飯豊まりえ【あのコの夢を見たんです。】4話ネタバレと感想!あの名作っぽいオチの意味は?
飯豊まりえ【あのコの夢を見たんです。】4話ネタバレと感想!あの名作っぽいオチの意味は?
【あのコの夢を見たんです。】4話のヒロインは飯豊まりえさんです。
不思議な“リセットボタン”を手にする展開はあのセールスマンが登場する名作を彷彿とさせました。ただオチが分かりにくかった気がします。
今回の記事では飯豊まりえ主演【あのコの夢を見たんです。】4話「その涙のあたたかさは。」のネタバレ、感想をお伝えします。
【あのコの夢を見たんです。】4話のネタバレ
飯豊まりえは後悔する
女子大生の飯豊まりえは入学時から憧れていた拓海(佐藤寛太)に人生で初めての告白をする。
飯豊まりえ「好きです。付き合ってください。」
拓海「ごめん。俺、まりえのこと、そういう風には見て無くてさ。」
勇気を出して告白したが振られてしまった。
その夜、飯豊まりえは自室のベットの上で「もう無理、死にたい」と告白を後悔してしまう。
飯豊まりえはリセットボタンを手に入れる
「その言葉、確かに?」
部屋の中にセールスマン風の謎の男(仲野太賀)が現れた。そして、飯豊まりえに“リセットボタン”というアイテムを渡してきた。
「このボタンを押せば、全てをやり直せます。誰よりもハッピーになれます。」と謎の男はセールストークのように説明する。
飯豊まりえは半信半疑ながらも“リセットボタン”を押してみる。気がつくと告白する前の朝に時間が戻っていた。
飯豊まりえは今度は拓海へ告白はしないで様子を見ることにした。これで納得することができた。
その夜、飯豊まりえは謎の男と話をする。
謎の男「では死んでいただきます。」
突然の言葉に唖然とする飯豊まりえ。謎の男は続ける。
- 自分は「死にたい」という言葉を聞いたからやってきた
- 説明し忘れたのは申し訳なかったが世の中そんなに上手い話はない、リスクがある
- 納得したら命を貰う決まり
「まだ納得できてません!!」と飯豊まりえは誤魔化す。「なら仕方ないですね。」と謎の男は納得し去っていく。
かなりアバウトだったが、こう言い続ければ“リセットボタン”を使い放題となった。
飯豊まりえはリセットしまくる
- 単位が落ちそうになる
- 狙っていたクリームパンが売切れてしまった
- 旅行に遅刻しそうになった
など飯豊まりえは上手く行かなかったことはをリセットボタン使い、やり直していく。
さらに今までやらなかったことにも挑戦する。
- ミスコンに応募
- モデルにスカウト
- オーディション合格
「失敗したって問題ない」と飯豊まりえはリセットボタンを駆使してあっという間に成功を手にする。
そして、拓海から告白されて人生を大きく変えることができた。
その後も飯豊まりえは「拓海からの指輪のプレゼントが気に入らなかったからリセット」など、全てを自分の思い通りにしていく。
飯豊まりえは虚しくなる
ある日のモデルの仕事、飯豊まりえは先に撮影していたモデルが上手くいかなかったのを目撃する。
撮影を終えるとさっきのモデルが「お願いします。もう一度、やらせてください。」と必死に頭を下げていた。
それを見た飯豊まりえは虚しさを感じてしまう。
その後、飯豊まりえは拓海とのデート中でも上の空になってしまう。
拓海「最近なんか変だよ。適当なことが多くない?」
飯豊まりえ「全部完璧にしてんじゃん。」
2人は口げんかになってしまう。
飯豊まりえ「もういい、全部やり直すから。」
そう言って拓海との関係もリセットしてしまった。
飯豊まりえの選択は?
飯豊まりえは再び拓海から指輪をプレゼントされるところまで進める。そして、謎の男と話をし約束を果たそうとする。
飯豊まりえはリセットすることの虚しさと納得しない、上手くいかないことから得られるものの大切さに気づいていた。
それを受けて謎の男はどこかに電話、「ダメ人間計画は失敗でした」と報告する。そして、「これを推して欲しい」と“黒いリセットボタン”を渡す。
飯豊まりえはこの言葉の意味を理解したが思い切ってリセットボタンを押す。
時は初めの告白時点まで遡る。
飯豊まりえ「好きです。付き合ってください。」
拓海「ごめん。俺、まりえのこと、そういう風には見て無くてさ。」
飯豊まりえ「そうか…分かった。」
そう言ってどこか寂しげながらも新しい人生を選択するのだった。
【あのコの夢を見たんです。】4話の感想とまとめ
笑ゥせぇるすまんを彷彿
- 主人公が不思議なアイテムを渡される
- それにより人生が大きく変わる
- でもそれには大きなリスクがある
【あのコの夢を見たんです。】4話は藤子不二雄A氏の名作漫画【笑ゥせぇるすまん】のパロディのようでした。
本家と比べると仲野太賀さんのセールスマンはだいぶ毒気が抑えられていましたね。
最後のオチの意味は?
本家とは異なり悲惨な最後は迎えませんでしたが、オチまで展開と意味が分かりにくかった気がします。
- 謎の男(セールスマン)は飯豊まりえをダメな人間にしようとした
- ところがその自分の計画は失敗した
- その失敗を無くす為に自分の“リセットボタン”を取りだした
- 飯豊まりえはセールスマンに会う前=拓海に告白する前に戻ると理解したが押した
というオチだったと思います。
飯豊まりえさんの選択を決めた最後の表情が美しくも切なかったですね。
『あのコの夢を見たんです。』4話
飯豊まりえさんは明るくて笑顔が眩しいけど、故に悲しそうな表情を見るとその落差に胸が苦しくなる。失敗や後悔がひとの豊かさになると挑戦を後押しするエール。結末が分かっていてもちゃんと言葉にする強い子。最後が一番いい顔をしていたぞ#あのコの夢を見たんです pic.twitter.com/CY9GXlEl8M— オガワヘヴンリー (@k_ogaga) October 23, 2020
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