【あまんじゃく2】の視聴率とネタバレ!ラスボス野口五郎の怪演に鳥肌も、続編アリの結末!?
【あまんじゃく2】の視聴率とネタバレ!ラスボス野口五郎の怪演に鳥肌も、続編アリの結末!
唐沢寿明主演・木村ひさし監督のSPドラマ【あまんじゃく 元外科医の殺し屋 最後の闘い】が放送されました。
今回のラスボス・野口五郎の狂気と怪演に大反響!
最後の闘いのはずだけど、続編匂わせの結末とは?
今回は、【あまんじゃく2】の視聴率とネタバレ、感想について!
【あまんじゃく】(2018)の動画は、パラビやひかりTVで配信中。【あまんじゃく2】(2020)の動画はパラビで配信中! ※本ページの情報は2020年5月時点のものです。最新の配信状況はParaviサイト にてご確認ください。
【あまんじゃく続編】のあらすじ
法で裁けない罪人を成敗するあまんじゃく(唐沢寿明)。今回のターゲットは?
第1のターゲットは悪徳料理評論家
悪徳料理評論家・三波正昭(大鷹明良)は、自分の権威をかさに、飲食店の品評と引き換えに金や女性の身体を要求するクズ中のクズ。
元料理人の宗村将史(金田明夫)はかつてその取引に応じず、食中毒騒ぎを捏造されたばかりか、半年前には、和食店を経営していた娘・亜子が、酷評と引き換えに関係を持ったが三波は陵辱しただけで、酷評した場面が放送され亜子は絶望、自殺した。
宗村はあまんじゃくに三波への復讐を依頼する。
三波は自らがプロデュースした店の10周年記念パーティを開催する。横倉(橋爪功)と折壁(唐沢寿明)は、そのときに復讐することを計画。
三波の愛人の梨花(松本若菜)も利用する。
三波に恐喝され、愛人になり自暴自棄になっている梨花(松本若菜)は誘われるがままにゆきずりの男についていくようになっていた。
バーで誘いをかける男を追っ払い、梨花を口説く折壁。
ホテルに連れて行くが、その目的は…。
折壁は三波の梨花殺害計画も密かに動画に収めていた。
パーティ当日、参加者へのデザートにチョコレートで象った美女を振舞う寸前に、プロジェクターに三波の脅迫映像が映し出される。
−人間の身体はチョコレートでコーティングすれば遺体を運びやすい−
驚愕する参加者やメディアのスタッフたち。
4年前の四谷「宗村」で何をした? 半年前に宗村の娘に何をした?
追求する折壁に自分のしたことをしらばっくれるばかりか、金や女と引き換えに助けを求める三波。
折壁は、別々の部位を使ったふぐ料理を2つ出す。神の舌を持つ三波なら、どちらに毒が入っているかわかるだろ、と選ばせる。
三波は毒が入っていないはずの部位を選んで食べたが、それは折壁の策略でどちらも毒入りだった。
折壁は三波が毒入りフグを間違えて食べたと見せかけて殺した。
その頃、チョコレートでコーティングされた梨花の遺体を調べる警察は、チョコレートに梨花そっくりのお面を入れていたことを発見していた。
折壁は梨花をホテルに連れていったときに、三波の悪事を話す動画と梨花の顔型を作成していたのだった。
あまんじゃくの恩師・名和潤造(野口五郎)との再会
名和潤造(野口五郎)は、折壁と睦子の医大時代の恩師。
名和は膠原病という難病の妻(大場久美子)を抱えていた。
ドナーが見つからずに娘を亡くした名和は、今、力を入れている研究が成功すれば、誰もが自分とまったく同じDNAを持ったクローン臓器を造ることができると言う。
素晴らしい研究です、と折壁が認めたところに、睦子(木村多江)が現れる。ゼミの教え子2人に会うことができて、喜ぶ名和。
