【相棒23】3話視聴率・ネタバレ感想!ネットのない現代最後の楽園に潜む犯人とは?
初回から2週連続でスケール大な事件が続いた【相棒23】(テレビ朝日系・毎週水曜よる9時放送)、水谷豊と寺脇康文のコンビ復活後3シーズン目のテーマは原点進化。23シーズンを数える国民的刑事ドラマは今期も大好調。
この記事では【相棒23 】3話の視聴率・視聴者の声・感想とイラストレビューをお届けします。
【相棒23 】3話視聴率
初回から連続の視聴率2桁を叩き出している、刑事ドラマの絶対王者【相棒】。
10月30日放送の第3話の視聴率は世帯10.7%、個人5.9%でした。
1話、2話から緩やかに減ってはいるものの、3話も2桁を維持する相棒。シーズン23を数えてもその勢いは止まることを知らないのか?
4話以降も引き続き視聴率の動向を観察していきたいと思います。
【相棒23】3話「楽園」あらすじ
右京(水谷豊)は携帯の電波が届かない陸の孤島とも言える山奥のペンションに。そこの宿泊客は右京を入れて7人。その中に小説家の岸(ふせえり)もいて、他には小説家の担当編集者など、いずれも曲者ばかり。オーナーの樫村(福士誠治)は黙々と仕事を進める誠実な人柄のようだが、その表情にはどこか影がある。
その頃、休暇を楽しむ亀山(寺脇康文)と妻・美和子(鈴木砂羽)は温泉宿に来ていた。そこでたまたま美和子にみせられた映像には、ビルから転落する男と一緒に右京のような人物が映っていたのだ。そのことが気がかりで、翌朝残りの休暇を返上して出勤した亀山は、自分の休暇中に右京が違法薬物の摘発を手伝っていたということがわかる。その捜査中に浮上した怪しい人物の元を訪れると、男はすでに不審死を遂げていたという。
- どうして右京は山奥のペンションに泊まっているのか?
- その足跡を追って事件の真相に亀山は辿り着けるのか?
〈3話ゲスト〉ふせえり、福士誠治
【相棒23】3話のネタバレ!
山奥のペンションに滞在する右京の目的とは?
亀山の後追い捜査によって、右京のペンション滞在の目的が明らかになってきた。
転落死した男の部屋にあったパソコンから伝説のハッカー・バジリスクが浮上。バジリスクが2年前に仮想通貨50億を盗んだ相手の鮫島が転落事件に関係していると見て、亀山は転落死した古瀬のスマホの位置情報が消えた六本木に関係があると睨み、鮫島が悪事を働いていたフロント会社リストの中から六本木にある会社をピックアップ。
そこの会社社長が鮫島から指示されて鮫島のパソコンのバックドアが開いているか調査して、バジリスクを誘き寄せる罠を仕掛けていたことが判る。そして古瀬のスマホが送られてきて、誰か連絡を取っていた仲間がいないか調べろとの指示だったと。そしてそのスマホは池袋のコインローカーに入れるよう指示されたとのことだった。そのスマホで連絡をとっていたのが、右京が今いるペンションだった。すぐに向かう亀山。
鮫島は誰なのか?宿泊客の思惑が交差して、黒幕がやがて炙り出される
ブレーカーまで行くと仕掛けがされていて、綾乃のエプロンと編集者・中田の袖に同じ蓄光で光る塗料がついていたことから、ブレーカーを落としたのは中田だったことが判明。中田は以前鮫島から金を脅されていたが2年前に脅しが途切れて安心していた所、先日再びメールが来て「綾乃を怖がらせるよう」指示されペンションに来たのだと。
怪しい動きをしていた親子の男女は杉下が鮫島だと勘違いして尾行していた六本木署の刑事だった。鮫島の会社の防犯カメラに写っていた清掃業者がバジリスクと思われ、鮫島に標的を狙っていることからそれまでの愉快犯的なバジリスクのやり方と違うため、綾乃に雇われたバジリスクがやっているのではと。鮫島復活の噂を聞き、元手下を追っていたらこのペンションに辿り着いたと。
- そして鮫島の手下は若者カップルだった。
