【ラジエーションハウス】と【HERO(ヒーロー)】が似ている!その理由は○○にあり!
画像引用元:ラジエーションハウス 公式HP
2019年フジテレビの月9では医師を支える放射線技師の活躍を描いた「ラジエーションハウス」が放送されています。
そして、「ラジエーションハウス」と過去に月9に放送された「HERO(ヒーロー)」が似ていると話題になっています。
今回の記事ではその理由と「ラジエーションハウス」・「HERO(ヒーロー)」の共通点などをまとめました。
ドラマ「HERO(ヒーロー)」とは?
2001年1月8日から3月19日にかけてフジテレビ「月9」枠で放送された木村拓哉が主演のドラマ。
正義感が強く自ら現場に出て事件の捜査をする主人公の検事・久利生 公平(木村拓哉)と一癖も二癖もある同僚検事たちの活躍を描いたドラマ。
平均視聴率は34.3%、最高視聴率は36.8% の大ヒットドラマとなる。
その後は劇場版、さらに2014年7月14日から9月22日にかけて続編(第二期)が放送された。
「ラジエーションハウス」と「HERO」が似ている理由は?
監督が同じ
「ラジエーションハウス」、「HERO」ともに監督は鈴木吉弘氏が担当されています。
「ラジエーションハウス」のも鈴木吉弘監督作品の特徴が色濃く出ているのですがそれは記事の中盤で触れます。
主な作品
「ロングバケーション」
「王様のレストラン」
「ショムニ」
「古畑任三郎(1999年)」 第26回「古畑任三郎 vs SMAP」
など
音楽(挿入歌)担当者が同じ
「ラジエーションハウス」、「HERO」ともに音楽(挿入歌)は服部隆之
主な作品
「王様のレストラン」
「半沢直樹」
NHK大河ドラマ「新選組!」、「真田丸」
「陸王」
など
プロデューサー・中野利幸氏のインタビューからみる理由
◆縁の下の力持ちによって支えられている、現代社会に向けたメッセージ
「このドラマで描きたかったのは縁の下のヒーローたちの活躍です。
病院に行っても、ほとんどの人が気に留めていなかった放射線技師の活躍を描くことで、皆さんに親しみやすさや感謝を感じてもらえたらという思いが1つ。
そしてもう1つ、メインテーマ曲が服部隆之さんによる『誇り』という曲なのですが、放射線技師に限らず、日本は縁の下の力持ちたちによって支えられていると思うので、そういう人たちに誇りを持ってもらえるようなドラマにしたいと思い制作に望んでいます」
◆人間力、チーム力が際立つ演出で地味なシーンも華やかに
ところで、スタート直後、ネットで話題となったのが、鈴木雅之監督による演出(※演出はほか、金井紘氏、野田悠介氏、関野宗紀氏が担当)。主要メンバーが集合するオープニング、職場に向かうエレベーター内でメンバーが談笑する様子などが、鈴木監督が手掛けた月9枠の大ヒットドラマ『HERO』っぽい、と称賛する声が相次いだ。
「放射線科は外科医のようないわゆる“花形”の科ではないので、各シーンもセットの中で検査をしている地味な画がほとんど。そんなドラマを、鈴木監督なら面白くしてくれるんじゃないかと考えました。
監督には、放射線技師のメンバーたちが浮き立つような話にしたいと相談したのですが、その通り、1つのものを覗き込むメンバーの画や皆が集まっている画などで人間力やチーム力を見事に描いてくださり、それにより地味なセットが華やかに見える。
“『HERO』っぽい”というのも、人の真似ではなく、鈴木監督の独自性が出ているということですから素晴らしいと思うし、僕自身、監督ならではの演出をとても楽しんでいます。病を取り上げているので、真摯に演出していますが、シリアスな部分と、気楽に観られる部分のバランスも監督は非常にうまい。僕は普段、若手とドラマを制作することが多いので、大変勉強させてもらっています」
中野利幸プロデューサーは「ラジエーションハウス」はチームで動くことを重視して演出をしているようです。
ラジエーションハウス ショムニ感あるなと思ったら同じ監督だったののね pic.twitter.com/rpYJIMvkOh
— 片割つみき (@5regretWoe) 2019年4月10日
ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜 演出:鈴木雅之
王様のレストラン ショムニ HERO pic.twitter.com/4LYg7DAviw— 中野区 太郎 (@natubate48) 2019年4月8日
鈴木吉弘監督の「HERO」や遡ると「王様のレストラン」、「ショムニ」などもチームを中心に描いた作品でした。
「ラジエーションハウス」と「HERO」の似ている演出
#ラジエーションハウス やっと見れた!ずっと録り溜めしてて😅3話まで見たよ!めちゃくちゃ面白い☺
サントラとか、コマ割りとかキャラがなんとなくHEROに似てるって思ってます。月9だし💓
今シーズンのドラマ、面白いのが多くて嬉しい😃#ラジエーションハウス #インハンド #俺のスカートどこ行った— しーちゃん☺️ (@s_n_0617love) 2019年5月14日
📺HEROとラジエーションハウス 比較👏どっちもしゅき pic.twitter.com/LArUk05ZgM
— さかなちゃん(ω・ミэ )Э (@sakanachannel) 2019年5月13日
- オープニングで全員が集合する
主人公・五十嵐唯織(窪田正孝)、ヒロインの放射線科医・甘春杏(本田翼)、ラジエーションハウスのメンバーなど主要人物が病院の前で記念撮影のように集合しています。
「HERO」も主要人物たちが並木道に集合していました。 - エレベーターに全員で乗り込む
- 出勤・退勤時間が全員同じ
- 休憩中に共通の話題
→放射線科の科長兼診療部長・鏑木安富(浅野和之)が監修した医療小説を見る(そしてほぼ全員が流す) - 「ラジエーションハウス」で内では机を横一列に並べて引きの絵で全員が映るようにしている
などラジエーションハウスのチーム全員で動いていることが多く、それで「チームであること」を表現しているようです。
「ラジエーションハウス」と「HERO」共通の出演者
「HERO」ではお調子者で口が軽い検察事務官・遠藤 賢司を演じた八嶋智人氏が「ラジエーションハウス」ではナレーションを務めています。
「ラジエーションハウス」と「HERO」の共通点まとめ
2作品とも「チームワーク」をテーマにしてそれを重視した演出などをしているようでした。
縁の下を支えるチームや唯織と杏の恋の行方など今後の「ラジエーションハウス」からますます目が離せません。
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