睦子の息子・優雨が睦子を迎えにくる。すれ違いざまに折壁のことを「雨の好きなおじさんだ」と思い出す優雨だが、睦子は知らない人だと答える。
そこに組織の戦闘員・比留川(山中崇)とその手下が現れ、睦子を刺して優雨を拉致しようとするが、優雨が防犯ブザーを鳴らしたため、人が寄ってきて退散する。
怪我をした睦子に優雨を預かってくれと言われた横倉(橋爪功)は、子供が苦手と言って折壁に押し付ける。
優雨は実は折壁の息子。折壁同様に、好物はトマトジュースと雨だった。
素っ気ないながらも父と子の交流を味わう折壁。
第2のターゲットはDV夫・椙山(中村俊介)
自身の患者で妊婦の椙山絵麻(柴本幸)がDVを受けていることに気づいた睦子(木村多江)。
絵麻はあまんじゃくにDV夫・椙山(中村俊介)の殺害を依頼する。椙山はサラ金の取り立て屋なので、逃げても必ず見つかるため、苦しんでいた。
折壁は、結婚式場にまで乗り込んで借金の取り立てをする椙山を拉致。
助けを乞うどころか、絵麻も子供も殺すとわめく悪人・椙山。
折壁は鼻の穴からバルーンカテーテルを入れ、脳内で膨らませて殺害する。
折壁は、ホテルで梨花(松本若菜)に遭遇する。
梨花は三波から解放してくれてありがとう。本当にあなたのことが好きになったという。
その頃睦子(木村多江)は、病室を抜け出して妊婦たちのカルテを調べる。顕微授精で妊娠したあと、妊娠6か月で中絶していた複数の妊婦のカルテが隠されていた。
第3のターゲットは恩師・名和(野口五郎)の妻
次の依頼人は、なんと折壁の恩師・名和(野口五郎)。
妻の千代乃(大場久美子)が膠原病で苦しむのを見ているのが辛いから、代わりに殺してくれと訴える。
苦しみを取り除くことは弱い者を救うことになるんじゃないですか?
「それは俺の仕事じゃない」と断る折壁だが、千代乃の様子を見にいくと、病気に苦しみ「殺して」と呻いている。葛藤する折壁。
自宅に戻ると優雨が、自分のお父さんは死んでしまったから、折壁も帰ってこなくなるんじゃないかと心配していた。
千代乃を苦しみから救うため、医師に扮して塩化カリウムを点滴する折壁。
目を覚ました千代乃は、「殺し屋さん、ありがとう。これで天国ののぞみに会えるわね」と呟きながら、殺し屋が折壁だと気づく。
こんなことに巻き込んでごめんなさい。でもあなたでよかった。名和をお願い、あの人をと…と言いかけて息絶えた。
【あまんじゃく2/続編】のネタバレ
あまんじゃく2/続編のネタバレです。未視聴の方は閲覧ご注意を!
秘密組織・セルズ(CELLS)とは?
椙山絵麻(柴本幸)が睦子(木村多江)に助けを求めにくる。秘密組織の比留川(山中崇)と手下たちが絵麻を捕まえにくる。
機転をきかせて逃げる睦子と絵麻。
秘密組織の名前はセルズ(CELLS)。
絵麻が妊娠したのは、セルズからお金をもらう約束で体外受精で妊娠したデザイナーベイビーだった。クライアントのDNAとシンクロするから選ばれたという。
半年経ったら中絶して、摘出した胎児をセルズに渡せばクライアントが再生治療に利用するという。
セルズからお金をもらえれば、DV夫(中村俊介)から逃げられると思った絵麻だが、お腹の中でだんだん育っていく子供への愛が芽生え、セルズから逃げていた。
優雨が誘拐されたのも、今流行っている遺伝子検査のデータから、クライアントのDNAにシンクロすると判明したからではないか、と考える睦子たち。
あまんじゃく折壁最大のピンチ!