- 中田は冴島に脅されて綾乃に怖い思いをさせる
若者カップルは鮫島のもと手下で綾乃が知っているから脅して金のありかを聞き出すよう指示されていた→看板を放火したのもカップルの仕業だった。その時手にしていたガソリンが染み付いた手袋を庭に埋めていたのだ。
古瀬と綾乃は施設で一緒で家族のように育った仲だった。古瀬とペンションオーナー・樫村は友人で、古瀬とあやのと樫村の3人で綾乃の働く喫茶店でよく会っていた。
鮫島と会ったのもその喫茶店で綾乃を気に入った鮫島は高価なプレゼントを度々していたが、それを断り続けるとやがて嫌がらせに変わっていった。そこから古瀬が綾乃をこのペンションに逃してくれたのだと。最初に右京がペンションを訪れた際に、昨夜から立て続けに宿泊予約が入ったと樫村から聞いた右京は、その中に鮫島の手下がいると睨み、ブレーカーの細工のことも事前に勘付いていた為、突然停電したらエプロンを外して隠れるようにあやのに伝えていたのだ。
どこまでもお見通しの右京さん、凄すぎる!
ペンションオーナー・樫村の意外な正体を右京は最初からお見通しだった
伝説のハッカー・バジリスクはペンションオーナーの樫村だった。
古瀬の家に捨てられていたゴミ袋の特殊な結び方が、ペンションのゴミ袋と一致していたことから、最近古瀬のマンションに行き、パソコンを使っていたことが判明する。随所に巻かれた点と点ならぬ、バジリスクが残した手がかりを一つ残らず回収し、線で結びつける推理力。
伝説のハッカーをも見つけてしまう右京さん、六本木署の刑事さんが鮫島だと疑って尾行した際も「あんた黒幕っぽい雰囲気あるんだもん」と言ったの頷けます。
鮫島は小説家の岸みどりだった。2年前に一人息子の行方不明者届を出していて、その息子が鮫島だった。1ヶ月前に富士の樹海で死体で見つかった。2年前に自殺していたのだ。それを知ったみどりは、鮫島になりすまし罠を仕掛けた。
データ上の資産である仮想通貨を隠すには、ハッキングの心配がないこのペンションのある土地は最適だったのだ。鮫島から金を奪ったのは自分の恩人である古瀬と綾乃を守りたかったのだと。
スマホと一緒で離れてみるとありがたみが分かる、相棒の存在か?
全話あらすじと最終回予想
【相棒23】3話の感想とまとめ!
何となくそう思うんだけど、右京さんはそろそろ携帯の通じない山奥のペンションやオーベルジュで食事をするのはやめた方がいいような気がする
— あさみめぐる (@asami_meguru) October 30, 2024
#aibou #相棒23 pic.twitter.com/mNtPVBXV3p
\\黒幕っぽい雰囲気//#aibou #相棒 #相棒23 pic.twitter.com/9d95qVvDHm
— Naoki (@aiboulove1217) October 30, 2024
1話2話が政治がらみの重くてスケールが特大だっただけに、3話で少しカジュアルな殺人事件ものによくある舞台がペンションで、一息つく感じかと思いきや、かなり伏線を撒きまくって、最後に回収する感じの面白いお話になっていましたね。SNS上でも、好評な意見が多く見られました。
今回も最後、右京さんがかなりの激おこなセリフを犯人に言っていましたね!
また、ちょこちょこ亀山くんいじりを毎話している右京さんのセリフにも注目が集まっていて、今回は「熊でなく亀です」ってシーンが話題でした。
やはり長年相棒をやっている右京×亀山コンビなだけに、相棒愛が毎回はみだしてしまうようですね。
【相棒23】配信情報
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記事内画像:【相棒23】公式サイト
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