【おんな城主直虎】15話のあらすじと感想!「おんな」の戦いと直虎を守る「おとこ」の戦い!

大河ドラマ【おんな城主直虎】15話が4/16に放送。

今回は、直虎が寿桂尼も圧巻の策で魅了しました。

そして但馬・政次や直之の気持ちの変化、心の内が見えたような気がします。

直虎を守るべく、己の心と戦う男達にも注目してみて下さい。

家臣をはじめとする、直虎を取り巻く人物たちの想いにグッとさせられることでしょう!

それでは、大河ドラマ【おんな城主直虎】15話のあらすじと感想を紹介します。

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目次

【おんな城主直虎】15話のあらすじ

瀬戸・祝田村に今より潤い借りを返せる仕組みを提案した直虎。

それは今川の命に背いたこととなる。

政次が「任せてください」と申し出るも、怒ってしまった寿桂尼は「申し開きに来させよ」と言い引かなかった。

直虎は「おなごのした事と許してはもらえないか」と楽観的だったが、和尚に「手加減もないだろう。向こうの影の大将もおなごであるから」と言われてしまう…。

 「申し開きに参れ」今川からの命

井伊の屋敷には、直虎・方久・六左衛門がいた。

「三年荒野」、瀬戸・祝田村には耕し手がいなくなった土地がある。

そこで、方久はこんな提案をした。

荒れ地となっているところを再び耕せるようにすれば、その土地は新たに耕した者の土地とする。

実りが出て3年は年貢は取らない、というもの。

直虎は心ここにあらずで聞いていなかったが、方久に促され「良い案じゃ!」と賛同した。

そこへ但馬が訪れ、今川からの文を渡す。

後見、瀬戸・祝田村の件に従わないことについて申し開きに出でよという内容。

但馬は「行けばどうなるか分かるはず。駿府に行かなくてもいい手立ては、私を虎松の後見にすること。その後は万事取り計らう」と助言、直虎は「ならば申し開きに参るしかない」と断った。

政次はしのに「虎松のご生母様は直虎の後見を望んでいないと一筆ほしい」と頼む。

しの「私の意見は誰も聞く耳を持たない」

政次「今川も直虎の後見を望んでいない。今川に一筆が渡れば、小さな意見でも大きく響かせることができる」

しの「しばしお待ちあれ」

しのの目の色が変わり、政次は説得に成功した。

だが、辛そうに天を仰ぐ政次。

そんな政次をなつが見ていた。

和尚に、政次も一緒に駿府へ行くことを報告した直虎。

直虎「自分で自分を守らないと誰も守ってくれない」

和尚の策は「もうだめだ、と思ったら政次に後見を譲ると言いサーッと帰ってきてしまうこと」と笑った。

そして真剣な顔で「何事も命あってのもの」と。

供の話をしに直之のところへ向かった直虎。

直之「すぐに駿府の言うことを聞け!」

直虎「嫌じゃ」

直之「直親様の最期の二の舞になったらどうする」

直虎「方策を考えてそうならないようにする」

直之「供のものを犬死させるつもりか!殿が駿府にとなれば供がズラズラ付いて行き、その先には犬死しかない。これ以上人をなくしてどうする!」

六左衛門が直之を説得したが、へそを曲げてしまった。

そして、直虎の供には龍潭寺の腕利きの僧たちが付くこととなった。

 いざ!駿府へ!

翌朝、六左衛門に留守を頼み駿府へと出発した直虎一行。

直之はじっと見つめていた。

そんな直之に「暇なら瀬戸村に字を教えに行く手伝いを」と和尚が声をかけた。

嫌々ながらも付いて行った直之は、甚兵衛に直虎の事を聞かれ「駿府に呼び出された」と思わず話してしまう。

それを聞いた百姓たちは、「直親様の時みたいになったら大変!こんなことしている場合じゃない!」と大騒ぎ。

両村に声をかける、と立ち上がる百姓たちを止める直之。

百姓「直親様みたくなったらどうする!行かないといけない!」

直之「行ってもどうにもならない。足手まといになるだけ」

百姓「それでも!直虎様はおなご!守らなければ男じゃない!」

百姓たちの思いを聞き、直之は考え込んだ。

そして和尚から「ここにいても助けられることがあるとすればどうじゃ?」と百姓たちへ提案された。

 政次の本意とは?