名和(野口五郎)に居酒屋に呼び出された折壁(唐沢寿明)は、名和の命令で比留川(山中崇)が仕込んだ睡眠薬で眠らされ、セルズのアジトに運ばれる。
目を覚ました折壁を見る名和(野口五郎)。
オブリガード♫
というと折壁の胸に3発の銃弾を撃ち込んだ。
しかし、実は折壁は薬が効いたふりをしてセルズに潜入。比留川と入れ替わっていた。
逃げる途中で梨花(松本若菜)が現れる。
ディスティーノ、私が殺す運命。クライマックスだぜ…。
自暴自棄になっていた頃にセルズに声をかけられ、メンバーとなっていた梨花とセルズの戦闘員は、折壁と睦子(木村多江)と死闘を繰り広げる。
トドメを刺そうとする折壁に、梨花は「あなたにもっと早く出会えてたら…。結ばれる運命だったのかな」と言い絶命した。
セルズの研究所の中枢にたどりついた折壁と睦子は、優雨を返せと迫る。
名和(野口五郎)は娘ののぞみの肉体を冷凍保存して、完璧な形で生き返らせるために、最高のパーツを集めていた。
のぞみは生まれつきの心臓病。当時日本では子供の臓器移植は違法だったため、海外で手術することを決めて順番を待っているうちに、容体が悪化してのぞみは死亡。
しかし名和は後日、順番は金を積んだ者から早くなり、のぞみは順番を飛ばされていたことを知り、人の道を踏み外すことになった。
人間が人間を造る。神にでもなったつもりか? とあまんじゃく。
もし生きて帰れたら、一緒に暮らそう、3人で。という睦子。答えない折壁。
名和は2人を冷凍しようとするが、横倉(橋爪功)が電気のブレーカーを落とした隙に隠れて名和の後ろに回った折壁は、「お前は悪性のガンだ、切除する」と心臓にメスを突き立てる。
人を救うために新しい命を作って何が悪い?瀕死の名和は折壁に訴える。
名和にトドメを刺して優雨や絵麻を救出する折壁だが、まだ息のあった名和が最後の力をふりしぼる。
名和の銃弾から優雨をかばって撃たれた折壁は死んでしまう。
半年後、折壁の墓参りをする睦子と優雨。あまんじゃく=折壁を偲んで濡れて帰ることに。
2人の様子を陰で見ていた横倉(橋爪功)は、折壁に「これでよかったのか」というと折壁は「これでいい」とうなづく。
名和の銃弾は折壁の胸に命中したが、折壁はコイントスが趣味だった比留川(山中崇)が落としたコインを胸ポケットにしのばせていたため、九死に一生を得ていたのだった。
【あまんじゃく2/続編】の感想
野口五郎の怪演がすごい!
第1作の黒幕は伊藤蘭で二丁拳銃。今回は野口五郎が黒幕。昭和世代にはたまりませんね。
99.9木村ひさしならではの小ネタに爆笑!
ちょいちょい小ネタが入ってましたが、いい塩梅で、さすが木村ひさしさん!
【あまんじゃく2/続編】のまとめ
秘密組織セルズ(CELLS)は、娘を愛するあまりに狂ってしまったマッドサイエンティスト・名和(野口五郎)が作り上げたものでした。
野口五郎の狂気の演技、最高でしたね。
原作では、折壁と横倉もセルズに利用されている設定ですが、ドラマでは今のところその描写はなく、敵として戦っていました。
「これで見納め」「最後の闘い」という今作ですが、最後に折壁が生きているのに、それを睦子たちには教えないこと(あまんじゃくらしい)、横倉の正体がいまひとつハッキリしていないことから、続編やシリーズ化もあると思います。
セルズは倒したけれど、世の中には法で裁けない罪人が溢れかえっているので、あまんじゃくは必要悪としてこれからも活動を続けるのではないでしょうか。
連ドラでもSPドラマでも、またあまんじゃくに会えることを心待ちにしています!
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