくありません」と、ついカッとなって反論してしまう。

しかしその日の夜、のぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)から、八木に家族がいたことを聞かされる。後日、蘭子は八木の事務所を訪れ「この間はすみませんでした」と謝った。すると八木は、「出征する時、妻と子には絶対に生きて帰ると約束した」「復員してきたら、2人は福岡の空襲で死んでいた」と自らの過去を口にする。 家族を失ったあと、東京で孤児たちに出会って、「こんな俺でも、もう一度彼らのために生きてみようと思えた」という。

八木の話を聞いた蘭子は、自分にも「『絶対に生きて帰る』と言ってくれた人がいました」と、豪の存在を打ち明けた。

柳井家にて。のぶは、嵩が描いた八木と子どもたちの絵を見て、「蘭子、恋をしちゅうがやないろうか」というと、 嵩は「え、誰に?」と驚く。  

嵩は八木ののことだと気づくが「それはないんじゃないかな」と否定。

ガラッとドアが開き、蘭子が「ご心配なく。私は一生恋愛らはせんので」と断言する。

さらに

【あんぱん】102話の感想

八木の過去

102話では、八木さんの過去が明かされました。妻子がいたけれど福岡県で起きた空襲に遭い、亡くなってしまった…と。

なぜ八木さんが東京にいたのか。なぜ東京で八木はいつも気だるい感じなのか。謎が分かりました。おそらく福岡にいたら妻子のことを思い出して辛いので上京したのでしょう。妻子を失って希望がなかったから、気だるい感じだったのでしょう。

孤児たちとの出会いが生きる希望になったこともわかりました。なんだかんだ根っこは優しい人ですね。

蘭子との恋愛

また、102話では蘭子と八木の距離が近くなる展開でもありました。

絶対帰ってくると言っていた豪ちゃんを失って、「絶対」を使いたくない蘭子。

亡き恋人の戦死を八木に伝えることができたのは、同じような境遇だからでしょう。

似た者同士が恋をするパターンがあるように、のぶも何か感づいたもよう。

でも、ラストで、蘭子は「一生、恋愛しない」と宣言していました。

でも、これって、言葉としては違うんですが、「絶対」という意味ですよね。絶対恋愛しないと言っているのと同じです。

世の中に絶対はない。それは豪ちゃんが絶対帰ってくるはずだったのに、帰って来なかったから証明されています。

とすれば、相手が誰かは別として、蘭子が一生恋愛しないというのも言い切れないと思うのですが…。はたして?

【あんぱん】102話の出演者・スタッフ

出演者 【出演】今田美桜,北村匠海,河合優実,高橋文哉,田中俊介,齊藤友暁,三田村賢二,瑞木和加子,妻夫木聡,松嶋菜々子 原作・脚本【作】中園ミホ

朝ドラ【あんぱん】は、「アンパンマン」を生み出したやなせたかしさん&暢さん夫婦をモデルに描く、NHK連続テレビ小説。“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く「愛と勇気の物語」。