なつは和尚のところへと出向き、政次の事を話した。

なつ「子がいない政次は、後見を手に入れても後がない。なのに手に入れたいのは、今川から井伊を守る盾にしようとしているのでは?」

和尚「政次でないから分からん。本意であっても政次は認めないだろう。本意を読まれたらもう盾にはならない」

なつはハッとした。

 直虎に危機が迫る!

一晩休んだ直虎一行が再び出発しようとすると、大木が倒れ斧が飛んで来た。

命を狙われる直虎、敵が前に立ちはだかり斬られそうになる。

そこへ直之が参上、返り討ちにした。

来てくれたことに感激する直虎。しかし…

直之「おなごのくせに出しゃばるからこんな目に遭う。男の真似をしていても、直虎と名を付けてもおなご。すくんでいるのが何よりの証拠。村の男たちは、殿はおなごゆえ我らが守らなければ!と駆け出す勢いだった。そんなこと考えたこともないだろう!」

傑山と昊天らも駆け寄り、心配し直虎を気遣った。

そんな皆の顔を見つめる直虎、政次を呼んだ。

直虎「虎松の後見はそなたに任す」

直之「ここまで来て?」

直虎「初めからそうしろと言っていたではないか」

直之「しかし…。自分が来たからには必ず守る!」

直虎「何事も命あってのもの。和尚からの指図でもある。直虎は引くことにしたと駿府へ伝えてくれ」

政次「本当にそれで良い?」

直虎「恐ろしいのはもういい」

直虎たちは井伊谷へ戻ることにした。

落ち込む直之を、直虎は「話そう」と呼び出した。

「1つ頼みがある。直之にしかできないこと」

馬を走らせた。

 「おんな」の戦い!

駿府・今川。

政次が寿桂尼へと報告していると、家臣が現れ「中野が書状を持ってきた」と話す。

寿桂尼が会いに行くとそこにはまさかの直虎が!

直虎「申し開きに参りました」

寿桂尼「井伊に戻ったのでは?」

直虎「お下知に逆らいたくなく来た。徳政令はしなかったのではなく出来なかった。仮名目録に忠実に従っただけ」

寿桂尼「義元公が改めている。井伊が忠実に従うと言うならお下知に従い、徳政令を出せ」

直虎「私がですか?それは徳政令を出すに相応しいと?後見と認めたということでいい?」

すかさず政次が、しのからの文を差し出した。

寿桂尼「生母の望まぬ後見など火種になる。後見と認めるのは難しい」

そこへ再び家臣が井伊の者からと、巻物を持ってくる。

それは、瀬戸・祝田村の者一同からの後見を願う署名文で、「民が望んでいる」という和尚の作戦だった。

寿桂尼「井伊を任せたらどのように民を治める?」

直虎「潤すことで。民が潤わなければ、国が潤うことはない。民が潤い、井伊が潤い、それが今川の潤いとなると考えている」

寿桂尼「後見を許す。力量を持ち、井伊を潤せ。しかし次はない。二度と生きて申し開きはできない」

少し涙ぐんだように寿桂尼は去った。

今川の門を潜り出ると、そこには六左衛門の姿が。

署名文を届けに来てくれていたのだ。

「井伊へ戻ろう!」

「井伊直虎、只今戻って参りました!」

井伊谷へ戻ると皆が総出で出迎えていた。

母・千賀は涙を流し、直虎の帰還を喜んだ。

そして、直虎と井伊は新たな一歩を踏み出したのである…。

【おんな城主直虎】15話の感想

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但馬・政次、直之、傑山と昊天など男性陣の良さについて、多く見られました。

「おんな城主」を守る彼らに今後も期待します!

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • 政次がしのに「一筆お願いしたい」と言って、しのがすんなりと受け入れている設定が不自然。
    しのは政次に(正当防衛だとしても)父親を殺されているし(史実では殺意ありの暗殺)、
    夫・直親も政次の讒言(ざんげん:チクること)のせいで殺されたのだから、恨み・憎しみ満載なはず。
    普通だったら口をきくの嫌だし、訪ねてきた時点で追い返すか、嫌みの一つでも言うのが当然のながれ。
    「私の言うことなど誰も聞かぬ」じゃなくて、「そなたの頼みなど聞きとうないわ!(怒)」
    の方がしっくりくるんだけど…。

    父親と夫の仇より恋敵(別に寝取られたわけじゃないじゃん!)の方が許せない_って設定、
    無理がありすぎる!!

    第一、直虎は元々領主の跡継ぎ娘で、しのは家臣の娘で身分は下なんだから、
    跡取り息子の生母だとしても態度でかすぎだよ!
    現代ならともかく、あの時代で、あの態度はあり得ない。

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