【あのコの夢を見たんです。】11話のネタバレと感想!最もシュールな妄想とオチに脱帽！

池田エライザ【あのコの夢を見たんです。】11話のネタバレと感想!

芸人、山里亮太の妄想もいよいよ大詰め、11話は池田エライザさんのSF超大作です。

人の心の闇を食べ救う闇食いVS闇を撒き散らす闇生みの戦いはどうなるのでしょうか。

そして、最後にはシュールなオチが待っていました。

今回の記事では池田エライザ主演【あのコの夢を見たんです。】11話「闇喰い」のネタバレ、感想をお伝えします。

【あのコの夢を見たんです。】11話のネタバレ

闇食いの池田エライザ

そう遠くない未来の世界、人々の心の闇を食う闇食いの存在によって世界の均衡は保たれていた。

その1人、池田エライザは上官のサカザキ（近藤公園）と共に今日も任務に当たる。池田エライザがヒステリックな女性議員、二原の心の闇を食べると彼女は上機嫌になった。

池田エライザは任務を終えて帰宅、部屋に飾ってある絵の中にいる相棒のオウム・ピータに食べた闇を渡す。そして、ピータはその闇を基に“ソウルエッグ”という黒い卵を産み落とす。

“ソウルエッグ”は今や石油に代わり世界のエネルギーを支えている代物だ。

闇生みのヤマ

人々の心に闇を生み出す存在・闇生みのヤマ（仲野太賀）が動き始め、自殺者や犯罪の件数が増えてしまった。

サカザキはご褒美の牛肉しゃぶしゃぶを堪能する池田エライザと接触し話をする。サカザキは彼女の力がまだ不十分であることを気にしていたが、池田エライザは明るく答える。

池田エライザ「私は大丈夫です。今まで心から悪い人に会ったことはありませんし。」

一方、闇生みのヤマは行きずりの女性・エリ（柳ゆり菜）とホテルにいた。そして、エリに闇を植えつけてしまう。

翌日、町を歩いていた池田エライザにエリが襲い掛かる。池田エライザはエリの闇を食う。が、エリは再び立ち上がり、襲い掛かる。再び闇を食べることでこの場を切り抜けることが出来た。

池田エライザは帰宅してピータに闇を渡す。だが、池田エライザは倒れてしまうのだった。

世界に闇が広がる

池田エライザの元にサカザキが様子を見にやってくる。どうやら丸2日寝ていたらしい。

そこに以前、池田エライザが闇を食べた女性議員・二原が襲われたというニュースが流れる。

闇生みのヤマの動きが活発になり、世界に闇が広がっていた。すでに何人かの闇食いもヤマに襲われ犠牲になっていた。

ヤマの力は予想以上、サカザキは「池田エライザが力を付けるまで隔離する」と告げる。

池田エライザ「闇があれば吸うだけです。」

と池田エライザは拒否、相棒のピータと共に町に飛び出してしまう。

すると突如、池田エライザの意識が飛び、真っ白い空間の中にいた。そこにはなぜか黒い紙パンツだけをはいたヤマがいた。

池田エライザVSヤマ

ヤマが言うにはここは2人の非物理世界、池田エライザが闇を食べたおかげで繋がれたとのこと。ヤマの世界では自分がヒーローであり、池田エライザのほうが悪役と言う。

ちなみにヤマはアロマオイルマッサージを受けていた途中だから紙パンツ姿とのこと。

ヤマ「人間の欲望こそが闇を生み出す。」

池田エライザ「世界は平和が一番なの。」

2人の考え方は根本から異なっており、とても分かり合えそうにない。

ヤマ「物理世界で会えるのを楽しみにしているよ。」

「あとこれはプレゼントだ。」

そういい残しヤマは姿をくらます。

池田エライザが物理世界に戻るとヤマが撒き散らした闇に心を支配された人々に襲われてしまう。

彼女のピンチにサカザキが助けに入る。だが、サカザキはナイフで刺されてしまい、池田エライザの中で命を落としてしまうのだった。

池田エライザ「嫌ぁーーーーーー！！」

「ヤマ、絶対に許さない…！！」

ヤマへの怒りから池田エライザもまた心に闇を抱え、彼女の右目が真っ黒に変色していくのだった。

妄想の結末は

その後、池田エライザとヤマはニューヨークで再会、なんやかんやあって共に本当の敵と戦うことになった。

人間の欲望を生み出した悪魔・シズヨ、だがその戦いの中で池田エライザは命を落としてしまう。

ヤマ「エライザーーーー！！」

なんやかんやで生き別れの妹と分かった池田エライザの亡骸を抱きかかえ、ヤマの悲痛な叫びが響くのだった。

最後は強引だったが山里亮太の池田エライザでの妄想が終了した。渾身の出来だったらしく、山里は人目も気にせず号泣してしまう。

山里「この妄想ノートの前で泣いたのはあの時以来だった。」

と山里は自分の妄想の原点を思い返そうとしていた。

【あのコの夢を見たんです。】11話の感想とまとめ

最後のオチに脱帽

11話は闇食いと闇生みの戦いを描いたSFもの、全体的にスターウォーズやエヴァンゲリオンのパロディも満載でシュールな回です。

『あのコの夢を見たんです｡』池田エライザ回｡よかったなぁエライザさん｡可愛いも面白いも怖いも全部いいんだなぁ。そしてカメレオン近藤公園｡ちょっとツダカンっぽく見えた気がした。それにしても中野太賀の上手さったらないね。 pic.twitter.com/Q6lvAeYBdz

— まつこ (@ma2kox) December 11, 2020

ヒロインは池田エライザさん、彼女の可愛らしさと妖艶さを堪能できました。

最後は「強引に妄想を纏め上げる」という、このドラマが全て山里亮太の妄想であることを活かしたオチでした。

“ソウルエッグ”の設定が生かされなかったり、紙パンツ1つで池田エライザの前に現れようが全ては妄想だからいいのです。山里亮太の妄想と構成力に改めて脱帽です。

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